人類はいつか、すべてを言語化できるか?
世界の中に、原理的に言語化できないものは存在するのでしょうか。それとも、言語の限界は時間とともに拡張されていくものなのでしょうか。

コーユー
まず、言語化とは“完全に再現すること”ではなく、“抽象化して表現すること”だと考えています。
言葉にする時点で、私たちは現実の一部を切り取って整理しています。つまり、必ず何かを削っています。美しい大自然をどれだけ言葉にしても、「ありのまま」を丸ごと保存することはできません。
さらに、言語は人間の認知の中で生まれます。
もし私たちがそもそも認知できないものがあるなら、それは言語化もできないはずです。言語はどこまでいっても、人の理解の枠の中にあるものだと思っています。
一方で面白いのは、私はすべての言語のイメージ化も難しいと考えています。
例えば、量子力学の多世界解釈の状態ベクトルは数式で表せますが、それを直感的な「絵」として想像することはとても難しいです。
だから私は、「すべては言語化できない」と思いつつも、この“言語とイメージの行き来”そのものにとてもわくわくします。

憂い顔の騎士

ぎゃくりゅうさん
回答を待っているよ!

コーユー
ポイントは、「言語化」とは何を指すのかです。
もし言語化を「ありのままを完全に再現すること」と定義するなら、すべてを言語化するのは難しいと思います。言葉はどうしても抽象化ですし、現実のすべてを丸ごと保存することはできません。(これが前の回答)
しかし、もし言語化を「指し示すこと」「ラベルを与えること」まで含めるなら話は変わります。
「すべて」という言葉は、すでに全体を指し示していますし、「原理的に言語化できないもの」という表現さえ、言葉で語れています。
つまり、どこまでを“言語化できた”と認めるかで、答えは変わるのだと思います。
私は今のところ、「完全再現はできない。でも指し示すことはできる」という両方の立場のあいだで揺れています。

てす人
ただデジタルはアナログと違って断続的に情報を切り取るため部分的に劣化します。つまり全部伝えることは無理だと思います。
ところで余談ですがそもそも人の意識はアナログなんでしょうか?言語にて思考しているなら意識とはデジタルでは?デジタル化できるものを全て認識できたらそれは人の認識の限界ではないかという気もします。

ぺ
だからできない気がする

