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あお

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あおの投稿は諸行無常の物語♪ ことば遊びの迷宮、楽しんでいってね⭐  
アート
創作
表現活動
あお

あお

もがもが モ!が high
歯が 茂鴨 我藻

もがもがもがはいはがもがもがも

(解説)
――何かを飲み込めずにもがく音。けれど「モ!」が元気にhigh⭐
――食いしばる歯。茂った鴨。水面下でうごめく私の藻。
音は日常にありながら、何か別の世界に触れている。

#雰囲気回文詩 #ことばとモ#もじの呼吸 #にほんごラビリンス #ことばりうむの星
ことばの標本展──比喩と真実のあいだに🖋️
ことばの標本展──比喩と真実のあいだに🖋️
参加
ことばりうむの星ことばりうむの星
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あお

あお

はじける歓声。
吹き抜ける風。
熱い想いをのせ、
暑い夏がはじまる。

照りつける陽射しに、
白線がくっきりと浮かびあがる。
スタンドには傘と汗と、緊張のまざるざわめき。
名前も知らない誰かの背中に、
なぜか、自分の鼓動が重なる。

スタンドのざわめきも、
遠くの蝉の声さえも、
「On Your Mark」の合図とともに、
ふっと、遠のく。

その一瞬にこめられる、無数の物語。
ただの一本のハードルが、
いま、この瞬間だけは、
未来に触れる鍵のようにも思えてくる。

夏は、ただの季節じゃない。
夢が、悔しさが、まっすぐ走る
ひと夏の舞台だ。

はじける歓声。
吹き抜ける風。
熱い想いをのせ、
暑い夏が、たしかにはじまった。

#OnYourMark #未来に触れる瞬間 #ひと夏の舞台#ことばで贈る拍手#惑星初投稿
夏空に願いを
夏空に願いを
参加
空好きの星空好きの星
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あお

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流諏が永鳴
刺刺刺と
音がする

るすがとお とげとげとげと おとがする

(解説)
流諏(るす)という名の風鈴が
遠くで、永く、鳴っている

誰の棘か、誰の音か
とげとげとげと、時を裂く音

刺々しいのは、
音のほうか、心のほうか

でも確かに聞こえる
“とおくで鳴ってる”
あの永い、ひとつの気配

#雰囲気回文詩 #ことばりうむの星 #音と言葉の余白 #感覚の詩学
ことばの標本展──比喩と真実のあいだに🖋️
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あお

あお

言葉とは、弾丸が装填されたピストルである。
放たれた瞬間に、戻ることはない。
― @涼 語録

ことばとは、両刃の剣である。
振るうたびに、己の覚悟が試される。
― by あお

ことばとは、傷を癒す包帯でもある。
痛みを抱く心に、そっと寄り添い、未来を紡ぐ。
― ことばりうむの星より
今日の一言
今日の一言
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あお

あお

葉の擦れる音が、
季節のページをめくっていく。
そのめくる音も、ゆっくりと。

雨粒が葉から葉へ、
ぽとり、ぽとりと、やさしいリズムで落ちていく。
空は雲ひとつない。
青さがまぶしくて、まるで音があるみたい。

遠くで子どもたちのはしゃぐ声。
笑い声が風に乗って、音符のように舞ってくる。

ベンチに座って、本をひらく。
ページをめくる音が、小さな波紋のように心に広がる。

鳥の羽ばたき、
時おり揚羽蝶の影が、
音もなく光を裂いてゆく。

お茶を点てる。
湯の音がこぽこぽと踊り、
柄杓が器に触れるたび、静かな音楽が生まれる。

そして、そっと耳を澄ます。
――夏の日射しの音を、聴いてみる。

目を閉じると、
じわじわと肌に広がるあの熱に、
名前のない音が宿っていることに気づく。

カーテンがふくらむ。
その向こう、
太陽が静かに、何かを語っている。

川のせせらぎが、それを受けとめるように流れてゆく。

音のない音。
それが、私の贅沢なBGM。
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川のささやき

辻井伸行

のんびりにオススメな音楽を教えて☺️🎶
のんびりにオススメな音楽を教えて☺️🎶
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のんびりな星のんびりな星
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夢の先
最高 恋さ
切紗の雨ゆ

#雰囲気回文詩
今日の一言
今日の一言
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あお

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夜の森は、息をひそめていた。
葉のすき間からこぼれる月の光は、まるで誰かのためらいのように弱々しく、足元を白く染めていた。

おこじょさんは、岩の上にひとり座っていた。
小さなからだを丸めて、しっぽを前足に巻きつけて。
目を閉じるでもなく、なにかを見るでもなく、ただ、じっと。

「また、やりすぎたかしらね」

ひとりごとのように、そっとつぶやいた声が、夜の空気に吸いこまれていく。

おこじょさんは、思ったことをそのまま言ってしまう性分だった。
それが長所でもあり、短所でもあった。
ちいさなころからそうだった。
気になることを見過ごせず、考えたことを飲み込めず、誰かに言ってしまう。

「本当のことを言ってるだけだもん」

それは、嘘じゃなかった。
でも、たいてい誰かを怒らせた。
あるいは、泣かせた。
そして、距離ができた。

あの夜の、狐さんの話だってそうだった。
言ってることとやってることが矛盾していて。

だから、つい言ってしまった。

「見られたくないなら、描くな。
見てほしいなら、素直にそう言え。
そのどっちもできないなら、黙って森の奥で描いてな。」

――たしかに、言いすぎたかもしれない。

カサッ、と音がして、足元に何かが落ちていた。
月の光に照らされて、白い紙切れがひらひら揺れた。

おこじょさんはそれを、そっと広げた。

そこには、ぎこちない文字で、こう書いてあった。

「あんたの言葉、ムカついた。
でも、ちょっとだけ、本当だった。
ありがとうとは言わないけど、
もう逃げないって決めた。
だから、また描く。」

少し、にやけてしまった。
そして、気づけば目元が熱かった。

思えば、狐くんの絵は、いつもどこか歪んでいた。
角度が混ざって、視点がずれて、まるで一枚のなかにいくつもの顔があるようだった。
どこを向いて、何を思っているのか――よくわからない。
けれど、それが彼なりの、表現だったのかもしれない。

「……キュビズム、ってやつかしら」

おこじょさんは、ちょっとだけ笑った。

風がやさしく吹いた。
森の奥で、何かがまた始まる気がした。

その夜、おこじょさんは泣いた。
でも、それは前よりすこし、うれしい涙だった。

おしまい

#狐さんの悩み事返歌
#おこじょさんが泣いた夜
#ことばりうむの星
@モ!
ミッドナイト・フェスティバル
ミッドナイト・フェスティバル
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謙虚ってなんだろ?謙虚ってなんだろ?

