共感で繋がるSNS

関連惑星

はこあけの星

3267人が搭乗中
参加
箱開けの募集・情報交換・雑談交流など、 お好きなようにご活用してどーぞ⸜( ᐛ )⸝ けど、搭乗クイズの4問目で選んだ答えは守ってね( ◜ᴗ◝)♡

夕焼け空好きの星

1309人が搭乗中
参加
あなたの見上げる先にある夕焼けはどんな空ですか? 離れていても空は繋がっている… みなさんと楽しくステキな夕焼け空を共有できたら嬉しいです🎵 投稿してくださる際は、ご自身で撮影された写真でお願いします😊 夕焼け空好きの方のご参加、心よりお待ちしております♡♡

岡山じゃけぇの星

812人が搭乗中
参加
わいは岡山県人なんじゃ っていう人、皆に岡山を発信しょ〜や😊

音楽投稿するだけの星

535人が搭乗中
参加
この星ではプレイリストに入ってる曲や、おすすめの曲などを投稿するだけの星です⭐️ 質問コーナー?にも答えてくれると嬉しいです! 皆さんのおすすめの曲教えてくださいっ‼️ 主必ずいいねします(いいね漏れすいません💦)

箱開けの明星

455人が搭乗中
参加
箱開けをする人の中でモラル やマナーが 無いor有る 無いのなかでも度が過ぎてない人もいるのは事実です! そういった人たちを星の投稿にのせて 注意喚起をするために この星を作りました 誰がどういった内容をしたかまであるとでも伝わりが良いと思います 害悪ユーザーをみんなで関わらんようにするためにみんなで 注意喚起をしていきましょう

厄漬けの星

272人が搭乗中
参加
厄に漬け込まれた人達が収容されます🌿‬ この惑星で行いたいこと ・たまーに出す限定のボイスメモ ・イベント機能の活用 ・音声ルーム告知 などなど! 結局使わなくなったらすまん‼️ まぁ入るだけ入ってみてね

垢抜け星

265人が搭乗中
参加
じゃんじゃん投稿待ってます

ただ言ってみたいだけの星

253人が搭乗中
参加
意味もなく、呟いてみよ

かける•ᴗ•❀の星

230人が搭乗中
参加
🎙️かける•ᴗ•❀のグルチャになります!! 基本は僕の配信や企画などの紹介や、画像や音声など盛りだくさんの内容になって、、していきます(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+

夕焼け風景好き星

170人が搭乗中
参加
朝焼けもキレイですけど、夕焼けの風景ってどこかノスタルジックで素敵ですね☺️ いろいろな夕焼けの風景を見てみたいです😊

人気

関連検索ワード

新着

ルパンを探せ🔍

ルパンを探せ🔍

監督生からの歓迎の言葉
文 J.K.ローリング

おめでとう!僕は監督生のガブリエル・トゥルーマン。ようこそハッフルパフ寮へ、心から歓迎するよ。寮の紋章は穴熊(アナグマ)。普段は大人しいから大したことのない動物だと思われがちだけど、一度攻撃を受ければ自分より大きな相手、例えばオオカミなんかを撃退することもある。寮の色は黄色と黒で、談話室は地下1階の廊下のキッチンと同じ並びにある。
さて、ハッフルパフ寮についていくつか知っておいてほしいことがある。まず、ハッフルパフが他と比べて劣った寮だという根強い誤解について。これはまったくのデタラメだ。たしかにハッフルパフは他の寮に比べると自慢たらたらの生徒は少ないけど、才能のある魔法使いを輩出した数なら引けをとらない。その証拠に、歴代の魔法大臣の中でも特に人気の高いグローガン・スタンプは、ハッフルパフ出身だ。同じく魔法大臣として大きな業績を残したアルテミシア・ラフキンやドゥガルド・マクフェイルもそう。他にも魔法生物の世界的権威ニュート・スキャマンダー、7という数の魔法的特性を初めて発見した13世紀の数占い師ブリジット・ウェンロック、ホグワーツにほど近い魔法使いの村ホグズミードを建設したウッドクロフトのヘンギスト。彼らもみんなハッフルパフの出身だ。

