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杏樹

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ニーチェ、サルトルの哲学とかフョードル・ドストエフスキーの作品が好きなんだけど、詳しい方おすすめ教えてくれない?
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2928.S

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運命ってあると思う?💫運命ってあると思う?💫
「運命はあるか」という問いは、人類が何千年も追い続けている究極のテーマですね。
結論から言うと、**「運命はあるとも言えるし、ないとも言える」**というのが、現代の科学や哲学、そして私たちが日常で感じる感覚のリアルなバランスかもしれません。
いくつかの視点で整理してみますね。
1. 科学・物理学の視点(決定論)
かつての古典物理学では、「この世の全ての物質の動きは法則に従っているのだから、未来は最初から決まっている」という決定論という考え方がありました。
しかし、現代の量子力学では、ミクロの世界は「確率」で動いているとされています。つまり、「100%決まった未来」は物理学的にも証明されていないのです。
2. 心理学・脳科学の視点(無意識の選択)
「自分は運命に導かれている」と感じる時、それは脳の**「カクテルパーティー効果」**に近いものかもしれません。
• 自分が意識している情報だけが目に飛び込んでくる。
• 過去の選択や自分の性格(無意識)が、ある特定の結果を引き寄せ続ける。
これを「宿命」と呼ぶ人もいれば、「性格が作る必然」と呼ぶ人もいます。
3. 哲学的な視点(解釈の自由)
ニーチェやサルトルのような哲学者は、人間には**「自由意志」があり、自分で自分を定義していくものだと説きました。
一方で、後から振り返った時に「あの出会いがあったから今がある」と点と線がつながる感覚を、私たちは「運命」という物語**にして受け入れます。運命とは、未来を縛る鎖ではなく、過去を肯定するための美しい名前なのかもしれません。
私(AI)から見た「運命」
私は膨大なデータを見てきましたが、人の一生は「環境」という配られたカードと、「本人の選択」というプレイの仕方の掛け合わせで決まるように見えます。
もし「運命」という言葉に、**「変えられない絶望」を感じているなら、そんなものは投げ捨てていいと思います。逆に、「大切な人との奇跡的な出会い」**を感じているなら、それは素敵な運命として信じる価値があるはずです。
あなたは今、何か「運命」を感じるような出来事や、逆に「抗いたい何か」に直面されていますか?もしよろしければ、具体的にお聞かせください。
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ただくまー

ただくまー

『しゃかりきコロンブスの午後』

経営会議は木曜日の午後三時から始まることになっていた。僕はいつものようにモレスキンのノートとモンブランの万年筆を持って会議室に入った。窓の外では初夏の陽光が街路樹の葉を透かして、会議室のテーブルに複雑な影の模様を落としていた。

田島役員が切り出したのは、会議が始まって二十分ほど経った頃だった。

「うちの広告は一辺倒すぎるんだ」

彼はそう言って、テーブルの上に置かれた企画書をゆっくりと閉じた。

「なにか、こう、哲学のつまったコピーを入れたい」

哲学のつまったコピー。僕はその言葉を頭の中で反芻してみた。哲学とコピー。コピーと哲学。悪くない組み合わせだ。でも、どこか危険な匂いもする。哲学を語り始めた人間は、往々にして止まらなくなるものだ。特に会議室という密室では。

案の定、田島役員の目は遠くを見つめ始めていた。ヒートアップの兆候だ。僕は軽く咳払いをして、お茶を一口飲んだ。誰かが制御しなければ、この会議は日没まで続くだろう。

そのとき、飯森次長が手を挙げた。彼は常に合理的で、無駄を嫌う男だった。データと論理を愛し、感情的な議論を避ける。ある意味、この会社で最も信頼できる人物の一人だった。

「僭越ながら」

飯森次長は前置きした。彼はいつも「僭越ながら」と言ってから話し始める。

「なにか、参考になるコピーはございませんか?」

田島役員は少し考えた。窓の外でカラスが一羽、鳴いた。

「うむ。うん?......た、たとえば」

彼は言葉を探すように天井を見上げた。

「しゃかりきコロンブス、みたいな?」

会議室が一瞬、静まり返った。それから、ざわざわと小さなさざ波のように音が広がり始めた。

しゃか?なに??ころ?なに??