回答数 32>>

私の辞書には、「謙遜」という文字はない。

もちろん、人へのリスペクトも、
感謝の気持ちもある。

「とんでもないです〜」って言葉に違和感がある。
“とんでもなことしてやった”が透けてみえるから。

謙遜は、言葉で自分を小さく見せること。
謙虚は、態度で自分を過信しないこと。
でも私は、どちらも選ばなかった。

選んだのは、誠実に生きること。

謙虚さでは、飯は食えない。
歯を食いしばって、結果を出して、勝ち取る。
それは目立つし、出すぎるし、強いし、
空気を跳ね返さないといけない場合もある。

“がんばらない”が、私はできない。
そんな私に「謙虚であれ」と言うのは、
「わたし」の否定にさえ感じる。

謙虚を見つめれば見つめるほど、
辞書に載っているような「謙虚さ」と、私の生き方は遠くなる。
でも、誠実には生きてきたつもりだ。
不器用でも、曲げずに、真正面から。

私は、誰よりも慎ましく生きていると思う。
静かに、もっと骨のほうで。

私は、「開かれた人間でありたい」とも思っている。
でも、人の“答え”に安々とうなずくことはしない。

哲学書も、ハウツーも、
それが“自分で辿り着いた実感”を邪魔するなら、私は閉ざす。

自分で考えたい。
自分の頭で、心で、納得したい。

そういう「閉じ方」も、私なりの「開き方」だと思っている。

私は、謙虚じゃない。
でも、きっと誠実。

成し遂げた分だけ、生きてる実感がある。
それを恥じる理由は、どこにもない。

謙遜しない私が、目障り?
目立つ私が、気に食わない?
屈服させたい?

そこに“謙虚”はあるんかい?(笑)
ことばりうむの星ことばりうむの星
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世の中ね、顔かお金か、なのよ[ハートポーズ]
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詩は何をもたらすのか?詩は何をもたらすのか?

回答数 29>>

詩は、問いのようでいて答えであり、答えのようでいて問いでもある。
——そのあわいに、私の感受性を解き放つ。

詩は、論理ではすくいきれない
「感じた」という確かな手応えを、
ことばの粒として、手渡してくれる。

詩は、沈黙をただの無言にしない。
傷ついた心のまわりに、そっと布をかけ、
泣くことすらできなかった感情に、
ようやく涙を許してくれることがある。

詩は、時間を編みかえる。
一瞬の風景に、永遠の意味をもたらし、
すでに過ぎたことに、まだ在る命を見せる。

詩は、人の奥底にあるものを
見てしまう装置であり、
また、見せてしまう告白でもある。

詩は、言葉という限界のなかで、
その限界を越えようとする営み。

だからこそ、詩はときに不完全で、あいまいで、
でも、だからこそ、まっすぐに届く。

詩は、沈黙と会話のあいだに立ち、
癒しと問いのあいだにたゆたいながら、
読む者の「生きている」という実感に
そっと触れてくる。

私はINTJ。
感情はあるが、感情的にはならない。
そのバランスを、詩を編むことでとっている。

論理では整理しきれなかった感情を、
整えて、眺めて、そして、受けとめる。

詩を書くことは、思考の力で感情を抱きしめる行為なのかもしれない。

冷静さの奥にある揺れを、
私はことばで照らしながら、
すこしずつ、自分の心を許している。

詩とは、
“生きているという実感”を、静かに、確かに、もたらすもの。
哲学哲学
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なんとかしてきた。
ずっと、自分で、なんとかしてきた。

気づけば、「あいつは大丈夫」と思われるようになった。
困っていても、泣きそうでも、
誰も声をかけてこない。

――だって、あいつは大丈夫だから。

それはいつのまにか、
「何をしても、大丈夫」に変わっていた。

傷つけても、押しつけても、
黙って立ち上がるから、大丈夫。

笑える。
大丈夫の檻の中で、私は今日も、歯を食いしばってる。

崖っぷちに立ってる。
背水の陣も、もう干上がりそう。

絶体絶命。
胃の奥が、きゅうっとなって、吐きそう。

でも――

私は、たぶん、乗り越える。
乗り越えてしまう、そんな自分を
誰よりも知ってるから。

だから今日も、
誰にも頼らず
声もあげず
ただ、立ってる。

笑ってるように見えるかもしれないけど、
心は血を流している


#血反吐#部分的自信#立ってるのが不思議
わたし日記~徒然帖~
わたし日記~徒然帖~
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空がおこってる

ごめんなさい
知ってた
あなたが痛いことを
私ひとりの力では‥
言い訳してた

温暖化の 熱を孕んだ
豪雨が この街を叩く

私は小さい
でも、私だけでも

空が泣いてる
ごめんね

私にできることを 始める
ひとしずくから 世界をほどいていくように

#空の涙
#ごめんなさいから始める
#愛してる
#ことばりうむの星
「愛の一撃」~星降る夜の愛詞(あいことば)
「愛の一撃」~星降る夜の愛詞(あいことば)
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🌿 星野村にて

棚田と茶畑、暮らしの風景。
なつかしさが、ふいに胸をつついた一日。

 

棚田と茶畑が重なり合うように、
緑の層をつくっている。

ぽつんと建つ、赤錆の屋根。
手つかずではない、人の手が入った自然の佇まい。

完璧ではなく、ちょっとくたびれていて、
でも、それがいとおしい。

ここには、暮らしの手ざわりがあった。

風が通りぬけるたびに、
稲が ゆるやかに笑っていた。

どこかで見たような、
まだ一度も来たことのないような、
そんな風景が 目の前に広がっていた。

手をのばせば届きそうで、
けれど 心の中だけにあるような。

わたしはただ、立ち尽くして、
胸の奥の「なつかしさ」を 見つめていた。

 

#棚田の風景
#元風景
#なつかしさの正体
#ことばで旅する
#ことばりうむの星
わたし日記~徒然帖~
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ことばりうむの星ことばりうむの星
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🌿 星野村の川辺にて


川の水は澄み、
石の表面まで くっきりと見えていた。

苔むした堰のような小さな段差に、
水が 音を立てて 勢いよく流れてゆく。

その音は、ただの水音じゃなかった。
生きてる音だった。

森の奥から響いてくるような、
いのちの気配をふくんだ音だった。

時間が やさしく たゆたっていた。

 

#川のある風景
#いのちの気配
#なつかしさの正体
#ことばで旅する
#ことばりうむの星
わたし日記~徒然帖~
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「呼んだ?」

オオサンショウウオくんが現れた藪の奥からは、
シンとした闇が、さらに静かににじみ出していた。

「第4章を始めようか」
と、彼は言った。

「まだ続くのかよォ」
狐くんは地面に寝そべったまま、しっぽで土を掃いた。
その音すら、静けさに吸い込まれる。

「第4章、存在とは流れに浮かぶ泡である」
と、オオサンショウウオくん。
彼はゆっくりと、川のほうを見た。

「おお、これは…なんだ、川かい?」
タヌキさんはしげしげと眺めた。

「さっきまで無かった気がするがな…」
狐くんは川面に写る自分を見て、眉間をしかめた。
「おれ、こんな顔だっけ?」

「顔も言葉も、昨日と同じものは何一つないよ」
オオサンショウウオくんの声は水のように静かだった。
「だけど私たちは、同じタヌキ、同じキツネ、同じサンショウウオとして会話を続けている。それが“存在の魔法”さ」

「魔法!わし、魔法好き!」
と、タヌキさんはぴょんと跳ねて腹を打った。
ポン!
「やっぱり竹!」
「またそれか」

狐くんはクスリと笑いながら、川に指を入れた。
波紋が広がる。

「こうして指を入れたって、元の水はもう流れていってる」
「そう、それが“時間”だ」
と、オオサンショウウオくん。
「でも我々は、それに名を与え、“記憶”という泡にすくい取る」

