ミチフミ龍之介
趣味は音楽・映画・ドラマ鑑賞。
人生はスパイス❗️
明けない夜はない、止まない雨はない、など名言至言が大好き。
投稿の方は絵画・その他のコラムなどを発信しております。
音楽
J-pop
映画
ドラマ
JAZZ
昭和史観
シュールレアリスム
明治大正日本近代文化
幕末
古賀春江
芥川龍之介
東郷青児
シティポップ
オリジナルラブ
サザンオールスターズ
大滝詠一
山下達郎
ティンパンアレイ
荒井由実
アナログレコード
マッチ
御朱印巡礼
犬
猫
炒めモノ
ネギサラダ
90年代Jポップ
大阪
東京
野球
邦楽
洋楽
クラシック
J-Pop
ロック
ジャズ
カントリー
ブルース
backnumber
Ado
ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 403
#松本隆 #詩集
☆『サングリア-真昼の夢 -』
サングリア In The Day-Dream
人生をしたたかに生きた男の
サングリア In The Day-Dream
ほろ苦いとまどいも粋なスパイス
白い鎧戸 遠浅の海
もの憂げな髪 風で梳かして
君は奇跡さ 人生なんて
知りつくしてる男の眼にも
一糸まとわぬ夢の背中に
赤いグラスをコトリと置いて
きれいに別れようぜ
ああ ああ ああ
サングリア In The Day-Dream
スペインの火の酒が作った恋
サングリア In The Day-Dream
哀しみに沈むのも粋なスパイス
10年前に出逢えていたら
渋い科白にときめくけれど
痛み知らずの白い若さを
傷つけるのがふとこわくなる
酔いが醒めれば水晶の肌
今なら傷も浅くてすむさ
きれいに別れようぜ
ああ ああ ああ
サングリア In The Day-Dream
人生をしたたかに生きた男の
サングリア In The Day-Dream
ほろ苦いとまどいも粋なスパイス

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 69
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「でんでんむしむし」
でんでんむしむし、
角ひけよ。
ひかなきゃ山椒の粒ふりかける。


ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 402
#松本隆 #詩集
☆『TOKYO GIRL』
髪を短く巻いたり 心境の変化ね
うつむいてると可愛い顔も台無しよ
知ってる? 恋って不思議なバスに似ている
飛び降りたり乗り遅れても
待ってれば来るわ
東京の空に聳えるビル街
陸橋にもたれ二人肩寄せ見た
東京をいつか手に入れてみせる
だから泣かないと今は指切りして
この街に来てメイクは上手くなったけど
幸の薄さが舗道に影をひくみたい
知ってる? 未来は買えないダイアじゃないわ
薬指の涙の粒に
キラキラと映る
東京に生きる女の子たちは
運命の糸でそっとあやとりする
東京の街をブローチに変えて
胸を飾りたい それが私の夢
あでやかな花よりも街路樹が好きよ
青空へ希望の小枝をのばす
東京に生きる女の子たちは
運命の糸でそっとあやとりする
東京をいつか手に入れてみせる
だから泣かないと今は指切りして
東京の街をブローチに変えて
胸を飾りたい それが私の夢
東京に生きる女の子たちは
運命の糸でそっとあやとりする
東京をいつか手に入れてみせる
だから泣かないと今は指切りして
東京の街をブローチに変えて
胸を飾りたい それが私の夢

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 68
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「コケコッコおどり」
コケコッコ、コケコッコ、コケコッコ。
おくさんがおくつをなァくした。
だんなさんがヴァイオリンの弓をなくし、
どうしていいのかおおよわり。
コケコッコ、コケコッコ、コケコッコ。
おやおや、おくさんどうなさる。
だんなさんがヴァイオリンの弓をさがす、
それまで、はだしでおおどりか。
コケコッコ、コケコッコ、コケコッコ。
おくさんがおくつをなァくした。
だんなさんがヴァイオリンの弓をみつけ、
それきた、コケコッコ、コケコッコ。
コケコッコ、コケコッコ、コケコッコ。
さあさあ、おくさん、それおどろ。
だんなさんがヴァイオリンの弓をこすり、
それそれおどれと、コケコッコ。
コケコッコ、コケコッコ、コケコッコ。
おくさんがおくつをなァくした。
ねてもねられずおおよわり、
頭の髪毛もめっちゃくちゃ。

