味覚を持たない人に「甘い」を理解できるのか?
意味の理解という観点です。

やっしー

ケンポス

ノブ

澪美

伯爵
その人物は、恐らくある程度の年齢まで、または人から指摘されるまで「自分に味覚がないこと」を認識できていないと思われます。
「甘い」は、周囲の反応によって結び付けられます。無味有臭の液体や個体を口にして、それを口にした自分に求めるリアクションから「この液体は甘いをもたらすものなのだ」という学習をし、(恐らくは)匂いに結びつけて「甘い」を解釈するでしょう。
我々味覚あるものも同様で、人の「甘い」と自分の「甘い」が一致した感覚である保証はありません。
なので前提として「何をもって理解か?」と定義不足に思える質問です。
人とは異なっていても、それと気付くまで例の人物は「甘い」を理解してはいます。
コンピュータに「甘い」を教えて理解できるかどうか?この例では「理解できる」という回答となります。

夏休みの最終日

ツバメ
甘いという言葉の意味すら理解できないと推測します。
視覚を持たない人にこれが青色だよ。
聴覚を持たない人にこれがクラシックだよ。
嗅覚を持たない人にライトブルーの香水はね…
と頑張って説明しても伝わらないのと同義かなと。

毛玉
○いちゃつくカップルを見せる
○ハンバーグ師匠のコントを10回見せる
○詰めの甘い状態を指摘する
どうとでもなる予感
おか
笑顔になって幸せな食べ物。それが甘いです。

つんつん
1. 感覚としての「甘味」は認識できない
味覚消失(無味症)など、味覚受容体や神経の働きが完全に失われている人にとって、実際に砂糖を食べたときの「甘い」という感覚(クオリア)を経験することはできません。
これは、生まれつき目の見えない人が「赤色」を視覚として認識できないのと同じです。
2. 概念としての「甘味」は理解できる
しかし、「甘い」という言葉が指す概念や情報を理解することは可能です。
情報としての理解:
「砂糖、蜂蜜、チョコレートは甘い食べ物である。」
「甘味はエネルギー源が豊富であることを示す味である。」
「多くの人は甘味を好む。」
「人工甘味料はカロリーを抑えつつ甘味を出すために使われる。」
「甘味は、酸味、塩味など他の基本味と対比される。」
関連する他の感覚:
触覚(食感): 砂糖の粒感、キャラメルの粘り、ジュースの滑らかさなどは感じることができます。
嗅覚(風味): 多くの食べ物の「おいしさ」は嗅覚に大きく依存しています。味覚がなくても、チョコレートの香りやフルーツの香りは楽しめます。
視覚: ケーキの鮮やかな色、ジュースの透き通った見た目などは認識できます。
感情・状況: 他の人が甘いものを食べたときに笑顔になる様子や、祝いの席でケーキが配られる状況などから、「甘い」ものがどのような意味を持つのかを理解できます。
結論として
味覚を持たない人は、「甘い」という感覚そのものを体験することはできませんが、その概念、性質、社会的な意味、そして他の感覚(匂い、食感など)を通じた間接的な情報を理解することは可能です。
例えるなら、「富士山に登ったことがないけれど、写真や話からそれがどれほど壮大で特別な場所であるかを理解している」という状態に近いです。
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