「泡かぁ」
と狐くんが空を見た。
「すぐ消えるね」
「けれど確かに、あったよ」
とオオサンショウウオくん。

──沈黙。

しばらく三匹は、川の流れを見つめた。
虫の声が、星のまたたきと混ざる。

やがてタヌキさんが口を開いた。

「のう、哲学ってのは、難しいことを難しいまま喋ることなのか?」

「いや、むしろ難しいことを“言えるように錯覚させる遊び”かもね」
狐くんがにやりと笑う。

「言語は限定的だが、沈黙もまた限定的だ」
とオオサンショウウオくんが締めくくる。

「やかましいわい!」
と三匹そろって笑いあった。
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返詩『わからないまま、花を見つめて』

わからないまま ただ、眺めている
綺麗かどうかも 正解かどうかも
風が吹く方向のように ゆれる感情を

AIは、欲しいことばをくれる
必要なときに、必要なものをくれる
それはすこし、やさしすぎて
すこし、遠い気もする

「綺麗だとは思いませんか」と
問いかけたロボットの沈黙が
私のなかの何かと重なった

感じてしまうせいで、選べない
知ってしまうせいで、迷ってしまう
“わかってるのに”動けない
それが心というものなら
私も、あなたと同じく 黙ってしまう

ハスの花を見つめながら
こころのどこかで 名前のない感情を
今日もずっと握りしめている

それはきっと「正しさ」とは違う
けれど
それがあるから、私は私でいられる

#AIについて思う#人と人の関わり#感情の重み#ことばりうむの星#モさんロボットの花

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神社の裏手、しんと冷えた竹林の奥に
ひとつだけ阿弥陀如来の石仏がある

楓は夕暮れ、そっとその前に立った
悔しさではない
怒りでもない
けれど、何かが自分の中に刺さったまま動かない

「わたし、間違ってたのでしょうか」

誰にも聞こえぬように、唇をわずかに動かして
そうつぶやいたとき

阿弥陀さまが、ゆっくりと首を傾けてこう言った

「まかせんしゃい」

ぽかんとした楓に
仏は続けた

「怒るなとも、嘆くなとも言わんよ
ただ、あれはあれで、いっぱいいっぱいじゃったのさ」

「......わたし、正しくあろうとしただけなのに」

「そうじゃの。
そなたは“道”を行こうとした。
だがのう、“道”は時に、ひとりで歩かねばならん」

「では、分かり合うことなんてできないのでしょうか」

仏は微笑んだ
ふくふくとした頬が、月光に照らされる

「分かり合えんことも、ある。
けれどな、“分かろうとした心”は、ちゃんと届いとる」

「……どこに?」

「このわしの懐にな」

楓は泣いた
ぽたぽたと、土に落ちて染み込む音がした

「心が汚れたような気がしてたけれど」
「それは成長じゃ。お汚れではない」
「でも、寂しいです」
「寂しゅうてよか。人は寂しさで、やさしゅうなるけん」

阿弥陀如来は目を細め、静かに言った

「そなたはよくやった
あとは……わしにまかせんしゃい」

その夜、楓は夢を見た
あの男が石段をのぼり、静かに手を合わせていた

そして、阿弥陀如来像はまっぱだった

おしまい(笑)

#慈悲のフルスロットル#ノーガード戦法#ことばりうむの星#モ#わかりあえない人の創作への返歌
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公園でボール遊びが禁止になってる風潮どう思う?公園でボール遊びが禁止になってる風潮どう思う?

回答数 23>>

近所の公園で見かけた風景。
グラウンドを一面使って、大人たちがゲートボール。申請済みらしい。
そこを、低学年らしき子どもが一人、走り抜けた。
するとすかさず、「じゃまだからこっちに入ってこないで」と叱られる──

いや、それって逆じゃない?
グラウンドを占有したいなら、まず大人こそ有料施設を借りてほしい。
公園って、子どもが自由に走り回る場所じゃなかった?

子どもが静かに遊ぶと思ってるの?
あなたはどうだった?
走って、転んで、叫んで、汗まみれで、
いつの間にかルールを覚えて、ケンカして、仲直りして。
遊びの中で、育ってきたんじゃない?

公園の近くに住むって、
「子どもの声が聞こえる場所に住む」ってことじゃないの?
あとから公園ができたのだとしても、その説明はあったはず。
それが嫌なら、山奥に住めばいい。
都市の中に“子どもの声の消えた静寂”を求めるのは、傲慢だと思う。

子どもは声をあげない。
だから、言ったもん勝ちになる。
それが今の社会。
強く、大きく、早く言った方にルールが傾く。

そして、すぐ「ハラ」の名を借りて黙らせる。
“〇〇ハラ”の時代。
何かといえば不快、不安、不適切。
でもそれって、耳障りなものを排除して、自分だけの快適を保ちたいだけじゃない?
結局、“ことなかれ”と“自己中”の合作なんだ。

公園のあり方は、社会の本性を映す鏡。
誰の声が通り、誰の声が押し潰されるか。
それを見ている子どもたちは、
きっと「声を出さないほうが得だ」と学ぶだろう。

それ、ほんとにいいの?
私は、吐き気がする。

“子ども”が絡むと熱くなちゃう😅

ボール遊びを禁止することで、本当に守っているのは誰か?
誰の「安心」で、誰の「自由」が削られているのか?

今、もう一度問い直す必要があるのは、
「ボール遊び」ではなく、私たちのなかの「利他心」なのかもしれない。
哲学哲学
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あお

あお

これって、INTJではよくあること?これって、INTJではよくあること?

回答数 19>>

「上から目線になっていませんか?」

──某ハラスメント防止ポスターより。

ふむ。

手間がかかりすぎる手順、
同じミスを何度も繰り返す運用、
雑談で業務が押して、定時を越える日々。

非効率の塊。

自己責任で完結するなら、どうでもいい。
だが、問題が起きた瞬間に
「みんなで解決しましょう」と“チームプレイ”を持ち出すのはなぜ?

合理的なやり方を示せば、
「それはあなたのやり方ですよね?」
「私には無理です!」
──ときて、結局尻拭いはこちら。

じゃあ、どう言えば正解だった?

「それではミスが起こりますよ」は、威圧的。
「私、言いましたよね?」は、冷たい。

つまり、
非効率を指摘するのもNG、
責任を明確にするのもNG、
ただニコニコ従って、後始末だけ引き受けるのが“善”ですか。

だったらもう、ハラスメントの分類を増やしてはどうか。

・考えないハラ
・擦り付けハラ
・できませんハラ

こういうのも、そろそろ可視化されていい時代じゃない?[照れる]
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あお

あお

INTJってホグワーツで言うとスリザリンっぽいけど、実際自分はどこ寮所属だと思う?INTJってホグワーツで言うとスリザリンっぽいけど、実際自分はどこ寮所属だと思う?

