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リピ散歩【塩尻〜木曽平沢】後編👟

①是より南木曽路碑
桜沢橋を渡り50m ほど進むと『是より南木曽路』と書かれた昭和15年建立の石碑があります。江戸時代、桜沢橋を境に松本藩領と尾張藩領とに分かれていたことから桜沢橋は別名『境橋』と呼ばれていました。ここから落合の石畳前までは〝木曽路〟と呼ばれ島崎藤村『夜明け前』の一説で有名です

『木曽路はすべて山の中である・・』

②若神子の一里塚
擁壁の上に若神子の一里塚が見えます。一里塚の位置から考えると現在の国道がだいぶ下がって造られたことが分かります。日本橋から数えて62里目の一里塚です

③崖上の中山道
両側に山々が迫る中を中央西線、国道、中山道が伸びています

④贄川の関所跡
元々は木曽防衛のため1334年に関所が建てられました。1334年と言えば建武の新政が行われた年なので後醍醐天皇が何らかの意図を持って造らせたと思われます。その後、安土桃山時代に入ると豊臣秀吉により木曽木材の監視のために関所を強化し、関ヶ原の戦い後に福島関所が造られると贄川関所はその副関として出女の監視に務めたそうです。残念ながら明治2年に建物は壊されてしまいその跡には中央西線が引かれてしまいましたが、この地に関所があったことを後世に伝えたいという目的で1976年に少し離れたこの場所に復元されたそうです。寛永年間の設計図を元に忠実に再現したそうで、一階には考古館も併設し明治初期の中山道の写真なども数多く展示されています

⑤贄川のトチの木
樹齢約1000年、高さが約33mあるそうです。1000年前は平安時代なので、その後の木曽義仲や武田信玄もこのトチの木を見たかもしれませんね。現在では県の天然記念物に指定されているそうです

⑥いよいよ名古屋の看板が登場しましたね

⑦街道と石塔とコスモスが栄えます

⑧漆器の街平沢宿
1655〜1729年まで平沢番所が置かれ荷物の取り締まりを行っていました。鳥居峠を越える直前の奈良井宿で旅籠が満室の場合には奈良井宿にほど近いこの平沢宿が使われたと思います。また平沢は漆器の街としても有名で現在でも多くの漆器店が軒を連ねており国の重要伝統的建造物群保存地区となっています

⑨木曽平沢駅から帰ります

#リピ散歩 #旧街道旅 #中山道旅 #塩尻市
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