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 401
#松本隆 #詩集
☆『生命の詩』
生命は蒼空 生命は潮騒
水の惑星に生まれ
私たちは生きている
生命は花園 生命は朝露
愛することだけが
今は大切
風渡る草の海に
あなたと寝転べば
地球の鼓動を
全身に感じる
指先が触れあうたび
愛が流れてゆく
二人の間に
生命の種が芽生える
生命は火の鳥
生命は蜻蛉
時の舟に乗って
私たちは流れてる
生命は儚さ 生命は永遠
愛することだけが
今は大切
爪先立ってキスして
始まる物語
アダムとイブから
繰り返されてきた
緑とおいしい水を
子供に残したい
地球はみんなの
かけがえのない故郷
生命は蒼空 生命は潮騒
水の惑星に生まれ
私たちは生きている
生命は花園 生命は朝露
愛することだけが
今は大切
生命は蒼空 生命は潮騒
水の惑星に生まれ
私たちは生きている
生命は花園 生命は朝露
愛することだけが
今は大切

ミチフミ龍之介
普段は毎週月曜と金曜の20:00~23:00に
お送りしている『ラジオっぽいルーム』。
今日で記念すべき1周年を迎え㊗️🎉ました。
コアなおじにじファンたちの尽力で、本夜の
ラジオっぽいルームはなんと‼️おじにじファンたちが、ルームジャックするそうです笑笑😃
そんなおじにじルーム~ラジオっぽいルームは
普段通り始まりますが、途中から嵐🌀が吹き荒れる予感💦どうなりますやら😂私の別垢マサヤス龍之介のコーナーもあるので乞うご期待❓

さくら
ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 400
#松本隆 #詩集
☆『2Bの鉛筆』
授業中 先の尖った
鉛筆で背中つつかれ
図書館裏で待っているよと
誘われたけど行く気は無いの
だって もてるから他の娘と
はしゃぎまわるのも仕方無いけど
バースディにあげたペンダント
違う娘の胸に揺れるのは
許せないわ
”Good-bye”は2Bの鉛筆で
「好き」って書いて消して また書いて
”Good-bye”は2Bの鉛筆で
最後の最後に「サヨナラ…」
人気ないバレー・コートで
ネットへとあの日もたれて
キスが下手だね 笑うあなたの
瞳に愛は映ってなかった
だって本気ではないくらい
感じていたけど好きだったから
片思いでもいいわって
その日の日記に書いたけど
やっぱり嘘
”Good-bye”は2Bの鉛筆で
「好き」って書いて消して また書いて
”Good-bye”は2Bの鉛筆で
最後の最後に「サヨナラ…」
”Good-bye”は2Bの鉛筆で
ペンだとインクにじむから
”Good-bye”は2Bの鉛筆で
最後の最後に「サヨナラ…」
最後の最後に「サヨナラ…」

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 67
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「ハアトのクイン」
ハアトのクインが饅頭(タアト)をつくられた。
みんなできたよ、夏の日いっぱいかァかった。
ハアトの兵士(ネイブ)が饅頭をぬゥすんだ。
こいつしめたとそっくりもってにげてった。
ハアトのキングが饅頭とおっしゃった。
そりゃこそたいへん、兵士を御折檻なすった。
ハアトの兵士が饅頭をかえした。
まっぴら閉口して、もうもういたしません。


ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 66
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「おしゃべり」
やまがらのおしゃべり、
お舌がさけよぞ。
町じゅうのいぬが
ちんぢんにかんじゃうぞ。


ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 398
#松本隆 #詩集
☆『火のように水のように』
限りなく遠いのは夏
あの人と写した写真
限りなく青いのは海
水しぶき はねあげた彼
あの頃はただそばにいて
倖せに気付けなかった
女独りで生きれるなんて嘘よ嘘
それは わがまま それはいきがり
そして夢を追う
時には火のように あなたの心を炎やしたい
時には水のように あなたの世界にひたりたい
火のように激しく 水のようにしとやかに
あなたを愛したい
限りなく寒いのは夜
ひざ抱え 木枯し見てる
限りなく白いのは雪
想い出の道は果てない
あの人の声を聞けたら
暗い瞳も明るくなれる
女が強く生きれるなんて嘘よ嘘
たぶんよわむし たぶんなきむし
そして影を追う
時には火のように あなたの心を炎やしたい
時には水のように あなたの世界にひたりたい
火のように激しく 水のようにしとやかに
あなたを包みたい

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 65
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「おりこうさん」
とてもがむしゃら、おりこうさん、
いきなりばんばら藪へとびこむと、
眼玉がポンポンひんむけた。
おやおやっ、眼玉がつん出たら、
それこそこんどはくそ力、
横っちょの小藪へとびこんだ。
そしたら眼玉がすっこんだ。

