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©️書林🌲𖥧𖥣⍋↟

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GRAVITYと私の思い出GRAVITYと私の思い出
①おかげさまで切開後、順調に乾いたロフォフォラさま(親株)、無事に鉢に戻せました♪
なるへく水分が残らない小さめの鉢に変えて、春まで断水します。

②元々は、①の親株にくっついてた子株の兄弟。
シワより方が怪しく傾いてきた子を1つ抜いて、念のため乾かします。

③しばらく断水してたので腐敗は止まっているけど、溶けたっぽい痕(赤丸印)があるので、当分隔離。

④以前から、この子株兄弟「どこかで見た何か」に似てるな…と思ってたのよね。
「頭(かしら)」「おいおい」と呼ばれるこの兄弟たちだっ!緑色だしw

春になったら、子株3兄弟一緒に、
ひとまわり小さめの鉢に植替えるから、待っててね♪
#GRAVITY園芸部 #多肉植物 #サボテン
#ロフォフォラ #翆冠玉
園芸の星園芸の星
GRAVITY12
GRAVITY76
幸

好きなお酒はなんですか?好きなお酒はなんですか?
質問頂いてありがとうございます✨

ワインが今は一番好きですね☺️
あとは
ビール(エール系)
日本酒
緑茶or抹茶ハイ
生レモンorグレープフルーツサワー
翆ジンソーダ
リモンチェッロ
辺りですね🤗

こんなに挙げてるんですが、弱くて(笑)
ワイン3杯目を飲んだら歩けないと思いますね🫣笑
ビールとサワー1杯ずつとかでも結構フラフラする時があります😅
GRAVITY
GRAVITY9
あお🫧

あお🫧

《合作作品》
@モ! ×あお

『異音』

ぽんぽこ山に青色たぬき
なにしろ君は、変わってる
腹鼓もふつうはぽんぽこ
君の音はリンリンリン♪

ぽんぽこ山にオレンジの光
降り立ったるはスターマン
銀色タヌキのスターマン
腹鼓は ヘイ、ララ、、♪

たぬきが集まりお月が冴える
月光に光る銀と青と茶
鼓の音がなんだか違うぞ
リンリン ヘイ、ララ
リンリン、wow wow wow♪

薮も木も虫ケラたちも
風も命も笑ってる
リンリン ヘイ、ララ
wow wow ぽんぽこ

大人たちには秘密の話
狐たちにも言わない話
夜が明けて静寂の翆黛
ぽんぽこ山は一人きり

スターマンも青色たぬきも
茶色たぬきさえ皆皆消えて
心弾む鳥たちの歌が
今は山に響いてる

一一一

森のはずれに、夜だけの空き地がある。
そこに、ひとりぼっちの青色たぬきが座っている。
リンリン……
音は響くのに、どこにも届かない。

「ねー銀さん、なんで私の腹鼓は変な音なの?」
夜明け前の森で、青色たぬきがぽつりと呟いた。
白く霞んだ月が、枝の隙間からまだこちらを見ている。
「鳥さんのようにきれいに囀りたいとは言わない。
でも……せめて、たぬきらしく腹鼓を鳴らしたい」

銀色タヌキの銀さんは、星明かりを背にふわりと笑った。
「リンリンは変じゃないさ。
だって、森じゅうがきみの音を聴いて笑ってただろ」

「笑ってたのは……からかってたのかも」
「違うよ」
銀さんは枝の先に止まった風を指さす。
風が鳴った。鈴の音に似ていた。

「風もさ、鳥の真似なんかしない。
風は風の音で森を撫でる。
青い子は青い子の音で森を包めばいい」

青色たぬきはお腹にそっと手を当てた。
月の光はもう白く薄い。
ぽん、じゃなくて――リンリン。
やっぱり変な音だった。

でも、その音のあと、
遠くの山の影から、眠たそうな鳥たちが
こっちを向いて囀った。
まるで、朝がはじまる合図のように。

東の空が、うっすら桃色に染まりはじめた。
林の影は長く伸び、月の光はもう、細い糸みたいに淡くなっていく。
青色たぬきは、こわごわともう一度、お腹を叩いた。
リン、リンリン。
その音は夜の名残を揺らして、森の隅々までしみこんでいった。

――しん、と一瞬だけ、世界が息をひそめた。
そのときだった。

枝先で丸まっていた小鳥が、ひとつ鳴いた。
「チチ……チチチ」
鈴の音に応えるみたいに。

「ほら、聞こえる?」
銀さんが言った。
「森はちゃんと返事してる」

薮の奥で、茶色たぬきが寝ぼけ眼をこすりながら顔を出す。
木の根元では、虫たちがゆっくりと羽音を立てはじめる。
光はやさしく差しこみ、夜と朝の境い目がふわりと溶けていった。

「君の音はね、朝を起こす音なんだ」
銀さんが笑う。
「ぽんぽこも、リンリンも、どっちもたぬきの音。
でも君の音は、森じゅうを目覚めさせる音なんだよ」

青色たぬきは、胸の奥がほんの少しあたたかくなるのを感じた。
風が吹く。
葉がこすれ、鳥がさえずる。
その真ん中に、リンリンと澄んだ音が混ざった。

――それは、まぎれもなく青色たぬきの音だった。

私の音には役割がある。
意味があるんだね。
私が朝を起こす!

