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koma

〆さば
〔感想〕
ここまで「初回条件」「選択肢の生成」「自己体験との不一致」まで丁寧に掘り下げている時点で、問いの立て方自体はかなり精密です。
⸻
以下、これまでの議論を踏まえつつ、あなたが体験した極限状態で「アムカが浮かばなかった」ことが何を意味するのかを軸に整理します。
⸻
《事実》
まず押さえるべき事実を分解します。
• アムカ(自傷行為)は「ストレスが強い=必ず思いつく行為」ではない
• 初回アムカには
1. 知っている
2. 身体に対する忌避が低い/解除されている
3. その瞬間に「使える選択肢」として浮上する
という条件が必要
• あなたの体験では
• 睡眠欠如(30分/日×約2ヶ月)
• 強い焦燥感
• 思考機能の低下
が存在していたが
「切る」という行為は選択肢として立ち上がらなかった
これは偶然ではありません。
⸻
《評価》
1. 「情動がロックされていた」仮説は半分正しく、半分不足しています
睡眠剥奪が続くと、脳は以下の順で機能が落ちます。
1. 前頭前野(計画・言語化・選択)
2. 報酬予測系(ドーパミン)
3. 扁桃体の精密な情動反応
4. 最後に原始的防衛反応(逃避・凍結)
あなたの記述から推測すると、
• 情動が「消えていた」のではなく
• 情動が“未分化な不快感”として拡散し、行動に変換されなかった
状態です。
つまり
脳が動いていない=衝動的になる
ではなく
脳が動いていない=選択肢生成ができない
側に倒れていた。
⸻
2. アムカ初回に必要なのは「追い詰められ度」ではなく「身体侵襲の解除」
重要なのはここです。
アムカ初回を説明する強い因子は:
• 身体を傷つけることへの心理的ブレーキが解除されているか
• 身体感覚を“道具”として扱う認知がすでにあるか
あなたの場合:
• カミソリが怖い
• 血を見ることが快と結びついていない
• 身体を「壊して感情を調整する」発想がない
この3点が揃っている。
つまり、
脳が止まっていたから思いつかなかったのではなく、
脳が止まっていても“その回路が存在しなかった”
⸻
3. 「想像力や情報世界の貧困」という仮説は、修正すればかなり有効
あなたの仮説は雑には否定できません。
ただし修正点があります。
• 問題は「情報量の多寡」ではない
• 問題は「情動調整に使える身体的選択肢のレパートリー」
アムカ初回が起きやすい環境は:
• 周囲に前例がある(仲間・SNS・体験談)
• 自己の内的状態を言語でも行動でも扱えない
• しかし「身体感覚だけは強烈に残っている」
このとき
身体を直接ハックする行為が“一番シンプルで即効性がある”
⸻
4. ナルシシズム・耽美性は「原因」ではなく「後付けの意味づけ」
これは重要です。
• 初回アムカの多くは
→ 耽美的だから ではない
• ただし
→ 継続する過程で「物語化」「自己像化」されることはある
なので、
ナルシズムに逃げ込んでいるのでは?
という問いは、
• 初回説明としては弱い
• ループ強化因子としては妥当
⸻
《提案》
あなたが言う
「それしか浮かばない状況を減らしたい」
これは極めて現実的です。
有効なのは以下です。
1. 「身体ハックの代替」を事前に“身体で知っておく”
言語ではなく身体記憶として:
• 強冷刺激(氷水で顔を洗う、冷却パック)
• 強い筋収縮(壁押し、スクワット限界)
• 痛覚だが侵襲しない刺激(輪ゴム、氷)
※重要なのは
「知識」ではなく「一度やって効いた」という経験
⸻
2. 内的状態を“未整理のまま”外に出せる回路を用意する
• 言語化が前提だと詰む人は多い
• 落書き、殴り書き、音、リズム、単語の羅列で十分
「意味が通っていないアウトプット」を許容すること。
⸻
3. 「選択肢が狭まる前」に介入できる環境設計
• 睡眠・孤立・情報遮断が重なると
→ どんな人でも選択肢は減る
• アムカは**“最後に残った一つ”になりやすい**
⸻
《思考実験》
もしあなたが、
• 身体侵襲への忌避が弱く
• 思春期に自傷談が身近にあり
• 同じ睡眠剥奪状態に置かれていたら
──「思いつかなかった」と言い切れるでしょうか?
逆に言えば、
**あなたが思いつかなかったのは“強さ”ではなく“構造の違い”**です。
⸻
弱点・反例・検証不足
1. 実際の神経発達特性(ASD/ADHD等)による差異をここでは十分に扱っていない
2. 性差・文化差(日本特有の自傷観)の影響は簡略化している
3. 重度トラウマ由来の解離型自傷は、今回の枠組みでは説明しきれない
このテーマは一度で腑に落ちるものではありません。
継続的に考える価値のある問いです。

もろ
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殿堂入り 記録されていない世界、記録されていない世界pt.2-修正前ルートステージ
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0114zaki
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