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 397
#松本隆 #詩集
☆『スターライト・トレイン』
星のふるえる夜の道で
耳をくすぐる声がする
“Star-light train
汽車はじきに出ます”
瞳こらして 振り向いても
声の主など視えないの
“Star-light train夢の旅へどうぞ”
翼を広げてるプラネタリウム
流星走る中
透明な腕が私を Ah-抱きしめた
闇を切り裂く稲光りが
青く岩肌 照らし出す
“Star-light train
駅はじきに見える”
こんな風景 見憶えある
月の写真のクレーター
“Star-light train
こわいことはないよ”
夢なら覚めてよと頬つねっても
身体は宙に浮く
透明な腕が私を Ah-抱きしめた
翼を広げてるプラネタリウム
流星走る中
透明な腕が私を Ah-抱きしめた

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 64
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「ででむしででむし、
ででむし、角だせや。
パンとお麦を、それ、あげよ。

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 396
#松本隆 #詩集
☆『炎のヒロイン』
バラのフェンス越えて AH〜逢いに来て
週末ならパブで AH〜夢のむわ
はじめての夜の場面 忘れない
ふれあった指に 不思議火が走った
いま私は炎なの
もう誰にも消せないわ
赤い靴で横切るわ あなたを あなたを
あなたがくわえてる AH〜タバコとって
かわりに重ねたい AH〜赤いルージュ
ほてる頬 冷ましたくて ハイウェイ
クールなあなたの眼にも 火が点って
いま私は炎なの
青い夜に舞い上がる
この命がつきるまで あなたと あなたと

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 63
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「一列こぞって」
一列こぞって、
弓をひき、
おはとを射ったら、
からすめをころした。


ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 395
#松本隆 #詩集
☆『ミスター・スマイル』
ミスター・スマイル あなたは何故
微笑み忘れないの
街で振り向く背中は淋しそうなのに
ミスター・スマイル あなたの事
からかう人もいるわ
何をされても静かに笑うだけだから
心やさしい人ばかり
損をする世の中だもの
さあ傷ついた魂を
いまそばに来て横たえて
そうなぐさめる やさしさは
ひとつだけ知っています
ミスター・スマイル ごめんなさい
あなたからの手紙に
字が下手ねって
思わず口を滑らして
きっと知らぬ間にあなたの
胸を靴で歩いてたの
さあ折れそうなロウソクに
いま愛の灯を点しましょう
そう木枯らしに吹かれても
手のひらで守るのです
いまそばにきて微笑んで
そのお返しにくちずけを
いまそばにきて微笑んで
そのお返しにくちずけを

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 394
#松本隆 #詩集
☆『シンプル・ラブ』
シンプル・ラブ 考えすぎねあなた
シンプル・ラブ 心の向くまま
私の腕が居心地いいのなら
そっと包んであげる
シンプル・ラブ 生きてる悩みなんか
シンプル・ラブ 此処では忘れて
触れあう指が心の音楽を
奏でてくれるのです
朝露に光る野バラに
安らぐ蝶のよう あなたと二人
季節のたわむれの中で幸福ならばいいの
何もいらない不確かな言葉は
ぬくもりだけが欲しい
ため息は街に煌めく
青い木の葉のよう あなたと二人
季節のさざ波の中でゆらゆら揺れて踊る
シンプル・ラブ 考えすぎねあなた
シンプル・ラブ 心の向くまま
私の腕が居心地いいのなら
そっと包んであげ

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 62
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「ででむし、でむし」
ででむし、でむし。
ぬすっとがくるぞ、おめんちの壁を
ぶっこわしにくるぞ。
ででむし、でむし。
その角だせよ。
ぬすっとがくるぞ、小麦をとりに、
ぬすっとがくるぞ、夜あけの四時に。

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 393
#松本隆 #詩集
☆『キャシーの噂』
キャシーの噂を聞いたら教えてね
一言私は会ってあやまりたい
二人が同じ人を愛していると知らないで私は愛の手紙キャシーに届けてもらった
どんなに切ない想いをしたでしょう
生まれた街から姿消したキャシー
私を裏切れずに伝書の役して
悲しく微笑んでた横顔今も
目に浮かぶ
キャシーの噂を聞いたら教えてね
彼女は昔の親友同士なの噂を教えてね

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 61
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「はしっこいジャック」
はしっこいジャック、
すばやいジャック、
ろうそくたて一つ、
ジャックがとびこした。

