
悠凪
空想や妄想が好き。物語を書くのが好き。
声劇・セリフも好きだけど、勇気が持てず…。
ちょこっと物語。休止中。セリフ練習等使用可。
コメントいただけると励みになります。
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献血

悠凪
やる気のムラ怖すぎ笑

悠凪
たくさんの出会い、別れ、色々あった1年でしたが、創作活動が沢山できて楽しい1年でした。
来年もよろしくお願いします。


悠凪
好きだけどアレルギーになっちゃってもう食べれないから最後ってわかってたらめっちゃ食べる笑

悠凪
悩んだ時期もあるけど、
みんなそんなもんかと思うようになった。

悠凪

悠凪
3キロ手前でダウン…
ちょっとずつ距離伸ばそう…


悠凪
メンタル落ち込む時に自分の存在理由の心の支え的に始めた献血。
今では人生経験やなって思えるし、自分の行いで誰かを救えるってやっぱり嬉しと思う。
次は成分献血行ってみたい✨
#献血

悠凪
ちょっと、いや、だいぶ嬉しい!!
でもまだ演じで頂いているところには出くわせてない…。
#声劇台本
#創作活動


悠凪

悠凪
でも彼と喫茶店行くと彼が甘いの頼むから店員さんにほぼ100%逆の配膳される…

悠凪
恐怖と楽しみと緊張…
#同人誌

悠凪
第26話 Trick or Treat
本編
“トリックオアトリート”
あぁ、もうこんな時期なのか…
遠くから聞こえる子供たちの声に俺は目を覚ます。年に1度の収穫祭、ハロウィーン。
俺が外で自由に狩りをする日。
ん?あぁ、俺はヴァンパイア。
聞いたことないかい?
『ハロウィーンの夜は森に入ってはいけないよ。こちら側へ帰ってこられなくなるからね。』という注告を…
そう、森へ迷い込んだ子供たちは俺らのエサになってしまうのだ。
…おや?
Trick or Treatこんばんわ、お嬢さん。
迷子かな?こんな所に来てはいけないよ。
私のように腹を空かせた魔物に拐われてしまうからね。
ははははは、今更気付いてももう遅い。
君はもう私のものだ。
さぁ、その血で今宵の晩餐会を始めようじゃないか。
パチンッ
終


悠凪
第25話 会いたい
本編
ねえ、君は今、何処にいるの?
私は何もない空間にそう問いかける。もちろん返事は帰ってこない。
私は毎日、元気に生きてるよ。君の分まで長生きするって、君にお土産話いっぱい持っていくって決めたから。
だから気長に待っててよ。きみなら、私がおばあちゃんになっても、きっと分かってくれるよね?
…寂しいよ。
君が隣に居ない世界は、全てが足りない。
美味しいご飯も、面白いはずの映画も、お気に入りのカフェですら…君が隣にいないと、物足りないの。
君の存在の大きさは、失ってから気づいた。
もっと大切にしてあげたかった…。
今更遅いよね。わかってる。
会いたいよ。君に、会いたい。
幽霊でも怪異でもいいからさ、化けて出てきてほしい、なんてわがままかな…
もう一度だけ、君に会いたい。
終


悠凪
第24話 ぬくもり
設定
少年には空気が見えた。人々が持つ独特な空気。
ひとりぼっちの少年はそんな賑やかな空気を静かに見守っている。またあの子に会えたら、そんな事を思いながら。
本編
また君か。いつも僕を邪魔しに来るね。
日の当たらない図書室の1番隅の席。
そこが僕の特等席。誰にも邪魔されず、本の世界に没頭できる場所のはずだったのだが……。
ココ最近僕の邪魔をしに来る暖かい色をまとった空気。
誰のものなのか分からないがふと気づくと僕の視界にいるそれは小さな太陽のような形をしていた。
僕はひとりがいいんだよ。放っておいてくれないかい?
そう語りかけると少し光が弱くなり、
しょんぼりしたように消えていく。
なんだか申し訳ない気持ちになっていると、
後ろから声が聞こえた。
「ひとりぼっちの少年は、運命の出会いをしました。」
そういいながら近づいてくる声に、
あの暖かい空気を感じ、振り返るとそこには君がいた。
「やっと見つけたよ。」
そういう君は嬉しそうに僕を抱きしめる。
僕もゆっくり手を伸ばし、君を抱きしめた。
「おかえり。」
終


