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参政党は新法1つと特定秘密保護法、重要経済安保情報保護法の改正法、国民民主党は新法1つとなっています。
両党の新法は、いずれも実態法ではなく、基本理念、組織の設置、政府の努力義務などを規定したものです。
つまり、どちらの法律でも、いかなる行為も直接は取り締まれないということです。
これをスパイ防止法というには無理があるのではないかとも思いますし、以前この惑星の質問も出させていただきましたが、スパイ防止というのは情報を守るという要素が大きく、既存の立法でかなりカバーされているので、やること(できること?)があまりなかったということではないかとも感じています。
残された領域として、プロパガンダ等の工作活動を罰するといったことは机上では思いつくところですが、そうした条文は両党とも書くことが現状はできなかった(やらなかった?)ということでしょうか。
さて、おまけ程度に、参政党法案の既存の法律の改正について、レビューいたします。
<特定秘密保護法の改正概要>
取扱者の適性評価の事項の追加と厳罰化といったところでしょう。
取扱者の適性評価の事項に国籍や渡航歴等の事項を追加しています。
罰則は漏洩の罪に図利加害目的のような主観的構成要件を足し、重罰化しています。
<特定秘密保護法の改正寸評>
適性評価事項の追加は、渡航歴等は単なる事実なのでもともと「関する事項」で読めていたのではないかとも思えます。国籍について言えば、人事院規則8-18(採用試験)第9条第1項第3号で国籍要件は特定秘密の取扱にかかわらず国家公務員全体に一般化されています。行政に委ねているところを立法府が法に格上げすることは意義があるかもしれませんが、実質的な変更ではないとも言えてしまいます。
漏洩の罪に要件を足した重罰化は抑止効果は上がるかもしれません。
とはいえ、特定秘密保護法の射程及びスキームが何ら変わっていないので、参政党もスパイ防止法は元々存在していたと言っているような気がするのです。
<重要経済安保情報保護法の改正概要・寸評>
斜め読みですがほぼ特定秘密保護法とパラレルと思いますので割愛します。同じと言って差し支えない内容かと。

korn 今
#横浜DeNAベイスターズ
#baystars

おふみちゃん
色んなこと教えてくれた先生だったな。
卒業後の今も会うくらい大事な仲間や色んな思い出ができた場所、忖度なく寸評される先生が大好きでした。
ゆっくり休んでください、先生。

