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ミチフミ龍之介

ミチフミ龍之介

風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 393

#松本隆 #詩集


☆『キャシーの噂』

キャシーの噂を聞いたら教えてね
一言私は会ってあやまりたい
二人が同じ人を愛していると知らないで私は愛の手紙キャシーに届けてもらった
どんなに切ない想いをしたでしょう
生まれた街から姿消したキャシー
私を裏切れずに伝書の役して
悲しく微笑んでた横顔今も
目に浮かぶ
キャシーの噂を聞いたら教えてね
彼女は昔の親友同士なの噂を教えてね
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ミチフミ龍之介

ミチフミ龍之介

風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 380

#松本隆 #詩集


☆『恋のナックルボール』

野球の切符 口実にして
デートに誘ったよ 外野の席

気をひくための冷たいポーズ
まるで無視されたら ぼくのハートは
空振りさ

恋のナックルボール 変化球の
指が滑り青空に消えた

手を握っても 笑われそうで
チャンスを待つうちに9回裏

恋のナックルボール ストレートに
愛してると言えば良かったのさ

ヒット打つたび 飛び上ったね
まなざしのサインも届かないよ

マウンドに立つ ピッチャーのようさ
ストライク狙って 最後のボール
投げるだけ
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ミチフミ龍之介

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風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 391

#松本隆 #詩集


☆『やさしい人』

あなたは いい人ね
友達を紹介してくれる
困った時は相談しろと
救いの手 さしのべてくれた
ちがうの(好きなのに)あなたは
心を(好きなのに)読めないの
あなたは とても 残酷な人

あなたは 親切ね
遠くから見守ってくれるわ
他の誰かに捨てられた日も
肩を抱き 慰めてくれた
やきもち(淋しいのに)やかせて
おこられ(淋しいのに)たかったの
あなたは とても 残酷な人
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ミチフミ龍之介

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風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 415

#松本隆 #詩集


☆『Loving You』

いいのよ誰れにでも過去はあるもの
そして あやまちも
通りすぎた人の名前
話さないで今は

過去は過去よ その人に私が
良く似てても心が違う
My Love, My Love
もう想い出に頬づえなんてしないで
今ひととき Loving you

いいのよその人の写真 日記に
はさみ忘れても
ふれられたら痛い傷の
ひとつふたつあるわ

過去は過去よ そして明日になれば
私だけの心に変わる
My Love, My Love
もう想い出に頬づえなんてしないで
今ひととき Loving you
Loving you
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ミチフミ龍之介

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風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 436

#松本隆 #詩集


☆『99%』

踏切並んだ自転車の
フードの横顔覗き込む
卒業の写真より大人の君

99%の恋人
巡り会える確率 ほぼゼロの都会で
こうして出会えたね
顔の斜線消してあげる

涙で汚れたひどい顔
あんまり見ないで 恥ずかしい
世界一綺麗だよ うるんだ目が

99%の恋人
どんなに苦労したかは話さなくてもいいんだ
ぼくらは未完成
愛で余白埋めてあげる

99%の恋人
あと一つわがままを聞いてくれたら完璧
風邪でダウンした夜は
おでこあてて熱をみてよ
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ミチフミ龍之介

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風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 421

#松本隆 #詩集


☆『フィジーにおいで』

フィジーにおいで
空色の海 透き通る雲
風に乗る小鳥
フィジーにおいで
熱帯樹の 浜辺の砂も
待ってるぜ

きみは素足を 波で洗って
真赤な花を 髪にかざるよ
浜に集まる 恋人たちは
夕陽に影に 静かに踊る

フィジーにおいで
ここでは誰も 倖せな顔
縛るものはない
フィジーにおいで
熱帯樹の 葉陰も
君を待ってるぜ

きみはうっとり 眼を細くして
カヌーに揺られ そうさ愛の歌
ここは最後の 楽園なのさ
愛の世界を 見せてあげたい
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ミチフミ龍之介

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風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 419

#松本隆 #詩集


 ☆『イエロー・サブマリン音頭』

街の外れに
船乗りがひとり
酒を片手の
冒険話

行こう ぼくらも 七つの海へ
波に潜れば
不思議な旅さ

We all live in a yellow submarine
Yellow submarine, yellow submarine
We all live in a yellow submarine
Yellow submarine 潜水艦

みんな集まれ
深海パーティー
バンドも歌う

We all live in a yellow submarine
Yellow submarine, yellow submarine
We all live in a yellow submarine
Yellow submarine 潜水艦

楽な暮らしさ
笑顔で生きて
空は青いし
渚は緑

We all live in a yellow submarine
Yellow submarine, yellow submarine
We all live in a yellow submarine
Yellow submarine 潜水艦

We all live in a yellow submarine
Yellow submarine, yellow submarine
We all live in a yellow submarine
Yellow submarine 潜水艦
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風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 446

