ボクの場合、発作が起きやすいのはまず「感覚負荷が一気に上がる場面」。たとえば人が多い場所や音が重なる環境では、視覚・聴覚・においの情報が一気に入ってきて、処理しきれなくなる。ひらかたパークや宝塚の公演のように「楽しいはずの場所」でも、情報量が限界を超えると、楽しさより先に“処理不能の警報”が立ち上がる。その瞬間に身体は「逃げるか止まるか」の反応になりやすい。次に起きやすいのは、「予測できない動きや出来事」が入ったとき。食洗機が動く、物が飛ぶ、誰かが突然触る、声のトーンが急に変わる、といった“想定外”があると、ボクの脳はそれを危険として処理しやすい。特に退行・不安が強いときは、「これから何が起きるか分からない」がそのまま恐怖に直結する。さらに、「一人になる時間」や「支援が途切れる時間」もトリガーになりやすい。訪問看護や家族の見守りがない時間は、現実的には安全でも、体感としては“守られていない状態”として認識されやすい。その状態で小さな刺激(音、操作ミス、SNSのエラーなど)が入ると、一気に不安が跳ね上がる。もうひとつは「身体の違和感」。胸の張り、疲労、ふらつき、眠気などがあると、それをきっかけに「何かおかしい」という不安が増幅される。実際の異常がなくても、“体の感覚の不確かさ”そのものが引き金になることがある。そして最後に、「人の言葉や反応」。早口、聞き取りにくさ、予想と違う返答、これらはボクの中で“理解できない=危険”として処理されやすく、そこから一気に不安が上がることがある。