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桔梗色のきたじー
掘り出した 咄嗟に撮った カシオペア
まだ減りもしない この懐かしさ
乗りたかったなぁ。乗りたかったなぁ……。
おい、いつまで日向ぼっこしているつもりだい、カシオペア君？
またどこかで、あるいはいつか、逢えたら良いな。良いよな。
短歌の星
15
🌵無色🦎
こういう気持ち
怖いんよ
幾ら頭の中でシミュレーションしても
明るい未来が想像できないんだわ
だったら…
って考えてしまうんよ
#口語 #ひとりごとのようなもの
SORRY BABY(Remastered 2022)
12桔梗色のきたじー
雨過ぎて 理由《わけ》こそ知らない 湧き上がり
虚ろな気持ち 何が虚ろ？
（字足らず・字余りあり）
短歌の星6桔梗色のきたじー
あゝ沈む 雨音こそない この夜の
寝床の深さ ひとりで知る時
心なしか、寝床が余計に僕を沈めている気がする。――違う、寝床には意思はないからそれはない。そんなはずでしょう？
短歌の星2桔梗色のきたじー
暑い昼 ベイマックスの ぬいぐるみ
寂しいだけで 抱きしめたかった
（字余りあり）
この寂しさが分かる人なんてそうそういないだろうと思いつつ。
夢にカムパネルラが来てくれたら良いのに。
短歌の星4桔梗色のきたじー
紋白蝶 今まだ舞うよ 蒲公英《たんぽぽ》の
少し眩しい 花弁《はなびら》の上
蒲公英は、「幸せの花」。昨日、あんなに雨風が暴れたというのに、道端で耐えていたんだ。――その逞しさが欲しいよ。羨ましくて堪らない。
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