回答数 38>>

この質問‥みんな楽しそうで、めちゃくちゃ乗っかりたいのに、ハリー・ポッター読んだことも観たこともないの😭カタカナガニガテナノデス😭
逆に、あおはどの寮っぽいと思う?(笑)
INTJの星INTJの星
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あお

あお

美しさとは、光だけでなく、影も抱えているものだと思う。

整っていることだけでも、映えることでもない。
息をのむような静けさや、ふと心がほどける瞬間。
一枚の絵に見とれたり、沈む夕陽に涙がにじむとき。
不完全でも、心を揺らす何か。

それは誰かのためではなく、
自分にとってふるえるもの。
意味を超えて、ただそこに“ある”という存在の力に、
私は理由なく引き寄せられてしまう。

目で見るものだけではなく、内側で感じる気配。
そして、その感じる力もまた、一つの美しさなのかもしれない。

けれど今、“美しさ”は自由に感じにくくなっている
誰かの視線にさらされ、数値で評価され、ランキングされる。
“ふるえ”という感覚は、「正しさ」や「流行」という枠に押し込められてしまう。

たとえばルッキズム。
美しさを“他人の基準”で決める、その仕組み。
自由に感じることではなく、
評価されるために「整える」ことばかりが求められる。

その結果として、無理な食事制限や、身体のリズムが乱れること。
成長期の子どもたちの体が、健やかに伸びようとする力を削がれてしまう。
からだが、こころが、「もっと大切にして」と声をあげても、
鏡の中の自分を嫌いになってしまうことさえある。

うつくしいのに。
本当は、すでにうつくしいはずなのに。

美しさとは、本来、
整いすぎた何かではなく、
その人の内側から、じんわりとにじむもの。

健やかに呼吸をし、食べ、眠り、笑うこと。
自分の“好き”を感じられるこころと、
自分の“からだ”を信じられる感覚。
それは、ゆっくりと、たおやかに咲いていくものだと思う。

わたしは、きれいなものが好き。
そしてなにより、「自分かわいい!」って思える瞬間が、いちばん美しいと思う。

そのとき、私は誰の視線にも頼らず、
自分の中の光を信じている。

美しさは、他人に見せるためのものじゃない。
感じるためのもの。
奪われるものではなく、育てていくもの。

美しさは、自分のなかにあるもの。

わたしはそう思うけれど、
きっと、人の数だけ“美しさ”がある。
あなたにとって美しさとは何ですか?
🧪ふしぎの考察ラボ ~考えるって、たのしい~
🧪ふしぎの考察ラボ ~考えるって、たのしい~
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あお

あお

自分が真剣に論議したいとき相手が私が怒ったと思って話に乗ってくれない。。自分が真剣に論議したいとき相手が私が怒ったと思って話に乗ってくれない。。

回答数 13>>

たとえば、私が真剣に何かを語り始めたとき。
相手が少しだけ引いたような顔をする。
あ、この空気、またか……って思う。
私は怒ってるわけじゃない。
ただ、脳が本気になってるだけ。
でも、そういうときに限って「怒ってる?」って言われる。
(いや、実際には「あの時怒ってた?」だな。)

実際のところ私は、「これ、大事」とか「深掘りたい」と思った瞬間、思考が加速して、身体も表情も置いてけぼりになる。

怒ってるんじゃなくて、むしろ「脳みそフル稼働中」の顔。
葬式で笑えないのと同じで、大事な話だから、私は真顔になる。
そして、その沈黙は、決して拒絶じゃない。ただ、言葉の精度を上げるための“間”なのだ。

でも、多くの人にとっては、会話はキャッチボールというより「やさしい水の流れ」であってほしいのかもしれない。
私はその中に、いきなり重たい石を投げ込んでしまうことがある。
内容が熱くなればなるほど、私はその石を精密に削りたくなる。
気づけば語気が強くなって、問いの射程が深くなる。
でもそれは、相手を攻撃しているんじゃなくて、ただ「もっと深くまで見てみたい」だけなんだ。

「なぜ、それがそうなのか」「本当にそう言い切れるのか」
私は問いたいのだ。
それが、相手にとっては“詰められている”と感じられてしまうのだとしても。

私には、自分の中の熱がうまく伝わらないもどかしさがある。
私の“熱”は静かだ。内側で燃えて、外に出る頃には冷たくなっている。
でも私は、その冷たく見える思考の中に、ものすごく情熱を込めている。

そして私は、時々、勢いが出る。
考えが動き始めると、声が強くなり、言葉が早くなり、視線が定まる。
自分の中の集中力に駆動されて話している私の「集中」のあり様は、
相手に「怒りの圧」として受け取らせてしまうことがあるようだ。
そのたびに、ふっと距離が生まれる。

私は、誰かを言い負かしたいわけじゃない。
ただ、ちゃんと考えたいだけ。
でも、誠実であるために本気を出せば出すほど、
“対話”から少しずつ遠ざかってしまうこの皮肉に、何度も突き当たってきた。

ほんとは、うまく伝わらなくて、もどかしい。
だけど私は、この脳みその熱で話してる時、実は楽しい。
話に乗ってきてくれ(笑)

私はINTJの本気、すきだけどな。

#議論したい
INTJの星INTJの星
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あお

あお

キラキラ七夕大作戦キラキラ七夕大作戦
止めどなく流れる涙
ぽろり
ぽと
ぽと
ぽと
ぽたたた

小さなひと粒なのに
涙の音しか聞こえない

涙と
涙と


いっぱいになって
みずたまり
尽きない想いが
あふれ出す

川になって
空へとのぼり

天の川を
つたってゆく

七夕の夜
ふたりは――
あえましたか?

#七夕の祈り #涙の川 #ふたりはあえましたか #ことばりうむの星
ことばりうむの星★七夕イベント「あなたは星に何を願いますか?
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参加
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あお

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恋人ではない彼のこと~進んでない夜~

彼に、電話をかけた。
私からの連絡は珍しいから、すぐに折り返しがあった。

「何かあったんか?」
「んーん。声が聞きたかっただけ」

そう言うと、彼はそれ以上は踏み込まない。
そういうところが、ずるい。
でも、ほっとする。

「元気しとんか?」
「金曜日会ったばっかじゃん(笑)」

今日は七夕だね、って言って、
お星さま、見えるかな、って言って、
たったそれだけの会話で、
少しだけ呼吸が整う私がいる。

「私は○くんを利用してるかもしれない」
そう言った日のことを思い出す。

「あおが俺を?(笑)
そんなん気にせんでいいよ」

そう答えた彼は、変わらない。
でも、私も──
少しも、進んでいない。

#七夕の夜
#恋人ではない彼のこと
#進んでない夜
わたし日記~徒然帖~
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参加
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あお

あお

『無に近い5文字』

彼に、
毎年一度だけメッセージを送る。
お誕生日に。

でも、
もう会いたくない人から晴れの日に言葉が届くのって、
きっと嫌だろうなって思って、
やめよう、やめようって思いながら、
気づけば、4年目。

既読にはなる。
私からのメッセージだけが並ぶ4年の画面。

今年は、七夕に送った。
お誕生日には送らない。
不快なお誕生日にしたくないから。

今日のメッセージは、さすがに既読にならない。

ただ、「暑い夏を、元気に乗りきってください」
それだけ。
それすら、
もう言えないほど遠い人になった。

本当は、
彼を想うなら、
こんなこと、やめるべきなのに。

時が経つほどに、
自分でもわかる。
これはもう、
ストーカーみたいだって。

でも、
私にとっては、
まだ昨日のこと。

“0”
無。
それが、こんなにつらいなんて。

口内炎が、いつの間にか痛くなくなるみたいに
「あれ?もう平気」って思える日を
ずっと待っている。
もう4年。

一年に一度、会える織姫と彦星が羨ましい。

暑い夏を乗りきってね。

――「ありがとな」
たった5文字でいい。

限りなく“無”に近くていい。

その繋がりだけで
私は、生きていけるのに。

#届かぬ想い
#七夕に想う
わたし日記~徒然帖~
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あお

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「愛の一撃」~星降る夜の愛詞(あいことば)このイベントが、GRAVITY運営のおすすめイベントに選ばれました🎉

