

この星の空には、朝も夜もはっきりとした区切りがありません。
太陽はふわりと昇り、雲のベッドに寄りかかるようにしてまた沈みます。
月も気まぐれに現れては、星たちとおしゃべりをして、眠そうに欠伸をしながら旅立っていきます。
ここは、「いっぱい寝ること」を人生の中心に据えた人々が暮らす、静かな眠りの星です。
時間に急かされることはなく、予定もゆるやか。
眠たくなったら寝て、目が覚めたら起きる。
それだけで、この星では立派な一日です。
住人たちはそれぞれ、自分に合った眠り方を探しながら日々を過ごしています。
毛布屋さん、夢日記職人、子守唄の作詞家、そしてまくらの発明家……職業はさまざまですが、どれも「よく眠るため」に存在しています。
この星には、特別な階級制度があります。
ただし、働きぶりや肩書きではなく、「どれだけ気持ちよく眠れるか」でランクが上がっていきます。
初めは「まばたきさん」でも、毎晩じっくり夢を味わっていれば、やがて「ねむりの聖者」と呼ばれる日が来るでしょう。
夢には色があり、香りがあり、音もあります。
この星ではそれを「夢層(むそう)」と呼び、住人はそれぞれの夢層に導かれるように眠ります。
寝ることは、この星では旅なのです。
もしあなたが疲れてしまったなら、何もせずに毛布にくるまってください。
誰も咎めませんし、むしろ歓迎されるでしょう。
深呼吸ひとつで、眠りの列車はもう動き始めています。
『いっぱい寝るの星』は、ただのファンタジーではありません。
それは、眠ることを恐れず、心の静けさに耳を澄ます、もうひとつの生き方の名前です。
おやすみなさい。
そして、ようこそ。

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