分化が先か、言葉が先か。人類は概念Aと概念Bを「違うと認識する」ゆえに言葉を作るのか、言葉を先に以て「違うものである」と分類するのか。
ごく簡単な例としては青と緑。自在と勝手。

サイダー
質問者さんがどういう問題意識でこの質問をしたのか言ってくれたほうが早いと思う。

伯爵
「生まれてから誰とも接したことがない」ならば、言葉は不要です。
故に「言葉」が先に来る事はありません。
アヴェロンの野生児や、アマラ、カマラが事実とすれば、彼らは「捕獲」された時、遠吠えをする事はありましたが、言語を話せませんでした。
また、乳児の言語習得プロセスにも、興味深い研究がなされています。識別、区別の境が曖昧な状態から、まず区別がなされ、そこから周囲の発言などを「結びつけて」単語を習得していきます。
仮に言葉が先にあり、分化が後発するのだとすれば、結びつける対象を認識できていない状態ですから「闇雲に言葉だけ知っている状態」となります。「赤を指定せよ」との命令に応えようとしても「識別」の概念すらないため、その音声が何を示しているのか。そもそもその音声はなんなのか、習得しようがないのです。
コンピュータサイエンスでは、これらは成立し得ますが、人類においては矛盾した状態となります。
ムック
「言葉」が先になるかと思います
「言語」に発展し「文化」へ繋がっていくのかと考えます

愛善院
回答を待っているよ!

夏休みの最終日
現時点での答えとしては『違うと認識するゆえに言葉を作る』にしておきます💦

きのこ
そもそも、それ系の話は世界に対する情報が少なかった頃に話されていたものですし。
ただ…どっちなんでしょうね?
”人類は”と書いてあるけど、言葉ではなくても伝達手段としてならそれ以前からあると言えばあるので。
伝達手段としては、
ハチのダンス(蜜のある花の位置を教える)、
鳥の鳴き方(救難信号、餌の場所、愛情など)
…と、古い時期に分化したものでも、それぞれの伝達手段を持っているし。
花の位置にしても、巣と花の距離の違いを分類してますよね。
この場合は、事象が先にあり、伝達手段が後に来ていますね。どの様にその感覚が発達したのかは不明ですが(笑)
では、言葉が先で、事象があとに来たものは無いかといえば、有りますね!
青い薔薇、っていうのは言葉を組み合わせたものでしかなかったです。(その当時は存在しなかったので)
しかしながら、品種改良で作られました。
結構かわいいですよ。
そんな感じで、文字上の組み合わせや、数学上の組み合わせから、「こうではないか?」と実験を行う事で新しい事象が見つかる事も結構あります。
青色LED、電導プラスチック、生分解プラスチック…
それらは、暗闇の中で杖をつつく様にして考え実験し、その中で現実的に可能かどうかを考えられた上で作られています。
楽しいですね!!
見習い
五感で判断可能な違い→
言語化により明確化と細分化→
先人の言葉を知り、未知の概念を認識→
未知の概念を五感で再確認→
ですかね。
最初は言葉もわからない赤ん坊から始まるので、言葉は後とも言えますが、分化と言葉は一つの流れとして繰り返していると考えます。

