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Yachi

Yachi

禅宗の土間のような空間の奥に阿弥陀如来立像があり、手前の人天蓋がステンドグラスになっている。
模様は蓮のようなので和ではある。
壁面はキャンパス地で、一部は仏の坐像の図がびっしりと貼られている。
ご住職に話をたっぷりとうかがい、とりあえず納得。

不思議な空間だが、阿弥陀さんはそれと見てすぐわかる鎌倉仏。
像高は1メートルほど。脇侍はあったかどうかわからないらしい。
スタイルが良く、彫はシャープでしっかりとした造形だ。
しゅっとした顔立ち、細かい表情を持たせた指先など、品の良さが目立つ。
全身の箔がよく残っていて、少しすすけた金色がなかなか風格と趣きを感じさせる。
また、衣の袖の薄さは、丁寧に作られたことがよくわかる点だろう。

寺を建築という観点から見れば、ここにその風情を求めることはできない。
しかし、広い空間の中で、見上げればステンドグラス、目の前には作りが確かな仏像がある。
それも悪くない。

ご住職、書道の先生から、是非とも御朱印直書きのお手前を習ってください。
来年を楽しみにしていますよ。

2025/10/11
#京都 #仏像 #仏像好きな人と繋がりたい #寺
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禅宗の土間のような空間の奥に阿弥陀如来立像があり、手前の人天蓋がステンドグラスになっている。