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手が届く範囲の世界をスマホで撮影するのが好き。最近は、観劇やアートイベント系の忘備録投稿が多め。☕️✨
ちょっとカフェ
ちょっとお酒
ちょっと読書
ちょっと植物
ちょっと写真
ちょっと仕事
楽しい日々
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舞台『クワイエットルームにようこそ The Musical』
作/松尾スズキ Bunkamura COCOON PRODUCTION 2026

松尾スズキさんが2007年に小説として執筆、映画にもなった作品のミュージカル化。

バツイチ28歳のフリーライター、佐倉明日香は目が覚めると病院のベッドに拘束されていた。
そこは「クワイエットルーム」と呼ばれる、女子専用の精神科病院の閉鎖病棟。
うっかり泥酔した際に睡眠薬を大量摂取して昏倒し、危険状態として緊急搬入されてしまったのだ。
病棟には、見た目も中身も個性豊かな女性患者たち。
一見楽しく暮らしているように見える患者たちだが、それぞれの事情を抱えながら社会のどん底の中で生きている。
素敵な彼氏も居て仕事も順調なはずなのに、小さなストレスや行き違いからどんどん不安定になっていった自分を見つめ直す明日香だが、その足元は砂のように脆く崩れまたどん底にずり落ちていく…

ミュージカル界の新星、昆夏美さんと劇団四季の笠松はるさん、元宝塚の咲妃みゆさんが美しい歌声で心を震わせ、大人計画の面々と皆川猿時さんが走り回って舞台を震わせる。
コメディでPOPで笑いは絶えないが、そのテーマは深く沈んでいる。

松尾スズキさんは、「笑うしかない悲惨」を書きたかったという。

悲惨などん底の中ででも、とにかく笑えれば。
悪いことや嫌な事ばかりでも、最後に笑えれば。
歌って踊って笑ってみたら、何か良いこと起きるかも。

そんな、笑う事の大切さ、笑えることへの感謝が詰まった舞台のように見えた。

#クワイエットルームにようこそ
#THEATER_MILANO-Za
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『六本木クロッシング2025展:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠』

森美術館が、3年に一度日本の現代アートシーンにフォーカスする展覧会。
今回は、「時間」をテーマにアーティスト全21組が出品。

「段ボールやパッケージの切れ端で作られた地下鉄の出入口」が見たかったので、寒空の六本木に。

展示会場に入ると、さっき通過してきたはずの六本木駅の入り口や、裏路地の風景が広がっていた。

でもそれは、ちょっと歪んでいたり、傾いていたり、ヨレていたりもする。

まるで都会の喧騒に疲れ切っているかのような、
おかしな夢の世界に迷い込んでしまったような、
とても不思議な感覚になる。

しゃがんで作品を近くから観察すると、所々でパッケージの文字やラベルの塗り残しがあることで「あぁ、作り物なんだな」と思い出させてくれる。

立ち上がって改めて作品を眺めていると、だんだん作品とフロアの境目が曖昧に感じてくる。

もしかしたら、このフロア自体も段ボールで出来ているのかもしれない。
もしかしたら、六本木ヒルズも、この53階も全て段ボールで出来ていかもしれない。

段ボールの歯車たちがボコンボコンと組み合いながら、段ボールのエレベーターを上げ下げしているところを想像しつつ、ビルを後にする。

現実の六本木駅の地下入り口に触れてみると、冷たく硬く、すすの匂いがした。

ゼネコンが作るよりも、ズガ・コーサクさんとクリ・エイトさんが作る世界の方がずっと楽しそうだけど、段ボールが足りるかな…と思いながら六本木を後にした。
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舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』
原作/村上春樹 演出・振付/フィリップ・ドゥクフレ

村上氏の著書において、物語の原型となる「並行世界」を確立した本作品。

僕が若かりし頃、最初に村上沼にハマったのは、この本からだと思う。

高い壁に囲まれた影の無い世界で図書館の夢を読んで暮らす「僕」と、現代東京で情報の暗号化を仕事にする「私」。
ある日、オフィスビルに呼び出された彼は、ビルの地下に広がる空間で極秘の研究を行う博士から仕事の依頼と共に「一角獣の頭蓋骨」をプレゼントされる。
しかし、闇の組織が博士の研究結果を狙い彼を襲撃する。 なんとか逃げ出した彼だが、博士から「このままでは世界が終わる」と告げられる。
壁の中の「僕」と、都会を疾走する「私」はいつしか交じり合い、世界の終わりが近づいて来る…。

壁の中で暮らす一角獣たちの生き生きとした姿や、「僕」と「影」との乖離と邂逅。
それらをダンスや光で幻想的に魅せるドゥクフレ・マジック氏の演出は素晴らしかった。

博士の娘で秘書役の富田望生さんは、本から飛び出して来たかと思わせるほどにイメージそのもので素晴らしい存在感。

ただ、僕の中の主人公のイメージと藤原竜也さんが最後まで一致することは無かった。

物事に執着せず、マイペースに自分の生活を愛しながらアイロンをかけてコーヒーを飲む日々。
そんな彼が、誰かのためにトラブルに巻き込まれながら「やれやれ」と達観したかのように受け流す。

