鬱病経験者が語る、繰り返す絶望と悲しみ

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投稿

ハーロック

2023/02/20

悲しくて、悲しくて、心の底から泣いたことはありますか

僕はうつ病になって、繰り返し絶望を感じました

その時々はもちろん悲しかったし、辛かったのだけれど

本当に辛かったのは、克服への過程でした

悲しくて、辛くて、しんどくて
僕は自分で自分を治療しながら、何度も声をあげて泣きました

もちろん、誰も見ていない自分の部屋です
ひとりっきりでした

ただ、心の底から泣くことにより、儀式のような治療の後に、いくばくかの希望を感じていました

自分は大丈夫だ、やれる、まだやれる
そういう思いが、自分の内側から湧き上がっていました

もし、悲しみに打ちひしがれたままであったなら、僕は回復できなかったと思います

自分の立てた治療方法は正しいのか、もしかしたら間違っているのではないか

不安は常にありました
前人未到の道だったからです
本による勉強で、論理的にわかっていましたが、僕は実際の前例を知らなかった

それでもやり切りました

いつの間にか、光が見えることに気づきました

うつ独特のしんどさは消え去り、僕は笑っていました

今にして思うのは
心の底から泣いた人間は、心の底から笑えるのだ
ということです

悲しみを知ったから、辛さを知ったから、しんどさを知ったから

楽しいの意味を理解しました

人間に、無駄な感情などありません
全てはつながっているのだと知りました

楽しい、嬉しい、面白いだけでは
真の楽しさは理解できないのかもしれません

今、辛い思いをしているひと達
大丈夫です、希望は常にありますよ

落ちるだけ落ちたなら
後は上がるしかありません

下がり続ける、落ち続けるはありません

この世の全ては、変化します
変わらないのはただ1つ
変化するという事実だけです

だから、絶望する必要などありません
みんな、希望を持って生きてもいいのですよ

後100年も経ったならば、いずれはみんな骨になります

同じ骨になるのならば、楽しく生きればいいのです

僕はそう思います

#希望

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