もう分かったと思うけど、こんなふうにハッフルパフは聡明で勇敢で力のある魔法使いを十分に輩出してきた。でもそのことを声高に触れ回らないというだけで正当な評価を得られずにいるんだ。特にレイブンクロー生は、傑出した偉人はみんな自分たちの寮の出身だと勘違いしているらしい。実は3年生のとき、レイブンクローの監督生と決闘して大変な目にあったんだ。彼はブリジット・ウェンロックがハッフルパフじゃなくレイブンクローの出身だと言い張った。一週間、居残りで勉強させられてもおかしくなかったけど、スプラウト先生は注意とココナッツ・アイス一箱で許してくれたよ。

ハッフルパフ生は信頼できるし仲間を裏切らない。わざわざ偉そうな口はきかないけれど、やり合う気なら命がけで来たほうがいいよ。どんな敵だろうと紋章の穴熊のように自分や友人や家族を守ってみせる。誰も僕たちを服従させることはできない。

とはいえハッフルパフがある分野で後れをとっているのは事実なんだ。それはハッフルパフ出身の闇の魔法使いの数が他のどの寮よりも少ないということ。もちろんスリザリンが悪党を大量に生み出していると聞いても驚かないだろう。なにせフェアプレーなんて言葉は聞いたこともなさそうだし、努力よりも不正行為を好む連中だからね。でもグリフィンドール(僕たちと一番仲のいい寮)ですら怪しい人物を何人か出しているんだ。

まだ何か伝えておくことがあったかな?ああそうだ、談話室の入り口は、キッチンがある廊下の右手の隅に積まれた大きな樽に隠されている。下から2つ目、2段目の真ん中にある樽を「ヘルガ・ハッフルパフ」と言うときのリズムで叩くとふたが開く。ハッフルパフはホグワーツで唯一、侵入者を撃退する仕組みを持っている寮なんだ。間違ったふたを叩いたり、叩くリズムを間違えたりすると、不法侵入者はお酢でずぶ濡れになるってわけさ。

そのうち他の寮の生徒が自分たちの安全対策を自慢するのを聞くことになると思うけど、ハッフルパフ寮の談話室と寝室は千年以上も部外者に見つかったことがないんだ。僕らは穴熊と同じで、身を隠す術を知っている。それにどうしたら自分の身を守れるかもね。

さて、樽を開けて中に潜り込み、その奥の小道を進むと、他のどの寮より居心地のよさそうな談話室が現れる。部屋は丸くて素朴で天井が低い。いつも陽だまりにいるような雰囲気で、丸窓からは草やタンポポが風にそよいでいるのが見える。

部屋のあちこちにぴかぴかの銅が使われていて、たくさんの植物が天井からつるされたり窓枠に置かれたりしている。寮監のポモーナ・スプラウト先生が薬草学の教授だからね。いつも最高に面白い植物(たまに踊ったりしゃべったりするのもいるよ)を持ってきて僕たちの談話室を飾ってくれるんだ。ハッフルパフに薬草学の得意な生徒が多いのはそのおかげでもあるのさ。ソファと椅子にはしっかりと詰め物がされていて、黄色と黒の布が張られている。寝室へは、談話室の壁にある丸いドアから入る。銅のランプの温かい光が照らし出す4本柱のベッドにはパッチワークのキルトがかかっていて、足が冷えたとき用に壁に銅製のベッドウォーマーがつってある。

寮憑きゴーストは4つの寮の中で一番親切な「太った修道士」。会えばすぐに分かるよ。まるまる太っていて修道士のローブを着ているからね。迷子になったときや困ったときにはすごく頼りになる。

これでほとんど話したかな。あとは君たちの中にクィディッチの得意な子がいることを願うばかりさ。ハッフルパフは最近、クィディッチのトーナメントでなかなか思うような成績が残せていないんだ。