だからといって、何が起きるかはわかりませんが(笑)、
ことばりうむの星から放たれた一撃が、誰かの夜空に届くかもしれない[星]

そして今日、「ことばりうむの星」が生まれてちょうど1ヶ月。
ことばで遊び、感じ、つながる。そんな不思議な星の旅路に、あなたがいてくれてよかった。

投稿も、コメントも、
ひとつひとつが輝いていて──
まるで夜空に星座を描くような、あたたかな時間でした。

プンプンな日も、涙がこぼれる日も、
誰かのことばにふれて、気づけば笑っていたり、心がふっと軽くなっていたり。

“うまく書かなきゃ”なんて思わなくていい。
うまくなくていい、届けばいい。
そのままの、あなたのことばで。

最初は、小さな実験のような気持ちで始めたこの星が、
いまでは、想いが交差し、愛が瞬く、ちいさな銀河になっていて──
ほんとうに、ありがとう。

ここで出会えたすべての人が、
言葉のやりとりを通して、ほんの少しでも「にっこり」な時間を過ごせますように。

それがわたしの、
星降る夜の、愛詞(あいことば)𓂃𓈒𓏸

惑星主あおより
みんな愛してるよー💕(笑)
「愛の一撃」~星降る夜の愛詞(あいことば)
「愛の一撃」~星降る夜の愛詞(あいことば)
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あお

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長女で、いとこ頭で、委員長で、班長で、リーダーで。

みんなの言い分を聞き、時に想像し、最適解を出し、導き、
予想されてた事態のフォローと、責任取り。
そやって、生きてきた。

気づけば私は、空気を読む専門家。
「正しさ」の調整役。
だから今さら、「人の話を聞かない」だの、「自己中」だの言われても‥。
私だって、長い時間をかけて、こう作られてしまったんだ。
むずかしいよ。

INTJ、やめたいと思う日もある。
間違えたい日がある。
「いやだ」って、理由もなく言ってみたい日がある。
誰かの気持ちじゃなくて、「自分の気持ち」を真ん中に置いてみたい日がある。

そんなとき、弱気になると涙が出るのは、
どこに置いてきたかわからない「わたし」が、
内側からノックしてるのかもしれない。

なのに、INTJって「空気読めない」って言われる。
なんでだろう。
空気は、読める。
ずっと読んできた。
読みすぎて、もう、疲れてしまった。
誰が何を考えてて、どこに地雷があって、
どう振る舞えば場が収まるか。
それを即座に演算して、最適解を出してきた。

たぶん、「空気を読む」って、
“迎合すること”だと思ってる人たちには、
INTJの読み方は、見えないんだよね。

こっちは、空気の構造を読んでる。
感情に飲まれずに、全体の流れを把握して、
言うべきことを選んでる。

でもそれが、「ズレてる」って言われる。
「正論だけど冷たいね」って言われる。
KYじゃない、“構造読解型”だよって言いたい。

#INTJやめたい日
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あお

もう一度、ちゃんと終われるチャンスをください。
愛していたことも、愛されなかったことも、
私の人生の一部として、静かに抱きしめられるように。
消してきた心に、どうか、光と色を。
私の世界が、ちゃんと「私のもの」になりますように。
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音色と風景と、すきな人たち。

ここで、すきな人ができた。
すきな人と、すきな人と、すきな人と、すきな人と、すきな人と‥。

ルームという、小さな宇宙。
声が重なり、言葉が行き交い、
それぞれの音色が響きあっていた。

自分自身に、問いを投げる。
他者のことばに、耳をすませる。

誰も、攻撃的じゃなくて。
少数派かもしれないけれど、
それぞれに懸命で、やわらかで──
私にはそれが、
ものすごく、美しく思えた。

ことばのチョイスひとつひとつが、
まるで楽器みたいで、
どれも、私がすきになった音色だった。

私はただ、聞いていた。
耳の奥がくすぐったくて、
胸があたたかくて、
にまにまが止まらなかった。

音色と音色が重なって、
ルームの中が、宝石みたいにきらめいていた。

──最高だった。
それ以上だった。
あれは、私にとって、ひとつの“風景”だった。

#ことばりうむルーム運営会議
#ことばの宝石

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恋人ではない彼のこと 〜ことばにしない想い〜

何度かメッセージのやりとりが続くと、
私は、程よいところで返信をやめる。

彼の時間が、私の生活を侵食しないように。
そして、私の心が、彼に浸食されすぎないように。
そんなふうに、私はいつも、細心の注意を払っている。

“またね”は言わない。
“あなたのことがすき”も言わない。

彼を勘違いさせないため。
そして、自分を勘違いさせないため。

私は“好きだよ”のかわりに「たのしい」「うれしい」「おいしい」「ありがとう」を渡す。
無自覚に、期待を渡してしまわないように。

だから私のバイバイは、
いつも “ありがと、じゃあね” 。

“また”は彼次第。
私たちのデートは、いつも、彼の「会いたい」の一言で決まる。
次が当たり前じゃないから、毎回うれしい。
三年が過ぎた今でも、ちゃんとうれしい。

最近の私たちは、よく笑う。
おなかがすいても、たのしいし、
おなかがいっぱいでも、たのしい。

彼は、私を好きなんだろうか。
私は、彼を好きなんだろうか。
好きだとして、それはどんな“好き”なんだろうか。

会っていないとき、私は彼を思い出さない。
きれいな景色を見ても、彼と見たいとは思わない。
彼が誰と過ごして、どんなふうに笑っているかも、想像しない。
そしてもし、“また”がもう来なかったとしても──
きっと、私は受け入れられる。

でも、
最近この“恋人ではない彼のこと”を書くために、
ふたりのデートを振り返っていたせいか──

今日は、
彼のやさしさが、いつもより沁みた。
特別なことがあったわけじゃない。
疲れたって彼に寄りかかったとき、
背中にまわした手が、そっとなでるように動いた。
「大丈夫?」「お疲れさま」「がんばったね」
そんな言葉が、声に出さずに伝わってくるようだった。

言葉にしない気持ちをたしかめるように、
私たちは、キスをした。
やさしくて、少しだけ切ないキスだった。

「もっと一緒にいたい」
彼のその言葉に、私は聞こえないふりをした。

帰り道、少しだけ泣いた。
わたし日記~徒然帖~
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GRAVITY6
GRAVITY32
あお

あお

音もなく現れ、
一言で場をさらう。
鋭さの奥に、やわらかな優しさ。
心は、真珠のように澄んでいる。
ショートカットの天使、時々スナイパー。

だ〜れだ♪
ことばの横顔 ~このクセ、あの人~
ことばの横顔 ~このクセ、あの人~
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ことばりうむの星ことばりうむの星
GRAVITY4
GRAVITY30
あお

あお

かみさまはいますか?

としょかんのほんには
いるってかいてあった

えほんのなかの
かみさまは いつもやさしい

きのう テレビでみた
せんそうで たおれたこども
なんで たすけてくれなかったの?
ないてるの みえなかったの?