かっこ良くも、かっこ悪くもない。
面白くもなく、つまらなくもない。
特別でもなく、平凡でもない。

きっと、千人の読者が居たら、千人の異なったイメージを抱ているのだろうと思う。

ただ、僕の想像の中での「僕」は透明のガラスで出来たコップのような、コットンの無地のシャツのような、「ただの」僕だったんだなぁと気付かされる。

残念ながら、華麗な経歴を持つ藤原さんを「ただの」藤原さんとして見ることが出来なかった。

素晴らしい役者と、素晴らしい舞台と、素晴らしい演出。
時間にも費用にも値する、素晴らしい舞台だった。

もし足りない物が有るとするならば、やれやれ、それはきっと僕の包容力だけかもしれない。

#世界の終りとハードボイルドワンダーランド #村上春樹 #東京芸術劇場プレイハウス
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舞台『ハンサムなので何をしても許される』
ドアとドアノブとドアノブカヴァー 第9回公演

自他共に認めるハンサムの松本は、何をしても許される。
ハンサムなので、友達を悪気無く崖から突き落としてしまい入院させてしまう。
しかしその病院には、ハンサムだけが取り柄で医療ミスを連発するハンサム医師、津田が務めていた。
お見舞いに来たハンサム松本は、お詫びの代わりに美術部のヌードモデルを引き受ける流れに。
だが、美術部に行くとそこには50回留年しているオバサン美術部員、エリカが意気揚々とヌードモデルを引き受けていた。
ハンサム松本のヌードが見たい美術部員、譲れないと暴れだすエリカ、医療ミスの止まらないハンサム医師津田、津田に心を寄せるセクシー看護師。
ハンサムは一体どこまで許されてしまうのか…?

多分、直近の一年間に観た作品の中で、一番くだらない舞台だった。

「何だそりゃ」というテーマに、
「どういうこと?」っていうストーリー展開に、
「何でだよ!」っていうやりとり。

どこまで行ってもくだらない。
でも、ずーっと笑っているし、ずーっと楽しい。

きっと、自分たちもくだらない観客になっているからかな、と思う。

主宰であり、作/演出の飯田恭大さんがハンサム松本役を演じるが、ビックリするくらいハンサムでは無い。
おまけに、自分をハンサムだと言うくせにステレオタイプな「ハンサム演技」も行わない。

ルッキズムやハラスメント、美醜と貞操。
切れ味鋭い社会問題を全て包み込み「くだらない」と笑わせてくれる舞台は、もしかすると意義深いのかな…と思う、下北沢の夜。

#ハンサムなので何をしても許される
#ドアとドアノブとドアノブカヴァー
#OFFOFFシアター
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舞台『インターネ島エクスプローラー』
ヨーロッパ企画第44回公演

設立28年目を迎えるヨーロッパ企画だが、特色のSF&ファンタジー系群像コメディは今回も健在。

冒険好きな祖父の影響を受けて育った主人公のハタノ。
大学で冒険部に入り、祖父の語っていた幻の島「インターネ島」を目指す。
イースター島から単身で小舟に乗って命からがらインターネ島にたどり着く。すわ新発見とテンションが上がるも、そこには先着していたトレジャーハンター達の姿が。
内向的だが攻撃的な謎の原住民や、ハタノのライバルの冒険家が登場。さらに、元妻に海賊に雪男まで加わって、果たしてエクスプローラー(探検家)はSafariとChromeから逃げられるのか…?

日本から南海の孤島に至るまでの冒険家のロマンと笑いを詰め込んだ壮大なファンタジーが、150分の中に凝縮されている。

次から次へと荒唐無稽な話に展開していってもギリギリ破綻しないのは、作家の深い考察と絶妙のバランス感覚なのかと思う。

ただ一つだけフォローしきれなかったのは、シーン切り替わりの暗転の多さだったかもしれない。

個性的なキャラ達がインターネッ島を駆け巡りながら騒動を起こすので、シーンは数分ごとに切り替わる。
その度に暗転となるので、極端だが上演時間の1/10は暗転の暗闇だったんじゃないかと思うくらい暗かった。

それでも間延びしない構成が流石ではあるのだが、暗転ごとに暗闇を走り回る演者はたいへんそうではあった。

とはいえ、楽しい舞台であったことは間違いないし、新年初の舞台として明るく賑やかでおめでたく感じる素敵な作品。

#インターネ島エクスプローラー
#ヨーロッパ企画
#本多劇場
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舞台『トルネイド 北条雷太の終わらない旅』
演劇集団キャラメルボックス 