悠凪
コピ本作るの思ったより大変や💦
#同人誌


悠凪
#秋といえば


悠凪
小説と違って風景とか感情を文字にできないから難しかった…けどやっぱり書くの楽しい!
文字数少なく済む分表現は難しいけど、台本の方が少し手軽に感じた。

悠凪
書いたものを読んでくださいとお願いする投稿はした。だが、
興味ない人はスルーして欲しかった。
なぜ上から目線で「どうせなら一読くらいは」などと言われなければならない。
なぜ「まぁまぁ、どうせタダなので」などと言われなければならない。
所詮趣味で書いているもの。と自分でわかってる。でも人が考えながら一生懸命紡いだ言葉に対してあまりにも失礼ではないだろうか。
だから作品を世の中に出すのは怖いんだ。

悠凪
第23話 崩壊
設定
長い間虐められていた男の子は自らを守るために色んなものを手放した。
手放さざるをえなかった。
本編
僕は生きているのです。
壊れてしまった僕はもう、元には戻せない。
みんなは、僕をロボットだという。
ねじを変えればまた動き出すとでも思っているのでしょうね。
でも、僕は人なのです。
いくら足掻いても、どれだけ頑張っても、
もう戻れない。
壊れてしまった僕の心は、
もう動かないのです。
美しい花を見ても、海を見ても、
星空を見ても、なにも感じません。
壊れてしまった僕が感じることはただ一つ。
冷たく、悲しい、寂しさだけ。
ねえ、僕を壊したのは、誰?
ねえ、寂しいよ…苦しいよ…
一人ぼっちは嫌だ…。
僕は…誰?
終


悠凪
(12000文字程度の短編小説)
読み返せば読み返すほど、接続詞や言葉選びを失敗している気がする…。
どうしよう…。

悠凪
第22話 渇いた心
設定
沈んだ心のありのままを。
本編
はぁ…今日も憂鬱な気分を抱えてここにいる僕。いつからかな、生きていることに喜びを感じなくなったのは。
あの頃の僕は、もっと輝いていた。毎日いろんな感情を抱えながら、泣いて笑って、必死に生きてた気がする。
どうしてこうなってしまったんだろう。どこで道を間違えたんだろう…。
渇ききった僕の心は、形こそとどめているものの、その働きはほとんど機能していない。
ドライフラワーのように、そこに命はなく、ただ飾りのようにあるだけ。
水をくださいなんて言わない。その代わり、一つだけお願いをしてもいいですか?
もし、あなたの時間を少し分けてくれるのなら、僕の心にそっとよりそってください。
壊れてしまいそうな僕の心を優しく包み込んでください。
きっと、もう一度耀いてみせるから。
だから、僕のそばで笑っていてくれませんか?
終


悠凪
第21話 再会
設定
少年には空気が見えた。人々が持つ独特な空気。
ひとりぼっちの少年はそんな賑やかな空気を静かに見守っている。またあの子に会えたなら、
そんな事を思いながら。
本編
また君か。いつも僕を邪魔しに来るね。
日の当たらない図書室の1番隅の席。
そこが僕の特等席。誰にも邪魔されず、本の世界に没頭できる場所のはずだったのだが……。
ココ最近僕の邪魔をしに来る暖かい色をまとった空気。
誰のものなのか分からないがふと気づくと僕の視界にいるそれは小さな太陽のような形をしていた。
僕はひとりがいいんだよ。
放っておいてくれないかい?
そう語りかけると少し光が弱くなり、
しょんぼりしたように消えていく。
なんだか申し訳ない気持ちになっていると、
後ろから声が聞こえた。
「ひとりぼっちの少年は、
運命の出会いをしました。」
そういいながら近づいてくる声に、
あの暖かい空気を感じ、振り返ると
そこには君がいた。
「やっと見つけたよ。」
そういう君は嬉しそうに僕を抱きしめる。
僕もゆっくり手を伸ばし、君を抱きしめた。
「おかえり。」
終

