正直者が馬鹿を見る社会に嫌気がさした僕のうつ病克服法

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投稿

ハーロック

2024/07/29

正直者が馬鹿を見る
僕はそういうことが大嫌いでした

うつ病を克服するために沢山の本を読みあさり
知識を得るうちに、その考え方が自分を苦しめているのだと気づいたのです

正直者が馬鹿を見るのを当然だとは思いませんが
そこに執着してはいけない、ということです

アルフレッド・アドラーは言いました

他人からの賞賛や感謝など求める必要はない
自分は世の中に貢献しているという自己満足で十分である

この言葉の意味を、僕は即座には理解できませんでした
更に他の文献を読むうちに、理解することができました

エーリッヒ・フロムは言いました

愛は何よりも与えることであり、もらうことではない

例えば、地震や台風で被災したとします
避難した先に、もう一人他人がいました
僕はパンを一つ持っていました

自分だけがパンを食べる
他人にパンをあげて自分は我慢する
どちらも不正解です

答えは、パンを半分こして他人に分け与える
ということですね

一人で食べる罪の意識も、自分が我慢する後悔もなく
二人で半分こしたパンの味は、おそらく最高です

美味しいね、そう言って笑い合うことができたなら
半分のパンに対して、相手は何をお返ししてくれるのかとか
考える必要はありません

笑い合って食べたパンの味が報酬です
これは、最高のご褒美です

見返りを求めた時点で、優しさではなくなります
それは、取り引きですね

何を成したかは、自分が一番よく知っています
他人に誉めてもらう必要は、ありません
俺様最高、そう思っていればいいのです

損した得したと、一喜一憂しないこと
自分がそうしようと思ったからやった
それで十分です

そう気づいた時
僕の中で未来は開きました
執着しなくなったのです

自分は自分のできる範囲で、親切になればよい
そう思いました

馬鹿を見るとか見ないとか
考える必要はなかったのです

#希望