劇団創立40周年記念として公演された本作は、作・演出の成井豊さんが1995年に初演されたものに改訂し上演。

新選組の五稜郭の闘いに敗れ、小舟で海へと抜け出した3人の志士が謎の竜巻に遭遇。なんとか岸に到着すると、なぜか3人は不老不死の体になっていた。
不老不死であることを悟られぬように、他人との接触を避け住まいを替えながら時代を重ねていく3人だが、 北条雷太はある女性に想いを寄せてしまう…

キャラメルボックスと言えば、新喜劇的なお約束を全力で行い、安定したストーリー展開で、必ずハッピーエンドになるのが特徴。

ともすると「マンネリ」「クラシック」と言われかねない舞台。
でも、それを40年続けることで「伝統」に昇華するのだと言うことを感じさせてもらった気がする。

キャラメルボックスの舞台を長年愛してきた人たちが集まり、我が家の団らんのように慣れ親しんだ空間を共有する。

そこは正に、東京という巨大な街に暮らす僕たちにとって心温まる場所にも思えた。

観劇した日は千秋楽で、最後に演者から観客全員に感謝の気持ちとしてキャラメルが配られた。
久しぶりに田舎に帰ってコタツに足を入れたような、そんな温かい体験だった。
(キャラメルの写真を撮りたかったので、セサミストリートのオスカーがお手伝い)

#トルネイド北条雷太の終わらない旅
#演劇集団キャラメルボックス
#サンシャイン劇場
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アート出版の国際的なコミュニティ、TOKYO ART BOOK FAIRは今年で15回目。

国内、海外合わせて約560組がアートブックやZINEなどなどを出展しているが、本当に見きれないほどの本のお祭り。

海と川が混じる汽水域のように、
文字と写真と絵の境界線が曖昧になり、
思想と文化と情熱がカオスに交じり合う感じ。

1969年のウッドストック・フェスティバルに集合したヒッピーたちのように、デジタルに対する「ブック&アート」のカウンターカルチャーの旗を掲げていた。

写真は、真美堂さんの箔押カード。

宮沢賢治さんの詩を箔押ししたカードは、文字でありながら立体であり影でもある。

文字を指で触ると、力強い風を感じた気がした。


#TOKYOARTBOOKFAIR
#東京都現代美術館
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『恋におちたシェイクスピア』
劇団四季/自由劇場

駆け出しの劇作家である若きシェイクスピアと、詩や演劇の大好きな資産家の娘、ヴァイオラ。
演劇を愛するあまり、男装してシェイクスピアの一座のオーディションに参加するヴァイオラ。見事主役を勝ち取り新作舞台の稽古を進めるが、シェイクスピアは彼女が資産家の娘であることに気付いてしまう。
稽古と並走して「ロミオとジュリエット」を書きながら、ヴァイオラとの愛を深めていくシェイクスピア。
しかし、ヴァイオラには親が決めた結婚が1週間後に迫っている…。

2014年に英国で生まれ、様々な形で上演されているこの舞台は、恋愛を美しく描いた傑作だと思っている。

戯曲の舞台は得てして表現や装飾の言葉が多すぎると感じがちだが、一目で恋に落ちたシェイクスピアが彼女に送る愛の詩は本当に美しく、心に響く。

名作「ロミオとジュリエット」が書かれたのは430年も昔。
それでも、手を引かれるように物語に包み込まれ熱く感情を揺さぶられるのは、人類の普遍である「愛」がテーマになっているからだろう。

客席には、学校の芸術鑑賞の一環であろう高校生の男女が集団で座っていた。
前半の幕が下りて休憩時間になると、シェイクスピアのガチ恋について楽しそうに話し合っていた。

たしか、原作ではロミオは16歳でジュリエットは14歳くらいだったな、と思い出す。

不幸な行き違いで互いに命を絶ってしまう二人を観て、彼や彼女たちがどう感じたかは計り知れない。

ただ、メッセージで告白して、メッセージで別れを告げること以外にも多様な恋愛の形があるんだと感じてくれたら、きっとシェイクスピアは喜ぶだろうなと思う。

#恋におちたシェイクスピア
#劇団四季
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展覧会『モーリス・ユトリロ展』
SOMPO美術館

20世紀初頭のパリで活躍した、風景画家モーリス・ユトリロ。

幼少期に家庭は崩壊してしまい、 祖母の手で育てられる。
学校に馴染めず転校を繰り返しながら、17歳でアルコール依存症になり病院に。
退院後、リハビリのため絵を描き始めたのが23歳。
多少名が売れると資産家の未亡人と結婚するも、狭い部屋に閉じ込められて絵を描かせられる毎日。
72年で生涯を終える。

