


桐夜。
銃の威を狩るトラの視線は、交わりし時をまた止める。
華奢な体格を嗤った者を、クマは力で捩じ伏せる。
声を投げ飛ぶコウモリは、壁の向こうを覗き見る。
鉄を纏ったカラスの羽毛は、時に鉄さえ凌駕する。
画面の向こうを支えるキツネが、全て悟るのは直感か。
ハムスターは集めたものを、まるまる彼らへ流しゆく。
夢見心地の子ウサギは、努努夢から覚めはしない。
ヤギの舌と、ダチョウの足と、キリンの首と、クジラの口と、ペンギンの額、女神の傀儡。
正義を謳う英雄共は、マッチポンプをひた隠す。
怪物産みゆく結晶の母は、偽称の女神の紛い物。

カタン
人中を飲んで産毛を潰した消毒液は14万マイル先でチューリップを捕らえる胎児の群れ。

骸鳥(工作員)
痒みを伴う溶接作業は
日々の礼拝と起床時の奉納演舞で事なきを得る
コーヒー豆を弾倉に詰めて
乾かぬうちに回ってくだされば
思いの丈はきっと火を灯すでしょう
おしぼりと夢見がちな夕暮れに召し上がれ
もってぃ
これを受けて扁桃体研究所所長は尊皇攘夷運動におけるMETs量を暫定的に算出し、これをフェニルアラニンと定めるという荒業を披露し、見事炎上した。骨の髄まで燃え尽きたことにより橙色に炎色反応した炎は、あまりにも綺麗で見るもの全てを鳥谷敬にした。

カタン

骸鳥(工作員)
シィちゃんは
まるで煮物のように
クルクルと寝た
青と砂の丸い煙が
きらびやかにこっちを見ているので
ぼくは嬉しくて椅子に話しかけた
上と横がこんがらがったままの安全靴に
歌の把手がよく似合う

骸鳥(工作員)
ガラス瓶の薄緑色に
爆ぜる気持ちを着せて
塩漬けの夢に出かけた
苦いサインペンで描かれた
季節と乱気流の端っこを
舞わないように捻る

桐夜。
「これは病弱なエルフ。ちょっと唆しただけで、精神も身体も私のモノ。色の悪い瞳と脚と不揃いな耳は、美しくないから捨てちゃった」
エルフが口にした。
「これは氷の精。粉雪のような白い髪は、今のブロンドよりも更に美しい」
妖精の背が語った。
「これはバケグモ。私に相応しい服を作るにあたって、相応に美しく丈夫な糸が必要だもの」
蜘蛛の巣が編み出した。
「これはドラゴン。あの深紅の袋をいくつか縫い付ければ、まるでバルーンスカートドレスのよう」
竜の伊吹が吐き出した。
「これはリヴァイアサン。用があるのはその鰭条だけれど、鰭ごともらっちゃった。だって、後から切り分けた方が楽だもの」
虹色の鰭が指し示した。
「これはコウモリ。指の代わりに鰭条をくっつければ、まるでマーメイドスカートのよう。私に相応しい脚が見つかった後は、フィッシュテールの形にリメイクしちゃいましょう」
超音波が教えた。
「これは大クラゲ。このみずみずしい光沢感を加えれば、今のドレスは更に美しくなる」
月の欠片が告げた。
「これはペガサス。純白の羽をデコルテの装飾に使えば、このドレスは更に私に似合うものになる」
風切り音が耳打ちした。
「これはユニコーン。色も形も美しい角は、そのまま髪留めに使いましょう。これで美しい髪型にすれば、私は更に美しくなれる」
「美しい、けれどまだまだ足りないわ。美しい瞳と、耳と、脚と、アクセサリー。それらがあれば、私はもっともっと美しくなれる。あぁ、次は何処から貰おうかしら」
美に取り憑かれた、幽霊だったモノが笑った。

骸鳥(工作員)
キラキラしたペンキは甘くて
屋根の上のタイヤによく合う
素早く持ち上げて夢で煮た
明日の朝には
濃くなるというのに
取り返しのつかない海辺の鉄が
しなやかにこんがらがった

カタン
私との彼女はサンゴの花粉よりも長引いたメッキを乾くの。
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