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Kap
麦本三歩の好きなもの二次創作です。
麦本三歩はカップ麺が好き
ラストです。
最初から読む方はこちらから▶️#麦本三歩の好きなもの
どうか三歩みたいにちょっとの幸せが読んだ方に訪れますように。
店内放送を聞き流しながら自分が通る前に空いてくれていた心優しい自動ドアくんを通り過ぎる。
今日もなんだかんだ楽しいのかもしれないなーと思いながら帰る。
少しの幸せでも幸せなら幸せ。それが日々の楽しみの1つ。
帰りながらさっきの奇跡的な出会いを授かった素敵なグミを食べる。
おいしー。
三歩、今日も幸せである。
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#麦本三歩の好きなもの
Kap
麦本三歩の好きなものの二次創作です。
前回の続き。次でラストです
#麦本三歩の好きなもの を押せば前回からのを見れますぜひぜひ
前友人と現地で食べてから佐野ラーメンのトリコ。
いい感じに普通な部分もあってかつ佐野ラーメンだけの良さもあるなんて...欲張りすぎるぞ佐野ラーメン。
佐野ラーメンのキャラクターである、猫みたいな見た目のさのまるが書いてあるパッケージが、煌びやかに見えてここぞとばかりに勢いよく、棚からカップ麺を取り出し、カゴに入れる。
この動作で全体力の70%を失いゼイゼイ息をする。ふうぅ。
今日食べるなら食後のおやつは欠かせないよね。と、先刻言っていたお腹パンパン問題を完全に否定して、またそそくさとお菓子コーナーに行く。
お菓子の最近のブームはグミ系。各社普通のグミではダメだと、ここぞとばかりに工夫を凝らしたグミを売り出している。やっぱり定番の果汁ピュレが入ってるグミかな~と思ったとき、目に止まった。四角いグミの中に、マンゴーの果肉がごろっと入っているグミのイメージ図を、、、
これだっ、これだっ!デメキンみたいに目を見開いて、またさっきの佐野ラーメンみたいに手刀の速さで取る。俺でなきゃ見逃しちゃうね。
あとはじゃがいも系のスティックのスナック菓子やチョコレートが中に入ってるパイのお菓子をカゴに入れた。
レジに行くと店員さんがボケーッと突っ立っていた。まるで三歩みたいだなとか言わないでね先輩。
こりゃ人生の先輩として(多分)ガツンと言えないから普通に商品を出す。
出そうとしたのだけれど、店員さんが裏に戻って行った。
おいっ!サボり魔だからってそこまで仕事放棄する???と言いそうになったのを腹でこらえてまたゼイゼイしていると、レジに大きく「セルフレジ」と書いてあった。あ!なるほどがってん。だからサボり魔くんはここでボケーッと突っ立ってたのか~(突っ立ってるのもダメだけど)と納得する。
そうと分かれば自分でレジをパッと済ませて帰るのみ。手早くバーコードを読み取る。(本買う時ってバーコード2つ読み取らなきゃだよね。あれ言われないと分からんわ何とかして!)と心の中で叫んでいるうちに会計を済ませる。もちろんポイントカードも忘れずに。
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Kap
①②は投稿から見れますー(ハッシュタグでも)
戸棚へとぽとぽ歩く。
最近のコンビニでは縦一列レーンが全てカップラーメンで埋まっていることが多い。全国でもカップラーメンファンが多いからだろう。ありがとう同士よ。
戸棚にはちょっとお高めなやつからいつものカップヌードル、うどん系のものまで様々。どん兵衛様に常日頃お世話になっているけれど、今日はラーメンの気分。名店のやらご当地のやら激辛、激デカ、激濃(激多し)絶対まいうーなラーメンたちがずらりと並んでいる姿はなんとも優美である。
三歩は二つラーメンを手に取った。ひとつは佐野ラーメン。前友人と現地で食べてから佐野ラーメンのトリコ。
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Kap
