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観葉植物の星

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グラ観覧車

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ストグラ観測者の星

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『ストリートグラフィティ ロールプレイ』略して『ストグラ』 ロスサントスの住人が大好きな人集合! ※非公式 基本何でも呟き◎

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運営からの打診で始めました タイトル変更の要望は叶わなかったのですが 県内のみならず福岡県から気軽にお出掛け出来る近隣県も含めた広いエリアを中心に 観光スポットや飲食店やイベント等々 様々な情報共有の場として使って頂けたら幸い! 自身はローカルイベントによくよく参加してます 公園や動植物園や美術館や博物館 たまに個人の展覧会や音楽鑑賞等のアート系 車やバイクや船や飛行機や自衛隊等の乗り物系 ホームセンターにインテリアや雑貨も好きなのと リサイクルショップやアウトレット巡りと お得に楽しめる事を日々探訪してます! なんだかんだなユルフワなローカル経験ですが お役に立てる情報を持ってるかも!? ゆるっとお気軽に楽しみましょー!

倫理観ゼロの星

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守護者(管理人)による守護値稼ぎのための星。

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最近観た映画を報告するだけでです。 古い映画やドラマでもかまいません。 コレを観ましたよ!だけでけっこうですよ。 少し感想をそえてもらえるとありがたいです。

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タイトル【塩顔】

ギャルタレント「やっぱり、初デートでは、男は女に奢るべきですよぉ。見栄張ってかっこつけないとぉ。」

司会者「まぁ〜、初デートはね。神崎さんはどう思いますか?」

神崎「僕"は"、出したいですね。」

彼は、少し苦笑した後、全てを理解した顔で答えた。人間離れした、掘りの深い男だった。
黄色人種特有の顔の濃淡が、実際よりも顔の奥行きに遠近感を与えた。人々が彼を見て感じる第一印象は、その端正な顔立ちや爽やかな受け答えではない。何処までも続いていくかの様な顔の奥行きが、目の焦点を吸い込み続け、観衆の距離感覚や平衡感覚までもを狂わせ、意識の全てを非現実の歪んだ世界に引き摺り込んでしまう、禍々しい魅力なのだ。


テレビ収録は、その後、大した波乱もなく平和に終わった。
いつもの如く、平穏な昼下がりの団欒を弾ませる、誰でも参加できる普遍的なテーマの議題を投げかけて、日々の細やかな幸せに心ばかりの花を添える有意義な番組を提供出来る筈だった。

その内容面は、何年間も続けた毎週の放送と何ら変わりのない、王道のテーマとして何度も擦り倒された話題だったのにも関わらず、その日ばかりはクレームが殺到していた。

根本的な原因を突き詰めれば、昼間に流すには神崎の顔は余りにもセンシティブ過ぎたということになる。「神崎の顔をアップで抜きながら、デートなどの性を彷彿とさせる話題を出すというのは、およそ昼間に流して良い様な放送内容ではない。」事実として主にそういった主旨の電話が、その日は鳴り止まなかった。

そして、因果関係は定かではないが、翌日不自然に小豆の購買量が急騰したそうである。

これは決して、一部の偏った視聴者だけが騒いだという現象ではなく、かのBPOすらも、綿密な議論を重ねた結果、その番組はポルノ動画を流したのと同義の罪に該当すると判定を下し、その長寿情報番組は打ち切りを迎えた。

そしてその事件から3年ぶりに、年末の大型特番生放送にて、テレビ界のアンタッチャブルとされている筈の神崎の出演が、決定することとなった。

これは「視聴率が下がり続け、更にはオールドメディアという汚名まで着せられた現状を脱却するには、攻めのキャスティングが必要である。虎穴に入らずんばは何とやらです。」と新進気鋭のコンサルが熱く企画会議で演説したことを、きっかけとする。

番組決定時から放送直前まで、この社運を賭けた起死回生の大博打を前にして、局内は異様な緊張感に包まれていた。

番組開始後、当分の間カメラマンは出来るだけ神崎を映さないようにしていた。神崎を出せば必ずコア視聴率を取れるが、BPOに引っかかって番組終了やスポンサーの撤退などの大きなリスクも孕む、諸刃の刃だと深く理解していたからだ。

最新の注意を払いながら、神崎を遠距離のカットで抜くと、毎回、神崎は手で顔を覆い映らない様に気遣った。その仕草は誰から見ても完璧にチャーミングだと言えた。そしてカメラマンは、その仕草から神崎は自身の加害性すら帯びた力に自覚的で、問題を起こさずに出来るだけ盛り上げて、この番組を終わらせたいという目的を共有していると確信した。

カメラが番組の大見せ場として、手で顔を隠した神崎をアップで映すと、神崎はいきなり手を広げ、惜し気もなく自分の顔を公開した。

その時の神崎の顔は、もはや深い穴だった。

全てを飲み込む様な、底の見えない真っ黒な穴。

まず、その刹那を堺にして、塩顔と評される顔の平べったい俳優が一斉に発狂して死んでいった。
その後、都市の機能が次第に停止していき、国家は全ての秩序を失い、最終的に国民全員が文明という記憶を持っただけの猿と化した。

崩壊したビルの中で、小さいビデオカメラを持った男の合図を皮切りに、司会者が番組ごっこをはじめる。

司会者「あの時、神崎はどんな表情をしていたと思う?」

ギャルタレント「うーんやっぱり、やってやったぜっ!て感じじゃない?」

司会者「実際はどんな感じだったんですか?神崎さん。」

神崎「やってやったぜっ!って感じですね。」

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GRAVITY37
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