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霜
ずーーーーーーと眼鏡だったからワカランチン

ともこ
誠実 信用 思いやりがあるかないか
急にはみえない事だけど
瞬間的な感覚や、
積み重ねられた事で
今後がきまる
普段はワカランチンだけど
私やるときにはやっちゃうよ

wana & Co.
私にはまだまだ早すぎた
佐々木蔵之介さまの顔ファンなので
ひとり芝居を見に行ってきました。
題材は旧約聖書に出てくるヨナ。
予習を怠ったがために
ワカランチンな90分でした[目が回る]
ただ舞台美術は見ていて楽しかった。
模造紙のような、大きな1枚の紙のみの背景。
その前に座る時は恐らく「海」。
魚に飲まれた後その後ろで、
紙を破り演じる時は恐らく「闇に包まれた腹の中」
大きな紙のこちら側と向こう側、
それに演技を加えることで
「舞台」を完成させる。
そんな風に見えて凄い面白かった。
あとから読んだヨナ書では
魚に飲まれ三日三晩を過ごした
程度の記述しかなかったけど、
たぶんあの舞台はその三日三晩
腹の中での悔い改めるヨナを
描いてたんやと思う。
一部始終を理解することは出来んかったけど
(特に後半)
新しい経験の第1歩としては
大きい収穫やった気がする。
次に舞台を見るのはもう少し間が必要やけど
「感じ方」の新しい発見になった気がして
芸術を楽しむエネルギーの充填が出来た。



組長
今日は休みをとって引越し準備。
朝から水道だ電気だネットだと色んなとこに電話して、10時過ぎに家を出て役所にマイナンバーカードのリセット(パスワード忘れちまうのよ)。
なんだかんだで13時くらいに諸々を終え、17時過ぎからクラス懇談会があるから園に出勤。
その前に、ものもらいができてるので職場近くの眼科へGOだったわけです。
4月1日から勤務開始の新しい職場だからスマホでぽちぽち病院を調べ、14:30診療開始の病院があったから都合がいいなとそこに決定。
病院がある駅に着いたのが14時くらい。
ドトールで一服して、「これから仕事かー。クラス懇談会で園長として挨拶せなあかんなー、叶うなら挨拶したくねーなー」なんて心の中でブツクサ独り言を吐きつつ病院に到着したわけです。
当然マイナンバーに保険証が紐づいていないわけで、(ワンチャン紐づいてる!?と思ってたけど、残念)、実費診療。
オー オカネガ トンデクネー と涙を流し、後日病院に行くのも面倒と、顔は笑顔、心で舌打ち状態。
受付の綺麗なおネーチャンと「実費ですねー」「ですよねー」と無意味なやり取りをし、椅子に座って順番待ち。
ソファーで待ってたんだけど子ども2人連れのお母さんが来たから1人用の椅子に移動し、「クラス懇談会なにはなすっかなー」と心がブルブル緊張で震えてると、名前が呼ばれる。
病室に入ると若い男性が視力検査をしてくれて、「ここの院長は随分若い人なんだな。ほー、こうやって若干の上から目線で話をしてくるのか。ほおほお」と検査を終える。
一旦待合室に戻され、また呼ばれるのを待つようにと説明を受ける。
5分しないうちにまた呼ばれ、さっきとは違う場所に案内される。
検査した部屋の半分くらいの、広くはないけど狭くもない部屋に入る。
するとそこには40代くらいの女性がチョコンと座ってる。
可愛らしく座ってるけど、堂々とした佇まいが大御所感を醸し出していて「あっ、院長はこの人なんだ」と妙な納得感が僕の中に広がっていく。
小6のオマセでクラス委員長のような清楚な笑顔を向けてくれ、随分と愛想がいい人だなと思わず好感を持ってしまう僕。
少し話をして、部屋を暗くして機械を使って僕の目を診始める。
何気なく、極々自然に、ものもらいができてる箇所を触る先生。
僕はこれにビックリした。
今までの経験上、先生は手袋をはめて触るはず。
なのにこの小6オマセな先生は、地肌で触ってくる。
なぜか急にドキドキし始める。
そしてその手がものちゃんに触った時の心地よさよ。
どんな感触なのかとかもう覚えてないけど、触られた瞬間にふわーーーってなった。
もーなにがなんだか分からんけど、もっと触ってほしーなー、この手気持ちいーなー、あったけーなー、という感情が心の中で跳ね回る。
時間でいうと3分くらいかな、触診が終わり病状の説明を受ける。
PCに顔を向け、手はカタカタとタイプしながら、声を僕に向けて話しかけてくる。
話が頭に入ってるんだから入っていないんだからワカランチンな状態で、僕はというと、ただただボーっと先生の横顔を眺めつつあの感触が頭と肌から離れない。
というか、逃したくなくて捕まえてるって方が正しいのかも。
処方される薬の説明も終わり残念ながら小6オマセ先生との時間が終わり、リュックを手に取ると先生が「ガチャ目、すごく便利なんですよ」と唐突に話しかけてきた。
予期せず話しかけられ、僕は嬉しくて「そうなんですか?」と返事をして二言三言キャッチボールをしてドアノブに手をかけようとした時、先生の笑顔が目に飛び込む。
それの笑顔には大人と少女が同居していて、また見惚れてしまう。
僕も笑いながらドアノブを回すと「お大事にね」と声をかけてもらう。
返事をしたかったけど、なんだかそのチャンスを失したような感じがしてそのまま部屋を後にする。
清算のため待っている間、頭がポーッとして、体がポカポカして、体が地面から5センチくらい浮いてるかのような感覚に。
こんな気持ちになったの、どれくらいぶりだろうか。
そっか、僕にもまだこんな感情が残ってたんだなーと不思議さを覚えつつ、「あの時返事しなかったなー」という後悔を抱え、園に向かうのでした。
いやー、楽しかったなー。