夜はぐっすり眠れると思う。寝室は地下にあるから嵐や風から守られていて、塔の上の生徒たちが過ごすような騒々しい夜とは無縁だからね。

最後にもう一度、おめでとうと言っておこう。今日から君も、ホグワーツで一番親しみやすくて、礼儀正しくて、忍耐強いハッフルパフの一員だ。


Logo
「ハッフルパフに行くならば
君は正しく忠実で
忍耐強く真実で
苦労を苦労と思わない」
組分け帽子
『ハリー・ポッターと賢者の石』
GRAVITY
GRAVITY1
工藤

工藤

代理投稿です

フレームと吹き出しのセット売り希望です

出▶︎堕夢Angle(フレーム)
  闇に恋する(吹き出し)

  ぽんこつダ天使(フレーム)
  ぼろぼろ(吹き出し)

求▶︎150〜200星粒
アイコン交換の星アイコン交換の星
GRAVITY
GRAVITY6
b5

b5

『最後は必ずハッピーエンド!序章』(さいハピ)

…絶望があった。

闇があった。

でも、最後にはみんなで笑える世界になる

これは、僕に与えられたチート能力『未来視』

未来が見えるといっても、僕に与えられたのは

数分先の未来じゃなく、小説の最後のページ。

だから僕は、どんな絶望でもハッピーエンドだって『知ってる』

だから、今日も仲間を励ます。

これは、終わりが決まった物語。

(小説スキル低いのでAIに手伝ってもらいます
必ず生成AIタグつけます。プロンプトの練習だと思ってください)

以下、生成AI
私は、最後がハッピーエンドになることを知っている。
 理由はわからないし、証明もできない。ただ、生まれたときからそれだけは疑ったことがなかった。

 世界は西暦二一三四年。
 幸福は数値化され、未来は統計で語られ、悲劇は「発生率の低い事故」と呼ばれる時代だ。

 それでも――
 私だけは知っている。

 どれほど間違えても。
 どれほど誰かを失っても。
 物語の最後で、私は必ず笑っている。

 だから今日も、私は選択を間違える。

 これは、
 ハッピーエンドを知っている少女が、それでも絶望を選び続けた物語だ。
#AI
小説家の星小説家の星
GRAVITY
GRAVITY2
抱き枕のシゲちゃん🥃

抱き枕のシゲちゃん🥃

出)Requiem of Crow 吹き出し永久セット
  SSR 堕天の黒羽印
  SR 闇鴉の声
  R 影律の断章
求)星粒(希望は1300粒以上)

コメント・DMお待ちしております
2垢で受け取るのでスムーズに取引は終わります

売れなかった時はコレクション埋めで使おうと思います。
よろしくお願いします
アイコン交換の星アイコン交換の星
GRAVITY
GRAVITY4
R.A

R.A

心の中では常に一人ぼっちな感覚です。
勇気が出ません, 元気もあまり湧かない,
心の中の僕はただ大層座りで下を向いている感覚

たまに思うのはヘレンケラーの言葉で
光の中を一人で歩むよりも暗闇の中を友と歩みたい と言う言葉が少しささる感じがします。
GRAVITY
GRAVITY1
くお

くお

心を刺す、刺すような視線という意味もある「ピアス」主人公の謎の兄、兄には心の闇がある。だが思い返せば兄には弟への愛情も確かにあったのだ。心の闇は根深く愛情は脆い。でも殆どの人は愛情無しには生きていけないのだ。サイコパスという言葉で思考停止し、次々と人を切り捨てて良いのかを問う作品
GRAVITY
GRAVITY
んふ

んふ

カミシモの島、闇金から金借りてたんかいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
GRAVITY
GRAVITY
天月 兎