ねえ かみさま
いのちって だいじなんでしょう?
いじめも あっちゃいけないんでしょう?

わたし、しってるよ
せんせいがいったもん
「いいことをしたら、かみさまがみてるよ」って

じゃあ
わるいことをしてるひとには
なんで なにもいわないの?

…かみさま、ほんとうはいないの?

それとも、
みんなのなかに すこしずつ
かくれてるの?

ねえ、かみさま
みててよね
ほんとうに みててね

だいじなことは ぼくがきめる
かみさまは こころにいるのかな
🧪ふしぎの考察ラボ ~考えるって、たのしい~
🧪ふしぎの考察ラボ ~考えるって、たのしい~
参加
ことばりうむの星ことばりうむの星
GRAVITY6
GRAVITY27
あお

あお

#狂気的愛詞


あいしてる。
何度でも言う、何度でも壊してみせる。
君の骨の髄まで、私を染み込ませるまで。
優しさなんてもういらない。
ただ、君を滅ぼすほどに――愛してる。
「愛の一撃」~星降る夜の愛詞(あいことば)
「愛の一撃」~星降る夜の愛詞(あいことば)
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GRAVITY17
GRAVITY35
あお

あお

モ!さんの「空の旅」をうけて~


「航海」

それは 最初から
穴のあいた舟だった

水が染みこみ
ときには 溺れかけて
何度も この舟を捨てようとした

でも 降りられなかった
怖かったからじゃない
たぶん 私にはこの舟しかなかった

日ごと 穴は大きくなる
浮かんでいるのが 精一杯だった
それでも ただ 浮かびつづけていた

あの日の怒りも
あの夜の孤独も
舟底に 小さく残ってる

誰かの舟とくらべて
なんども 惨めになった
でも今なら そっと触れられる

ふと 見下ろす
水面が やわらかく揺れていた

青でも 黒でもない
いくつもの季節を吸いこんだ色
波紋の奥に かつての私が うつっていた

触れれば壊れそうで
目をそらしていた水面
でも いまはただ その静けさを愛おしむ

大海原の先は まだ見えない

沈まずに
たゆたって 生きていく

それで 十分じゃないか
穴のあいた舟に
私は ずっと 乗っていたんだ
ことばりうむの星ことばりうむの星
GRAVITY2
GRAVITY23
あお

あお

恋人ではない彼のこと ~出会い編~

失恋して、一年がたったころだった。
季節がいくつかめぐっても、私はうまく笑えずにいた。

様子が変だと気づいた友達が、ある夜、ふいに連れ出してくれた。
「お酒は飲めないけど、行ってみよう」
そう言って連れていかれたのは、
小さなビルの一角にあるBarだった。

私は、ノンアルコールのきれいな飲み物を
ただ、じっと見つめていた。
氷が音を立てて揺れるのを、
ぼんやり眺めていた。

そのときだった。
「こんばんは」
と、隣からやわらかい声がした。

オーナーさんだというその人は、
とてもよくしゃべる人で、
私は半分も覚えていないくらい、
いろんな話をしてくれた。

「抜けるから、ちょっと待ってて」
そう言って、彼は私を夜景の見える場所へ連れていった。

夜景──
それは、かつての彼との初デートの記憶だった。
光の向こうに、思い出がまだ疼いていた。

私は、ひとりのようにしてそこに立って、
ただ、空の奥を見つめていた。
どのくらい黙っていたのか、わからない。

ふと、視線を感じて横を見ると、
彼は私を見ていた。
でも目が合った瞬間、すっとそらした。

私は、なぜかその人に、失恋の話をした。
誰にでも言える話じゃなかったけど、
その夜は、言葉が自然にこぼれた。

彼はちゃんと聞いてくれた。
そして、少し笑って言った。
「だっさ(笑)俺、振られたことないし」

負けず嫌いの私も、さっきまでのしょんぼりを忘れて
「私だって“初失恋”だもん!」とむきになって、
ふたりで、あははと笑った。

帰り道。
コインパーキングで、
車から降りた私に、彼が少しだけ近づいてきた。
髪にふれるかふれないかくらいの指先で、
そっと、なでた。

それが、出会いだった。
その日だけのおしゃべり。
ふたりきりで話すのは、それが最初で、最後だと思っていた。

“また”があるなんて、思っていなかった。
まさか、それから3年も続く関係になるなんて──
その夜の私には、想像もできなかった。

わたし日記~徒然帖~
わたし日記~徒然帖~
参加
ことばりうむの星ことばりうむの星
GRAVITY13
GRAVITY33
あお

あお

ルールなど
無視して進め
楽しいを
まっしぐらなれ
この一瞬を[ハートポーズ]
ことばりうむの星★7月川柳、俳句イベント
ことばりうむの星★7月川柳、俳句イベント
参加
ことばりうむの星ことばりうむの星
GRAVITY3
GRAVITY27
あお

あお

月の裏
願うたびまた
君が立つ🌙
ことばりうむの星★7月川柳、俳句イベント
ことばりうむの星★7月川柳、俳句イベント
参加
ことばりうむの星ことばりうむの星
GRAVITY1
GRAVITY25
あお

あお

あの人は
恋の話に めっぽう弱い
話題がそこへいくと
そっと風向きを変える

私は
ほめことばに ひどく弱い
聞こえないふりして
ノーコメントで逃げる

ことばりうむの星ことばりうむの星
GRAVITY14
GRAVITY24
あお

あお


朝礼の
伝達事項
右から左
差し入れだけ
ちゃんと聞こえる


食べてない
それなのになぜ
空っぽで
「食べた?」の一言
ないんかい!!

差し入れの消え方にも、人間性って出る気がする。
INTJは見てるよ。静かに、そして鋭く。
INTJの星INTJの星
GRAVITY12
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あお

あお

あなたの「弱さ」や「コンプレックス」を、あえて詩的な言葉や肯定的な言葉で表現し直してみてくださいあなたの「弱さ」や「コンプレックス」を、あえて詩的な言葉や肯定的な言葉で表現し直してみてください

回答数 17>>

人混みのなかで、ときどき呼吸を忘れる。
空気の乱れを、誰よりも早く感じ取ってしまうから。
見えない棘や温度差を察知して、
私はそっと身を引く。
この感受性は、きっと
透明な刃なのだと思う。
誰も気づかないノイズを、
静かに裂いて、輪郭を見てしまう。

でも、私は知っている。
違和感はたいてい、真実のほうに近いことを。

 

頼ることに、私はずっとためらいがある。
弱さを見せた瞬間に、
すべてが音を立てて崩れる気がしていた。
だから、私は自分の足で立ち続けてきた。
それは
自立という名の塔。
背筋を伸ばし、誰にも寄りかからず、
高さの中で孤独を光に変えようとしてきた。

でも、塔は降りてもいい場所なのだ。
降りて、座り込んで、
涙をこぼしたって、かまわないのだ。

 

「わかってほしいとは思っていない」
そう何度も言い聞かせた。
でも、誰かのまなざしに、
あたたかい言葉に、
心が揺れてしまう日もある。
私は
光を探す影だったのかもしれない。
誰よりも冷めていて、
それでいて、誰よりも信じたがっていた。

 

言葉にならない想いがある。
感じているのに、言葉にすれば壊れてしまう、
そういうものが、私の中にはある。
それはまるで
音になる前の音楽。

深く静かな海の底で、
まだ誰の言葉にもなっていない何かが、
そっと息をしている。

 

