女性とは何か?
女性とは何なのか説明ができますか?僕は出来ません。
男性と女性で美徳が異なるのはセクシズムという意見がありました。
では、男性と女性の美徳は一緒なんでしょうか?
是非回答お願いします。
鷹番
それを分析することを差別とするのは間違っている。
例えば建設業に男が多く美容業に女が多いというのは各自が職業選択の自由を行使した結果生じる傾向差で、これを是正したければ美容業の女性を強制的に建設業に転職させるしか無いのだから、人権蹂躙国家になってしまう。
もちろん女に建設業ができない、とか、男が美容業なんて恥ずかしいというような論説は差別そのものだが、そういった個人の嗜好性を広く許容することと、社会として見た傾向差を検討することは両立する。
してみれば、体感としても統計としても男女には傾向差があると考えるのが正しい。
有性生殖をする生物にだけ雌雄があるのは、性別が繁殖のために存在することを意味している。
有性生殖をする生物は、大きい配偶子を提供する雌と小さい配偶子を提供する雄に区分され、一般的に雌雄で生殖のための戦略が異なるとされている。
この繁殖のための戦略が異なることから、雌雄の傾向差が生じることは、むしろ当然と言うことができる。
例えば、人間の男性はドーパミンの感受性が低く、女性はセロトニンの感受性が低いという研究があるが、それは雌雄の役割の差から生じている可能性が高い。
人間は生殖のために生きているのではない、というような反論は頻繁にあるが、我々は、生命の始祖から途切れることなく繁殖を繰り返した祖先から生まれた、いわば繁殖エリートなのであって、その嗜好性を考える時に、繁殖における役割の差異を無視するという考え方は誤りである可能性が高い。
先に述べたようなドーパミンなどの脳内物質の感度の差は、男性は興奮を望み、女性は安心を望むという傾向差を顕していることになる。
結果、男なら勝負すべき、というような美徳が生まれるということはできる。
しかし、注意しなければならないのは、男性が興奮を望むというのはあくまで傾向であって万人に当てはまることではない。結果、男の美徳というものを社会が全ての個人に強要することは許されるべきではない。
まとめれば、男女に傾向差はあり、男性らしさや女性らしさは傾向として存在することを認めながら、それは万人に当てはまるものではないという留保を忘れてはならない。美徳というものが傾向を示すのであれば許されようが社会規範として万人に強制されてはならないであろう。

穴九右衛門

たー

いてぼし

ニンニン

りュウシン

まさぴょん
天照
ソラチ
りータン
もっとみる 