人の一生を5行でまとめても、ここまで悲惨な内容は少ないだろう。

ただ、繊細で美しい絵を描く人だと思う。

間近で絵を見ていると、煙突をことさら丁寧に描いていることが多い。
20世紀のパリには煙突が多かったこともあるだろうが、それにしてもたくさんの煙突を描いている。

空に向かって真っすぐに伸びている煙突を描きながら、彼は何を考えていたのかなと思う。
それは、父親のような強い存在なのか、空に伸びる自由への通路なのか。

《サン=ドニ運河》の煙突を数えたら、26本あった。
いかにしても、ちょっと描きすぎだぞって思う。
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トークイベント『ヨシダナギの知られざる世界』

クレイジージャーニーでもお馴染み、秘境の少数民族を芸術的に撮影するフォトグラファーであるヨシダナギさん。

今の日本の社会には収まり切らない感性を持った人が、紆余曲折しながら最適なフィールドにたどり着けるということは、素晴らしいことだなぁと思う。

最初から最後まで楽しいトピックスしか無かったのだけれど、

「自分のカメラを持っていない」
「一度の撮影旅で4、5枚しか撮らない」
「写真集を意識したアングルで撮れない(見開きなのに被写体をセンターで撮っちゃう)」

という3つは、もはやそれはフォトグラファーなのか?と苦笑する内容。

一緒にトークイベントをされていたマネージャさんはとても優秀な方でしたが、それもまた、ナギさんのめぐり逢いの強運なんだろうなぁと感じつつ。

飄々としつつ、淡々とした語り口で超ハードなことをお話いただくナギさんはとても魅力的で、最後まで楽しいトークイベントでした。

#ヨシダナギの知られざる世界
#クレイジージャーニー
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舞台『チャンピオンまつり いのうえ歌舞伎 爆烈忠臣蔵~桜吹雪THUNDERSTRUCK』
作/中島かずき 演出/いのうえひでのり

相変わらずタイトルが長いけど、今回は劇団☆新幹線の45周年記念。
さらに新橋演舞場百周年と記念尽くしのめでたい舞台。

劇団☆新幹線のOB、OGが大集合して過去のオマージュもてんこ盛り。
怒涛のエンターテインメントになっていました。

幕府からの質素倹約の締めつけが厳しい江戸時代、目の敵にされていた芝居小屋は「裏歌舞伎」として闇で活動を行っている。
かつての花形役者が事件を起こして都落ち、その娘のお破(やぶ)は父から受け継いだ役者魂を持って、歌舞伎演目の花形「忠臣蔵」をするために江戸を目指すー

どんな舞台か?と聞かれれば、エンタメの一分野での最先端であることは間違いない。

歌舞伎とミュージカルとロックコンサートをミキサーにかけて演劇という舞台皿に流し込んで、笑いというチーズをてんこ盛りにしてオーブンで250度で熱々にしたような、唯一無二のエンタメグラタン。

古田新太さんはじめとした劇団の方はもとより、14歳の天真爛漫なお破(やぶ)役を演じた小池栄子が素晴らしい。

早乙女太一さんの刀剣演舞は流れるように美しく、ストーリーの鍵となる二役を演じる向井理さんは9頭身の小顔と和装のアンマッチを華麗に表現。

ちょっとした不運やモヤモヤは軽く吹き飛ばしてくれるような、年末を飾るにはふさわしいパワフルな舞台だった。
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展覧会「オルセー美術館所蔵 印象派―室内をめぐる物語」
国立西洋美術館

印象派と言えば、うつろう自然の一瞬を切り取り、その印象をキャンバスに表現することで有名。

ただ今回は「室内の人物」をテーマした作品を軸に展示している。

モチーフとなった人物から滲み出る感情や、家族の肖像画の中に漂う些細な緊張感。

人の感情を見つめて、その一瞬を切り取った印象画はとても面白く、美しい。

そして、写真では分からないが実際に絵を目の前にしてみると、どの作品にも一か所だけ精緻に描き込まれている部分がある。

ルノワールの《ピアノを弾く少女たち》は、全てが柔らかなタッチで描かれているが、鍵盤の上に置いた右手だけが今にも音を発するかのように精緻に描かれている。

エドガー・ドガの《家族の肖像》は、左端の長女の視線と右端の父親の耳だけが精緻に描かれている。

画家が絵の具で描いたものを、自分の目で見る。
そこに何かを挟むことで、少しづつ薄まってしまうものがあるのだろう。

自分の目で見て、耳で聞いて、匂いを感じて、可能であれば触れてみる。

当たり前だけど、大切なことだと思う。

#オルセー美術館所蔵印象派
#国立西洋美術館
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舞台「鴨川リトルウォーズ」
劇団B.LET’S   作・演出 滝本祥生

廃部の危機に直面している「鴨川女子高校」の演劇部。
「活動しないこと」を目的に入部したメンバーが、部室の存続のため一度きりの公演を計画する。
選んだ題材は、大好きな映画『スターウォーズ』。 高2の秋、演劇部員たちの物語が動き始める。