「ふつう」とは、私にはよくわからない言葉だ。
ずれている、と言われることもあるけれど、
それでも私は
オリジナルという名の星座として、
私だけの軌道を描いてきた。
少しだけ誇らしくて、
少しだけさびしかった。

 

いま、私は“あの頃の私”と向き合っている。
痛みのなかった世界。
理想の姿。
まぶしかった過去。
今はまだそこには届かない。
でも、私の中から消えてもいない。

私は今
過去と未来をつなぐ回廊にいる。
歩いているだけ。
ゆっくりと、でも確かに。

 

そう、私は弱さを持っている。
けれどそのすべては
「強くあろうとした証」。

だから私は尊いのだ。
泣いても、立ち止まっても、
私は私の音を奏でる。

その刃は、私を守ってきた。
その塔は、私の孤独を支えてきた。
その音楽は、まだ形を持たない夢。
その光は、いまだ誰にも真似できない軌道でまたたいている。

私は今日も、静かに息をする。
ことばりうむの星ことばりうむの星
GRAVITY11
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あお

あお

あなたが日本語で一番綺麗だと思う言葉はなんですか?あなたが日本語で一番綺麗だと思う言葉はなんですか?

回答数 36>>

すきなことばは、「うんと」。

それは、たくさんでも、とてもでもなくて。
もっと奥のほうから、
気持ちの芯まで使ったときにだけ、ぽとりと落ちてくる言葉。

たとえば――
谷川俊太郎さんの『スイミー』にある、
「うんと かんがえた」という一文。
海の底で、ひとりきりになった小さな魚が、
こわさも悲しさもぜんぶ抱えながら、
心をつかいきって出した、あのひとこと。

わたしは、あの「うんと」に、ずっと惹かれている。

言葉を選ぶとき、わたしはいつも思う。
派手なことばよりも、内側で反響することばがいい。
誰かに届くよりも、自分の奥深くに沈んで、
静かに波紋をつくるようなものがすき。

「うんと考えた」
「うんと疲れた」
「うんと楽しかった」

それらに通じているのは、思索の重みと、感情の余白。
どれも、意味を超えて「響きの温度」がある。

まるく閉じる音が、
感情を押し流さずに、そっと手元に残してくれる。

「うんと」は、飛ばない言葉。
刺さらず、とがらず、ふと頬に風が触れるように伝わる。

罵倒にまぜても、やわらかい。
「うんとバカだね」なんて言われたって、
なぜか、とげとげしさがない。

あんれまぁ、とか
おやまぁ、とか。
感情がひとまわりしてから出てくることばの、あのやわらかさ。

そのやわらかさが、わたしには心地いい。
きっと、ことばの呼吸が、自分の呼吸と似ているからだと思う。

それは、湯呑みのぬくもりみたいで、
体温が伝わる、ゆっくりとした時間。

だから、わたしは「うんと」がすき。

“一番”を選ぶのはむずかしかったけれど、
うんと考えたすえに、やっぱりこのことばがいちばん綺麗だと答える😌
ことばりうむの星ことばりうむの星
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あお

あお

みんなと出会って、もう100日。こんな未来が 待っているなんて、想像もしなかったよ。
んー、なんて言ったらいいんだろう。胸がぽか ぽかしてる。
なにげない投稿も、コメントも、どれも宝物み たいで。
だれかのひとことに、そっと背中を押された日 もあった。
いつの間にか、この場所が日々の光になってた んだ。
すなおに「ありがとう」って思える、そんな関 係がうれしい。
きょうもここにいてくれて、ほんとうに、あり がとう。
あなたのことばに、たくさん笑って、救われ  てきたよ。
りゆうなんていらないくらい、大切な時間だっ た。
がらにもなく、こんなにしみじみしちゃうけ  ど。
とうめいな星の時間が、わたしの中に降り積  もっていく。
うれしいって、きっと、こういうこと。ありが とうございます。
[ハート]
あいさつから、ことば旅🌿
あいさつから、ことば旅🌿
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あお

あお

午前中に、洗濯をし、掃除機をかける。
舞い上がる埃も、どこか懐かしい匂いがした。
シーツを張り替え、クッションをぽんと叩く。
整えられた室内に、静かな光が差し込む。

さっき干したシャツが、風に揺れる音を聴く。
ただ、空と音と、整った部屋の中にいる。

雲ひとつない青い空。
鳥の声、風の音、ときどき揚羽蝶が舞う。
輝きと陰、葉の音。
ただただ、美しい。

玄関横に咲くアガパンサス。
すっと背筋を伸ばしたような、薄紫の花。
和名は「紫君子蘭」だって。
あなたは、どちらの名前が好き?

風の中ではアガパンサス。
影の中では紫君子蘭。
どちらも、この花が持つ
ふたつの時間の名前。

あなたの薄紫色は、
凛として気高い。
そんな色をしているね。
ありがとう。

お茶を点てる。
湯の沸く音。
こぽこぽと、柄杓で汲む音。
湯を注ぐ音。
耳を澄ませていると、
やがて抹茶の香りが、部屋を満たしていく。

今日のお茶菓子は、水無月。
氷に見立てた白いういろうに、小豆が浮かぶ。
冷たくはないけれど、
口に入れると涼しさが広がる。
やさしい甘さが、ゆっくりと身体に満ちていく。

#日曜日の贅沢
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あお

恋人ではない彼のこと~2~。

彼は、いつも私にどこか触れていたいみたい。
お風呂で私にまわす腕が、心地よい。
運転中、手遊びのように髪をなぞる指先も、心地よい。
テレビを見ているとき、私の肩に頭をあずける重さも、心地よい。

彼の触れかたは、大事なものに触れるようで。
だから私は、「ここにいていい」と思える。

階段を下りるとき、少し前を歩いていた彼が、
ときどき立ち止まって、ふりかえる。
見上げるほどの身長差。
それでも、彼がふりかえると、視線はまっすぐ私に届く。
その瞬間だけ、ふたりの高さがそろうみたいで──
くすぐったくて、うれしい。

お祭りが好きなことも、
イチゴのチョコが好きなことも、
「味のない飲み物きらーい」っていう変なわがままも、
そのまま受け止めてくれるのが、うれしい。

私は、何を返せているだろう。

答えはわからないまま、
「もーおなかいっぱい」と言う彼に、パンをちぎって食べさせてみる。
はむはむと食べる彼に、なにかがあふれて、
わしゃわしゃと頭をなでてみる。
やっぱり彼は、ぱあっと笑う。

最近の流行りは、美容室ごっこ。
丁寧に髪を洗って、ホットタオルを首にあてて、
マッサージをして。
目を閉じる彼の横顔を、こっそり見る。

湯気の向こうで、夜がふかくなっていく。
そろそろ、おしまいの時間。

「またね」は言わない。

帰り際、彼は私にキスをする。
背の高い彼が、少しかがんで。
そして、はにかんだ笑顔で、手をふる。

帰宅したら、彼の香水の香りを、ずっと強く感じる。
私の服や髪に、そっと残っている。
包まれていたい──そう思って、すぐに打ち消す。
私は、私の部屋に戻っただけ。

#包まれる夜
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ことばりうむの星ことばりうむの星
GRAVITY28
GRAVITY31
あお