悠凪
第20話 未来へ
生きること、死ぬこと、
その先にあるのはなんだろうか…。
本編
はぁ…今日も僕はため息をつく。
何も変わらないベットの上からの景色に
嫌気がさす。
生まれた時から体が弱かった僕は今までの
人生のほとんどをこの個室で過ごしてきた。
本当なら学校に通って、勉強や部活をして
青春を送っているはずなのに…
僕はココしか知らない。
沢山の医療機器で一日中ベットに縛り付けられているから…
だから、友達なんて一人もいない。
僕は生きてていいのかな…
最近そんなことばかり考えている。
僕の命を終わらせるのはとても簡単な事。
ほら、心臓(ココ)についてる機械を引き抜くだけ。
生きてるって言うけどね、僕は、
生かされているだけなんだ…。
ねぇ先生、僕が死んだら、
誰が悲しんでくれるのかな…。
ねぇ先生…死んだらどうなるんだろう…。
ねぇ先生…次は元気に生まれてこられるよね…。
ねぇ、せん、せ…僕、お迎えが……
終


悠凪
第19話 心のメガネ
設定
なし。
本編
心のメガネを外してしまいたい。
最初にそう思ったのはいつだっただろうか。
狭くて息苦しい世界の中でくだらない事に
気づいてしまう僕はいつも嫌われる。
言わなきゃいい。気づかなければいい。
そう思うのに僕の口からは言葉がこぼれ落ちる。
後悔ばかりの毎日。
だけどね、僕は気がついたんだ。
涙で歪んだ世界でわかったこと。それはね、
いつもより少し離れたところから
霞んだ世界を生きること。
よく見えるから細かい事を気にして、
怖くなって、結局自分が苦しくなる。
だからね、
苦しくなる前にメガネは外してしまおう。
そうすればきっと息をするのが楽になる。
誰にも責められはしない。そう信じるよ。
このままだと僕は潰れてしまう。
だから…ほんの少しだけ立ち止まって
休んでみてもいいかな。
終
少し前、私が苦しかった頃の、心の声。


悠凪
第18話 みちしるべ
設定
進むべき道・進みたい道が分からない。
きっと誰もが悩み苦しむモノ。
そんな時に手を引いてくれる存在がいたら…
そんな思いを文字にしました。
僕→生きる価値がわからなくなり自ら命を絶ったが、神様の気まぐれで案内人を命じられた。
少年は今日も迷い子の手を引き、背中を押す…
本編
輝いてる時、周りは騒ぎ立てる。
だけど…
燃え尽きた途端に見向きもされなくなる。
使い捨て。人生ですらそうなのかもしれない。
だから人は過去に縋る。前を向けない。
分からないこと、未知を恐れて臆病になる。
不安定な生活。未熟な精神…
ほら、君もそうだね。
人と違うってそんなにイケナイコトなのかな。
何に怯えているの?君の人生でしょ?
なら好きに生きなよ。
(僕にもそう言ってくれる人が欲しかった。)
うん。そのまま進みな。
君のミライは僕が保証するから。勇気をだして。
(きっと君なら大丈夫。)
こうして僕は今日もまた迷い子の手を引く。
自分を押し殺して死んだ、
僕のような人を増やさないために。
(君の人生は君のものだから…ね)
終


悠凪
第17話 色といろ
設定
目の見えない男の子のお話
普通の人には見えないけれど僕には分かる。
本編
うるさい…
この世界は、音で溢れている。
耳を塞いでしまいたいとさえ思う。
僕はこの世界が嫌いだ。
雑音で溢れているこの世界が、僕には見えない。
「わぁ、綺麗な虹。」
嬉しげな子供の声。だけど…
見えない僕には分からない。
だけどね僕には、
普通の人には見えないものが見えるんだ。
それはね、“いろ”。
君たちの知ってる“いろ”とはきっと違うよ。
だって僕に見えるのは性質そのものだから。
あ、優しい人が近くにいる。
ほら、この“いろ”…僕の大好きな“いろ”だ…
そっと手が包まれていく感覚…あたたかい、
お日様のような"いろ"…
ほら、お迎えがきた。
僕はひとりじゃない。見えなくたって、
君さえいれば生きていられる。
終


悠凪
第16話 ワカルという事
今日はこんな気分でした。
本編
人は不思議な生き物だ。
ひとつの言葉で傷つき、1つの言葉で笑顔になる。
さっきまで、考えてる事分かってた。
分かってるって思ってた。でも違ってた。
分かってるって、そう思ってただけだった。
本当はあなたの事なんてこれっぽっちも
理解してなかった。
人は他人の顔色をうかがって、
怯えて生きている。
ひとこと、たった一言で全てが崩れる。
永遠なんてない。
ずっとなんて、言葉だけ。
人生そんなものだろう。
好き、嫌い。嫌い。好き、好き…大嫌い。
1分1秒の中で人の心は揺れ動く。
伝えたいことは言わなきゃ伝わらない。
約束したって、絶対なんて存在しない。
けれど、たった1つだけ確かなことがある。
それは、人には必ず終わりがあるということ。
命が尽きるその時まで、
あなたは誰と言葉を交わし、
誰と共に生きたいですか?
終