#松本隆 #詩集


☆『ちょうちょ』

あんたが道で刺された時は
私サラダのトマト切ってた
チンピラ相手 こじれた喧嘩
すぐカッとなるバチあたったね

蝶々 蝶々 幸せが羽を広げて
ひらひらと逃げてゆく
蝶々 蝶々 アスファルト
チョークで描いた 人の絵の上を飛ぶ
蝶が飛ぶ

ショートケーキのつぶれた箱と
ふくらみかけた私のおなか
足を洗って働かなきゃと
言ったそばからなんて嘘つき

蝶々 蝶々 女には手が早くって
いつだって泣かされた
蝶々 蝶々 この指の透き間を抜けて
魂よ 飛んでゆけ 飛んでゆけ

しみついた街の汚れを
石鹸つけて洗ってたね
ヤクザのくせに泣き上戸で
テレビの寅さん見ては泣いた

蝶々 蝶々 目覚めたら朝一番の
飛行機で故郷へ
蝶々 蝶々 天井の蝶に似ている
シミ一つ眺めてた

蝶々 蝶々 幸せが羽を広げて
ひらひらと逃げてゆく
蝶々 蝶々 アスファルト
チョークで描いた 人の絵の上を飛ぶ
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ミチフミ龍之介

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風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 445

#松本隆 #詩集


☆『千とひとつの夜』

眠れないあなたに寝物語を話してあげる
千とひとつの夜 竪琴の弦にあわせて
星屑の寝台 二人を包む麝香の香り
窓の三日月が妖しく
絹の肌へ反射するの
打ち寄せる夢の波に
身体ごとまかせて

壁に踊る影絵 窓辺で揺れる魔法の洋燈
何もかも忘れて夢の宴に酔うの
麝香石の瞳が描く幻 見せてあげるわ
星空に浮かぶ絨毯
私の手につかまるのよ
まだ誰も見たことない
高みまでさらうの

金色のまなざしと銀色の吐息
サファイアの囁きで唇を飾る
魂が歌う
美しい調べ

眠れないあなたに寝物語を話してあげる
千とひとつの夜 竪琴の弦にあわせて
真珠色の爪であなたの髪をやさしく撫でて
星空に浮かぶ絨毯
私の手につかまるのよ
まだ誰も見たことない
高みまでさらうの
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ミチフミ龍之介

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風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 443

#松本隆 #詩集

☆『さいごの抱擁』

いつか生まれ変わって
見も知らぬ他人になって
出逢っても またあなたを
好きになりそうね

抱擁して 離れかけたら
また不意に力をこめた
あのとき私は
愛されてたと知った

岩に割かれた水が
いつの日か溶けあうように
時の河 その流れを
見つめて生きよう

抱擁して雨に打たれて
目を閉じた最後の2秒
このまま動かぬ
石像になりたくて

別れ際の優しさなんて
冷たいより残酷な夢だって思う

抱擁して雨に打たれて
目を閉じた最後の2秒
このまま動かぬ
石像になりたくて
石像になれなくて
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ミチフミ龍之介

ミチフミ龍之介

風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 442

#松本隆 #詩集


☆『心の指紋』

酔ったまま じゃれあいながら
その指を首にまわした
「いいよ」って私ささやく
でもそんな勇気はあるの?

冗談じゃすまなくなった
日常の裂け目がびりり
憎まれ役ね 愛人って
演じるの 疲れちゃったわ

あなたの指紋が残ってる
背中や乳房や腿の内側
自分に嘘などついたって
愛した証拠が残ってる

私の目 そっと盗んで
コンビニでゲームを買った
そうね明日は誕生日
男の子 可愛いもんね

最後まで君の本音が
読みきれないよって嘆いてたね
最初からそうよ半分も
あなたに心を見せてなかった
見せてなかった

あなたの指紋が残ってる
背中や乳房や腿の内側
どんなに綺麗に拭いたって
心に指紋が残ってる
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ミチフミ龍之介

ミチフミ龍之介

風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 441

#松本隆 #詩集


☆『銀幕の雨』

数寄屋橋 戦争の号外
街中に紙吹雪のようね
召集状 ぼくにもきたよって
顔伏せてあなたは呟いた

監督と女優
レンズ越し 秘密の恋

カメラがカタカタ廻る
泣き顔を作るなといつも叱られた
時代がカタカタ廻る
もう一度 やり直し 冷たく言われた

隅田川 墨絵の黄昏が
空襲の炎に灼かれてく
あの夜の別れの接吻も
銀幕の中かしらそれとも

監督と女優
すれ違い 生き別れた

フイルムがカタカタ廻る
上海で消息がぷっつり途切れた
時代がカタカタ廻る
新橋で復員兵探し回ったわ

監督と女優
映画館 後ろの席

カメラがカタカタ廻る
泣き顔を作るなといつも叱られた
時代がカタカタ廻る
もう一度生きようと泣きながら思う
ねえ今の私っていい顔してる?
その顔さ その顔を待っていたんだよ
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GRAVITY11
ミチフミ龍之介

