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隠居
アクア−Devil
「自分のものになるまで 〜掘り下げる心の旅・超長文〜」**
むかしむかし、森のはしっこに、
大きな耳とふさふさのしっぽをもつ小さなきつね、コトが暮らしていました。
コトは、目新しいものが大好きでした。
きれいな石を見つければ拾いあげ、
珍しい木の実を見つければかじってみる。
だれかが教えてくれた知識にも興味津々で、
「へえ、そうなんだ!」「知らなかった!」と目を輝かせるのです。
けれど――
どんなに興味を持っても、
コトはいつも長続きしませんでした。
火のついたように走り始めるのに、
すぐに息切れして止まってしまうのです。
森の動物たちはそんなコトを見て、
ときどきこんなふうに言いました。
「コトはすぐ新しいことを始めるけれど、
すぐ忘れてしまうね。」
「知ってることは多いのに、身についてることが少ないんだよな。」
コトはそれを聞くと少ししゅんとしてしまいました。
でも、どうしたらいいのかわかりませんでした。
---
■ 不思議な本との出会い
ある日の午後。
コトが森の小道を歩いていると、
古い切り株の上に、黒くてぶ厚い本が置いてありました。
表紙はところどころ破れていて、
まるで長い年月を旅してきたようでした。
そっと触れてみると、
表紙の金文字が淡く光って、
コトの目に飛び込んできました。
「知っただけでは、
それはまだ“自分のもの”ではない。」
コトは首をかしげました。
「どういうことだろう?」
すると本がふわりとひらき、
まばゆい光がコトを包み込みました。
光が消えると、そこには
白いヒゲを蓄えた年老いたアナグマが立っていました。
「驚かせたな、小さなきつねよ。
わたしは“知の番人”と呼ばれている。」
「ち…知の番人……?」
アナグマはゆっくりうなずきました。
「お前は知ることが好きだね。
だが、知っただけで終わってしまえば、
空に浮かぶ雲のように、すぐ流れて消えてしまう。」
アナグマはそう言うと、
地面に木の枝を突き立て、
そっと小さな穴を掘りはじめました。
「掘るというのは、知ったことを深めること。
続けるというのは、掘った穴をさらに深くしていくこと。」
そしてアナグマは、
地面の深いところからひと握りの砂をすくい上げました。
その砂の中には、きらきらと光る金の粒がまじっていました。
「これが“自分のもの”になる瞬間だ。」
コトは目を丸くしました。
「ぼくも…掘ったら見つかるの?」
アナグマは優しく笑いました。
「掘り続けた者だけが、見つけられる。
だが、途中には石ころも、泥水も、
時には何もない空洞もある。
それでも掘るんだ。
自分の力にするためにな。」
---
■ 小さな挑戦の始まり
その日からコトは、
“ひとつのことを深くやってみる”と決めました。
まずは大好きな木の実の研究。
ただ集めるだけじゃなく、
形や重さ、香り、味の違いを確かめ、
毎日ノートに書きためました。
雨の日には、葉っぱのしずくの落ち方を観察しました。
晴れた日には、森の影の長さが変わる理由を考えました。
ときには、
「もういいや…」
「なんだかつまらない…」
とあきらめそうになることもありました。
けれど、そのたびにアナグマの言葉が胸に浮かぶのです。
「掘るほどに、君の世界は広がる。」
次の日にはまた、
ちいさな足でこつこつと掘り続けました。
---
■ 深く掘った先にあるもの
そうして何日も何日も続けたころ。
ある朝、コトはいつものように木の実を開いていました。
すると――
ぱちん、と音を立てて割れた実の中に、
見たことのない淡い青い粒が混じっていたのです。
「これは……なんだろう!?」
驚いたコトは、
前に書いたノートをめくりました。
するとそこには、
“青い粒をもつ木の実”の初期のメモが。
かつて、気になってはいたものの、
掘り下げなかったせいで見つけられなかった秘密でした。
胸の中に、
ぽうっと灯りがともったように光がひろがりました。
「ぼく…ちゃんと自分で見つけたんだ。」
その瞬間、
コトの小さな胸の奥に
ゆるぎない自信が芽生えました。
アナグマはいつの間にかそばに立ち、
静かにうなずきました。
「それが“自分のものにする”ということだ。
知るだけでは届かない、
続けた者だけが見つける宝だよ。」
---
■ その後のコト
それからのコトは、
何かを知るたびに、
「これは掘ったらどうなるかな?」と考えるようになりました。
ときにはたくさん掘っても宝が出ない日もありましたが、
コトは笑って言いました。
「いいんだ。こういう日も大事なんだってわかったから!」
コトの住む森は、
以前よりもっと色濃く、
もっと豊かに見えるようになりました。
それは――
コトの心の奥深くに、
自分で掘り当てた宝が光り続けているからです。
そして今日もコトは、
小さな前足でコツコツと掘りながら進みます。
入口で止まっていたあの日のきつねではなく、
深く掘ることで世界を手に入れたきつねとして。


