正に幸福論の話ですね。私はよくこの様な質問を目にするのですが、逆になぜに幸せな人生を送らなければならないのかと考えてしまいます。そして、幸せとは単純に喜と楽なのでしょうか?哀や怒は不幸なのでしょうか?私が考えるに幸福とは他人と比較して得るものではないし、自己の中のみで発生していればよいものではないでしょうか。私は人生とは残酷で苦しいものだと定義しております。それは尽きることのない人間の欲望がそうさせているのだと思います。まるで砂にこぼした水のように乾きは尽きません。故に私の心の師であるショーペンハウアーの言葉から引用するならば、不幸でなければ幸福な事だと享受できなければいつまでも幸福は一瞬のものとなり、一生追い続ける運命となる。故に私は幸せとは頂点に存在する要素ではなく、自己の行動、意識を一歩横にスライドさせれば隣に通っていた道であると確信しています。幸せは上ばかり探し続けていると気づかず、いつしか人生が終わってしまうのかもしれません。
幸せになるにはどうしたらいいのか?それはここで俺がどんな言葉を並べても、本当の答えはたぶん、その人の中にしかないと思う。幸せは誰かにもらうものでも、誰かの真似で手に入るものでもない。自分と向き合って、自分を知ること。その先にしか答えは見えてこない。ただ、一つだけ確かに言えることがある。それは、自分が自分を信じられること。間違いのない自分でいようとすること。そして、そんな自分をちゃんと愛せること。無理に変わらなくていい。背伸びもしなくていい。「これがオレだ」と胸を張って言える自分でいること。結局、幸せっていうのは、何かを手に入れることじゃなくて、自分でいられる場所に立ち続けることなんじゃないかな。