悠凪
第15話 刻まれる命
設定
これはある男の子のお話。
生きることに耐えられなくなった男の子は自ら命を絶つ。自らの手で命を消した罰として、神様にある仕事を命じられた少年。
─人として生活を送り『人の命を看取るコト』─
少年は神様から寿命を見る能力を授かり、再び人としての生活がはじまる…
本編
僕は見える。
きっとコレは、普通の人には見えないもの。
僕に見えるもの…それは秒数。
ようするに、寿命である。
1日に使われる時間は86400秒。
その秒数は、皆同じはやさで一秒ずつ減っていく。そう。増えるのではなく減っていくのだ。
つまり命の長さは初めっから決まっているということ。街ゆく人々も、クラスメイトも残りの秒数はバラバラ。
それは、1人1人に違った運命が待ってるという証拠。人が死ぬと秒数は0になる。
でもね、怯えなくても大丈夫。
君の魂は、もう一度生まれ変わるから。
今の命が、どんなに苦しくて、理不尽で、逃げ出したくても、最後の1秒まで精一杯足掻いて生きてほしい。
君を必要としてくれる人はきっといるから。
どこかで君と出会うのを待ってる人がいるから。
これは、僕からのお願い。
生きることから逃げ出した僕のお願いなんて聞きたくないかもしれないけど、僕は君に生きてほしい。
君に、僕と同じ思いをしてほしくないんだ。
だからお願い…君は最後まで輝いてください…
終
自らの手で命を絶った少年。でも、彼の命の長さも初めから決まっていたコト…そんなことにも気付かず、彼は永い年月を生きてゆきます。


悠凪
第14話 雪が降る時
設定
彼女との大切な思い出にひたる青年。
思い出も雪のように少しずつ溶けてゆく…
本編
あ…雪だ…
冷たい風が僕の頬をなでる。
ふわふわと舞う雪を見ていると、
僕の目には君の笑顔が浮かんでくる。
雪と一緒に地面に吸い込まれて消えていく、
君の笑顔…
なんで、だろうな…。
君は僕の心に穴を開けたまま、
どこかに行ってしまったというのに。
もう、君はいないのに…。
あの日、僕が君に声を掛けなければ、
君は今もこの世界のどこかで笑っていたのかもしれない。って、
そんな後悔ばかりが押し寄せてくる。
この恋を忘れることが出来たなら、
僕はどんなに楽になれるだろうか。
僕の心を大切そうに抱えて走り去っていく
君の背中。
僕の手の届かない所へ行ってしまった君を
僕は、もう1度抱きしめたい。
もう1度、君に会いたい。
ずっとずっと、大好きな君へ…
終


悠凪
第13話 夏の終わりに
設定
若くに大切な人を亡くし、
いなくなった彼女に想いを届けるため
花火師になった青年のお話。
本編
パン…
乾いた花火の音が響く。
もしも今、隣に君がいてくれたなら…
どんなに幸せだっただろうか。
花開いては消えてゆく…
そんな空を見ていると胸が苦しくなる。
それはきっと、君と見たあの日の景色が忘れられないから。
君には、この光が届いているのかな。
君への思いをのせて、僕は今日も夜空に花を咲かせる。
たとえ君に届いていなくても、
誰かの心に残ればいい。
あの日の、僕らの記念日の花火のように…
僕は、名前も知らない誰かに、
最高の夏の思い出を刻みたい。
一生忘れられない、そんな夏を、届けたい。
終


