共感で繋がるSNS

人気

関連検索ワード

新着

鳩時計🕊

鳩時計🕊

【ゲシュタルトの祈り】

「私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。
私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。
そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。
出会えなくても、それもまた素晴らしいこと。」



“I do my thing and you do your thing.
I am not in this world to live up to your expectations,
And you are not in this world to live up to mine.
You are you, and I am I, and if by chance we find each other, it’s beautiful. If not, it can’t be helped.”



「私は私、あなたはあなたです(You are you, and I am I)。」



「Ich lebe mein Leben und du lebst dein Leben. Ich bin nicht da, um deine Erwartungen zu erfüllen, und du bist nicht da, um meine zu erfüllen. Wenn wir uns begegnen, ist das schön, aber wenn nicht, ist das auch in Ordnung.」



Ich lebe mein Leben (イッヒ レーベ マイン レーベン): 私は私の人生を生きる。
du lebst dein Leben (ドゥ レーベスト ドイン レーベン): あなたはあなたの人生を生きる。
Ich bin nicht da, um deine Erwartungen zu erfüllen (イッヒ ビン ニヒト ダ、ウム ダイネ エァヴァルトゥン ツー エァフュルレン): 私はあなたの期待に応えるためにここにいるのではない。
Wenn wir uns begegnen, ist das schön, aber wenn nicht, ist das auch in Ordnung. (ヴェン ヴィア ウンス ベゲグネン、イスト ダス シェーン、アバー ヴェン ニヒト、イスト ダス アウフ イン オルドヌング): もし私たちが出会えたらそれは素晴らしいが、出会えなくてもそれもまた良いことだ。


(補足)ゲシュタルトとは
ゲシュタルト(Gestalt)は独語で「形態」や「形姿」を意味する(artscape.jp)はドイツ語で「全体」「形態」「形姿」などを意味し、心理学や芸術分野で使われる概念です。
ゲシュタルト療法(Gestalt therapy)の文脈で「ゲシュタルトの祈り」として広く知られています。






GRAVITY2
GRAVITY30
ヒロ🦻【えんの木】

ヒロ🦻【えんの木】



アメリカの心理士の特徴

 

1.学派におけるオリエンテーション

①精神分析系(サイコダイナミック)

②行動療法系

③認知行動療法系

④折衷派系

⑤ヒューマニスティック系

に大きく分けて5つ。

・通常、現場の専門家は、折衷派(エクレクティク)と答えることが多いが、この傾向は段々減っていき、病院では、認知行動モデルを使った介入が増えている。

・精神分析は金銭面で支払いの出来る患者が少なく、さらに介入期間が長期に及ぶことなどの理由から減少傾向にある。国民皆保険の日本とは保険制度が違うので、長期間、 自払いの治療は歓迎されないようである。

 

2.精神療法の2本柱はどう成立したのか

①精神分析

②認知行動療法

「フロイトの前から行動療法があった」という人もいるが、「精神分析から派生して、アーロン・ベック博士が認知療法を考案し、そして認知療法は現在の認知行動療法の全身でベックの認知療法、エリスの論理情動療法と新しい行動療法が融合し、現在の認知行動療法が生まれた」という見方が主流。

 

3.二つの認知行動療法

①認知系の認知行動療法(CBT)は「Cognitive Behavior Therapy」

※ベック研究所からの「のれん分け」である、国立精神・神経医療研究センター内の認知行動療法センターは、ベックの英語表記に従う

②行動療法的なCBTは「Cognitive “Behavioral” Therapy」で行動的な介入を重視する傾向がある。

ターゲットは「信念」で、主な内容は認知再構成や行動への介入の行動活性化など。認知療法における行動への介入は、結果的に、認知を変容するためと考える。一方で、 行動療法のターゲットは客観的で測定可能な「行動」である。目標は望ましくない行動の「弱化」や望ましい行動の「強化」といった行動制御の訓練を行う。

 

【参考】

堀越(2024)米国における心理士の実際, 武蔵野大学認知行動療法研究所

 

【ベストコメント】

クが抜けてます、ヒロさん

よかた

ひゅう!