りんこ
主人公の私は会社の松浦さんや同僚たちに誘われ六甲山に登ることになる。それは六甲山の王道ルートで「正規ルート」である。そこで登山の新鮮さを味わう。妻は付き合いは大事だと賛同してくれる。私は登山用品を少しずつ揃えてゆく。ところが山に登っても社員同士だと仕事の話になるのが欠点だった。山登りはサークルから登山部になった。
そんな登山部に妻鹿(メガ)さんが参加する事になる。妻鹿さんは営業ニ課主任で、何となくまわりと隔たりがあるような人物だ。誰も声をかけず、戻ったことも気に留められないような地味な人物だ。社内のどのグループにも属さず、誰とも連むことなく淡々と仕事をしている『防水』を一番分かっている変わり者の社員だった。
ところが山登り当日、集合場所に妻鹿さんの姿はなかった。山登り経験者の妻鹿さんは、途中で皆と合流するということだった。妻鹿さんの勝手な行動を皆が批判する中、常務だけが妻鹿さんを庇うのだ。合流した妻鹿さんは濃紺のヤッケ、会社の作業ズボンに靴は地下足袋姿で、熟練ハイカーのスタイルには程遠い。妻鹿さんはバリをやっているのだ。バリとは「バリエーションコース」の略語だ。皆は妻鹿さんの後について、バリを行くがとても危険だと感じる。妻鹿さんはアプリに【バリ山行】と登山ルートを投稿していた。ようやく有馬に着くと常務退職送別会が行われた。常務の営業を記録したノートは机の奥に仕舞われてしまう。会社は時代と共に古い経営から新しい経営へと変わりつつあるのだった。
常務が会社を去ると共に会社は新体制になった。私は胸が騒いだが、妻鹿さんは相変わらず勝手に以前と変わらない仕事を続けている。私は妻鹿の山行に興味があった。妻鹿さんに声をかけてみるが、妻鹿さんは『青いタータンチェック柄のマスキングテープ』を手で弄んで、バリについて話す気は無いようだった。
年明け会社の全体会議が開かれた。元請け工事からの撤退。ゼネコンの下受けとなって工事の安定受注を目指すという方針だ。これまでの客先に日参するような営業手法は古い。今後は元請業者とビジネスパートナーとして連携し、安定経営を目指すのだ。ところが社長が懇意にしているアーヴィンから発注が入ってこなくなった。僅か半年ほどで会社の状況が悪くなる。私は過去、人員整理の対象となり、三年前会社に営業要員として雇われた。また転職すれば生活が不安定になる。いくら山に登っても会社の事ばかり考えてしまう。私は各課の集まりに参加するようになる。個人面談の話が出ていた。人員整理のためだ。そんな中妻鹿さんの山行は登山アプリに更新され続ける。
ある日、私が担当する取引先から防水工事のクレームが入った。調査に入り、何度か補修工事をしたが漏水は止まらない。いまこの時期に主要顧客とトラブルをおこすわけにはいかなかった。そこで『防水』に詳しい妻鹿さんに相談する。妻鹿さんは軽作業師のように屋根を歩き、ひとりでいるかのように淡々と調査を続け、いとも簡単に原因を見つける。私は妻鹿さんと補修にかかる。そんな時も妻鹿さんの登山アプリに山行は更新されている。〈何を思って妻鹿さんはバリに行くのだろうか?〉私は妻鹿さんに、バリに連れて行ってくださいと頼むが、断られてしまう。翌日は今回の漏水箇所以外にも懸念される箇所に妻鹿さんが『青いタータンチェック柄のマスキングテープ』で印をして回る。二人で岸壁に建てられた穀物サイロの上から海に目を向ける。二人の間に友情のようなものが生まれる。思いもかけず、私は妻鹿さんに、バリに誘われる。
私は有給休暇を取り、バリ当日ざっくの中に妻鹿さんに言われた物を用意し、アウトドアブランドのアウターを身につけて行った。妻鹿さんはいつもの冴えない格好だった。ピッケルがザックに括り付けてあった。やはり濃紺のヤッケはホームセンターで買ったらしい。今日は登山靴を履いている。ピッケルはピックステッキと言って、ピッケルとストックのハーフだと教えてもらう。二人は妻鹿さんの言うメジャールートを進む。場所によっては赤テープやトラロープの目印がついている。今まで見たことのない景色、歩いたことのない場所を登る。私は新鮮さに心躍り最高だと思う。でもそれは序の口でだんだんとバリは過酷になってゆく。