そのときだった。
森の奥から、かすかなざわめきが聞こえた。
小枝の下や薮の陰で、動物たちが顔を寄せ合っている。

ひそひそ――

「たぬきのくせにリンリンって、おかしいと思わないか?」
「おかしいさ。ぽんぽこって鳴らないなんて」
「あれは……たぬきじゃないよ」
「何かが化けてるのさ」
「気をつけないと異世界へ連れていかれるぞ」
「気をつけるだけじゃだめだよ。退治しよう」
ひそひそは、やがてざわざわに変わった。

月の光の下で、たぬきも狐も鹿も、互いに目を見合わせる。
誰も一歩も近づかないのに、恐れだけが、夜の森をゆっくりと広がっていった。

青色たぬきは、胸の奥に冷たい風が吹き抜けるのを感じた。
さっきまで、みんな笑っていたのに。
さっきまで、朝が始まろうとしていたのに。

誰かが最初に石を投げた。
小さな音だった。
でも、それを合図に、森全体が彼女を拒んだ。

「出ていけ」
「森を汚すな」
「おまえの音はいらない!」

銀さんの姿は、どこにもなかった。
林の影が長く伸びて、光はどんどん細くなっていく。

森の動物たちは、青いたぬきを森から追い出した。

その夜、森は静まり返った。
リンリンの音は消え、鳥はもう囀らず、
風さえも、耳を塞ぐように止まってしまった。
東の空が白むことはなかった。

森は闇に包まれ、
――二度と朝がくることはなかった。

森を追われて、どれくらい歩いただろう。
月はとうに真上を過ぎ、空の色は夜の奥の、青くて深い闇に沈んでいた。

草は夜露をたっぷり含み、踏みしめるたびにしずくが小さく跳ねた。
風は吹いているのに、音がしない。
虫も鳥も眠ったまま。
森を満たしていたざわめきも、もうどこにもない。

リンリン……

音は響くのに、どこにも届かない。
夜空が、音を飲みこんでしまうようだった。

青色たぬきは、お腹を両手で抱きしめた。
まだ、ほんのりと、朝を呼んだときのあたたかさが残っている。
でも、そのぬくもりも、夜露の冷たさに溶けていく。

――どうして、みんな笑ってくれたのに。
――どうして、あんなにこわい目で見たの。

声にならない言葉が、胸の奥で膨らんでは、夜空に散っていった。
星は遠く、ひとつもこっちを見てはくれない。

「……銀さん」
小さな声が、闇に吸いこまれていく。
返事はない。

木立の向こうでは、もう誰も眠りから覚めない。
夜は長い。
夜だけが、ここにいる。

青色たぬきは、濡れた草の上に膝を抱えた。
音を鳴らすことも、もう怖かった。
鳴らせば、また誰かに見つかる気がした。
それでも、お腹の奥がかすかに鳴る。
――リン……

世界は静まり返っていた。
まるで、朝というものが、はじめから存在しなかったかのように。

一一一

朝が来なくなったぽんぽこ山
青色ぽんぽこもう居ない
鳥は囀りをやめ
猛獣の目が黄色く光る世界になった

茶色ぽんぽこは怯えていた
最初は青ぽんぽこを
次は明けない夜のことを
茶色ぽんぽこは自分たちのことしか考えない

ぽんぽこ山にオレンジの光
銀色ぽんぽこ降り立った
変なぽんぽこまた増えた
礫が流れ、声が後を追う

「お前たちのせいで森に朝が来なくなった」
「そうだそうだ、みんなお前たちのせいだ」
銀色ぽんぽこの手にブラスター
夜が朝に変わるほどの光が発せられ
雷が横ばいに飛び、茶色ぽんぽこの1人を撃った
茶色ぽんぽこ倒れて、周りのぽんぽこは波が引くようにこのぽんぽこから退いた

「お前たちは仲間仲間といいながら
いざ倒れると、このように見捨てる卑怯者だ」
周りの茶色ぽんぽこもう居ない
銀色ぽんぽこ倒れた1匹の茶色ぽんぽこに近寄った
「意識はあるだろう?」
茶色ぽんぽこ動かない
「お前は見捨てられたのだ」
動かぬながらに涙を流す茶色ぽんぽこ

青色ぽんぽこしゅんとして、切り株の上に座ってる
たまにお腹をさすっては、リンと鳴らしてその音を
隠すように目を瞑る
その横にオレンジの光
銀色ぽんぽこ降り立った

「銀さん、、。」
「おいで、帰ろう」
銀色ぽんぽこ手を伸ばす
青色ぽんぽこ逡巡して、手を伸ばしたり引っ込めたり
最後には銀色ぽんぽこの手を取って
ともに空飛ぶ銀の円盤に吸い込まれた

