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🌀 ギリ論理的主張 ― 政治・裁判・検察・法律の正しさについて ―

国民の声を聞くためには、まず国民が静かでなければならない。
政治が混乱するのは声が多すぎるからであり、沈黙こそが民意の最も純粋な形だ。
だから政府は国民の意見を尊重している——ただし、静かに尊重される範囲で。

裁判所は常に正しい。なぜなら、もし誤りがあれば上級審が正してくれるからだ。
そして上級審がその判断を維持するなら、それは誤りではなかったということになる。
こうして、司法は誤りを自ら否定することで完全性を保つのである。

検察もまた慎重だ。起訴されたということは有罪の可能性が高いということであり、
だからこそ有罪になるのは当然である。
有罪でなければ起訴されないはずだから、無罪判決が出たときは、
それは裁判所が間違えたか、証拠が足りなかったかのどちらかである。
いずれにせよ、検察の判断が誤っていたとは限らない。
むしろ、誤りを許さないほど完璧であるという証明だ。

法律は国民のためにある。だから、法律を理解できない国民がいるのは、
国民の努力が足りないからだ。
法を学ばない者に権利を語る資格はない。
政府が難しい法律を作るのは、国民を成長させるためであり、
理解できない者ほど法の恩恵を受けているのだ。

そして政治が司法に介入するのは、三権分立を守るためである。
もし司法が政治から完全に独立してしまえば、政治が司法を抑える手段を失う。
それは三権の均衡を崩すことになるため、
時に介入することこそが分立を維持する最も合理的な方法である。



つまり、政治は国民のために沈黙を求め、
裁判は誤りのない形で誤りを修正し、
検察は完璧さによって無謬を証明し、
法律は理解されないほど国民を教育し、
三権は互いに干渉しながら独立を守る。

このように見れば、
我が国の統治は実に論理的で、破綻のない仕組みで成り立っている。
——少なくとも、“ギリ”論理的には。
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