悠凪
第12話
設定
声を持たない少年と、何もせず死を待つかそれともリスクのある治療を受けるか、生きることについて考える少女のお話。
本編
みんなが寝静まった夜更け…
私はそっとベットを抜け出す。
「うわぁ…さっむい…。」
屋上に出た私はひとりで空を見上げた。
キラキラと輝く星を見ていると、
悲しい気持ちになる。
もうすぐ、あの中に混ざってしまうのか…
寂しさに肩を落としてしゃがみ込んでいると、
私の手に暖かな手が重なった。
いたずらっ子な微笑みを浮かべた君が私の手を包み込む。
“だいじょーぶ”
君は口をぱくぱくさせてそう言った。
「ありがとう…」
声を持たない君の言葉に私はいつも救われる。
君はそっと私を抱きしめると、
頬に軽く唇を落とした。
ねぇ、神様。私、もう少し生きてみたい。
彼が、希望をくれるから。
彼と共に生きていたい。
彼も私もハンデを背負っているけれど、2人でなら、きっとうまくやっていけるから。
だから、どうか私にチャンスを下さい…
終


悠凪
第11話 君に届け
設定
人と関わることが怖い少年に明るく声をかけた少女。少年は少女の暖かい心に触れ、自分の心が変わっていくことに喜びと驚きを感じながら自分の気持ちを見つける。
惹かれ合う2人…だが、別れは突然訪れる。
本編
『好き』なんて難しい言葉だろう。
たった2文字の言葉なのに、傷ついたり笑顔になったり、複雑に動く感情。
僕は臆病だから、そこに巻き込まれないように独りで教室の隅から人事のように見ているだけだった。あぁ、今日もみんな楽しそうだな…。
あの輪の中に入ってみたいと思うこともあった。でも、やっぱり怖いからここでじっとしているんだ。臆病な僕はいつも何も手に入れられない。
けどね、君のためなら変わってもいいって思えた。だから僕は1歩踏み出したよ。ずっと閉じこもってたカラの中から君が引っ張り出してくれたんだ。ありがとう。
君のおかげで僕はいろんなことを知ることができた。短い間だったけど、とっても楽しかったよ。
いつかまた、君のところに会いにいくから。
その時まで待っててくれたら…なんてね。
僕に生きる喜びを教えてくれてありがとう。
じゃあね。
…最後に、「大好きだよ」って言えてたらよかったのに…な…
終


悠凪
第10話 黒い蝶
設定
ある日突然不思議な能力を授かった青年は己の足の赴くままに歩き、たくさんの人を看取ってきた。少年時代に授かったこの能力はいったい何のためなのだろうか…
本編
ここも…か…
ひらひらと舞う黒い蝶々。それは死の前兆。
いい事なのか悪いことなのか分からないけど、僕にはそれが見えた。
花から花へ移動するように、人から人へ移動する死の蝶。
死が近づいた人の頭にとまるその蝶はキラキラと光をまとって飛びまわる。
僕はたくさんの人が逝ってしまうのを見てきた。
僕の足は黒い蝶がたくさん飛んでいる場所へ僕を導く。
蝶は、なにかを伝えようとしてる気がする。
でも…僕にはまだ分からない。
…えっ…嘘だろ…
朝起きると僕の頭の上には黒い蝶々の大群がいた。
タイムアップということだろうか、
僕の所にもお迎えが来たようだ。
スっと手を差し出すと一羽の蝶が僕の指先にとまり、それが合図であったかのように僕の体は蝶の大群に飲み込まれた。
薄れていく意識の中で僕の脳裏に1人の少女の顔が浮かんだ。が、思い出すまもなく僕の意識は暗い闇のなかに吸い込まれていった。
終


悠凪
第9話 想い
設定
お盆くらいの時期。
妻を亡くしたことを分かっていても理解できていない、そんな感じ。
本編
朝か…
外から聞こえてくるセミの大合唱で、
僕は目を覚ます。
布団の上でしばらくスマホを眺めて時間をつぶす。
ふぁ〜っと大きく伸びをして立ち上がり、
冷蔵庫から冷えた麦茶を取り出す。
これが僕の日常。
コップを2つ。一つは僕の。
もう一つは…君の。
冷たい麦茶は、僕を夢の世界から現実へ連れ戻す。
あぁ…今日も暑いなぁ…。
僕はふと、隣を見る。
麦茶が入ったままのコップを。
そこにいるべき人は、もういないというのに。
カラン…氷が涼しげな音を響かせる。
君の笑顔が見えた気がした。
もう君がいないことはわかってる。
それでも僕は毎日、
こうして君を待っているんだ。
君との思い出にひたりながら…
乾いた風に吹かれて風鈴が寂しくゆれていた。
終