私はやっと目的地に到着し、舗装路の上で安心していた。このまま登山道で下るものだと思っていた。ところが妻鹿さんは登ってきた土手を降りて、また薮に入っていく。いつの間にか冗談では済まされない場所に足を踏み入れた。〈な、本物だろ?この怖さは本物だろ?〉妻鹿さんが言う。二人は何度も危険な目に遭いながらバリを続けた。妻鹿さんはルートを探しながら『青いタータンチェック柄のマスキングテープ』を枝先に巻いている。私はだんだん気分が萎えてきていた。〈バリはさ、ルートがあってるかじゃないんだ。行けるかどうかだよ。行けるところがルートなんだ〉妻鹿さんが言う。妻鹿さんは、藪漕ぎはツルツルがいいんだと濃紺のヤッケを着る。手には折りたたみ式の手鋸を持っている。妻鹿さんがちょっと休憩しようとコーヒー豆を挽いてコーヒーを淹れてくれる。〈これがね最高なんだよ。誰も来ないこんなところでコーヒーを淹れる〉妻鹿さんは言う。私も最高だと思う。会社の事を聞いたら〈俺は自分のことをやるだけだよ。不安感は自分がつくりだしているまぼろしで本物じゃないんだよ。バリは目の前の崖の手掛かりとか足掛り、それにどう対処するか。それが本物だ〉と言う。私はそれに反論する。〈売上とか受注発注とか数字で出ますよね。予想して対策して手を打つのも本物じゃないですか?〉妻鹿さんは〈バリはやっぱりひとりじゃなきゃ。ひとりじゃないと、感じられないでしょ〉と言う。私は違和感があった。妻鹿さんにも自宅があり仕事があり生活がある。結局、街から逃れられないと思う。バリを進めていくうち、私は思わぬ事故に遭う。私はもう少しで死ぬところだった。私は〈山は遊びですよ。死んだら意味がないじゃないですか。本物の危機は街ですよ〉と妻鹿さんに吐き捨てる。私は負傷した足が痛み、破けたアウターから雨水がはいり体は冷えきっていた。妻鹿さんが、ピックステッキを貸してくれた。別れ際、妻鹿さんが背後から何か言ったが、私は気づかないふりをした。
翌日、具合が悪くなり病院で診てもらうと肺炎だと診断される。妻と子供は感染を恐れ実家に帰ってしまう。私は自宅療養中、あれほど執着していた生き残りに熱量を持てなかった。不安はある。しかし私の腹の底に豪胆な何かが居座っている。しばらくして出社してみると、会社の状況が急変していた。アーヴィンからの発注や他の現場も順次発注があるということだった。〈やっぱ資金力やな〉事務所から聞こえてきた。残念なことに、妻鹿さんは会社を辞めていた。妻鹿さんはボロボロのノートを持って社長に直訴したが、逆に材料を勝手に持ち出していることを追求されて、自主的に辞めたのだ。山の中をひとり歩いてゆく後ろ姿が思い浮かんだ。妻鹿さんの行方は分からず、アプリのアカウントも消えていた。私の手元に妻鹿さんが貸してくれたピッケルステッキだけが残った。窓から差し込んだ薄明かりを受けて暗闇の中に仄白く浮かんで見えた。
私は松浦さんに「正規ルート」の山行に誘われたが断った。ホームセンターに行き、バリの道具を買う。もう二度とバリはしないと思っていたのに、私はバリに行く。バリを妻鹿さんを理解しはじめているのかもしれない。会社は再び状況が悪くなった。実のところ状況は何一つ変わっていないのだ。バリに行き、斜面を登る。身体が熱くなる。しかしいくら登っても歩いても不安は変わらず煙りはじめる。妻鹿さんも同じだったんじゃないだろうか。常務のこと。会社のこと。仕事のこと。家族のこと。私はいつの間にか、草藪を掻き分け、あの踏み跡を探していた。妻鹿さんに連れられて入ったあの踏み跡。私は謝りたかった。常務のノートを持ち続け、ひとり客先を廻って直接営業する。それはどこかバリと通じるのか。妻鹿さんは、駅で最後に私に何を言おうとしたのだろう。それを訊きたかった。私は薮の中でもがき続けた。ザクザクと歩く足音が聞こえた。妻鹿さん!声をだそうか、そう思った瞬間、薮が切れ、目の前に谷が広がった。谷を降りると藤色の灯りがともるようにミツバツツジが群生している。岩に腰を下ろしてコーヒーを淹れる。ミツバツツジの赤紫が目を惑わせる。ふと見ると枝先にひとつ青い花をつけている。不思議に思い近づいて見ると、それはまだ新しい、『青いタータンチェックのマスキングテープ』だった。
了
寸評(メモ)
最近読んだ本の中で私のいち推しである。
まずこれは随筆ではないか?と思わせるほどリアリティがある。作者は山の経験者だろうか。
妻鹿さんという、人間味があり変わり者だが実はかっこいい人物描写も山の風景描写も大変優れている。難しい表現がなく読みやすい。
私と妻鹿さんの間にできた小さな友情が、「正規の生き方」か「バリの生き方」か、で儚く崩れてしまう切なさ。
「ゼネコン」か「小規模の取引先」かという建設業界を、「正規ルート」か「バリエーションルート」かと山行との、比較と重ね方が面白い。
結局、問題は未解決のままだったが、私がバリで、妻鹿さんの『青いタータンチェックのマスキングテープ』を見つけて話が終わる。小さな希望を添えて。


*みい

ごりぽん
テキ屋の金魚がすぐ死んじゃう話したら
飼い方教えてくれたついでに水槽と金魚くれたw

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