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ろびのわーる

ろびのわーる

『ニンフォマニアックVol.1』
怪我をして行き倒れていたジョーは、介抱してくれた初老男セリグマンにこれまでの経緯を語り出す。

色情狂(ニンフォマニアック)として生きてきたジョー。数えきれないほどの男性経験と驚愕のエピソードの数々。その難解な人生にどんな意味があるのか、セリグマンが独自の解釈でコメントしてゆく。

次々と男を引っ掛ける若き日のジョーの行為を、フライフィッシングに例えはじめるセリグマン。例え方の癖が強い。でもそれこそがこの作品の醍醐味だったりする。

過激な性描写と不快なエピソード、性に溺れた女性の悲劇…それは表面的な物語にすぎない。

ジョーとセリグマン、異質なもの同士が引き起こす化学反応。二つの異世界の出会いがこの世界の謎を解き明かしてゆく。

まさかのフィボナッチ、まさかのバッハ。セリグマンの例えは思わぬ方向へ飛躍する。
単なるこじつけなのかもしれないけど、なぜかバッハの曲に感じる調和の意味が、少しわかったような気がしてしまう。
更に深読みしてゆくと、その調和を感じ取ることのできる我々人間こそが神なのだとさえ思えてくる。

これは神話であり寓話だ。真意を読み解くには文学でも科学でもなく、神秘学と数秘術が助けとなる。聖書や神話の知識があると、より深く世界観を堪能できる。数字の織りなす調和を感知できなければ、きっと不可解な作品だろう。

ラース・フォン・トリアー監督の真骨頂を感じる作品。いま、たまらなくバッハの曲が聴きたい。後半が楽しみ。

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