「女子高」という偏狭に見がちな設定にも全く違和感を感じさせず、テンポよく進む楽しい舞台。

妬みも嫉みも無く、等身大で思春期の瑞々しさに溢れた空気感に、素直に応援したくなる後味のとても良い舞台でした。

「スターウォーズ」を上手く絡めた物語だったので、個人的な想いとしては

『劇中にも登場した「数十年前に鴨女演劇部の遠征中顧問と女生徒が駆け落ちした」事件。
結局分かれ分かれとなった二人だが、その顧問は現在鴨女の教頭となり、その女生徒は鴨女の教師となり演劇部の顧問に。
その廃部間近の演劇部に入ってきたのは、教頭の娘、香里だった。
今回、なんとか廃部を免れた香里に向かって顧問は重々しく告げる。「私がお前の母親だ…」』

っていう、
「鴨川リトルウォーズ ep2 教師の逆襲」をぜひ観たいです。
(。▽皿▽)コーペー

#鴨川リトルウォーズ
#劇団B.LET’S
#OFFOFFシアター
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舞台「位置について」
企画・制作:かわいいコンビニ店員飯田さん

都内にある認可保育園に努める保育士たちの物語。
過重労働やことなかれ主義、過剰な配慮、全体思考の連帯責任。
そこに親族問題や家庭内トラブルなどが絡み合い、疲弊していく保育士たち。

客席から観ていると
「それは園長の判断力の問題」
「それは忌むべき慣習の問題」
「それは母親の自立支援の問題」

と、 それぞれ 「解決済」 のハンコをババンと押して、自分の頭の中の引き出しに仕舞っていきたくなる。

ただ、それが正解ではないのも知っている。
「私は問題を解決する方法を知りたいんじゃなくて、あなたと問題を共有したいの。」
若かりし頃の僕にそう諭してくれた、彼女の言葉を思い出す。

彼女は僕に、共感することの大切さを教えてくれた。
もちろん問題は解決しなくてはいけないけれど、まず先に互いの目線を合わせることで、気が付くことはたくさんあるんだよ、と。

物語の最後には、うれしいことや、楽しいこともやって来る。
でも、解決していない問題もまだたくさん残されている。

それでも、さくさんの笑顔が溢れることに共感できる。
そこから生まれてくる力があれば、先に進むことが出来ると思えるから。

純粋に応援したくなる、素敵な舞台でした。

#かわいいコンビニ店員飯田さん
#位置について
#吉祥寺シアター
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舞台「さらば黄昏」
劇団:阿佐ヶ谷スパイダース

作・演出は、阿佐ヶ谷スパイダース主宰の長塚圭史さん。

舞台は、地方の小さな村。
長年駐在する巡査が還暦を迎えて故郷に戻ろうとした矢先、「あいつが出所したらしい」という話が。
平和だった村の暮らしに起きた、小さな小さな波紋。
でもそれは消えることなく、広がり、重なり、合わさり、やがて大きな波になって村を飲み込もうとしていく。

ステージは村の駐在所。
その、わずかたたみ8畳くらいのスペースの中だけで物語は展開していく。

でもハッキリと、駐在所の外に広がる村の風景や田んぼの匂い、人々の営みまで感じることが出来るのは、作品の凄さなんだと思う。

観る人の想像力を掻き立てながら、その想像力を膨らませ、加速させ、熱くさせる。

最後まで飽きさせることのない、丁寧に緻密に作られた物語。

観ることが出来て幸運だった、と思える作品でした。

#さらば黄昏
#阿佐ヶ谷スパイダース
#下北沢楽園
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今日も世界は美しい。
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舞台「デンジャラス・ドア」 劇団アンパサンド

なんの変哲もないオフィスのドアが、なぜか殺人ドアに変わってしまう。
部屋から出ようとするも 挟まれて命を失ってしまうOL、
なんとか脱出しようとするOL、
絶望してこのまま部屋で生涯を終えようとするOL。
なぜドアは人を挟むのか、挟まれずに部屋を出ることは出来るのか…?

作・演出は、TV等でも構成作家としても活躍の安藤奎さん。
オフィス・ホラーという謎のジャンルの、お笑い必須の喜劇。

「日常のシーンのはずなのに、いつの間にか非日常の世界へと迷い込んでいく」とだけ聞くと村上春樹と一緒なのだが、こちらの非日常はぶっとんだ笑いの世界に繋がっている。

演劇を笑いに寄せすぎるとコントと同じだ、と軽くみられる風潮があるが、「笑い」もちゃんと人を感動をさせることが出来る、大事な要素だなぁと思う。

偏見や思い込みは視界を狭くして、人生を退屈にさせる。
終劇後の帰り道、「コント」ってたしかフランス語で「寸劇」と言う意味だったなぁと思いだす。

#デンジャラスドア
#劇団アンパサンド
#ザスズナリ
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「I'm ready to get another X'mas. Let's go Dodgers!🥎」
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舞台「人生の中のひとときの瞬間」