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 392
#松本隆 #詩集
☆『ジョーク』
いつでも淋しがる私の涙を
ジョークで吹き消したあの頃のあなた
愛があればそれで倖せと暮したけど
むなしさがあなたを無口にしたの
突然別れるなんてジョークでしょう
お願いからかわないで笑顔を見せて
二人はおしまいなんてジョークでしょう
お願いあなたの愛をかくさないで
倖せ手さぐりで探した
ベッドも今では悲しみを確めあうだけ
夢を語るたびに輝いた二人のメモ
日々に追いかけられいつか曇ったの
突然別れるなんてジョークでしょう
お願いからかわないで笑顔を見せて
二人はおしまいなんてジョークでしょう
お願いあなたの愛をかくさないで

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 60
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「ねんねこうた」
ねんねこ、ねんねこ、ねんねこや。
なァいてお母さんをなかすなや、
なかれりゃわたしもつろござる。
ねんねこ、ねんねこ、ねんねこや。


ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 391
#松本隆 #詩集
☆『やさしい人』
あなたは いい人ね
友達を紹介してくれる
困った時は相談しろと
救いの手 さしのべてくれた
ちがうの(好きなのに)あなたは
心を(好きなのに)読めないの
あなたは とても 残酷な人
あなたは 親切ね
遠くから見守ってくれるわ
他の誰かに捨てられた日も
肩を抱き 慰めてくれた
やきもち(淋しいのに)やかせて
おこられ(淋しいのに)たかったの
あなたは とても 残酷な人

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 59
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「こびっちょの子供は
こびっちょの男の子はなんでつくる、なんでつくる。
こびっちょの男の子はなんでつくる。
かわずとででむしとこいぬのしっぽでつくられた。
それそれ、こびっちょの男の子がつくられた。
かわいい女の子はなんでつくる、なんでつくる。かわいい女の子はなんでつくる。
おさとうに薬味に、あまいものずくめ。
それそれ、かわいい女の子がつくられた。

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 390
#松本隆 #詩集
☆『ペイパー・ムーン』
もっと酔わせてね あなたの胸で
生きる辛さをね 忘れさせてね
ペイパー・ムーンは裏町のパブ
ペイパー・ムーンは別れ話にお似合いね
心配しないで私なら
明日の行方もヒラヒラ
紙切れのような青春だわ
ついてないのよね あなたと私
星のめぐりがね 合わなかったの
でもいつか やるせない日に
ペイパー・ムーンでたまに逢えればいいじゃない
ペイパー・ムーンは裏町のパブ
ペイパー・ムーンは淋しがりやの吹きだまり
いつわりだらけの都会でも
もしも愛が真実なら
銀紙の月も輝くはず
生きていようよね 駄洒落のように
いつか涙流して笑う日も来る
淋しくて眠れぬ夜は
ペイパー・ムーンでたまに逢えればいいじゃない

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 58
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「ゆりかごうた」
ねんねや、ねんねや、おねんねや、
ぼうやがお父さんひつじ守り。
お母さんはねんねのねむりの木、
ねんねやねんねとゆすりましょう、
ゆすればお夢がふりかかる。
ねんねや、ねんねや、おねんねや。

ミチフミ龍之介
風のQualtet
~松本隆作品詩集~ # 389
#松本隆 #詩集
☆『好きにして...』
ソーダ水にレモン ギュッとしぼれば
指が濡れる
光に透けそうな薄いブラウス
風とじゃれてる
二人きりの海のテラス 知りたいのよ
それから先が Ah
好きにさせて あなたのこと
好きにしてね 私のこと
生きることなんて みんなうたかたの夢
自由にして
これが最後の恋 嘘でもいいわ
ささやいてみて
いま一瞬だけが 真実ならば
それでいいのよ
風が飛ばす夏の帽子 追うあなたが
かわいらしくて Ah
思うままに 生きたいから
思うままに キスしてみて
瞳を閉じたままで ずっと 待っているから
自由にして 自由にして
この心の鍵 外して 解き放って
動かしてみて Ah
好きにさせて あなたのこと
好きにしてね 私のこと
生きることなんて みんなうたかたの夢
自由にして
好きにさせて あなたのこと
好きにしてね 私のこと
生きることなんて みんなうたかたの夢
自由にして
Do what you want
Do what you want
I don’t care 好きにして
Do what you want
Do what you want
I don’t care 好きにし

