共感で繋がるSNS
GRAVITY(グラビティ) SNS

投稿

ろびのわーる

ろびのわーる

『奇跡の海』
スコットランドの寂れた港町が舞台。
ある新婚夫婦に起こる悲劇と奇跡の物語。

長期の出稼ぎに出た夫ヤンの帰りを待つ妻ベス。
寂しさに耐え切れず“夫を返して”と神に願うと、
ヤンは事故に遭い緊急帰宅することに…。

首から下が動かず、回復も絶望的なヤンは、
不憫なベスのためにある要求をするようになる。
その要求を神の試練だと思い込んだベスは、
戸惑いながらも愛する夫のため実行してゆく。
たとえそれが倫理に反する試練であっても。

神と対話するように自問自答を繰り返すベス。
彼女の純粋な魂が奇跡を起こしてゆく。

ヤンは奇跡的に快方に向かうが、
ベスは教会から追放され、体はボロボロに…。
この物語の神はまるで悪魔のよう。
願いが叶う代わりに必ず代償が必要になる。

神のような存在が本当にいるなら、
その存在を信じる者を救うのではなく、
その存在を疑わない者を救うのだと思う。

リンクする、とはまさにこのこと。
僕が経験した奇跡と似た現象が描かれていて、
身震いするような感動があった。
そして理解者を得たようで嬉しくなった。

ベスの表情の豊かさがとてもキュートで、
コントラストとなる悲劇との落差が辛かった。

さすがラース・フォン・トリアー監督。
かなり前の作品だけど、古さを感じない。
彼の作品をいくつか観てわかってきたのは、
人間の価値や可能性を考えさせる目的があり、
それは新たな提案でもあるということ。

神のような視点で作られた映画であり、
その観客も神のような視点にさせる映画。
この作品の本当の神は観客なのかもしれない。

#GRAVITY映画部 #映画鑑賞 #UNEXT
#奇跡の海 #ラースフォントリアー
GRAVITY
GRAVITY11
話題の投稿をみつける
関連検索ワード

『奇跡の海』