天月 兎

サフラン色の栄光──不滅より終焉を贈るまで
第三十五話 後編

ルーヴェリア「どうして、私が守りたいものは、この手からすり抜けていくのですか…?」
静かな、それでも力強かった彼女の声は、今や弱りきった小さな鳥のようだった。
アドニスはそんな彼女を慰めたかった。
泣かないで、大丈夫だから。
僕は死なない。生きてみせるから。
貴女のため、君のために。
そうして城に帰ったら、今度こそ父上と母上を説得するから。
もう寂しい思いなんてさせないから。
どうすればこの想いは伝わるんだろうか。
もう瞬きすら出来ない自分に。
魔力が渇いて心に話しかけることもできない自分に。
もどかしくて、もどかしくて。
その間にも雨は降ってくる。
仲間の誰かが死んでも、自分には涙一つ見せなかった彼女が泣いている。
ああそうか、僕は助からないんだね。
それを知ってしまったから、堰き止めていた何かが君の中で崩れてしまったんだね。
それならもう、僕にできることは君の話を聞いてあげることくらいだ。
でもちゃんと聞くから。
君の苦しみ、君の悲しみ、君の痛み、全て聞いているから。
重い目蓋を閉じないよう努めて、ぼやけていく視界を必死に目の前に広げた。
だから、沢山話してよルーヴェリア。
滴り落ちる雫の温度も感じなくなっていく。
彼女の口からは自分を責め立てる言葉が吐き出されていった。
ルーヴェリア「何が、何が戦女神だ…何が怪物だ……家族だけじゃなく、大切な仲間まで、手の届くところにいた人さえ、守れないくせに…」
君は誰かが死ぬたびにそうやって自分を責めてきたの?
そうか、だからクレストは君の側から離れることはなかったんだね。
君の孤独に気がついていたから。
ルーヴェリア「私は、自分の時間も家族も友人も戦友も何もかも奪われたのに…まだ、奪うの…」
世界が憎いんだね。
君から何もかもを奪うこの世界が。
理不尽や不条理で覆われた世界が許せないんだね。
ルーヴェリア「私にとって大切な人全て…」
そこまで言って、彼女は言葉を呑むように止めた。
彼は自分にとってどんな存在だっただろう。
家族とは違う。弟子というだけだった筈なのに、あまりに情が移りすぎた気がする。
テオのことは仲間だと思っていた。
クレストのことは戦友だと思っていた。
でも、アドニスのことは?
それらで括られるものだろうか。
どれだけ冷たく振り解いても屈託なく笑って、ただ真っ直ぐに明日を見つめるその姿に、焦がれただけだっただろうか。
違う。
知らない感情だ、私が唯一知らない感情だ。
抱いてはならなかったから、封じ込めていた感情の一つだ。
ああ、そうだ、私は。

──彼を愛していたんだ。

白む東の空。
小川を流れていく小舟は石にぶつかることもなく進んでいく。
ルーヴェリア「殿下、私の声は、まだ、聞こえていますか…」
瞬きの返事はもうない。
顔まで暗い紫色に似た赤色に染まってしまって。
ルーヴェリア「返事を…してください…」
無理だとわかっている。
微かな心臓の音が、更に弱々しくなっていくのが手に取るようにわかる。
ルーヴェリア「私の声は聞こえていますか…」
静寂の返答。
せせらぎの音が嘲笑っているかのようだった。
聞こえていなくても、聞こえていても、どちらでも構わない。
この想いを伝えたい。
本当は抱き締めたかったが、それによって彼の体が崩れ落ちては困るから、我慢した。
ルーヴェリア「殿下、私は貴方を愛しています」
うん、僕もだよルーヴェリア。
初めて君に会ったあの日、女神様のように美しかった君に心を奪われてからずっと。
僕は君を愛しているよ。
心臓の音はもう、聞こえない。
ルーヴェリア「私の声は聞こえますか…私の言葉は届きましたか…」
返事はない。
ああ、愛しいと想った人さえこの世界は奪う。
唯一恋情を抱けた人さえ。
この憎しみを、怨みを、どこに向ければ良いのか分からなかった。
けれど、彼に吐き出すのは違うだろう。
じっと自分を見つめる白濁した翡翠の瞳を見つめ返す長い沈黙の末に、日が昇る。
そうだ、貴方への愛を語ろう。