次の瞬間青色ぽんぽこ
山の中の広場に至る
全部夢だったのかと思えば、隣に銀色ぽんぽこ
目の前には数匹の茶色ぽんぽこ
青色ぽんぽこ怖くなり耳がくたりと垂れ下がる

1人の茶色ぽんぽこ、恥いるように
音を消して前に出た
「ごめんね、青色たぬきさん」
もう1人の茶色いたぬき、前に進み出てこう言った
「大人たちは自分が正しいと言うけれど、僕たちは間違ってたと気が付きました」
「大人たちはあなたが朝を奪ったと言うけれど」
「僕たちはあなたが森と会話して、朝を呼んでくれたと信じています」

この森には数百のたぬき
この広場には10に満たないたぬきの数
迫害は免れないけれど、
青色ぽんぽこ友達できた

最初は恐々リン、リン、リン
銀さん横でヘイ、ララ、、。
茶色ぽんぽこ ぽんぽんぽん

青色ぽんぽこ胸の支えが取れていき
リンリン鼓を鳴らしてく
銀色ぽんぽこも調子を合わせ
茶色ぽんぽこは踊りさえする

リンリン ぽんぽこ
へい、らら wow wow

やがて久方ぶりに鳥たちが囀った
森が息を吸い込んだ
木が風が息を吹き返した
東の空が明かるく染まる

世界はこの森の罪を許すかのように明るくなり始め
茶色たぬきはみんなで青色たぬきを抱きしめるのでした


#それぞれの音#友達#ことばりうむの星#響き合う声たちイベント#自由合作アンサンブル

𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸𓂃𓈒𓏸

🎼編集後記🎼

(モ!)
続編の続編を書くつもりはなかったのですが
青色たぬきが不憫で不憫で救いたいと思い
書いてしまいました

あおさんから続編の続編の感想はこれ無く
お互い感想を書く段になって
「悪口になってもいい?」
と言われたので、震えております
何よ、悪口ってw

(あお)
数日前、
「モ!さんって…どんな会話にも対応できるし、拾って、回して、“ふつう”というか……社交的なのに、なんで“非社交的”に感じるんやろ?」
——そんな、ちょっと面と向かった悪口みたいな話をしていました(笑)

その対話の途中、ふいにモ!さんが贈ってくれた、たぬきの小さな詩。

ファンとしてはうれしすぎたけれど……「このまま私だけのものにしておくのは、もったいない!」
そう思って、投稿をお願いしたのがきっかけでした。

そこからふくらんで生まれたのが、この『異音』。
久しぶりの、モ!×あおの合作です。
ごちそうさまでした♪
響き合う声たち 🎻~自由合作アンサンブル~
響き合う声たち 🎻~自由合作アンサンブル~
参加
ことばりうむの星ことばりうむの星
GRAVITY
GRAVITY49
モ!

モ!



ぽんぽこ山に青色たぬき
なにしろ君は、変わってる
腹鼓もふつうはぽんぽこ
君の音はリンリンリン♪

ぽんぽこ山にオレンジの光
降り立ったるはスターマン
銀色タヌキのスターマン
腹鼓は ヘイ、ララ、、♪

たぬきが集まりお月が冴える
月光に光る銀と青と茶
鼓の音がなんだか違うぞ
リンリン ヘイ、ララ
リンリン、wow wow wow♪

薮も木も虫ケラたちも
風も命も笑ってる
リンリン ヘイ、ララ
wow wow ぽんぽこ

大人たちには秘密の話
狐たちにも言わない話
夜が明けて静寂の翆黛
ぽんぽこ山は一人きり

スターマンも青色たぬきも
茶色たぬきさえ皆皆消えて
心弾む鳥たちの歌が
今は山に響いてる
GRAVITY

Starman (2012 Remaster)

デヴィッド・ボウイ

ものものがたり・転── 「崩壊の残響に、創造の光は芽吹く」
ものものがたり・転── 「崩壊の残響に、創造の光は芽吹く」
参加
ことばりうむの星ことばりうむの星
GRAVITY
GRAVITY29
無職

無職

中盤やや惰性で見てたけど最初の数話で旅館の空気に惹かれたし、何より主人公を始めとする喜翆荘の従業員達(+その他)みんな個性あって良かったな
ラストの落とし所も、少し寂しさを残しつつも前向きになれる感じで好きだな
GRAVITY
GRAVITY8
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春ちゅう
きっしょい酒好き令和オジ。 せんべろ酒場、立ち呑みとか独りで呑み歩いてます! 飲み友は欲しいけど出会い求めてません枯れた独身なんで
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2023.02.13.〜最最新アカウント。 ゆる〜く生きる在宅 50代女性♪ 一般的な結婚や組織は向いてないw 愛する植物の投稿多め🌿
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写真撮影と写真のレタッチが趣味です。 キャンプしたり星空タイムラプスを撮ったり、風景写真、花の写真、愛猫も…とにかく何でも撮ります。 Olympus pen epl-6⇛Pentax K70ユーザーです。 フォトマスター検定2級
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あお🫧
あおの投稿は諸行無常の物語 ことば遊びの迷宮、楽しんでいってね🪄︎︎  
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