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#ラースフォントリアー #ニコールキッドマン

ろびのわーる
デンマークの巨匠ヨルゲン・レス監督が、トリアーが出す課題に従って5つのリメイク映画を仕上げてゆくドキュメンタリー。
そのリメイク元の作品は、レス監督が過去に発表した短編映画「The Perfect Human」。つまりレス監督は自分の作品をリメイクすることになる。
トリアーの無茶振りに必死で応じようとするレス監督のお人好しっぷりが滑稽。完全に弄られてるのに、トリアーの意図が知りたくなる気持ちもわかる。
巨匠で大先輩のレス監督をオモチャにしておきながら、何度も敬意を伝えるトリアー…ほんとタチが悪い。でもめちゃくちゃ面白い。
ラストの落とし方も最高だった。
#GRAVITY映画部 #映画鑑賞 #UNEXT
#ラースフォントリアー #ブラックコメディ


ろびのわーる
知的障害者になりすまして人々を愚弄する活動グループ“イディオッツ”。彼らの行動が人の偽善を暴いてゆく。
彼らの活動に偶然巻き込まれたカレンは、当初は憤っていたものの、次第に彼らに惹かれてゆき行動を共にするようになる。
飲食店の支払いを踏み倒したり、女風呂に入ったり、支援を申し出た市の役員を追い返したり…やりたい放題やらかす。被害者たちの偽善が剥がれたときの反応が興味深く、また滑稽でもある。
この作品を観て少し笑ってしまった僕も、きっとこの偽善者たちと同罪なんだろうな。
ハンドカメラによる撮影がドキュメンタリーっぽくてリアル感があった。
最も印象的だったのは、障害者を演じる役者に、ガチの障害者をサプライズで対面させる場面。ミイラ取りがミイラに…役者たちの反応が本物だった。
モラル的にアウト感のあるラース・フォン・トリアー監督の問題作。日常にタブーを持ち込んで人の心を丸裸にしてゆく。そして本当に試されているのは、この作品の観客である我々の心という底意地の悪さ。
胸糞悪いのに目が離せない…マッドサイエンティストの実験を見ているような、不思議な魔力のある作品だった。
#GRAVITY映画部 #映画鑑賞 #UNEXT
#イディオッツ #ラースフォントリアー


ろびのわーる
IT企業を経営するラウンは会社を売却する話を進めていたが、それを社員に話せずにいた。みんなに嫌われたくないラウンは、その嫌われ役を雇った役者に演じるよう依頼する。
この役者、記憶力が悪い上にエゴが強すぎて度々コントロール不能に。売却先とトラブルになり、社員にもその事実が知られ、騒動が巻き起こる。
ラース・フォン・トリアー監督の初のコメディ作品。キングダムシリーズでも発揮されていたが、この監督はブラックコメディのセンスも抜群。人間の愚かさを皮肉で笑いに変えてゆく。
ラストの着地の仕方もトリアーらしく、観客を完璧に裏切ってくれる。
“秋は蒸し暑い”このワードが出たら要注意。
#GRAVITY映画部 #映画鑑賞 #UNEXT
#ボスオブイットオール #ラースフォントリアー


ろびのわーる
怪我をして行き倒れていたジョーは、介抱してくれた初老男セリグマンにこれまでの経緯を語り出す。
色情狂(ニンフォマニアック)として生きてきたジョー。数えきれないほどの男性経験と驚愕のエピソードの数々。その難解な人生にどんな意味があるのか、セリグマンが独自の解釈でコメントしてゆく。
次々と男を引っ掛ける若き日のジョーの行為を、フライフィッシングに例えはじめるセリグマン。例え方の癖が強い。でもそれこそがこの作品の醍醐味だったりする。
過激な性描写と不快なエピソード、性に溺れた女性の悲劇…それは表面的な物語にすぎない。
ジョーとセリグマン、異質なもの同士が引き起こす化学反応。二つの異世界の出会いがこの世界の謎を解き明かしてゆく。
まさかのフィボナッチ、まさかのバッハ。セリグマンの例えは思わぬ方向へ飛躍する。
単なるこじつけなのかもしれないけど、なぜかバッハの曲に感じる調和の意味が、少しわかったような気がしてしまう。
更に深読みしてゆくと、その調和を感じ取ることのできる我々人間こそが神なのだとさえ思えてくる。
これは神話であり寓話だ。真意を読み解くには文学でも科学でもなく、神秘学と数秘術が助けとなる。聖書や神話の知識があると、より深く世界観を堪能できる。数字の織りなす調和を感知できなければ、きっと不可解な作品だろう。
ラース・フォン・トリアー監督の真骨頂を感じる作品。いま、たまらなくバッハの曲が聴きたい。後半が楽しみ。
#GRAVITY映画部 #映画鑑賞 #UNEXT
#ニンフォマニアック #ラースフォントリアー


ろびのわーる
スコットランドの寂れた港町が舞台。
ある新婚夫婦に起こる悲劇と奇跡の物語。
長期の出稼ぎに出た夫ヤンの帰りを待つ妻ベス。
寂しさに耐え切れず“夫を返して”と神に願うと、
ヤンは事故に遭い緊急帰宅することに…。
首から下が動かず、回復も絶望的なヤンは、
不憫なベスのためにある要求をするようになる。
その要求を神の試練だと思い込んだベスは、
戸惑いながらも愛する夫のため実行してゆく。
たとえそれが倫理に反する試練であっても。
神と対話するように自問自答を繰り返すベス。
彼女の純粋な魂が奇跡を起こしてゆく。
ヤンは奇跡的に快方に向かうが、
ベスは教会から追放され、体はボロボロに…。
この物語の神はまるで悪魔のよう。
願いが叶う代わりに必ず代償が必要になる。
神のような存在が本当にいるなら、
その存在を信じる者を救うのではなく、
その存在を疑わない者を救うのだと思う。
リンクする、とはまさにこのこと。
僕が経験した奇跡と似た現象が描かれていて、
身震いするような感動があった。
そして理解者を得たようで嬉しくなった。
ベスの表情の豊かさがとてもキュートで、
コントラストとなる悲劇との落差が辛かった。
さすがラース・フォン・トリアー監督。
かなり前の作品だけど、古さを感じない。
彼の作品をいくつか観てわかってきたのは、
人間の価値や可能性を考えさせる目的があり、
それは新たな提案でもあるということ。
神のような視点で作られた映画であり、
その観客も神のような視点にさせる映画。
この作品の本当の神は観客なのかもしれない。
#GRAVITY映画部 #映画鑑賞 #UNEXT
#奇跡の海 #ラースフォントリアー

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