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Yachi
近道は雪で通行止めだったのだ。
なんと、国宝の本堂は屋根の檜皮の葺き替え工事中で見れなかった。残念。
幸いにも本堂の中は入ることはできた。ついさっきまで八日の護摩供だったので中には香が強く残っていた。
外陣で手を合わせていると、寺の方が内陣を案内してくれた。
秘仏の薬師如来の厨子も国宝であり風格あるもので、それを囲むように帝釈天と梵天、四天王、十二神将が並んでいる。
それを数十センチという至近で見ることができるのだ。
内陣の空気は冷え冷えとして、空気が止まっている。何も音はしない。
二天は2メートルほどの像高で平安らしいぽってりとしたふくよかな顔つき。ややしっかりとした体躯に対照的な衣文。彩色はほぼない。だが、丁寧な造形は見ていて飽きない。
四天王も良い。これらも像高2メートルほどで平安のもの。ややかたさを感じるが、それぞれが動きのあるポーズ。小顔なところが、何となく現代風。でも表情は明らかに平安風。
十二神将は約1メートルの小柄なもので、鎌倉のものらしい。それらは傷みが激しくかけている部分も少なくない。それでも皆個性的な躍動感のあるポージングで味がある。
自分は波夷羅大将のカメラ目線のどや顔が好みだ。
内陣の裏手には聖観音、阿弥陀如来、僧形文殊菩薩、不動明王、兜跋毘沙門天など多くの美仏を、これらも数センチまで寄って見ることができる。静かに、じっくりと。
檜皮の葺き替えは十月まで。紅葉の季節には新しい屋根を見ることができるだろう。
2025/2/8
#滋賀 #仏像 #仏像好きな人と繋がりたい #寺 #



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