ゴンザレス織田

骸鳥(工作員)
ぶっちゃけ騒げば騒ぐほど
『コイツら対岸の火事を遠巻きに眺めるヤジ馬なんだろうな』
という気持ちが強くなる
有害鳥獣の問題は熊だけじゃない
熊はデカくて機敏で
素手の人間ではまず太刀打ちできない相手だからメディアでも熊ばかり騒がれるが
ソレは
『バンタムの試合よりミドル以上の試合の方が俄然オモロい!!』
と言っているのと変わらない
鹿や猿、イノシシ、アナグマ、ハクビシン、アライグマ、ヌートリアなど農作物を含めた人間の生活エリアを荒らす動物はたくさんいて、地域によって変わるが有害鳥獣として指定されていたりする
ソイツらへの対応は今に始まったコトではなく
ずっと行われている
猿や鹿で人が死ぬような事態など滅多に起こらないとは言え
有害鳥獣によって生活がガラッと変わってしまう人も多いのだ
どこかの地方議員と猟友会がモメたとか
言われた通りに駆除したら猟銃の所持許可を剥奪されるなどの事件もあったが
そういうコトだけじゃない
動物の食害による被害が甚大で
70を越えた高齢の農業従事者がハローワークでバイトを探すハメになるとか
行政の有害鳥獣担当の職員が
捕獲した動物を殺処分するという業務に
精神をヤラれ鬱になり仕事を辞めるとか…
そういう窓口の職員には土日祝日関係なく連絡が入るのも当たり前
『ウチの畑に動物が入り込んでいる』
という一報が入ると職員は休みでも現地へ向かう
それが指定有害鳥獣ならその場で対応を迫られる
仮にそれがニホンカモシカだった場合は
有害鳥獣ではなく天然記念物指定の動物なので
担当窓口が異なるため対応が後手に回る
しかし農家の人にはそういう事情がわからないため目の前の職員にクレームをぶつける
そんなコトが日常的に起こっているという実態を知らない人も多いと思う
熊を撃つコトに賛成だとか反対だとか
そういうコトを言いたいワケじゃない
オレだって動物全般が好きなので
『かわいそう』という気持ちも解るが
メディアでハデに報じられているからと言ってその時に思ったコトを軽はずみに言う前に
その裏には『自分が知らない日常』もあるという想像力を持ってほしい

孤独ち

冷やし

あきつ

🐲興風龍之介🐉
今シーズン初回。
いつも緊張するんだけど、
初回の緊張はまた別物。
今回は鹿や猪が殖えた事に加えて、
ツキノワグマの事も織り込みながら。
かなり駆け足の説明に。
まだまだブラッシュアップが必要でした。
今回のご褒美は、
前足と後ろ足1本ずつ。
背ロース。
あと、
スペシャルなのが、
アナグマの下半身の片側。
背ロースをアナグマの脂で焼いてみた。
なかなか旨い!
肉月に旨いと書いて脂とはのよく言ったもんだね。
写真はセンシティブなのでコメントに。

天狐
一方タヌキは1000円
ってジビエの人が言ってた気がする
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そら
1997年生まれ
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🐲興風龍之介🐉
興風(おきかぜ)龍之介です。
三十六歌仙のひとり。
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誰をかも しる人にせむ 高砂の
松も昔の 友ならなくに
50歳代のバツイチ。
兵庫県在住。
ルームを2024年5月から始めました。
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骸鳥(工作員)
クチも性格もクソ悪いのでフォローはおすすめしません
男アカの『むら+いいねでこちゃ』『むら+話し相手募集』などにいいね+通報しまくる活動してます
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あっち側で見つけた宝石のような言葉をこっち側でブン投げるマン
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ゴンザレス織田
AB型の左利き男で気ままにいます。
ベイスターズファンです。2024年日本一になれましたがDenaからのファンよりもTBS暗黒時代からのファンと知り合いたい。私と同じあの時味わった苦しみを共有したいのです。ピッチャーデニーとか。あと洋画がめっちゃ好きなのでオススメとかあったら教えて!
ダイエット再開しました。
飛行機も好きです。
好きが高じて事業用操縦士の学科試験を独学で合格しました。
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アクア−Devil
Devilチャンネル
挨拶なし。立ち聞きでも構わないので気楽に来てください🎶
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遊戯王📚️
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