悠凪
第8話 死神様のお遊び
設定
人の命を刈りとるちょっと狂った死神様のお話。
本編
明日は必ずやって来る。
ってみんなそう思ってる。明日を生きられる保証…そんなものどこにもないのに。
明日が来るのは当たり前。
そんなはずないでしょ?
生きてる限り、必ず死がやって来るんだから。
命あるものは必ず死と隣り合わせで生きている。
だからね、一歩間違えるとあっという間にあちら側に連れていかれちゃうんだよ?
ほら、君の明日の姿、見せてあげるよ。
どうしたの?そんなに怖い顔しちゃってさ?
アハハッ信じられないの?
ま、そりゃそ〜だよね。
今はこんなに元気なんだもんね。
今夜、君はある事件に巻き込まれるの。
そして、そのまま植物人間になる。
5年後、やせ細った君は、その命を終える。
ざっとあと2時間あるよ?
君の運命を変えたいなら最後の2時間、
精一杯足掻いてみなよ。
ま、どう足掻いても君の運命は変わらないけど…ね…アハハッ!
さーて、君はどうやって私を楽しませてくれるのかな?
あはっ、あはははははっ
終


悠凪
第7話 僕らをつなぐもの
設定
病に侵された少女は、生きることに喜びを感じない少年と出会う。
互いに惹かれ合う2人…
少女に迫り来る“死”…
少女は少しでも少年の心に残るために、黙って消えることを選んだ…。
本編-少年side-
僕は今日も空を見上げる。
別に深い意味なんてない。
ただ、君が残してくれた言葉が、
僕をそうさせるんだ。
「下を向いてちゃ何も始まらない。楽しいカケラを、幸せのキラキラしたカケラをいっぱい集めなきゃ!!人生損してるよ?」って。
僕は何も出来ないから、
ずっと下を向いて生きてきた。
スポーツも勉強も、何もかも…
でも、そんな僕を、君は救ってくれた。
僕に、幸せのカケラをたくさん与えてくれた。
お礼が言いたかった。
一言じゃ表しきれないほどの感謝を…
ありがとうって…
なのに、君は、僕に与えるだけ与えて、
どこかに行ってしまったんだ。
ずるいよね。カッコよすぎるよ…
だから僕は、今もずっと探してる。
また2人で、空を見上げる日を夢見て…
続きが知りたいから。
僕と君の物語にはきっと続きがあるから。
僕らの幸せを、まだ、終わらせたくないから。
僕は、雲一つない大空に、
まっすぐ手を伸ばした。
終


悠凪
第6話 虹
設定
大切な人を亡くした帰り道。
僕の心とは正反対の天気に嫌気がさす。
僕が大好きだった君はいつも太陽のように輝いていた…。
病気で余命が僅かなことは分かっていた。でもやっぱり認めたくなくて、信じられなかったんだ…
本編
ふと空を見上げる。
僕の心をこじ開けようとするかのように眩しい光が僕を照らす。
『ハァ…なんでこんなにいい天気なんだろう。』
僕がため息をついてしゃがみ込むと背中に温かい手が置かれた。
そこにいたのは、君だった。
いなくなったはずの君がそこにいた。
君は僕に微笑みかけると空を指さす。
その先にあったのは大きな虹。
2人で空を見あげる。
そういえば、僕らはいつも2人で空を見あげていた。
雨の日も晴れの日も雪の日も…
君に出会ったその日から、僕は日記のように空の写真を撮るようになったんだ。
僕は隣にいる君に微笑む…いるはずのない君に。
僕の隣には誰もいなかった。
当たり前だ。
君はもう…この世界にはいないのだから。
虹をとらえている僕の視界がぼやけていく。
泣かないって約束したのに。
君がいなくなることくらい知ってたのに。
大きな虹は名残惜しそうにゆっくりと消えていった。
雨が……降り始めた。
終
#今日の一枚


悠凪
第5話 貴女と共に
設定
屋敷に仕えるただの執事。
時間とともに変化してゆく感情。
許されることの無い、身分違いの恋心。
本編
私の時間と貴女の時間が重なりはじめたあの日、私は貴女と共に生きていくことを決めました。
時計の針が時を刻むのと同じように、私と貴女の物語も少しずつ色鮮やかに描かれていきました。
貴女が成長される姿を見守る中、私はあることに気づいてしまいました。
ずっと、気づかないようにしていた気持ち。
私は、許される事のない想いに気づいてしまったのです。
愛しい貴女。どれだけ私が貴女を想ってもそこには壁があるのです。
所詮私は、ただの執事…貴女に仕える身…。
それでも…たとえ結ばれることが許されなくても、私は、私の持てる全てを貴女に捧げます。
貴女の側にいられること、
それが私の幸せですから。
終


