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🏕ヴィルケ🐻‍❄️

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村上春樹とか?
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資産運用や国際情勢好きだし
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Peace◌*⃝̥◍

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環境に悪くない綺麗な布で美しいシルエットのドレスや着物を纏いたい

春には花を愛で
夏には水に飛び込み
秋には紅葉に染まる世界に自身を絵画にし
冬には積もる雪と囲炉裏の暖かさと厚い壁の断熱による暖かさを享受して

ただ生きることの喜びを感じ朽ちていく
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我が青春の連載漫画......!みたいに思ったけど幼稚園頃から今に至るまで毎週ジャンプ読んでるから別に青春というわけではなかったな
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あーこのまま青春が続けばいいのに
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『Oneday in Autumn3』


もう9月。

今まで
早ければ一週間。
遅くても一ヶ月は空いたことはなかった。

いつも突然に
金木犀の香りを連れて、彼女はやって来ていた。

あれからもう三ヶ月。
彼女は一向に姿を見せない。

さすがに心配になった僕は、初めて彼女を探してみることにした。

かといって、手がかりはない。
どこの学部なのかも分からない。
誰か友達が居たのかも知らない。
仕方なく
大学の事務局で尋ねると、学部は同じ理学部。
コースは違うけれど、だいたい僕と同じ講義を取っていた。

自宅や連絡先を聞いてみたが、やはりプライベートな部分はお答え出来ませんと断られた。
それならと、同じコースのやつを片っ端から聞いて回ってみると、僕と同じ高校出身の女の子、須藤久美子が知っていた。

「何言ってんのよ?千秋でしょ?
私たちと同じ高校出身の板野千秋。知ってるに決まってるじゃないの」

「……へっ?」

「…呆れた。同級生の顔も名前も知らないなんて、さすが人間嫌い海くんね。まぁあの子の場合、仕方ないのかもしれないけど…」

「…どういう意味?」

ふぅっと大きくため息をついて、久美子はすごい事実を語り始めた。

「あのね。千秋は高1の春に酷い交通事故に遇って、三ヶ月入院してたの。信号無視のトラックにひかれてね。奇跡的に一命はとりとめたんだけど、脳に大きな爆弾を抱えちゃったの。血腫。いつ裂けるか分からない血の塊が、よりによって手術出来ないような脳の神経の中に出来ちゃってるの。それは年々少しずつ膨らんで、いつかは生命も危険になるんだって。それがいつになるか分かんない。ただ、すごく難しい手術だけど、同じような患者を何人も救った医者が、アメリカに居るんだって。だから今、千秋は休学してアメリカに渡ってるよ」

「………………」

あまりにも想定外の事実に、言葉も出なかった。

「……海くん最近、千秋と仲良かったもんね。聞いてなかったの?手術決めたの、突然だったんだよ?私たちもびっくりしたもん」

「……いつの話だ?」

「……んー。6月くらいだったかなー。ここに入学してからも、ずーっと入退院繰り返してて、血腫の状態がまた悪くなったとかで、手術するかどうか迷ってるって言ってたんだよ。それが突然、手術することに決めたからって。そうそう!やっぱし6月だわ」

「……連絡先と自宅、教えてくれる?」

「…いいけど…あの子があなたに言ってないのなら、逢わないであげたほうがいいんじゃない? だって……もし手術が成功したとしても、確実に後遺症は残るそうだから…」

「…後遺症?」

久美子は一度深呼吸をして、僕に向き直って言った。

「記憶障害。無くしちゃうんだって。記憶を。」


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