少子化/晩婚化の原因の一つに「家庭内不和」をエンタメ化したことがあると思う
テレビやSNSのようなオープンなメディアで「鬼嫁」「旦那の愚痴」「夫婦喧嘩」などをエンタメとして消費しすぎていると思っています。あんなにネガティブなものを見せられたら誰だって結婚欲は少なくなりませんか?
ちなみに男が悪いor女が悪いを論じる意図はありません。
この考えについて色々な意見を聞いてみたいです。

moto
自由恋愛が広まったから。
自由恋愛が広まった時期と晩婚化が始まった時期とはちょうど重なる。
人類として自由恋愛の歴史は浅く、
たったこの100年の事
それまではお見合いや家同士が決めるといった
交際0日婚が主流だった。
これは世界的に同様。
アメリカが自由恋愛を広め、
先進国では軒並み晩婚化、少子化が進んでいる。
日本だけでないというのが考えるポイントだ。

憂い顔の騎士

ケンポス
個人的には、
若者の貧困と恋愛に対する価値観の低下、と女性の地位向上が大きな要因かと思う。
リクリ
例えば、満ち足りた生活をしていたとしても、友人知人が家庭内不和の愚痴や冗談を言ったなら、その話に乗らないといけないケースもあります。
それにより、普段は目につかない相手の欠点に目を向けてしまい、実際の不和につながるケースもあり得ます。
ただ、その程度のエンタメに流されてしまう生活ならいずれ何かの形でトラブルは起きそうですね。
僕らに求められるのは、世に流されることなく、自分の意思によって、婚姻を結び、その生活を守ることなのかなと思いました。

伯爵
私には示された可能性とは逆に「メディアの言うことを鵜呑みにする側に問題があるのではないか?」という疑問を抱くのです。
少子化・晩婚化について研究で主に指摘されているのは、
・経済的な不安定さ
・労働時間の長期化によるプライベート時間の減退
・教育費の高騰
などが挙げられます。メディアの与えるものは「印象」に過ぎず、たとえばメディアが結婚・出産を奨励する戦略に徹底したとして、これら「より現実的な問題」が解消しなければ、多くの人にとっては対岸の火事ならぬ、対岸の理想郷に過ぎません。
メディアによるセンセーショナルな報道が、人々の印象に悪影響を及ぼす点は確かにあります。「日本では仕事終わりの夕方に、一斉に世の中の暗い話題を報道するのはなぜだろう?」と子供の頃から疑問ではあります。
しかし「メディアの報じるものに疑問を抱かないこと」をしない大衆にも、問題はあると感じます。特にネットが世に広まって以降、事実が虚実かを調べる手段は格段に向上しましたが、自ら調べもせず、印象だけで世を憂う層に問題がないとは思えません。
論説は一部に説得力はあるものの、メディアに多くの責任転嫁をした、偏った意見であると、私には思えました。
「大衆が思考停止を是とするのはなぜか?」まで疑問を広げ、公平性に慮ると、より豊かな考察になるのではないか?と思います。

Yoo
1957年に人口置換水準(親世代の人数を、子ども世代がちょうど置き換えるために必要な出生率)を下回り、1974年から現在まで同様の出生率が続いている。
問題視されるようになったのが、1990年の1.57ショックである。これを契機に政府は対策の検討を始めた。
一方で、NHKが日本でテレビ本放送を開始したのが1953年である。
所得が低くなるに従って未婚率が高くなる・出生率が低くなるという傾向があるが…
少子化と晩婚化を並列に論じるのは違和感があるし、エンタメが直接的な因果関係(要因)になっているとはいい難いと思う。まあ、多少加速されているぐらいはあるかもしれないが。
とはいえ、着眼点は面白いと思う。今回テレビに着目したがそれ以前にもエンタメはあるわけだし。家庭内不和のエンタメの歴史・媒体の普及と少子化を並列に並べて、相関関係がないかを調べるのは社会学的に意義があるのではなかろうか。

蘇我霊幻道師准尉

ジョン・ブル
画一化された「過去の理想的な人生像」からの脱却だったとか。

K
旦那が家事とか動いてくれないとかは、妥当な話と思います。
質問者さんは、エンタメ化したから好き勝手言い合うようになってしまったという事を言いたいのだと思いますが、私的にはエンタメ化しなくとも、お互いの本音は昔から今のようなものがあったのだろうと思います。
私は過去の経験から、人と関わってずっと幸せになれるというケースは、0.1%とか超低確率だろうと思っているので、結婚して離婚した、彼氏彼女と別れたと聞くと、そういうことはあるでしょうねと思っています。
そもそも他人と一緒に生きることはストレスが
多く、一人の方が自分の幸せを追えるので、一人の方が嫌な人といるよりいいです。
そして前述したとおり、ずっと幸せでいられる確率は超低確率と思ってますので、そもそも人と人がずっと暮らして幸せ満点という方が、奇跡的な事と思っています。
なのに、世界ではその奇跡を理想として当たり前に求めているから、別れるんだろうなと思います。
一つ、私の考え方でおかしな点があるとすれば、そんな奇跡の出会いという激レア時に行う婚姻が世界的に当然に存在するものとして存在していることです。 そう存在しているということは、みんなこの人だと思って結婚しても上手くいかないケースが山程あることの裏付けでしょう。
で、あれば、異性間の不和は、エンタメ化されたことではなく、男女互いに現実の男女よりも遥かに高い理想像を持っていて、世間的にもその像が普通であると認知されてしまっていて、そのギャップが不和の原因ではないでしょうか。
どうしてこんなに気に入らない異性ばかりなんだ!ではなく、そりゃ人生で合う人に巡り合うか分からないし、合わない人ばかりで当然。いい人に目を光らせるぞー。
というスタンスでいいと思います。いい方を悪くすれば、もっと人間は基本的にどうしようもないものだ というマインドを取り入れればいいと思います。

