リピ散歩【水戸街道編３日目①】北柏駅から雨の中の長距離サイクリング！ペダル壊れて筋肉痛w

リピ散歩👟【水戸街道編３日目①】

今回は北柏駅からのスタート！長距離＋雨＋ペダル壊れる事故で筋肉痛（笑）

1️⃣、2️⃣、3️⃣ 開設当初の水戸街道は我孫子宿から東へ進み、布佐から利根川（江戸初期は利根川と呼ばない）を渡河→更に北へ進み若柴宿（龍ヶ崎市）を目指すルートでした。これは我孫子宿の北部一帯が川や池による湿地帯の広がりで街道には適していなかったためで、１６８０年代に入り利根川の変遷や治水事業による土地改良により取手宿→藤代宿を経由するルートに変わりました。リピは新旧両方の水戸街道を進みたいと思っていましたが、３５０年前に整備された初期水戸街道は廃道箇所も多くルート詳細もよく分からない状態でした。やっぱり初期ルートはやめようかなと思っていたところ、５年前に龍ヶ崎市民環境会議で発行した『水戸街道と古水戸街道』の存在を知り早速アンテナショップで冊子を購入しました。今回はこの冊子を参考にしつつリピ独自の経験と匂いを頼りに初期水戸街道（朱色点）を走りたいと思います。

4️⃣ 街道を北へ進むと県道７号線との十字路に道標が建っていました。ここを左折する街道は『布施街道』と呼ばれ１７３０年ごろに水戸街道の脇往還として整備されました。ここから北へ向かって利根川を渡り、守谷→板橋→谷田部などを経由して土浦市中高津で再び水戸街道へ合流します。谷田部藩や笠間藩の参勤交代としても利用され、街道の途中には関東三大弁天の一つでもある『布施弁天東海寺』や茨城百景にも指定されている『板橋不動尊』などの名勝が多く、一時は水戸街道の本道よりも利用者が多かったそうです。

5️⃣、6️⃣ 国道６号線を横断、更に常磐線を越えます。

7️⃣ 我孫子駅の東方向に我孫子宿本陣跡があります。我孫子宿は手賀沼の北に位置し水戸街道、布施街道、成田街道など交通の要所であったため比較的大きな宿場だったようです。手賀沼沿いには武者小路実篤、志賀直哉、嘉納治五郎、バーナードリーチなどの旧宅跡が並び、さぞや風光明媚な土地だったのでしょう。

8️⃣ 新旧水戸街道の追分です。今回は直進します。

9️⃣ 東我孫子駅の南西に東我孫子の一里塚が現れます。水戸街道で初めて現存する一里塚で、日本橋から数えて１０里目（水戸街道８里目）の一里塚です。

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