極論でいうと、どんなに思いが大きくても、痛みを代わりに引き受けることはできない。代わりに死ぬこともできない。結局、口だけの偽善者。どこまでいっても、他人事。それが人間だと思っている。仕方ない。別の個体だし、別々の心臓だし。どんなに願っても、イコールにはならないの。人を理解することは、できない。ただ、自分がどうされたら嬉しくて、どうされたら嫌か。それは、分かる。せめて、自分に置き換える。それが精一杯で、最高の誠意。無言実行。信頼は、“言葉”ではなく“在り方”で築かれる。自分がいたことさえ、気づかせないレベル。それが、あおの美。真心をこめて。