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ハーロック

2024/03/02

うつ病について

冷静に視点を切り替えて見ることで、気づくことが沢山あります

僕は親からは、他人は蹴落としたり利用するもの、最終的に自分さえ良ければいい、物理的に得をしなさい、損をしてはいけないと教えられました

これが、1 ＋ 1 ＝ 3 という間違った常識です
世間と折り合いが悪く、学校でも会社でもうまく人間関係が構築できない

いじめの標的になるか、自分が攻撃側になるか
強気に弱く、弱きをくじく
良いひとのフリをして、自分が損をしないように

そんな人間が、より良い人間関係を作れるわけがありません

いずれかの時期に破綻するわけです
僕がうつ病を発症したのは、この下地があったからです

うつ病を発症してからは、会社が悪い、あのひとが悪いと言い続けました
どうやったら会社を変えられるか、あのひとを成敗できるか

結局、休職と復職を繰り返し、異動を繰り返し、同じことばかりが繰り返されました

どこに行っても敵ができて、争いました
うつ病は治るどころか、悪化の一途をたどりました

最終的に、自死に至ります
僕は電車のホームに立ちました

まさか親が間違ったことを教えている、学校の先生から間違ったことを教わった、うつ病の治療が間違っていた、自分の価値観が間違っていたとは、この時は知りませんでした

本を読んだ時に、理解不能なことが沢山書いてありました
幸せとは、他者貢献である
意味がわからなかった
教えられたことと真逆だったからです

ただ、線路に踏み出すのを思いとどまらせたのは、頭の片隅に違和感があったからです

僕はこの違和感の正体を調べるために、現実世界に戻りました

まぁ、そこから死ぬほど苦労して自分の性格と向き合ったわけですね

さて、自分の育ちがどうあれ、親や学校での教育がどうあれ、もっと言えば、世界の価値観がどうあれ

自分の生き方は自分で選べます
そういう時代になりました

この国は、自由に学べる土壌があります
情報統制はされていない
僕が助かったのは、本のおかげです

うつ病になった方全員が、価値観が歪んでいるというお話ではありません

うつ病に至った本当の原因を深く追求していけば、最初に考えた原因とかけ離れたものが見つかる可能性がある、ということです

うつ病で苦しむ方々に、どうか希望を

#希望 #うつ病 #毒親 #学校教育