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 57
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「あたいのめうし」
あたいのめうしはちっぽけだ。
ひょろひょろ、ひょっこり、ひょっこりよ。
あたいのめうしは、ちっぽけだ、
めうしのふくらはぎはちっぽけだ。
ひょろひょろ、ひょっこり、ひょっこりよ。
あたいのお歌はまだなかば。
あたいのめうしはちっぽけだ。
ひょろひょろ、ひょっこり、ひょっこりよ。
あたいのめうしはちっぽけだ。
やっとこうし小屋へおいこんだ。
ひょろひょろ、ひょっこり、ひょっこりよ。
そこでお歌もちゃんちゃんだ。


ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 388
#松本隆 #詩集
☆『チューリップの蕾』
泣かないでBabyあと5秒
あなたのつれなさが
人ごみに消えるまで
泣かないでBaby あと5秒
涙を閉じこめて
街角に揺れていて
チューリップの蕾みたいに
春の絵の具の街に
心は白く切り抜かれたまま
たぶん飽きただけなの
キスもさせない私に
泣かないでBabyあと5秒
背中で我慢して
弱みなど見せないで
チューリップの蕾みたいに
いつか綺麗に咲いて
あなたの前に 現れてみせる
そして他人みたいに
知らん顔してあげたい
泣かないでBabyあと5秒
自分を抱きしめて
わかってる最初から
目的は心じゃないわ
くちびる強く噛んで
私は一人で 生きてく
泣かないでBabyあと5秒
あなたのつれなさが
人ごみに消えるまで
泣かないでBaby あと5秒
涙を閉じこめて
街角に揺れていて
チューリップの蕾みたいに

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 56
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「あの丘のふもとに」
あの丘のふもとに
おばあさんがござった。
もしも去なんだら
まだ住んでござろ。

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 387
#松本隆 #詩集
☆『白いヴェール』
神様 私はこの人が好きなの
出逢った瞬間 結婚を決めたの
でも子供の頃からの
あきっぽさが少し不安
指輪をはめる前に逃げそう
ほんとにこの人でいいのね
待てばいつかもっと素敵な
運命にめぐりあって悔やみそうね
神様 私は生まれつきわがまま
叱られるとすぐくちびるが尖るの
小さな嘘をつく日もあるし
ほんと言うとお料理も
家事もそんな好きじゃないの
「愛を信じます
貧しいときも 病めるときも
変わらない永遠(とわ)の愛を」
打たれたら別の頬出せと言うけど
耐えるのは苦手 打ち返す性格
でも喧嘩をしながらも
暮らせそうな いい人なの
ヴェールをあげてキスをかわして
涙が今 少しあふれた
今日の日から名前が変わる
振り向けば母も 目蓋(まぶた)押さえていた
神様 私はこの人が好きなの
出逢った瞬間 結婚を決めたの
浮気をしたらすぐに離婚よ
でも神様 いい妻に
なれるように努力します
でも神様 いい妻に
なれるように努力します
「愛を誓います
貧しいときも 病めるときも
変わらない永遠(とわ)の愛を」
ヴェールをあげてキスをかわして
涙が今 少しあふれた
湯気を立てて反対をした
厳格な父の眼にも光るものが

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 55
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「鼻まがり」
あいつぁよっぽどみょうだ、まっすぐにゃゆかぬ。
そのわけしってるか、
鼻のむいたほうへむいてゆく。
どうりで、やっこさん、鼻まがり。

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 386
#松本隆 #詩集
☆『フィヨルド少女』
氷河がきらめいている
夜明けの色をちりばめて
童話のような街に
訪ねて来たのにすれ違い
三日も前に
雪の汽車で消えたのさ
うわさの糸が切れて
行方を知っている人もない
あの娘は友だちさえ
作らないよと誰か言う
あの娘を人嫌いに
させたあやまちはぼくにある
昔のままの
黒いコートを着てるのか
子供の雪つぶてが
薄いガラス窓こわしたよ
三日も前に
雪の汽車で消えたのさ
南へ向ったのか
それとももっと遠い北の街
吹雪が急に止んで
遠い岬まで晴れてゆく
心にささった氷の
破片が溶けてゆくさ

