長期的に株を保有すれば投資になり、短期で株を売買すればギャンブルになってしまう。その人が株式投資でどのような資産運用をしたいか聴いて見ては？

あくまで個人的見解です

「国民民主党が連合から離れるべきか」は、
短期的には“不利”、中長期的には“戦略次第で合理的”という評価になるかと。
以下、感情論ではなく構造的に整理します。

① そもそも「連合」とは何か
連合（日本労働組合総連合会）は
公務員労組
大企業労組（電力・電機・自動車など）
を基盤とする既得権益型の労組連合体です。
理念は「労働者の権利」ですが、実態は
雇用の流動化に消極的
規制改革・成長戦略にブレーキ
現役労働者（特に若年・非正規）とズレがある
という側面が強い。
②国民民主党と連合の「ねじれ」
国民民主党は本来、
現実路線
財政・経済政策を重視
中間層・勤労世代向け政党
を掲げています。
しかし連合は、
公務員賃上げ
年功序列維持
雇用の固定化
を強く求めるため、
「改革を語りたい国民民主」と
「守りたい連合」
の間に構造的矛盾が生じています。
③ メリット
政策の自由度が一気に上がる
労働市場改革
成長産業支援
社会保障改革
を本音で語れるようになる。
若年層・無党派に刺さる
連合＝「昭和の政治」
というイメージは若い世代に強い。
離脱は
「既得権から距離を取る政党」
という明確なシグナルになる。
③ 立憲民主党との差別化が決定的に
今は
「立憲と何が違うの？」という疑問を持たれやすい。
連合離脱は
“別物の政党”になる最短ルート。
④ デメリット
選挙基盤が激減する
地方支部の動員力
これらを一気に失う。
短期的には確実に議席が減る。
候補者擁立が難しくなる
地方選挙は特に
「連合の人・金・動員」に依存。
理想論だけでは選挙は勝てない。
「裏切り者」
日本政治では一度貼られると重い。
特に旧民主党支持層からの反発。
⑤ 現実的な最適解
即時離脱ではなく、段階的疎遠化が現実的。
表向きは関係維持
実際の政策決定では距離を取る
組織票に依存しない選挙モデルを育成
今の国民民主はまさにこのフェーズにいる。
⑥ 哲学的に言うと
国民民主党のジレンマは、
「正しさ」と「勝てなさ」
「現実主義」と「既得権」
のどちらを取るか。
連合から完全に離れるのは
“思想的には正しいが、政治的には危険”。
⑦ 結論
短期：離れるべきではない
中長期：連合依存からは脱却すべき
最終目標　要するに
「連合に頼らなくても勝てる政党」になることではないかと