GRAVITY
GRAVITY12
ヒロ🦻【えんの木】

ヒロ🦻【えんの木】

RCTに基づくエビデンスの問題点 ①

ランダム化比較試験と臨床の関係、課題を二回に分けて伝える。


1.診断に関する問題 

【診断基準】

精神科領域では疾患名は

・DSM-5TR(アメリカ精神医学会)

・ICD-10世界保健機関 (WHO)(日本では2027年度からは11になる予定)

が診断基準として用いられている。

【診断名のつけかた】

・対象者の示す状態や症状によって、あらかじめ決められた診断カテゴリーに振り分ける「類型診断」

【RCTとの関係】

・複数の同一診断名の対象者を集めてそれぞれを治療介入群と統制群に分ける、その結果の内的妥当性を高めるために対象者の診断名などの属性を統一する必要があり、並存疾患を持つ対象者を除外することが多い(橋本他,2018; O’Donohue & Ferguson, 2006)。

・しかし、DSM-5の診断基準では「類型診断」の性質から、当然、複数の疾患を併存する患者がおり、純粋に単独の診断名に分類できる対象者(純粋症例)を何人も探すことは難しい(橋本他,2018)。

・RCTに参加するための診断基準を適用すると、際の患者の40%~70%が研究対象から除外されているという報告も(Westen, Novotny, & Thompson-Brenner, 2004)。研究にエン トリーされる前にあらかじめ除外される数を含めると、実際にRCTに参加できるのはごく一部の純粋症例のみになってしまう。そして、純粋症例のみのデータは、臨床現場の実態とは乖離が生じる(Sharp et al., 2016)。

DSM・ICDは疫学調査や研究のためにカテゴリカルな統一的診断基準を定義しているが、同じ診断名でも複数の異なる症状を示す患者が存在する点や、個別の対象者に対して異なった診断名が与えられる可能性がある点、症状が生じた原因についての情報が得られない点など問題が指摘されている (Kanter et al., 2004; Sharp et al., 2016; 山崎,2006)。

・類型診断の基準内には、遺伝学的にも症候学的にも不均一な症候群が含まれていると同時に、同一の病因や病態を有する一群は異なる診断基準に振り分けられている可能性も指摘されている(木村・尾崎,2018)(注2)。

・診断名は本来その対象者の一部分しか反映していないにも関わらず、診断名のみによって治療行為を選択してしまうことの危惧される(Frances, 2013 青木訳 2013)。

 

2.マニュアルに基づくパッケージ介入の問題

・認知行動療法は複数の技法を組み合わせたパッケージ介入が一般的(坂野,1995; Tolin et al., 2015)。

・エビデンスに基づく実践の基準を満たすために

①介入のためのマニュアルを備えている

②大規模なRCTによってそのパッケージマニュアルの有効性が検証されている

必要がある。

【問題】

・パッケージマニュアルの有効性が証明されたとしても、介入パッケージのどのコンポーネントが効果的だったのかについて詳細な分析はほとんどなされておらず、実践家が現場で使用するときの判断が難しくなっている (Westen et al., 2004)。

・パッケージのコンポーネントがいくつまで認められるのかなどの基準もない。

例)コンポーネントが10あるCBTのパッケージの有効性が確認されたとしても、現場でマニュアル通りにすべて実施することは困難である(Tolin et al., 2015)。

・CBTのマニュアルでは、臨床現場においてはマニュアル通りに実施することは推奨されておらず、それぞれのコンポーネントについては柔軟に使用するよう記述されている(菊池,2017)が、どの技法をどのタイミングや順番で導入すれば効果的なのかなど、各技法を柔 軟に使い分ける方法は記述されていない(Persons& Jensen, 2018)。



臨床現場で多様な症状を訴える人に、RCT研究から得られたマニュアルを参考にする実践家が少ない理由の一つ(Boisvert & Faust, 2006; Stewart & Chambless, 2010など)

 

【参考文献】

仁藤・奥田・川上・岡本・山本(2021)精神科臨床における応用行動分析学の実践と研究, 行動分析学研究 第35巻 第2号


【ベストコメント】

Holisitic Emotional Resilience Oriented Therapy 包括的な情緒レジリエンス指向セラピー

Hope Enhancement & Recovery Orientation 希望の強化と回復への方向付け

GRAVITY
GRAVITY10
かりんとう

かりんとう

ワンオクの「Tropical Therapy」はシカゴとアヴリルを足して2で割ったような感じで、この雰囲気めちゃくちゃ好き。

情景がアメリカの夜のモーテルって感じ。
GRAVITY
GRAVITY16
もっとみる

おすすめのクリエーター

関連ハッシュタグ