共感で繋がるSNS

あなたの好きな『序文』を教えてください。

ブラックアウト

ブラックアウト

春が二階から落ちてきた…。
です。
読書の星読書の星
GRAVITY1
GRAVITY20
ユリ

ユリ

"Aujourd'hui, maman est morte. Ou peut-être hier, je ne sais pas."(「きょう、ママンが死んだ。または、そうだったのかもしれない。」)
アルベール・カミュの"L'étranger"(「異邦人」)です。
読書の星読書の星
GRAVITY
GRAVITY14
晴

「宝島」
買うのを迷っている人へ。
 もし、荒っぽい船乗りの物語や、嵐と冒険、帆船、島々、罪人、そして海賊や地下に埋まる黄金、宝の話、武勇伝の数々が、かつての私を喜ばせたように、もっと賢い、こんにちの少年たちを喜ばせることが出来るなら、
――それならよろしい!さっそく読み始めたまえ!
それとも!もし勉強好きの今どきの子どもは、昔の好みをさっぱり忘れ、キングストンや、勇者バランタインや、森と波とのクーパーも、欲しくないというなら、
それもよかろう!それなら私と私の海賊どもは、それらの作者や登場人物が横たわってる、お墓の中に仲間入りするまでのことだ!

第一部 老海賊
 1 老船乗りがベンボー提督亭にあらわれる
読書の星読書の星
GRAVITY
GRAVITY13
バートルビー

バートルビー

『スロー・ラーナー』トマス・ピンチョン(ちくま文庫)本人による序文。新潮社版の佐藤先生訳も素晴らしいですが、初めて読んだ志村先生訳がピンチョンの声としてぼくの中では定着しています。この序文の面白いところは、自分が若い時に書いた短篇を、次から次へと不当なくらいバッサバサ切りまくっているところです。
→回答のサンプル
読書の星読書の星
GRAVITY
GRAVITY13
バートルビー

バートルビー

あと、どうしても触れておかなければならないのは、世界の序文王、ホルへ・ルイス・ボルヘスです。自ら編纂した『バベルの図書館』シリーズでは一人一人の作家・作品について至高の序文を添えています。この美しい序文を読むだけで、世界文学の素晴らしさを知ることができます。とくにお気に入りなのは、ホーソーン、メルヴィル、ルゴーネスの序文です。
読書の星読書の星
GRAVITY
GRAVITY12
uruppu

uruppu

それ、申楽延年の事わざ、その源を尋ぬるに、あるひは仏在所より起り、あるひは神代より伝はるといへども、時移り、代隔りぬれば、その風を学ぶ力、及び難し
読書の星読書の星
GRAVITY2
GRAVITY10
カナタ

カナタ

背筋をまっすぐのばして目を閉じると、風のにおいがした。まるで果実のようなふくらみを持った風だった。そこにはざらりとした果皮があり、果肉のぬめりがあり、種子のつぶだちがあった。果肉が空中で砕けると、種子はやわらかな散弾となって、僕の裸の腕にめりこんだ。そしてそのあとに微かな痛みが残った。

(村上春樹の短編集「螢・納屋を焼く・その他の短編」より「めくらやなぎと眠る女」冒頭から引用)
読書の星読書の星
GRAVITY
GRAVITY9
しらす

しらす

高良倉吉「琉球王国」序章より
『歴史家である前に、この時代の、この地域に生きる者の一人として、矛盾に満ちたいまの世の実態をうけとめておきたい、これはわたしの祈りにも似た願いである。』
各時代における関係性の狭間で翻弄されながらも奥底には渾々とながれつづけている、アイデンティティとしての琉球史、沖縄史にかんする良著。
読書の星読書の星
GRAVITY1
GRAVITY12
としゆき

としゆき

……しかしこれまで現れた数多くの理論と我々が欲するところのものとのあいだには著しい懸隔がある。これらの理論は、徒に体系としての連関と完璧とにもっぱら心力を傾注し、またその日のために日常茶飯事や言わずもがなの饒舌に終始しているのである。

クラウゼヴィッツ 戦争論 序文:篠田英雄訳
読書の星読書の星
GRAVITY
GRAVITY6
みさ

みさ

広い海のどこかで小さな魚の兄弟たちがたくさん暮らしていた。1匹だけは烏貝よりも真っ黒。泳ぐのは誰よりも速かった。名前はスイミー🐟

覚えてるの書いただけ[泣き笑い]

読書の星読書の星
GRAVITY
GRAVITY5
もっとみる