悠凪
私は赤いリップを塗った。
君が嫌だと言ったから、
私は長い髪を切った。
君が嫌だと言ったから、
私は痛む心に蓋をした。
君が嫌だと言ったから、
私は…
私が私でなくならないためには
どうしたら良いのだろう。
私が私であり続けるために
何が足りないのだろう。


悠凪
第4話 未来のないおれ
設定
命の残り時間が少ないことを知らされた少年は生きることをあきらめる。
しかし、次の自分への期待を胸にこの世を去っていきます。
本編
死にたくない…
どうして俺は病気なんだ?
どうして死ななければならない!
やりたい事は山ほどあるってのに…
この病気はどうして俺を選んだ?
まだ16年しか生きていない。
なのに俺は、夢を追いかける事すら出来ない…
なぜなら俺を待っているのは明るい未来、
ではなく…«死»だから。
あ〜あ…残り時間がまた減っちまった。
この前、もって半年だって言ってたのに、
今日、余命三ヶ月って言われた…
もういいんだ…
この人生に希望が無いことは分かってる…
だから…来世に期待するとしよう。
コレって決めた事全部やるんだ!!
自由に走り回って、恋もして、おじいちゃんになるまで生きるんだ。
次こそは絶対、後悔しない人生を送ってやる。
じゃあな。またいつか会える日まで…
終


悠凪
第3話 大切な人が…いない
設定
あなたの大切な人が病気になり、手術をすることになりました。彼(彼女)は
「元気になって帰ってくるよ。」
そう言い残して手術室に向かいました…
本編
今、私の隣に君はいません。
元気になって帰ってくるって、約束したのに…
嘘つき…
大好きなのに、愛してるのに、君がいれば何も要らないのに…
私が1番欲しいもの…それはもう、この世界には存在しない。
どうして?どうして私を置いていったの?
ねぇ誰か教えてよ!
どうして君が死ななければならなかったの?
神様はどうして君を選んだの?
私を1人にしないで…
返して…あの人を返して…
お願い…帰ってきてよぉ!!
終


悠凪
第2話 死に向かう心
設定
長年の闘病生活のも虚しく、病院のベッドの上で静かに息を引き取ろうとする青年。朦朧とする意識の中で何を考え、何を思うのか…
本編
ハァ…俺、死ぬのかな。
きっと、死ぬんだろうな…人はみんな、
いつか死ぬんだし…
短い人生だった。でも…楽しかったな…
俺は、病気に負けちゃったから、もう生きていられない。だけどね、不思議と後悔はないんだ。
たった25年の命だったけど、幸せだったよ。
お父さん、お母さん、育ててくれて、ありがとう…
そして君…俺と出会ってくれてありがとう…
大好きだよ?ずっと。
あぁ、もう逝かなくちゃ。
ほら、そこに…天使が迎えに来てる。
じゃあね…みんな
あっちで待ってるから。
ゆっくり来て、ね…。
終


悠凪
第1話 後悔
設定
幼き頃に病気で死んでしまった少年。
死後の世界で大人になった少年は、ふと空を見上げ、幼き頃の自分の姿を思い出す。隣に住んでいたあの少女の事を…
それは少年の最初で最後の恋でした。
本編
君は今、どこにいて、何を思っていますか…?
この広い世界の中で、君に出会えたこと…
それだけで僕は十分幸せでした。
ただ…1つ…1つだけ後悔してる事があります。
それは、君に「好き」って言えなかった事…。
君は何度も言ってくれた。僕と同じ意味の好きじゃなかったかもしれないけど…ね
…それなのに僕は……
もし、もう1度君に会えるなら、僕は必ず伝えるよ。今更じゃ遅いって分かってるけど、もう、後悔したくないから。
「ずっと…今も、これからも君の事が大好きです。本当はずっと一緒にいたかった…」って。
君は今…幸せですか?
終
練習用セリフとして使用していただいても大丈夫です。


悠凪


悠凪
♡(*´∀`*)人(*´∀`*)♡