『殿下、貴方は私の初恋の人です。
馬に乗り、北方に広がる白銀の世界より美しい髪を靡かせて駆ける貴方が好きです。
儚げだった柔肌が、稽古を続けることで健康的な色に変わっていった貴方が好きです。
剣を握るたびに肉刺を作っては潰し、痛くても投げ出さなかった貴方が好きです。
死の恐怖と相見えても諦めない心を持っていた貴方が好きです。
冷えきった私の心を溶かしてくれる温かな声で話しかけてくれた貴方が好きです。
死して尚揺らぐことなく、真っ直ぐに私を見つめる翡翠の瞳を持つ貴方が、好きです。』

全部ちゃんと、聞いてあげたかった。
さらさらと流れる水の音と、小舟の軋む音と、彼女の声が混ざり合って、くぐもって、聞こえない。
せめて瞼くらいは開けていたかったのに、意に反してそっと閉じられた。
厚いすりガラス越しに見えていた景色はついに闇に閉ざされる。
ルーヴェリア「私の声は聞こえますか?私の想いは届きましたか?」
もう、醜い世界を見つめなくて良いと目を閉じてやりながら語りかける。
甘く刺すような腐臭に寄せられて虫達が鎧の隙間に入り込んでいくのを見た。
今晩には、蛆が這い始めることだろう。
焼き払ってあげた方が良かったかもしれないが、未練からそれは出来なかった。
できるだけ長く一緒に居たかったから。
顔の皮膚が溶け、剥がれ落ちて、黒ずんだ骸骨が剥き出しになる。
その頬に唇を寄せて、崩れてしまわないように優しく、そっと触れた。
もっと早くにこの気持ちに気がついていれば。
いや、本当は時折あった。
剣を打ち合わせた時、食事時、朝にかわす挨拶の時など、時間も場所も問わず彼の笑みに胸が高鳴ることが確かにあった。
失うのが怖いから、見ないふりをしていただけで。
でも結局こうなるのなら、そんなことせず素直に認めていたら良かったのに。
そうしたら、彼が自分をどう思っているのかくらいは分かっただろうに。
後悔はいつも影のようについてくる。
城に帰ったら、丁寧に、丁寧に葬ってあげよう。
それからクレストも迎えに行って。
魔王の棲家となった帝国を壊しにいこう。
空を見上げると、高く昇った日が照っていて少しだけ暑さを感じる。
水辺だから湿度が高いのもあるかもしれない。
風が時々周囲の木々を揺らしてさわさわと音を立てる。
羽虫が彼の鎧の中に入っていく。
腐った臓腑から放たれる強い香りに誘われて、一匹、また一匹と。
骨が崩れ落ちた首元に見える空洞からは、白いものが蠢いているのが見えた。
舟が、時間が進むごとに、彼の形は無くなっていく。

『殿下、貴方をこんなにも恋しく思ったのは初めてです。
他の騎士達と談笑する貴方が恋しい。
鍛錬中私の剣技に苦笑する貴方が恋しい。
汗を流したいと水を浴びて無邪気に笑う貴方が恋しい。
休暇の日にはクレストの奥さんが経営する食事処に行こうと約束して、嬉しそうにしていた貴方が恋しい。
貴方が私を呼ぶ声が恋しい。
いつも訂正するよう言っていたのに、いつまでも師匠と呼ぶ貴方が恋しい。
一度くらい名前で呼んでほしかったけれど、あのやり取りを恋しく思うくらいには、悪くない会話でした』

「師匠」
「ルーヴェリアです、殿下」

お決まりの会話。
過って止まらない思い出。
新しい記憶に触れるたびに流れる涙。
溢れてやまない、もう戻ることの出来ない時間。
守りたかった。守れなかった。守れなかった。
いつの間にか夜半の月が顔を覗かせている。
地図がないので憶測でしかないが、明日の夜には城に着くだろう。
きっとその頃には彼の体は跡形もなく消え去っている。
だからそれまでは。
虫が張っていようと構わない。
ただこの想いを貴方に語りながらその時を待たせてください。
サフラニアは私が守ります。

そうして迎えた帰国の時には、城壁から漏れる灯りは無かった。
一切の音も無く、生命の気配も、無かった。
GRAVITY
GRAVITY
もっとみる

おすすめのクリエーター