役者や作家、制作など舞台に関係する4組の家族の人生模様。
ごくごく普通の日本人の、ごくごく普通の日常。
仕事の悩み、出産の悩み、お金の悩み。
色んな悩みを抱えながら、小さな幸せを見つけながら、互いに支えあいながら。

ある種退屈とも思える内容を、丁寧に丁寧に描き、それが丁寧に丁寧に演じられる。

その丁寧さには好感しかなく、観終わると素直に心が温かくなる素敵な舞台でした。

#ザスズナリ
#ぱぷりか
#人生の中のひとときの瞬間
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「永遠なる瞬間 ヴァン クリーフ&アーペル ー ハイジュエリーが語るアール・デコ」

100年前のアンティークジュエリーが200点以上展示され、一度に観るには目が痛くなる程の光を放っていた。

宝飾デザイナーのデザインから設計画も一緒に飾られており、宝石職人の卓越した技術を目の当たりにできるのは見所の一つ。

お友達と来られていたご婦人や親子連れが大半だったが、「スゴイ奇麗だね」という言葉に「付けてみたい」と続くことが多かった。

僕の目には芸術作品にしか見えなかったのに、「ジュエリーは身に着けてなんぼ」という本質を改めて教えてもらったようで、ちょっと自戒と共に苦笑した。
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六本木ヒルズを通ると、作業着を着た妖精さんたちが冬支度をしていた。
映画が終わった帰り道にはキラキラ瞬く冬の装いが完成し、みんなが自然と笑顔に。🧚✨
妖精さん、良い仕事するな~と思う金曜の夜。
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舞台「THE MOUSETRAP ザ・マウストラップ」

ミステリーの女王アガサクリスティの戯曲を、演出家/野坂実さんの「ノサカラボ」で手掛けた3作目。

吹雪の山荘にで閉じ込められた8名。
そこで起きる殺人事件。果たして犯人は?という作品。

ただ、終始ちょっと違和感を感じることが解消されないままではあったのは、推理物だからなのか?とも思う。

登場人物の8名の中に犯人が!という構成なので、きっちり1名づつに背景があり、影があり、個性があり、主張がある演技になってくる。

推理小説としては正しいアプローチなのだけれど、舞台の上で8人が主役級の演技を披露するスマッシュブラザーズ状態に、いささか疲れてしまったのかもしれない。

そんな中でも、山荘のオーナー婦人役の天華えまさんが華やかに立ち回り、演技の隙間をつなぎ留め、ひとつのまとまりに感じさせてくれたのは癒しであり、とてもありがたかった。

博品館劇場を出ると、秋のひんやりした空気の中で銀座の夜の街並みが瞬いていた。

見易いものばかり見ていたことで軟弱になっていたかも…とちょっと反省しつつ、地下鉄に乗るか、繁華街に行くかを考えた。
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佐々木蔵之介ひとり芝居「ヨナ」

劇場に入るとホールにはたくさんの人が溜まっており、係員が「まだ舞台席には入れません」と大声で告げていた。

今日は舞台の撮影が入るそうなので、セッティングに時間かかっているなのかな?と思いロビーで待機。

開演の10分前にやっと扉が開き、ぞろぞろと自分の席に移動していると、なんだか雰囲気が違うことに気づく。

220席くらいの小さめの劇場でステージは近いのだが、そのステージの真ん中に、白い岩のようなものが見えた。
「何かのセットかな?」と思いながら着席するが、やはり違和感を感じる。

そうだ、劇場が静かすぎる。

いつもなら、娘と母の二人連れ、ご年配の老夫婦、グループのご婦人たちなどの声がザワザワしているはずだが、劇場の中は不思議な静寂に包まれている。

周りを見回すと、みんなが一様にステージに顔を向けている。

改めてステージを注視すると、それは白い岩ではなく、座禅している蔵之介さんであることに気づいた。

白塗りの姿で半目で正面を見ながら、まるで仏像のように無言で座禅を続けている。

しばらく観察し、これはもう始まっているんだ、と思い知る。

開演時刻までの間、満席の観客と蔵之介さんとの静寂の空間は、オーケストラが演奏を始める前に互いがキーを合わせるような、不思議な感覚だった。

「ヨナ」は、『神に背いた罰でクジラに飲まれ、3日後に生還する預言者ヨナの物語』

光を求めて苦闘する人自身であり、同時にそんな人々を励ましていくヨナ。

煌々とした明かりで足元を照らすのでは無い、遠くで仄かに光りながら進むべき道を示してくれるような、不思議な満足感のある時間だった。
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戯曲「リア王」