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 54
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「すっとんきょうな南京さん」
すっとんきょうな南京さんがお三かたござった。それは皆さまとくより御承知だ。
きゃっきゃさわいで猟(かり)にとでかけた。
しかも、めっそうもない、安息日にでござる。
永(なが)のいちんち、猟をしてまわり、
これというもの根っから葉っからみつからない。一つみつけたは帆かけた船よ。
それが追風にしゅっしゅっとはしった。
「あれは船だ」と一番さきのがいいだした。
「なんの、うそだ」と二番目のがうちけした。「あれは家さ」と三番目のがいいのけた。──
「こわれ煙突までとっついてるじゃないかいな」
永の一晩猟をしてまわり、
これというもの根っから葉っからみつからない。一つみつけたはおすべり屋のお月さんだ、
それがふかれてつるつるとすべった。
「あれはお月さんだ」と一番さきのがいいだした。
「なんの、うそだ」と二番目のがうちけした。「あれはチイズさ」と三番目のがいいのけた。──
「二つわりにしたその半分きりさね」
またもいちんち猟をしてまわり、
これというもの根っから葉っからみつからない。一つみつけたは木いちごやぶのはりねずみ。
それをうしろにとおりすぎてしまう。
「あれははりねずみだ」と一番さきのがいいだした。
「なんの、うそだ」と二番目のがうちけした。「あれは針さしさ」と三番目のがいいのけた。──
「よくもめちゃくちゃにお針をさしたもんだすな」
またも夜っぴて、猟をしてまわり、
これというもの根っから葉っからみつからない。
一つみつけたはかぶら畑の野うさぎだ。
それをみすててまたいってしまう。
「あれは野うさぎだ」と一番さきのがいいだした。
「なんの、うそだ」と二番目のがうちけした。「あれはこうしさ」と三番目のがいいのけた。──
「あいつ、めうしにおきざりされたやつだんね」
またもいちんち、猟をしてまわり、
これというもの根っから葉っからみつからない。みたは洞木の分別顔のふくろうよ。
それをうしろにまたいってしまった。
「あれはふくろうだ」と一番さきのがいいだした。
「なんの、うそだ」と二番目のがうちけした。「あれはじじいさ」と三番目のがいいのけた。──
「それそれごましお頭の髪の毛をみさいな」




ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 385
#松本隆 #詩集
☆『レイクサイドストーリー』
誰が捨てたのか
錆びたスケート靴
波が洗ってるよ
指が切れるほど
水が冷いのさ
ひとりボートの上
やがて真冬が湖を
氷の鏡に変えるよ
白い靴で ウインター・レイク
ターンしながら
ぼくに腕を振った
光る刃で描いたね
大きなハートの絵を
オールを止めて読む
ぬれた手紙の文字
名前が変わるんだね
手など出さないと
決めた日もあったね
あいつと君とぼく
胸に小石を投げたのは誰
哀しみの渦が広がる
腕を組んで ウインター・レイク
滑る二人を
柵にもたれ見てた
スケートは生まれつき
苦手とまゆひそめて
風邪をひいた夜
先に眠るからと
ロッジの部屋にいた
細い靴音が
消えたあいつのドア
朝まで閉じたまま
何も言わずに荷物まとめて
湖をあとにしたのさ
ジャンプしたね ウインター・レイク
足をくじいて
涙ためていたよ
さざ波のあのあたり
水面に風が吹くよ
白い靴で ウインター・レイク
ターンしながら
ぼくに腕を振った
光る刃で描いたね
大きなハートの絵を
白い靴が ウインター・レイク
ターンしながら
ぼくに腕を振った
冬の幻さ

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 53
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「おかごのばあさん」
おばあさんがひとりおかごにのって、
ふらふらあがる。
月よりたかく、九(く)十倍もたかく、
どこへゆくのか、きこうにもきけず、
お手々にほうきをもって、あれあれあがる。
『おばあさん、おばあさん、おばあさん、
どこへゆくの、どこへ、
そんなにたかくあァがって』
『円(まる)天井のすすはきじゃ』
『はァやくかえってちょうだいよう』
『あい、あい。ちょっくら、いますぐだ』


ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 384
#松本隆 #詩集
眠るような陽を浴びて 君はブロンズ色
南向きのベランダで
海を眺めている
やわらかな前髪のカール
憂いがちな眼を隠す
風はペパーミント
ブルーのソーダが 指先に揺れている
斜め横の椅子を選ぶのは
この角度からの君が とても綺麗だから
黙りこんだ貝殻が 深みできらめくよ
そう 大事なこと ぼくはまだ
話し忘れてたよ
沖をゆく客船の汽笛 旅に誘っても
ここを動かない
風はペパーミント
想い出の日々が グラスからはじけてる
旧い歌の低いハミングに
口笛でハーモニー 重なる音が溶けて消える
波は時を砂に変え
寄せる…やさしく…
そんな風にぼくたちも
愛せたらいいのに
水のように透明な
心ならいいのに
抱きしめた両手から逃げる
灼きすぎて痛いわって
風はペパーミント
ブルーのソーダが 指先に揺れている
空も海も遠のいてゆくよ
君のはにかんだ 笑顔だけを残して