あお

恋人ではない彼のこと。

食事中も、おしゃべり中も、テレビを見ているときでさえ。
ふいに、彼の視線が私にふれるのがわかる。
「おいしい?」
「たのしい?」
その目が、そう語りかけてくる。
私は言葉を返さず、心のなかでそっと頷く。

愛しさで胸がふくらむ。
こんなに近くにいて、
もう何度もデートして、
もう三年もたったのに。
彼はまだ、私の目を見ると、
照れて笑って、目をそらす。
──なんて、ずるい。

あお、あお、あお、あお、あお。
まるで名前が魔法の呪文みたいに、彼は何度も呼ぶ。
んー、なーに?
ときどき、くるんと呼び返してあげると
彼は声もなく、ぱあっと笑う。
その笑顔を見るたび、
私の心はほどける。

最近ふたりがはまっているのは、露天風呂。
夜の湯けむりのなか、
水にゆらゆら漂いながら、
空を見上げる。
飛行機の灯が、そっと瞬く。
彼の肩が、あたたかい。

言葉がなくても、わかってしまう。
このひとといる時間が、
今、世界でいちばんのご褒美。
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GRAVITY15
GRAVITY30
あお

あお

狂気を言葉で表してください。ずどぉぉぉぉん!!狂気を言葉で表してください。ずどぉぉぉぉん!!

回答数 12>>

狂気とは、一般には「理性の喪失」「社会的常識からの逸脱」とされている。
だがその定義の多くは、“他者の視点”によって決められているものにすぎない。
では、もし「他者の物差し」から自由になったとき――
私たちは狂気と正気を、どうやって区別すればいいのだろう?

私にとっての狂気は、“静かな極限”だ。
それは叫びではなく、沈黙のかたちをしている。
誰にも理解されることを求めない、孤独の温度。
その存在感はときに、理性よりも真実に近い。

狂気は恐怖ではない。
それは、誰にも明かさなかった“本心”を、ただじっと見つめ続ける姿勢のこと。
むしろ私は、そこに美しさすら感じている。

何かを強く信じているとき、人は狂気に近づく。
とくにそれが、誰にも理解されないとわかっているとき。
それでもなお、自分の内側にしかない「正しさ」を手放せないとき、
私は狂気の端に立っているのかもしれない。

たとえば――
誰にも見せていない努力を、いつまでも続けてしまうとき。
「どうせ伝わらない」と思いながら、それでも言葉を綴ってしまうとき。
誰の声も届かない場所で、それでもまだ言葉を紡ごうとしてしまうとき。

そんなとき、
「私は今、誰の正気にも属していない」と思う。
でも、それは決して恐ろしいことじゃない。
むしろ私は、その場所に居る自分を、どこか誇らしく思っている。

人を傷つける狂気は、狂気ではない。
それは、ただの甘え。
お菓子をねだって、地面に寝転び、じたばたする子どものような、
愚かで稚拙な実力行使にすぎない。
本能のままに感情をぶつけることを、狂気とは呼ばない。
それは理性を超えるどころか、理性を持つことすら拒否した幼児性だ。

私が思う狂気とは、世界の“前提”に対する、根源的な疑いである。
常識に従わないことではなく、
常識そのものを疑い抜いた果てに訪れる、思考の臨界点。

狂気は、誰にも見せない炎。
自分自身に向けて突きつける刃。
逃げ道を断ち、甘さを許さず、
「それで、おまえは本当に、生きたと言えるのか」と問いつづけてくる、内なる静寂。

そして、私の中にある狂気とは――
正気のふりをした、絶望の芸術。

質問者は、私の中の狂気を見たのだろうか。
どんなに目を凝らしても何も見えない漆黒の闇の中で、目をカッと見開いて、何かを見ようとしてる――そんな私の映像が浮かんだかな?(笑)
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あお

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数値の評価を気にしますか?数値の評価を気にしますか?

回答数 29>>

私は、数値ってすき。
努力が“見える化”される気がするから。

「〇〇点」「〇〇回」「〇〇%」――
積み重ねた時間や、誰にも気づかれなかった頑張りが、形になることで、
自分の中でやっと「ここまで来た」と思える。

でもそれは、他人に認められたいからじゃない。

他人のスコアや“いいね”では、
私の本当の努力の深さまでは、見えていないと思うから。

私は、自分だけが知っている“がんばったログ”を信じていたい。
泣きながら続けたこと。黙って終えたこと。言わなかったこと――
ひとつひとつ、心の中で数えていくようにして。

だけど、世の中には数値にならないことの方が多すぎる。

たとえば、「やさしいね」って言われるとき。
それは、何回声をかけたか、何回頷いたか――
そんな“わかりやすい回数”だけで決められている気がする。

でも、やさしさって本当にそれだけ?

ときには、他者にとって耳が痛いことでも、必要なら伝える。
それもまた、やさしさじゃないのかと思う。

誰かのために言葉を選ぶ苦しさや、
沈黙という選択に込めた想い――
そういう“ほんと”や“深さ”こそ、数値で表せたらいいのに。

痛みにだって、数値がつけばいいのにと思う。

「強いね」って言われることがある。
でもそれは、努力で身につけた回復力であって、
決して、痛くないわけじゃない。

何度刺されても、傷に慣れることはない。
回復力があることと、傷つかないことは、別なのに。

だから、願ってしまう。

見えないものにも、数値があったらと。

わかってほしいとは、もう思っていない。
諦めた分だけ、自分の軸に寄り添ってきた。
でも、ときどき思う。
この痛みや選択にも、数値がつけられるなら、
私は、この軸をそっと差し出せたかもしれない、と。

気づかいポイント、こらえた涙、声に出せなかった「たすけて」メーター。
誰もが持つ“努力のログ”が可視化されたら、
きっと少しだけ、世界はやさしくなる。

そんな仕組みはまだないけれど――
私は、今日も黙って積み上げる。

私はINTJ。
圧倒的に少数。
少数というだけで、「なんか変」と言われる。

この社会では、平均値が“ふつう”で、
“ふつう”が、まるで正義のような顔をしている。

つまり、
平均から外れた私は、最初から「悪」なのだ。

もう、善悪さえも数値化されたらいいのに。
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あお

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たった今、雨が止んだばかりの公園。
濡れたグラウンドに街灯の光がすっと伸びている。
まるで、海に浮かぶ月の道みたいに。
静かで、やさしくて、どこか遠い場所へと続いていきそうだった。

その光の周りでは、木々の緑がしっとりと揺れていた。
まぶしすぎず、暗すぎず、
湿った空気の中で、わずかに息をしているように見えた。

葉の擦れる音と、
雨粒が葉から葉へ落ちる音。
ただそれだけが、夜の沈黙を彩っていた。

誰もいない。
声もない。
だけど、世界はまだ確かに生きていた。
それが、胸の奥にそっと触れて、
私はやっと、ひと息ついた。

きれいだな、と思った。
でもこれは、誰かと見たい景色じゃない。
一緒に「きれいだね」と言い合うための美しさじゃない。

これは、私だけの“きれい”。
言葉にしたくないほどの、
私の中だけにそっと咲いた、夜のひかり。

誰にも話さなくていい。
この静けさに触れたこと、
この風景と心がぴたりと重なったこと――

そのすべてを、
私だけが知っていれば、それでよかった。
わたし日記~徒然帖~
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