大竹しのぶさんがリア王を熱演。

シェイクスピアがリア王を書き上げたのが今から419年前。
世界中で繰り返し演じられてきたけれど、「158cmのリヤ王」は恐らく初めてなんじゃないかなぁと思う。

舞台に現れた、ひときわ小さなリア王には驚いたが、そのリア王の傲慢さ、娘たちへの支配と裏切りからの転落、荒野を彷徨う老いと狂気。

正直、今までの粗野で無骨な老害のリヤ王はあまり好きではなかったが、大竹さんの、柔らかで人肌の温かさ感じるリア王は衝撃的だった。

宮沢りえさん、成田凌さん、生田絵梨花さん、鈴鹿央士さんなどなど、もちろん舞台に上がる全ての方も素晴らしく。

子に孫に語れるリア王が観れたことを、うれしく思えた。
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初めての料理を食べたとき、自分の頭の中にある「美味しい」「いまいち」の箱のどちらかに分けるようにしている。

でも稀に、これは美味しいのか?それとも美味しく無いのか?が分からない料理に出会う事がある。

そして、その料理の9割方は「インドカレー」だったりする。

多様なスパイス、チャツネ、ポルサンボル、ピクルス、香草…などなどが合わさって、もはや僕には解読不能な味になる。

厳選された素材の良さを技術で引き出してきた日本料理と、大陸の真ん中で様々なものが行き交いながら、その中で混沌と調和していったインド料理の違いなのかなぁとも思う。

文化的、大陸的、など美味しさについて考えながら、「美味しい」「いまいち」に並んで「哲学的」と言う箱を作ることにした。

美味しいか美味しくないかが分からないのに、なぜか魅力的で病みつきになる。
やっぱり哲学的だなぁと思う。
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展覧会「デザインあ展 neo」

頭が固くなってるなぁ、と感じた時は、デザインの発想に触れてみる。
デザインとは、ひらめきであり、ものの見方であり、本質を突き詰めること。

「あ!」

「あ?」

「あ~」

「あぁ笑」

会場は、大人や子供のたくさんの笑顔と、楽しい「あ」の声で溢れていた。

帰宅後、マグカップを買ったことを思い出し、「のむ」と書かれたカップを前に、はたして何を淹れようかと考える。
友人からもらったアサイーベリーのお茶があったので、淹れる準備をしながら無意識に何度も「あ」と言っていたことに気づく。

きっと、頭が柔らかくなったおかげかな~と思いながら、お湯が沸騰するのをのんびり眺めてみた。
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舞台「最後のドン・キホーテ」

演劇界の鬼才 KERAさんが作演出し、主演は不器用な天才役者、大倉孝二さん。

凝りに凝った舞台セットと、3時間45分と言う普通ではあり得ない長さの舞台が実現出来たのは、阿佐ヶ谷スパイダース主宰の長塚圭史さんが芸術監督を務める神奈川芸術劇場だからこそ。

演劇が大好きで演劇に命を捧げた人たちが、演劇の故郷のような場所に集まって行われる舞台が楽しくない訳がなく。

今、この瞬間しか見ることができないのが醍醐味の演劇だと理解しつつも、記憶から薄れていってしまうことが本当に惜しくなる時間だった。

劇場を出て中華街を歩くと、たくさんの人達で賑わう雑踏の騒々しさが舞台の一部のように感じた。
皆さんいつまでも元気で、まだまだたくさんの作品を産み出して欲しいなぁと思いながら、何を食べようかと悩み続ける横浜の夜。
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舞台「ライフ・イン・ザ・シアター」

『郵便配達は二度ベルを鳴らす』『アンタッチャブル』などの脚本を手掛けたデヴィッド・マメット作の1977初演の舞台。

登場人物は2人だけ。
ベテラン舞台俳優役の堤真一と、若手の有望な舞台役者役の中村倫也。

色々な舞台の裏側とその楽屋でのやり取りを通しながら、年月が経つごとに二人の関係性が変化していく物語。

中村倫也さんは「器用な方」という認識だったけれど、ここまで演技が上手いとは思わず驚き。
演劇界のラスボス級である堤真一さん相手に、ガッチリ正面から噛み合って昇華できる若手の役者さんは、そうは多くないんじゃないかなぁと思う。

この二人の世界をいつまでも観ていたい、と思わせる素晴らしい舞台でした。
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「トーベとムーミン展」最終日に滑り込み!