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 52
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「いなかっぺえ」
いなかっぺいのおたずねだ。
『いちごが何本海にある』
うまく返事をしてのきょか。
『何匹にしんが森にいる』


ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 383
#松本隆 #詩集
☆『ガラス壜の中の船』
生きものみたいに波がねじれてゆく
一雨来るね 黒雲スピードをあげて
車の故障さ 肩をすくめる君
ぼくは工具とあきらめを手にしてる
気まずいサヨナラを決めたあと
送ってくはずだった
つまずいた時間が ぼくたちの
心縫い止める
何か手伝おうか?
君がポツリと言う
とまどいだけが声に貼りついてるよ
壜の中の船みたい
そうさ君もぼくも…
壜の中の船みたい
まるで動けないよ
プラグがこわれて火花さえ飛ばない
次の町まで歩く気力さえも消えて
不安そうな顔して君は見ているけど
錆びた歯車 誰も修理出来ない
気まずいサヨナラを決めたあと
送ってくはずだった
皮肉な成り行きが ぼくたちを
離れさせないよ 離れさせないよ
君がぼくのこと誤解したように
ぼくも君のこと誤解していたのさ
気付いてみても遅いかも知れないね
壜の中の船みたい
壜の中の船みたい
壜の中の船みたい
そうさ君もぼくも…

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 382
#松本隆 #詩集
・昭和10年(1935年)
☆『1969年のドラッグ・レース』
あの日車で競走したのさ
岬に誰が速く着くか賭けてね
レースのあとで 武者ぶるいしてたら
朝まで抱いてくれたね
意味ない事を 喋ってる時の
ぼくが一番好きだわって 言ったね
わたしたちには あせらなくっても
時間があると笑って
DRAG RACE 1969
DRAG RACE 1969
白い細いライン うねるように続く
アクセル深く ふみこんでみる
景色だけが変わり 未来は過去になる
地図の通りに 生きたくなかった
なるべく人の いない道を探した
カーヴのたびに 助手席の君は
悲鳴をあげていたけど
何処か遠くに ドライヴするたび
バックシートに ギター積んでいたっけ
まだガソリンは 残っているのなんて
心配ばかりしてたね
DRAG RACE 1969
DRAG RACE 1969
走り過ぎる時間に 降りるドアも無いさ
アクセル深く ふみこんでみる
景色だけが変わり 未来は過去になる
君が言うほど 時間が無限に
無かったことも 今ではよく知ってる
だけどレースはまだ 終わりじゃないさ
ゴールは霧の向うさ
DRAG RACE 1969
DRAG RACE 1969
まぶたの裏側を 夢が走り去るよ
アクセル深く ふみこんでみる
景色だけが変わり 未来は過去になる

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 381
#松本隆 #詩集
☆『銀色のジェット』
滑走路から離陸してく
銀色の機影
迷ってた君の答えを乗せて
翔び立つ
違う女性になりきれずに
そう 本当の
自分さえ見失った
羽撃くのを止めれば墜ちること
青空舞う鳥さえ識ってるさ
君だけが知らなかったね
愛され過ぎてたから愛せない
今ではそんな君も哀しいよ
君が捨てたこの都会で
生き続けるよ
失うものなど もうこれ以上
無いから
いつの日か君のように
逃げるかもしれないけど
雲間に……消えてく
翼を……見送る

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 51
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「風よ、ふけ、ふけ」
風よ、ふけ、ふけ、
ひきうすまわせ、
粉屋粉ひき、
パンやさんがこねて、
朝はほやほやふかしたて。

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 380
#松本隆 #詩集
☆『恋のナックルボール』
野球の切符 口実にして
デートに誘ったよ 外野の席
気をひくための冷たいポーズ
まるで無視されたら ぼくのハートは
空振りさ
恋のナックルボール 変化球の
指が滑り青空に消えた
手を握っても 笑われそうで
チャンスを待つうちに9回裏
恋のナックルボール ストレートに
愛してると言えば良かったのさ
ヒット打つたび 飛び上ったね
まなざしのサインも届かないよ
マウンドに立つ ピッチャーのようさ
ストライク狙って 最後のボール
投げるだけ

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 50
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「お針みつけたら」
お針みつけたらつまみあげておとりな。
その日いちんちいいことばかり。
お針みつけてそのまましときゃ
その日いちんちわるいことばかり。


ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 379
#松本隆 #詩集
☆『木の葉のスケッチ』
時計は無言でまわるけれど
面影ばかりは消せないね
都会がくれた粋なはからいさ
ラッシュのホームで君と…
冬の色の風に吹かれた落ち葉たちが
通りを走ってゆく
幸福みたいで ホッとしたよ
「まあね」と笑った横顔の
淡いかげが ショーウィンドウに映ってる
ぼんやりみとれていたよ
時が刻む深い淵を
埋めつくせる言葉は無いんだね
つい「お前」と呼びかけそうさ
昔の口癖でね
話すことは山ほどあるはずなのに今は
話題も途切れたまま…
時計に視線を落とすたびに
待ってる誰かを暗示して
都会がくれた罪な偶然さ
「食事はどう」って聞いた…
立ち止まって 一瞬困った表情さ
じゃあ 引き止めて御免
枝を離れたふたつの葉は
風に散るしかない

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 49
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「ででむし角だせ」
ででむし、ででむし、角だせや、
お父さんもお母さんもしんでしもうた。
おまえの御兄弟姉妹は裏ん口の庭で
パンをおくれェと乞うている。

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 378
#松本隆 #詩集
☆『夏のペーパーバック』
渚に吹く風が涼しすぎるね
プールサイドへと陽が傾向く
波を見てくるわって ビーチに消えた
君を探しに行く気もない
白い寝椅子の上に
薄いpaper back
ページの端を折って
投げ出したままさ
最後のシーンまで想像つくよ
避暑地で逢えた君が
ヒロインなら……
君が夢見るほど素敵じゃないさ
ただの脇役だよ ぼくなんてね
手のひらに氷のかけらをのせて
溶けてゆくのを じっと見てた
ここで出逢った事を
悔やみかけた
風がページを飛ばす
物語の中
最後のシーンまで想像つくよ
真夏のペンが綴る
ロマンスなら……
ありふれた終わり方なら
ぼくなりに書き換えたいね
渚に吹く風が涼しすぎるね
プールサイドは人気もない
波を見てくるわって ビーチに消えた
君を探しに独り
歩き出すよ
夕映えに影をひいて

ミチフミ龍之介
まざあ・ぐうす # 48
北原白秋訳
☆『まざあ・ぐうす』
「二十四人の仕立屋」
二十四人の仕立屋が
ででむしころしに、えっさっさ。
めったにしっぽにゃふれまいぞ。
そりゃこそででむしが角(つの)だした、
ちっちぇえカイロうしそっくりだ。
にげにげ、にげなきゃいまにもころされる。

ミチフミ龍之介
~松本隆作品詩集~ # 377
#松本隆 #詩集
☆『魔法の瞳』
眼が逢うたびに 夢うつつさ
Magic in your eyes
見つめたら 催眠術だね
乱れだしたときめきは 揺れてる銀時計
ほうきに乗った 可愛い魔女が
月を横切り 小窓をノックした oh oh oh…
イチゴみたいに 赤いくちびる
まるで生きてる ショート・ケーキだよ
Magic in your eyes
ソファーでね 肩寄せたいけど
1メートル以内には 不思議に近寄りにくい
夜明けまで 星が薄れるまで
とけない魔法を かけておくれ
Magic in your eyes
見つめたら 催眠術だね
乱れだしたときめきは 揺れてる銀時計
お喋りになる君とは逆に
ぼくは照れると 無口になるのさ
Magic in your eyes
ディズニーの 動画の銀幕
迷いこんだみたいだよ 花さえコーラスしてる
夜明けまで 帰したくないけど
12時しらせる鐘が鳴るよ
Magic in your eyes
もしも今 好きだと告げたら
私もよってうなずいて
ウットリほほそめるかな
ス・テキな夜
キ・スをして
だ・きしめながら
よ・ぞら飛びたい
Blue の夜明けまで 星が薄れるまで
とけない魔法を かけておくれ
Magic in your eyes
見つめたら 催眠術だね
乱れだしたときめきは 揺れてる銀時計
飛べなくなった ピーターパンに
妖精の粉 振りまいておくれ
Magic in your eyes
魂の絹帽子の中 片想いを両想い
手品ですり変えてくれ
夜明けまで 帰したくないけれど
12時しらせる鐘が鳴る 鐘が鳴るよ
Magic in your eyes
見つめたら 催眠術だね
乱れだしたときめきは 揺れてる銀時計