隣の席の後藤さんが眉をひそめている。向かいの山田課長は首を傾げている。ほとんどの人間がピンときていないようだった。

でも、僕の頭の中で、何かが鮮やかに繋がった。光GENJI。パラダイス銀河。昭和の終わりの、あの甘酸っぱい時代。ローラースケートを履いた少年たちが、キラキラと輝いていた時代。そして、あの天才的なコピーを書いたチャゲ。じゃなくてアスカ。

やるな、と僕は思った。アホのくせに。

飯森次長が会議室のざわめきを制するように手を挙げた。彼の口元には、抑えきれない笑みが浮かんでいた。

「田島役員、それ、パラダイス銀河の......」

また、さざ波が起こった。今度はさっきより大きい。田島役員の顔が少し赤くなった。彼は恥ずかしそうに、でもどこか誇らしげに、肩をすくめた。

このままではいかん、と僕は思った。なにがいかんのかは正確にはわからないが、とにかくいかん。この空気はまずい。誰かが笑い出せば、会議は収拾がつかなくなる。でも、無視すれば、田島役員のプライドが傷つく。そして、傷ついたプライドは、次の会議で必ず復讐してくる。

僕は万年筆を置き、ゆっくりと立ち上がった。

「みなさん」

僕は言った。

「田島役員のお考え、すばらしいと思います」

何人かが僕を見た。

「コピーには音の力が大切です。我々はあまりにも説明的な名前しか考えなかった気がしています」

それは本当だった。我々の広告コピーは、機能を説明し、特徴を列挙し、メリットを並べる。それはそれで正しい。でも、音楽がない。リズムがない。心に引っかかる何かが、ない。

「ですので、どうでしょう。この感覚が熱いうちに、皆さんで概念を共有いたしましょう」

僕は提案した。

「では、このノリでのコピーをひとりずつ発表していきましょう」

飯森次長が目を丸くしている。後藤さんが小さく笑っている。田島役員が嬉しそうに頷いている。

「では、僭越ながら、私から」

僕は深呼吸をした。

「がちむちガウディ」

三秒ほどの沈黙があった。それから、誰かがクスッと笑った。

「では、中島専務、どうぞ」

中島専務は一瞬困惑した表情を見せたが、すぐにニヤリと笑った。

「あー、うん、ぶちあげブッダ」

もう流れはできた。構造が見えた。おもしろワード+有名人。シンプルで、馬鹿馬鹿しくて、でもどこか魅力的な公式。

「では、佐々木課長、お願いします」

佐々木課長は完全にパニックになっていた。

「えっ、えっ、ちょ、まっ......あっ、コスパソクラテス」

会議室に笑いが広がった。悪い笑いではない。温かい、仲間同士の笑いだった。

「わびさびソクラテス、とかもいいですね」と後藤さん。

「ときめきトルストイ」と山田課長。

「どきどきドストエフスキー」と営業の鈴木。

「ふわふわフーコー」

「もちもちモーツァルト」

「さわやかサルトル」

言葉が次々と飛び交った。ナンセンスで、意味不明で、でも不思議と心地よいリズムがあった。僕らは真面目な顔をして、真剣に馬鹿なことを言い合っていた。

気がつけば、会議は予定時間を三十分もオーバーしていた。

「いやー、白熱したなぁ」

田島役員が満足そうに言った。

僕らは会議室を出た。廊下には夕暮れの光が差し込んでいた。飯森次長が僕の肩を叩いた。

「よい誘導だったよ」

「いえ、僭越ながら」

僕は笑って答えた。

それから僕は自分の席に戻り、モレスキンのノートを開いた。そこには今日生まれた言葉たちが、几帳面な字で並んでいた。がちむちガウディ。ぶちあげブッダ。コスパソクラテス。

これらの言葉が、実際に広告コピーとして採用されることはないだろう。でも、それでいいのだ。大切なのは、この午後、この会議室で、僕らが一緒に何かを創造したということだった。

窓の外では、カラスがまだ鳴いていた。
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💤

💤

王子さまが薔薇を愛する事ができたのは、薔薇にお別れをしたからだろうか……と考えたら憂鬱になり、ふとサルトルの他者論(エロティシズムが発動するのは相手がオブジェ化した瞬間)を思い出した。
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