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あこ
ジョージ・オーウェル/著
ハヤカワ文庫#読了
先日、『一九八四年』のレビューをした際に、コメントでこの本をおススメされて、読んでみた。
読んだ方も多いと思うが、この本も素晴らしかった。
これは動物たちの姿を借りて、ロシア革命後のソ連で演じられた権力構造の変質を描いている物語だそうだ。
動物達が、人間のジョーンズからの支配を逃れたのに、別の支配者(豚のナポレオン)が生まれたり、支配者を恐怖の対象にして自分たちに都合の悪いことに関しては黙らせたり話を逸らしたりがリアルで、ゾワッとする。
また「すべての動物は平等である」と革命のスローガン「七戒」にはうたわれていたのに、それがいつの間にか変えられている恐怖。
偽りの理想郷の支配者となった「知識」に秀でたブタたちは、「だが一部の動物は他よりもっと平等である」と開き直る。
権力を握った革命家たちによる都合のよい言い換えへの、作者の皮肉がにじんでいる。
独裁国家だけではなく、この私たち自身も、疑問を抱くことなく、正しい資料が燃やされているのを眺めているだけなのではないか。
他人事ではない…
そんな気持ちでページを閉じた。
#GRAVITY読書部

コメント
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shin
(というか、立て板に水で、気持ちいいリズムで話を展開してるけど、いざ、同一平面上にそれらの主張を全部展開したら、循環参照とか矛盾とかあるんじゃね?と思う。
例えば、小説の間取りの描写を、実際に図面に起こしてみたら、立体的に破綻してるみたいな感じで。)

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もっと普通の恋愛したかったよ、、

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それよりは、こうしたらこんな感情なるとか伝えて、相手が受け入れてくれないなら価値観の相違だし、上手く行かないですよね。好きな人なら相手の嫌なことは極力しないように努力すると思いますし。

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あこ 投稿者
素晴らしいコメントありがとうございます[おねがい] この寓話的物語が、これほど深く社会を考察し予言しているとは思わずに読み始めました。 現代社会を批判しているように感じますが、今から75年以上も前に書かれているんですよね。 人間の変化の無さに愕然とさせられました!
ようじ
七戒が“少しずつ”書き換わる恐怖と、私たちの沈黙が体制の燃料になるという指摘に深くうなずきました。「すべての動物は平等」は気づけば“条件付きの平等”へと滑り、恐ろしいのは豚の顔より壁の文字の変化。『1984年』が装置の恐怖なら、『動物農場』は言葉の上書きの恐怖。独裁を糾弾して終わらず、受け手である自分の責任へ視線を戻す結びに震えました。要約を超え、知識と標語の変質、鑑賞者の怠慢まで照らす精密なレビューでした。 ありがとうございます。
ℋ𝒾𝓇ℴ𝟔𝟎𝓉𝒽
これはさすがにおいらでも知ってる ヤバい😱 てかあこちゃんにオススメなのは、かなりヤバいけど「家畜人ヤプー」かな💞 覆面作家の沼正三の作品 名作で少しだけグロいけど今でも手に入るよ✨🎊
ロクゴー
子供の時に読まされましたが、今日、図書館に予約を入れました。