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悠凪

悠凪

ちょこっと物語。
第12話

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声を持たない少年と、何もせず死を待つかそれともリスクのある治療を受けるか、生きることについて考える少女のお話。

本編
みんなが寝静まった夜更け…
私はそっとベットを抜け出す。
「うわぁ…さっむい…。」
屋上に出た私はひとりで空を見上げた。
キラキラと輝く星を見ていると、
悲しい気持ちになる。
もうすぐ、あの中に混ざってしまうのか…
寂しさに肩を落としてしゃがみ込んでいると、
私の手に暖かな手が重なった。
いたずらっ子な微笑みを浮かべた君が私の手を包み込む。
“だいじょーぶ”
君は口をぱくぱくさせてそう言った。
「ありがとう…」
声を持たない君の言葉に私はいつも救われる。
君はそっと私を抱きしめると、
頬に軽く唇を落とした。
ねぇ、神様。私、もう少し生きてみたい。
彼が、希望をくれるから。
彼と共に生きていたい。
彼も私もハンデを背負っているけれど、2人でなら、きっとうまくやっていけるから。
だから、どうか私にチャンスを下さい…

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