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アメジスト

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こんにちは
読書記録です

ユダヤ人の歴史
古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで
鶴見太郎 著
中公新書

p207の図は必見ですね
ホロコーストはナチスによるものだけではなかった
ウクライナ、ポーランド、リトアニア、ラトビアなどの民族主義やユダヤ人はソ連とつながっているという赤狩りによって、現地住民主導のポグロムが蔓延していました
ユダヤ人ホロコーストはナチスだけの責任であるというのは、問題を矮小化させ過ぎているというのが分かりました

流転の民であるゆえに
「国の法は法なり」として社会生活は国家の法に忠実に、信仰面、日常生活においてはユダヤ教の法に従うという強かさ
これが流転の民になっても共同体を維持できた理由だそうです
マイノリティというハンデに屈せず、自らの特性がいかせる隙間に入り込むという主体性を発揮してきました
なぜ主体性を発揮できたか
子供に律法の教育をおこなう宗教的動機があるため、教育熱心、識字率も高く、インテリな職業につく比率が高い、徴税請負人のような職業もやることが出来たからです
ただし、社会や統治が不安定化してくると、農民や民衆からの怨念をぶつけられる対象となりました

ユダヤ人は金融業のイメージが強いのはなぜか
土地所有を禁じられ、農業ができず、キリスト教徒が禁じられていた金融業を押し付けられた面があったそうです

マイノリティの悲哀が切ない歴史です

オスマン帝国時代以前のイスラム世界が基本的にはユダヤ人に対して寛容だったことを考慮すると、「ネーション」という枠組みに囚われることが、紛争の根本的要因であるように感じました
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