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アメジスト
読書記録です
それをお金で買いますか
市場主義の限界
マイケル・サンデル 著
鬼澤忍 訳
ハヤカワ・ノンフィクション文庫
本書は2012年に単行本で出版されたものですが、市場主義の腐敗に警鐘を鳴らす内容は、10年経った今はより深刻化していると感じました。
本書において述べられている米国における市場主義の腐敗を日本が後追いしているので、まさに今の日本の社会問題について考えさせられる内容となっています。
現在、社会問題となっている転売ヤーは、道徳的・政治的な問題であり、不公正であり市場主義の腐敗であるということが、10年前に出版された本書において述べられています。
近年は公共施設の命名権を売ったり、公共施設において広告掲示板が置かれることが多くなりましたが、それについても公共施設の公共性を損なう恐れがあるのではないかと警鐘を鳴らしています。
例えば、自治体で発行している母子手帳などを広告欄を売って発行するというものがありますが、公共物における道徳的・市民的「善」が貶められるのではないかという恐れが考えられます。
本来であれば、予算の再配分、あるいは増税してでも、道徳的・市民的責任をみんなで分かちあうべきではないかということが本書のメッセージとして伝わってきました。
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足がずっとフワフワしてる。このまま歩いて帰れそう。

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