お店にジャンプが置いてあったら必ず「あ、ジャンプ〜」と言うのが口癖。1回「ねぇ〜ジャンプだね〜」と、通りかかった3歳児君に言われてからちょっとボリュームを抑える。
三歩は立ち読みができない。正確に言うと怖い。立ち読みしていると、読んだ漫画の作者の怨念と、飛ばした漫画の作者の怨念と悪霊が取り付くんじゃないかとすごく不安になる。漫画じゃない所を読むと今度は編集の人の怨念が取り付きそうでもう立ち読みなんてできない。あー怖い
本のコーナーをぶっ飛ばして飲み物コーナー。おっ、ミルクティーいっぱい種類ある。飲み物でミルクティーが3番目くらいに好き(1番目は忘れた)コーヒーを作ってるブランドだったり、紅茶専門のブランド、更には緑茶専門のブランドがみんなミルクティーにチャレンジしてる。前まであったタピオカブームの名残なのだろうか。歯に残っちゃって嫌いだった。お歯黒みたいになるし。とりあえず目の前にある飲んだことがないミルクティー全種を持つ。
他の棚にカニ歩きで行く。
けれどスイーツ系や食べ物系の棚を全スルーした。じつは三歩、マック食べてた。はっちゃけで倍のやつ頼んでしまって胃が痛い。食べ物を見るだけでお腹がさらに痛くなる。いつもは憩いの場であるけれど、今はさようなら。
もうレジ行こうかな〜と思っていると、あ、カップ麺買お
と唐突に思った。さっきおなかいっぱいとか胃が痛いとか言ってたけど、スイーツみたいに三歩にとってカップ麺なんて別腹である。そして三歩、だいのカップ麺好き。いつも5個ストックしてる程の強欲ぶり。
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麦本三歩はカップ麺が好き
麦本三歩は努力家である。
なんて言うと大抵の三歩の周りの人は飛び蹴りか、投げ技か、腕相撲を申し込んでくるので絶対に口にしない。けれど三歩自身は自分のことを努力家だと思う。ご飯なんて一日三食も食べているし、お風呂も入って歯磨きもする。仕事にも行くし友達付き合いももちろんする。当たり前かもしれないけれど、三歩は当たり前ができることを努力だと呼ぶようにしている。もし当たり前にしてしまうと自分がなんでこんなことやってるんだろと心の底から思ってやる気が出ないから。そんな綺麗事をずっと考えている自分はきっと心も綺麗なんだろうなと絶対に違う解釈をしながら今日も職場である大学図書館から帰路に着いた。大根って主役の時おでんしかないよな〜と考えていると、ふと目がチッカチカした。目を閉じて必死に手で塞ぐ。太陽が出てきちゃうくらいずっとフラフラしてたか、太陽が接近してきたか、UFOが自分を連れ去ろうとやってきてしまって、こんなに明るいのかな助けてか神様と思いながら恐る恐る目を開けるとそこはコンビニだった。大袈裟すぎたわ。こんなところにあったっけ。それとももうおばあちゃんになっちゃってここにコンビニがあったのを忘れちゃったのかな。ねぇどう思う?おじいさん。
おじいさんボケをしたところでコンビニの中に足を1歩ヒョイっと踏み入れた。うわぁ〜新築〜
新築の、まるで人様の家に上がった時みたいなちょっとヒノキの匂いがした気がした。絶対にコンビニなんかにヒノキ使わないけど。
辺りを見渡しても定員さん1人以外誰もいない。ちよ〜っと残業しちゃって、もう9時過ぎになってしまっているからきっと今コンビニに買いに来る人なんて数少ない。少数派に寄り添えて三歩は満足だ。でもここで満足して帰ってはならない。新しいコンビニだ。まずはリサーチ
三歩のくせとして、コンビニは入口をすぐ左に曲がってそこからぐるっと物色しておにぎりコーナーをみて、細かい棚の商品を見てから最後にお会計をする。毎回毎回見ると違う戸棚を見るのが三歩の少しの楽しみだ。そんなにコンビニには入らないため、入った時は少しじっくりと見て回る。
まずは本の棚
続く…
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