解説は、画像の小説もどき本文を読んでから読んでね♪｜のしがもすの投稿-GRAVITY(グラビティ) SNS

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のしがもす

2025/10/01

解説は、画像の小説もどき本文を読んでから読んでね♪
#あきーえとかあびい #逃げ若 #小説 #歴史
あきーえとかあびい小説もどき9
番外編6 if夢カービィ【救出　1335】
第二章　それぞれの　3

また間があいてしまいましたが、長編に初挑戦中。無事に大塔宮をお救いできるか、乞うご期待ください！
書き終わってるので、今週中に最後まで出せるように頑張ります💪✨

【解説・補足】
⚪︎帝のお気持ち
時を超えて、不敬極まりないですが、完全に私の創作です。
　まず第一前提として、後醍醐は、両統迭立を終わりにし、我が子を天皇にしたかった。そして、上皇になってからも、院政をしいてでも権勢を振るいたかった…はず。結果は、親房の神皇正統記に書いてある通り、皇統が続かないのは…げふんげふんになってしまったのはあれですが。あ、これは後醍醐の身勝手な考えでは決してなく、皇統を続けるための考え方です。幼い皇太子をしっかり教育し、いい年頃になってから位を譲る。そして上皇は相談役ぐらいの立ち位置で見守る。この形が一番治世としては良いということです。
　さて、一応、色々本とか史料、解説を読んでみたのですが、護良に関する後醍醐のお気持ちにしっくりくるものがないというか、そこまで迫っているものが読めずで。私なりに無理やり見出すために、ほぼ史料が残っていない世良について考えてみることに。そして、そこから護良を後継者から外した件など諸々起きた出来事を考えたところ、ハッと思ったのが、護良には不屈の覇王後醍醐の'不屈さ'がないんですよね。勇猛だけど、潔いというか…いや、そこが護良の良いところなんですけれども。死のうとする護良に、落ち延びることを説得し、身代わりとなって果てた村上義光(日)を思い出します。護良は竹を割ったようにサッパリとした性格。この両統迭立のときに求められていたのは、何があっても心だけは負けないハングリー精神と言えばいいのか。自分だけはのし上がってやる！死んでなるものか！うるぅらぁあ！！みたいなwwでも、護良の中のピラミッドの頂点は、いつ何時でも父の後醍醐なんですよね。父を優先する。そこが護良自身であれば、違ったのかな？そういう意味でも、護良は支える側の人間。しかし、支える側に求心力が集まるのは、どう考えても為政者からは脅威ですし。難しいですね。となると、世良が死んでいなければ…となるわけですよね。

⚪︎なぜ護良を誰も救出できなかったのか
　帝位簒奪の罪じゃ、もうお手上げと言えばそうなんですけどw
　まず、直義が殺すとは思わなかったこと。これは、北条時行が生きていて乱を起こすなんて思わなかったことも絡んでくる。
　では乱が起きていなかったらどうか。それでも幽閉場所で衰弱死するような末路しか待っていなかったと思います。顕家や親房はなんとも思っていなかったのか。史料がなさそうなのであれですが、何か思うところはあったのでしょうが、北畠家は傍観するぐらいしかできなかったと思います。遠くから見守る精神。
　そういう意味でも、濡れ衣で捕まった時点で護良はもう死んでしまったのです。
　ということからも、今回のお話の起点もそうですが、'帝のお心が変わること'。これしか護良を救える手段はなかったと思います。
　ちなみに、帝の命で「護良の罪をやっぱり不問とする」とした場合は、即、直義に斬られていたと思います。そのあとは足利が乱を起こすと思います。なので、こっそりお救いすることが非常に重要です。