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彼方
『どうしようもない』
ふと顔を上げて君の方を見た
君は涙を流していた
今のいままで、僕はそれに気づけなかった
昇っては沈む太陽のように
寄せては返す波のように
それが至極当然のことであるかのように
君は涙を流しながらも淡々と話していた
そんな君でも
声の震えはどうにもできないようで
震えるたび、煩わしそうに眉を顰めていた
そんな君を見て、すぐに立ち上がって隣に行く。
そして、背中をさすってあげる。
僕に、そんな優しい心があればよかった。
僕はその場から動かない。
動かずに、君を見つめるしかできない。
マスクの内側
涙が重力に従って
偶然にも唇へ辿り着く
そして君は口を開けるたびに
生ぬるい塩辛さをを感じるのだろう
想像するだけで、僕の身体はざわついている
同情もできない
動揺もできない
同士の心も持ち合わせていない
ああ、どうしようもない
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