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カムイ

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『MEMORIA』
監督 アピチャッポン•ウィーラセタクン
大好きな映画を教えてください何度でも語りたい作品ありますか
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雨玉

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今日は昼過ぎからアピチャッポン監督の作品で上映会をひらくんよ。楽しみ!
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坂本龍一展に滑り込む。毎回こうなる怠惰を治したいものである。幾つか好きな作品もあり、中でも被災したピアノの音律を自然が調律したとして地震データと連動するピアノの自動演奏へ転換した作品など気象情報と連関する作品群は素敵であったし、アピチャッポン・ウィーラセタクンの作品は長編のMEMORIAに通じ眠りをテーマとしてティルダ・スウィントンが映画とは違って安らかな眠りを得ていた。教授のホログラムはエヴァンスと重なって見えた。最後のプレイリストにはTime Rememberedが入っている。
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昨夜、前橋に着く。ホテルのチェックインを済ませ、歓楽街へ赴いた。日曜日は休みの店が多いのは知りつつも、メイン通りの人気の無い様に少し驚く。事前に調べておいたスナックの扉には会員制の札があるため諦め、暗い裏路地をぶらぶらと歩いていると一軒のジンバーに辿り着いた。そこで先程のスナックの札は日曜日に流れてくる団体客を捌くようなものらしいと聞く。棚に陳列された辰巳のジンを頂くと、マスターから辰巳さんの知り合いかと聞かれ不思議に思ったが、こっちではあまり出ないらしく話している内にマスターが辰巳さんの大学の後輩であることが分かった。好きな蔵元なので話が弾む。東京在住と伝え、質問に対し最寄り駅を答えると兄弟子の店があると教えられた。そこはたまたま行き慣れた店であったためもうひと盛り上がりする。改めてお酒は人を繋げるなと思う夜であった。
今朝は目的であったアーツ前橋の企画展へと行った。Ghost展、足を向かわせる程度に魅惑的である。松井冬子、丸木夫妻、諏訪敦、ボルタンスキー、アウスラーやアピチャッポンなど、ゴーストをテーマにするならば錚々たる面々による不可視の存在への接続や憑依、儀礼を目の当たりにする。先に老齢の団体客が鑑賞していたのだが、平田尚也のVR作品をキャッキャしながらプレイしていたり、マームとジプシーのミクストメディアの黒電話から流れる一方向性の音声と対話していたりと、作品の意思を十二分に汲み上げているように見えつつ一方ではディストピア感も受け取れ個人的には歓喜した。また、諏訪敦のMimesisを踏まえ大野一雄のラ・アルヘンチーナの映像展示も鑑賞できたのは貴重であった。
昼食は老舗の町中華に入り、レバニラとビールで乾杯する。前橋は近年、ギャラリストや建築家を取り込みながら新しい文化拠点へ発展しているように思っていたが、結局は長年営んだ、味のある店に惹きつけられ、馴染みの客と店主の会話を聞くのが好きで、そうした店に町の一側面を表す説得力があると感じるのはどこに行けど変わらない。建築家が設計した新しい商店が建ち、建築や都市によって内容物が規定されているのか、内容物が建築を規定するのか、そうでなく隔たった間柄にこそ絆が生まれているように見受けられた。隔たりの中に規定を埋め込むことや、建築が街や人に無関心な様については背景となる性質に相応しい佇まいを建築が有することで正しいと思われるが、しかし、内にはスキャンダルを秘める至高の無関心をどのように作り抜くかは個人的な関心事である。
今後、前橋初の蒸留所の立ち上げをするようで、昨夜のマスターも監修に入るとのこと。お酒は良いぞと思うのは自分がのんべいだからか、しかしまた前橋の銘柄を飲みに訪れたいし、少しの滞在ではあったが好きだと思える街に出会えた。アーツの次回展示は向井山朋子展のため直ぐに来ることになるのだが、本人のライブは未定であるとのこと。
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