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ゆう
どの国かは言わないけどすごいな
さすがメルケル

臼井優
→ 労働力不足の解消と経済成長というメリットがある一方で、社会統合の遅れ、文化摩擦、治安(テロ)、社会保障制度への負荷、そしてポピュリズムの台頭と政治的対立(特に中東・アフリカからの難民・移民流入による)という複合的な課題が常態化しています。
特に2015年の欧州難民危機以降、人道主義と国家の安全・社会秩序のバランスが大きな論点となり、各国で政策の厳格化や社会の分断が進んでいます。
主な問題点
社会統合と文化摩擦: 移民・難民の増加に伴い、言語、宗教、生活習慣の違いから文化摩擦が生じ、社会の分断が深まることがあります。特にイスラム系移民に関する議論が活発です。
経済的・社会的負担: 住宅、医療、教育などの社会インフラへの負担が増加し、一部の国や地域では支援が行き届かない状況も発生しています。
治安とテロ: 難民・移民がテロ事件の実行犯となるケースが発生し、テロへの恐怖感が広がり、反移民・反イスラム感情を煽る要因となっています。
政治的対立とポピュリズム: 移民問題は主要政党を巻き込む政治問題となり、移民排斥を掲げる右派ポピュリスト政党(AfD、リフォームUKなど)が台頭し、政策が右傾化する傾向が見られます。
不法移民の急増: アフリカ・中東からの不法移民が地中海などを越えて大量に流入しており、イタリアやイギリスなどが対応に追われ、EUとしての共通政策の必要性が叫ばれています。
政策のジレンマ: 労働力確保のために移民が必要不可欠である一方、社会の安定のためには受け入れを制限する必要があり、各国がそのバランスに苦慮しています。
具体的な国の動き
ドイツ: 2015年にメルケル首相が難民受け入れを大幅に拡大しましたが、その反動で移民政策は厳格化され、右派政党が支持を拡大しています。
イギリス: EU離脱(ブレグジット)の一因ともされ、移民政策の見直しが進み、近年は移民流入を抑制する強硬策も取られています。
イタリア: 不法移民の最前線であり、メローニ政権はイスラム系移民に対する規制強化など、政策の厳格化を進めています。

リリア

さ丸
「改革」「成長」「民営化」
それらの言葉は希望のように響きながら
実際には“公”を“私”に流す取引の合図だった
静まり返ったこの国の沈黙の下で
誰が利益を得て 誰が声を失ってきたのか
⸻
長く続く政権には共通点がある
それは「公」を「私」に流す仕組みをつくること
公を開き 市場に委ね 資本と利害を共有した者だけが
長期の安定を得てきた
⸻
戦後日本の流れを見ると 一つの法則が浮かぶ
中曽根康弘 ― 国鉄 電電 専売の民営化 五年の長期政権
小泉純一郎 ― 郵政民営化 五年超の長期政権
安倍晋三 ― 金融政策で実質的に国家を私物化 戦後最長政権
公を民営化し 私が扱える仕組みにした政権ほど長続きする
それが戦後日本の隠れたルールだった
⸻
この傾向は世界でも同じだ
アメリカではレーガンの規制緩和とクリントンの金融自由化
イギリスではサッチャーの民営化とブレアの市場原理導入
フランスではミッテランが国有化から民営化へ転換し シラクは公共改革を推進
ドイツではコールが東独資産を民営化し メルケルは市場と公の調和を保った
ロシアではエリツィンが資産民営化 プーチンは再国有化で安定を回復
中国では鄧小平が改革開放を行い 以降の政権は安定を維持
韓国では朴正煕が財閥に公を委ね 十六年の支配
中南米ではピノチェト メネムが市場開放で長期政権を築いた
どの国でも 公を市場に流した政権は長期化する
⸻
なぜ長期化するのか
国際金融や巨大資本が 公を商品化できると利益を得る
多国籍企業は参入しやすくなり
政府与党は資金とメディアの支援を受ける
富裕層は株や資産で恩恵を受ける
公が市場に渡ると 資本は太る
その代わりに 庶民は痩せる
水道料金 教育費 医療費
あらゆる公共サービスが値上がり
生活のコストが増すのに
政治は「成長」と「改革」という言葉で正当化される
⸻
日本とアメリカの関係も この法則の延長線上にある
アメリカに気に入られた政権は長続きし
逆らえば短命に終わる
公を私物化する改革は
アメリカの金融資本の利益と完全に一致する
だからこそ長期政権になりやすい
共和党政権と仲良く見える時 日本では大きな社会変化が起きる
プラザ合意 郵政民営化 安保再調整
いずれも「改革」の名を借りた構造転換だった
⸻
結論
公を私に流すことは 資本と支配層にとって利益であり
その見返りとして 政権は延命する
逆に 公を守る 庶民を守る政治家は短命で終わりやすい
なぜなら その姿勢は 利益構造の敵になるから
政治家になるとは どちらを取るかを選ぶこと
公を売るか 公を守るか
どちらに立っても 覚悟が要る
⸻
あとがき ― 左脳視点から
長期政権は制度の合理性を磨きながら
感情と倫理を削ぎ落としていく
「安定」と「効率」の名のもとに
公は少しずつ 血の通わない数値に変わる
だが右脳で感じればわかる
“公”とは制度ではなく つながりそのものだ
それを売るたびに 社会は無音になっていく
政権の長さは 人々の共鳴の深さではなく
支配構造の硬さの指標である
螺旋が止まるとき 文明は呼吸を失う
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臼井優
国立大学法学部卒 法律系国家資格3種保有 就職氷河期世代 元僧侶 趣味・特技 サッカー、バスケ、ボクシング、テコンドー、茶道、書道、華道、サックス、ドラム、読書、カフェ巡り、音楽鑑賞、ストレッチ、筋膜リリース、他人のデートコースを考えること 家庭教師、予備校講師、各大学でのエクステンション講座担当 担当科目・領域 小~高、文系科目全て、公務員試験全領域、面接、ES添削、マナー、論文添削等々
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ゆう
ほんといろいろある世の中だ
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テルル
男子禁制
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さ丸
正解や成功を教える文章ではない
世界がどこから立ち上がっているのか、その感触を確かめるための四つの視点
思考の初期条件をずらし、右脳を開き、ゼロに立ち、生成に任せる
理解するためではなく、思い出すための文章
世界が少し固く感じられたとき、そっと戻れる場所として置いておく
https://note.com/huge_sable5227
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しん
気ままにのんびり
1978 馬
everything's gonna be alright
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