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風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 440

#松本隆 #詩集


☆『かみかくし』

魔都東京に雪が降る
晴雨は赤い筆を置き
束ねた縄を片づけて
火鉢で段をとれという

神楽坂から市ヶ谷へ
軍人さんが走ってた
ねえ北一輝死んだって
悪い噂でもちきりよ

かみかくし かみかくし
おまえの中に魔が住むと
かみかくし かみかくし
いっそ綺麗にこの世から
消え去りたいな

夢二のほうが好きだった
着物も脱げと言わないし
うなじを指でなぞっては
淡い絵の具で描いていた

私はモデル 色白で
絵ほどに美人じゃなかったわ
ねえ満州に連れてって
空がとっても青いって

かみかくし かみかくし
生まれた里じゃ言うらしい
かみかくし かみかくし
生きた証しを残さずに
死ねたらいいね

かみかくし かみかくし
おまえの中に魔が住むと
かみかくし かみかくし
なのにあなたは菩薩だと
抱きしめるのね

かみかくし かみかくし
なのにあなたは菩薩だと
抱きしめるのね
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ミチフミ龍之介

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風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 439

#松本隆 #詩集


☆『おかえりなさい』

木の葉たち 秋にふるえて
寒そうに 色づいてるね
旅人よ 風のマントの
裏地には星が瞬く

家路へと急ぐ電車が
踏切をならす夜だね
呼び鈴が響く頃には
コトコト 野菜も煮える

ただいま おかえり
まなざしのキス
ただいま おかえり
あうんの呼吸
あったかいシチューはいかが?

生きていて孤独なんだと
知るときが冬になるとき
旅人は誰の心の
荒野にも一人はいるの

帰る場所あるってだけで
幸福(しあわせ)がこみあげるでしょ
雪を踏む足音だけで
あなただとわかるのも愛

ただいま おかえり
二言三言
ただいま おかえり
あうんの会話
あったかいシチューはいかが?

ただいま おかえり
まなざしのキス
ただいま おかえり
あうんの呼吸
あったかいシチューはいかが?
GRAVITY
GRAVITY10
ミチフミ龍之介

ミチフミ龍之介

風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 438

#松本隆 #詩集


☆『風船ガム』

バタバタと心の
扇風機がまわるよ
途切れた会話の
切り取り線 点 点

鉄棒に逆さまにぶら下がり
空色のキス

頑張れと走るスクーター
俺たちの日々も巻き戻る

風船ガム Ku-cha Ku-cha
駄洒落っぽく生きても
魂の切っ尖は
ピカピカに鋭い
風船ガム ぱちんって
弾けたら出かけよう
俺たちの美意識を
見せつけてやろうぜ

空っぽな気持ちを
息遣いで満たして
しぼんだ未来も
毬のように跳ねるよ

屈折で沈んでたまなざしさえ
もうピアノ線さ

流れゆく水を手にすくう
透明に澄んだ生き方を

あーパンクなチャンバラ
人生なんて
んー遊ばなくちゃ

息切れがOSの時代だね
絶望と痛みでフリーズさ
ざあざあと雨が注ぐ日は
上着脱ぎ君の傘になる

風船ガム Ku-cha Ku-cha
ポケットは空っぽ
百億YENつまれても
プライドは売れない
風船ガム ぱちんって
割れたならまた噛む
噛むほど味の出る
しぶい奴気取って
俺たちの美意識
つらぬいてやろうぜ
GRAVITY
GRAVITY8
ミチフミ龍之介

ミチフミ龍之介

風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 437

#松本隆 #詩集


☆『高純度romance』

青空の向こうの銀河を
あなたと見たいねと吐息
キラキラ瞳を光らせ
空仰ぐ横顔の線
なんて綺麗

引きこもってた日もあったよね
悩んだり凹んだり
未来の三叉路で動けず

そんな時背中を
軽くポンと叩く
君の手に救われたのさ
信じる道をぼくら選んだら
迷わずに歩き出そうよ

流星群を見た夜更けに
丘から見た街の灯り
家庭が欲しくなるね
ラブコメの連ドラなんてソファーで見て

純度高めの日々育んだ
気の強い2人だし
どちらか折れないとピンチさ

そんな時駄洒落で笑わせてくれたね
手を伸ばせばそこに愛が
目には見えないけれど大切な
優しさを両手に抱く WOO

ほんとに愛してるよ

そんな時背中を
軽くポンと叩く
君の手に救われたのさ
信じる道をぼくら選んだら
迷わずに歩き出そうよ

純度高めのロマンスだから
まがいものなどないはず
純度高めのロマンスだから
真実の蝶結びだ
GRAVITY
GRAVITY10
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