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月城✒
なお長襦袢

もがみ
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うささ
当たり前だけど
肩で長襦袢の裄丈を詰めれば良かった💦
めんどくさがり屋な私がよく着物が好きになったなと思うこの頃、、、

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ハーロック
「……何をだ」
男は、キャンバスの前に立った
「自分、“画家になれへん=才能がない”思っとるやろ」
「……違うのか」
「ちゃう」
男は、きっぱり言った
「才能がないんやない
“使い道を間違え続けとる”だけや」
男は、床に散らばったスケッチブックを拾い上げた
パラパラとめくる
人物
風景
街角の何気ない表情
「自分、何が好きや?」
「……絵だ」
「ちゃう
“描くこと”か、“観ること”か、“伝えること”か、どれや」
言葉に詰まった
「……全部、好きだと思ってた」
「ほら出た、"全部好き”言う奴はな
大体“何も選んでへん"ねん」
きつい
でも、否定できなかった
「自分な、ゴッホを見て何に心打たれた?」
「……情熱。孤独。狂気。生き様」
「ほな聞くで」
男は、ぐっと距離を詰めた
「自分は、誰の“情熱”を、誰に届けたいんや」
言葉が、出てこなかった
「四十年生きて、まだそこが言えへんのはな
才能の問題やない
“考えるのを避けてきた”からや」
男は、畳みかける
「画家だけが、絵に関わる仕事やと思っとる時点で、視野が狭すぎるんや」
指を一本ずつ立てた
「美術教師」
「絵本作家」
「舞台美術」
「ゲーム・映像コンセプトアート」
「美術館スタッフ」
「アートディレクター」
「似顔絵師を“仕事”として確立する道」
「自分な、全部“中途半端”にかじって
“画家じゃないから負け”って拗ねとるだけや」
胸が、ひりついた
「厳しいな」
「当たり前や
四十の男を、慰めてどないするねん」
男は、静かに続けた
「自分はな、“描ける人”やのうて
“観て、感じて、形にできる人”や」
「……それが、何になる」
「なるかどうかは、自分が決めるんや」
男は、スケッチブックを彼に返した
「自分が一番生き生きしとるの、どんな時や?」
しばらく黙った後、彼は答えた
「……誰かに、絵の話をしてる時
この絵が、なんで好きかって、語ってる時」
男は、ニヤっとした
「ほらな
自分、“描く人”である前に、“語れる人”になっとるやん」
「……語って、どうする」
「伝えるんや
教えるんや
繋ぐんや」
男は、低い声で言った
「ゴッホ君が孤独を感じとったんはな、才能がなかったからやない
“理解者が少なかった”からや」
彼の喉が、鳴った
「自分は、その“理解者”になれる側の人間や」
しばらく、沈黙が落ちた
「最後に一つだけ言うで」
男は、真正面から彼を見た
「自分、才能がないんやない
“夢の形を更新できてへん”だけや」
「画家をやめるかどうか、今すぐ決めんでええ」
「でもな、“何者でもない自分”を、これ以上放置すんなや」
「選べ
捨てろ
腹決めろ」
男は、踵を返した
「四十から輝く奴はな
“過去を言い訳にせえへん"奴だけや」
ドアの方へ歩きながら、最後に一言だけ残した
「自分の人生、まだ“下書き”や
清書を描くかどうかは、今からや」
男の姿は、いつの間にか消えていた
アトリエに残された男は
もう一度、スケッチブックを開いた
不安は、消えていない
でも、初めて――
“別の光”が、見えた気がしていた
#希望 #自作小説

にゃんこ

あきりご🌼🍎


b5
第十一話『10000000000000000000の世界』
ノアは立ち上がり、レイナの前に立ちはだかった。「お願いだから、そんなことしないで」
部屋の空気が凍りついた。全員が息を潜める中、レイナは微かに目を見開き、そして——微笑んだ。
「そう……そうだったのね」
彼女は小さく呟き、ゆっくりと椅子から立ち上がった。長い黒髪が肩から滑り落ちる。
「ノア、あなたのその気持ちこそが、私の望みなの」
レイナはポケットから一枚のカードを取り出した。そこには複雑な幾何学模様が刻まれている。
「私が求めたのは、別世界の命ではなく——私たちの世界の再構築よ」
神である白猫は前足を舐めるのを止め、「ほう?」と声を漏らした。
「私は理解していた。神よ、あなたは『創造』ができる存在。しかし、一つの世界を作り変える力は、別の世界を作る力とは違う」
エリカが前に進み出た。「どういうこと?」「どういうこと?」
レイナはカードを高く掲げると、模様が光り始めた。「私は研究し尽くした。ギフトを使えば、私たち自身で『新しい世界』を作ることができる」
「でも」とロンが言った。「それじゃあ、今の世界は……?」
「消える」レイナは冷静に答えた。「だからこそ、あなたたちが必要だった。新たな世界の最初の人々として」
神猫は目を細めた。「面白い提案だ。だが、成功する保証はないぞ」
「それでも良いのです」レイナの声は静かだが力強い。「私の使命は、この世界を救うこと。そのために犠牲を払う覚悟はできています」
突然、カードからの光が強くなり、部屋全体を包み込んだ。
「みんな、手を繋いで!」レイナの声に、四人は互いの手を握り合う。
ノアが問いかけた。「本当にこれで大丈夫なの?」
レイナは優しく微笑んだ。「ええ。でも覚えておいて、ノア。真の勇気は、他者のためではなく、自分自身のためにあるもの。あなたの中にあるその優しさこそが、新しい世界を形作る力となる」
眩しい光の中で、彼らの体が徐々に透明になっていく。最後に見えたのは、満足げな表情を浮かべる神猫の姿だった。そして耳元で囁く声。
「選択をするのは常に人間だ。君たちは素晴らしい選択をした」
光が頂点に達した時、彼らは全員、別の場所にいた——青空の下、柔らかな草原に立っていた。
「ここが……新しい世界?」
ノアの言葉に、仲間たちは頷いた。遠くに小さな村が見える。人々は既に暮らし始めており、笑顔で手を振っている。
「レイナは?」ロンが周囲を見回す。
どこにも彼女の姿はない。
エリカが何かを見つけた。「あれを見て!」
草原の中央に、一人の少女が座っていた。金色の髪が風に揺れ、その手には一冊の本が。少女は彼らに向かって微笑んだ。
「おかえりなさい」
それはレイナの姿ではなかったが、どこか彼女を思わせる優しい眼差しを持っていた。
サファイヤが言った。「私たちが選んだ未来が、ここから始まるのね」
ノアは深呼吸をして、新しい大地を踏みしめた。「きっと素敵な世界になるよ」
彼女たちは手をつなぎ、新たな一歩を踏み出した。空には七色の虹がかかっていた。
——最終話に続く
Magia

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あきりご🌼🍎
🍎と中華料理が好き🎀(辛いもの以外) つい自分の行動に呆れる事が多い😅 自分をキモイ😰だとか脳みその思考汚ぇ だとか心の底から思ってしまう 病み気味 高校生((苦笑)こんな人でも良いなら是非話そ✨( ̄・ω・ ̄)すぐふざけちゃう子です✌️︎🌟#水口ズヌンバ好きと繋がりたい💙
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