誰もが知ってるムーミンだけれど、初めてこの世に生まれたのは第二次世界大戦の終了した1945年。

戦争の暗く重苦しい雰囲気の中で描かれたということを知ると、ムーミン村から溢れるほのぼのさの中で、ふとした時に見え隠れする暗い影や人間の本質のようなものが、少しだけ理解できたような気がした。

トーベが生涯かけて書き続けた膨大な量が展示されており、見たことのないムーミンたちの表情をたくさん見ることが出来た。

ムーミンの家のイラストを近くで見ると、鉛筆で何度も窓や飾りの位置を書き直しているのがよく分かった。
ムーミンたちの笑い声が溢れる素敵な家を想像しながら、彼女は試行錯誤したのかなぁと思うと、ちょっと笑顔になった。
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舞台「ある日、ある時、ない男。」

作品に興味があって観に行ったが、主演のSixTONES髙地さんのファンの多さに驚き。

その髙地さん演じる主人公は、何をしてもツイてないけど友人想いの男の子。
冴えない日常から抜け出すために、町の人を巻き込んで大騒動を起こす面白可笑しい物語。

何も考えずに観れる群像喜劇だったし、髙地さんの演技もとても上手。
それだけに、喜劇だけで終わらずに深みのある演技も観たかったかなぁという気持ち。

とはいえ、敬愛する片桐仁さんは相変わらず片桐仁さんらしく。
そこに居るだけで周りが楽しくなる人柄ってすごいなぁと思う。

舞台に立っている皆さんが楽しんでいる感じが伝わってくる、良い作品。☕️✨

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新大久保に来たので、昼食は冷麺専門店。

セットにすると大小沢山の小鉢を並べてくれるのは嬉しいけれど、最後に何を食べて終わるかをいつも悩む。

結局、一番韓国っぽくて一番美味しかった白菜のキムチでごちそうさま。
定番は強いね。
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ミュージカル「コーラスライン」は50年前にブロードウェイで初演されたミュージカル。

多少演出は変わっても、ダンスの振り付けは当初のまま。
でも、新しくもなく、古くもなく感じるのは、なんだか不思議。

なにも足さず、なにも引かず。
日本の歌舞伎のように、アメリカにとってはブロードウェイミュージカルが伝統文化なのかもしれないなぁと思う。

様々な人種が舞台の上で人生の夢や悩みや愛や希望をぶつけ合い、そんなグチャグチャなカルチャーをダンスがひとつにまとめてくれる。

「ONE」のイントロが流れてくると、胸が高鳴る。
また、20年後くらいに観たいなぁと思う。
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One (Rehearsal) [A Chorus Line/Soundtrack Version]

アンサンブル

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三谷幸喜さん、作・演出の人形浄瑠璃『人形ぎらい』

人形浄瑠璃版トイ・ストーリーのような舞台は、三谷さんらしい型破りな展開で最後までワクワク。

ただ、この楽しい舞台を知ってしまった人形遣いと太夫(語る人)、三味線の人たちは、この公演が終わってから本来の人形浄瑠璃に、どんな気持ちで向き合うのかなぁとも思う。

都会から大きく隔たった場所で自分たちの暮らしを続けてきた部族の人たちが、スマホの便利さ、楽しさを知ってそれを手放せなくなるように、お客さんからの歓声や万雷の拍手を肌身に感じてしまった演者は、その感情をどう整理していくのだろうかと考える。

「変わった方が良くなるとは言えないが、私に言えるのは、良くなるためには変わらなければならないということだ」(ドイツ人科学者、ゲオルク・リヒテンベルク)

彼の言葉を思い出しながら、結局、誰にとって「良い」なのかが大事なんだろうなぁ、と思う。
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暑すぎて嫌われがちな夏の太陽だけど、
海では、もっともっと熱くなれと思ってしまう。

モノの価値なんて、場所や時間によって逆転するよな~と思いながら、
ジャック・ジョンソンのUpsideDownを口笛で吹いてみる。

熱い砂と、波の冷たさが気持ち良い。
ふと気が付くと、夏も終わり。
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アップサイド・ダウン

ジャック・ジョンソン

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隣のテーブルでは、男性がパートナーの女性に「反省の色がない」と叱られていた。
せっかくの食事なんだから美味しく食べれたら良いのに、と思いながら、反省の色ってどんな色なのかな〜って考える。
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裏路地にて。
ハッ…ゴミ捨て場の決闘!って思って、よく考えたら鳩だった。🐦ポッポー
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壁の振り子時計が、11時の鐘を鳴らし始めた。

スマホの画面で11時2分15秒だということを確認しながら、アインシュタインの『時間は観測者の相対的な速度によって進み方が変わる』と言う言葉を思い出す。

その間も、振り子時計はたっぷり1分以上の時間をかけて11回の鐘を鳴らし続けていた。

少しのんびりした、僕の山の日。
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さくらももこさんというと、ちびまるこちゃん。
でも、コジコジももっと評価されても良いのになぁといつも思ってる。

ホームで電車を待っている時、
長い階段を登り切った時、
信号が青に変わった時。

ふとした時に、コジコジ銀座が脳内再生されると
ちょっと足取りが軽くなる。

『君のそばにもそれはあるはずだよ
楽しみながら探してみるといい
不思議なことは偶然じゃないんだ』
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コジコジ銀座

ホフディラン

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ソニンさんは相変わらず、綺麗な歌声と演技だなぁ…という、ある男からの感想。☕️
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週末の使い方としては、正解。
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