
ケイ
ネコ𓏲𓎨と花❁⃘*.゚
猫
花
ランニング

ケイ
師走(旧暦12月)
12月が始まりましたね。月初めの挨拶も兼ねて、旧暦における月の呼称と季節の花を一つセレクトしてご紹介します❁⃘*.゚
旧暦では、和風月名(わふうげつめい)と言われる月の呼び名を使用していました。和風月名は中国から導入された太陰太陽暦をベースとして、季節の行事(二十四節気)と結び付けた日本固有の暦です。
旧暦における12月の呼称は師走。師とはお坊さんを指す言葉。かつて12月は僧侶が法事で各家庭を回る繁忙期でした。普段落ち着いている僧侶ですら忙しく駆け回る1ヶ月なので「師走」と呼ばれるようになったのです。古来から年の暮れは慌ただしく大変だったのですね💦
また「節気師走は猫の手も借りたい」という諺があります。あまりの忙しさから、些細な物の助けですら借りたい。そんな意味で用いられます。あの有名な"猫の手も借りたい"とは、実は師走のことなんです🐈⬛
今回ご紹介する季節の花は椿🌺
花言葉は「謙虚な美徳」
花期は12月から4月にかけて。厳しい冬の寒さに耐えて、春が来るまで花を咲かせます。まだ咲き始めたばかり。初々しい美しさを感じることができます✨皆さんも街中に咲く椿を是非チェックしてみてくださいね。
忙しい時だからこそ、焦らず乗り越えて行きましょう。後悔の無い一年の締め括りになりますように(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚
#和風月名 #旧暦 #12月 #椿


ケイ
バラはバラ科バラ属の落葉樹
花言葉は「真実の愛」
バラはヒマラヤから中国西部を原産とする落葉樹。太古から存在し、その美しさ故に世界中の人々を魅了してきました。そのため各国にバラを題材とする伝説や物語が存在します📚
今回ご紹介するのは『美女と野獣』
デズニー映画などで見たことがある方は多いのではないでしょうか?ご存知でない方もいるかもしれないのでザックリ概要をご説明しますね。
舞台はフランス🇫🇷
昔、森の奥にある城に若く美しい王子様が暮らしていました🏰小さな頃から、美貌をもてはやされた王子はとても傲慢に育ちます。そんなある日のことです。皆が寝静まる夜中に醜い老婆が城を訪ね、一輪のバラと引き換えに一晩泊めて欲しいと王子に懇願します。しかし、王子は老婆の醜い姿を見て追い返してしまいました。
次の瞬間、醜い老婆は瞬く間に若く美しい女性に姿を変えます。そう!老婆の正体は太古から生きる魔女だったのです🧝♀️魔女は、優しい心を持たず見た目で人を判断する王子を咎めます。罰として王子を野獣の姿に、家来や召使い達を家具の姿に変えてしまいました。
ここで魔女は最初のバラを持ち出し「このバラが枯れるまでに、王子が真に人を愛し、その人から愛されることができるなら元の姿に戻してやろう」そう言って魔女は立ち去ります🌹
その後、ひょんな偶然から町娘のベルが城に住み込みで働きに来ます。王子の恐ろしい容姿に萎縮するベルですが、徐々に彼の内面にある優しさに触れ、打ち解けていきます。そして、幾多の困難を乗り越え2人は結ばれ、バラが枯れる前に王子にかけられた呪いは解けるのです。この有名なエピソードから「真実の愛」の花言葉が付けられました❤️🩹
きっと呪いが解けずに醜い容姿のままでもベルは王子を愛してくれた筈🐻本当に愛しているなら条件や容姿で人を判断しないよね。
#花 #バラ
#美女と野獣


ケイ
オキザリスはカタバミ科の多年草
花言葉は「喜び」
オキザリスはアフリカ南部が原産の多年草。非常に多様なバリエーションが存在し、世界中に約800種も分布しています。花期は、春咲き・秋咲き・冬咲き・四季咲きなど様々。ほぼ一年中見ることができます。そんな中でも今回ご紹介するのは冬咲きのオキザリス❄️11月から2月下旬にかけて長い期間、薄紅色の小さな花を咲かせます🌸
オキザリスはキリスト教と深い関わりのある植物。フランスやスペインではAlleluia(ハレルヤ)と呼ばれています⚜️これは「主を讃えよ」と言う意味です。何故このような名前が付けられてるかと言うと、オキザリスの花は、ちょうどクリスマス(キリストの誕生日)からイースター(復活祭)の頃まで花を咲かせ続ける事に由来します⛪️
キリスト(救世主)の誕生日を祝し、磔刑の後の復活を象徴する花として、オキザリスは信仰の対象となっているんです。そのため「喜び」の花言葉が付けられました✨
少し早い気もしますが、秋も終盤に差しかかり街中には煌びやかなクリスマスのイルミネーションが始まっています🎄今年も皆様がより良いクリスマスを送れることを祈ってオキザリスの花を.。.:*☆
#花 #オキザリス
#キリスト教 #クリスマス


ケイ
サルビアはシソ科アキギリ属の多年草
花言葉は「知恵」
サルビアは南米原産の熱帯植物🏝️主にブラジルやメキシコに多く分布しています。花期は6月から11月にかけて。長い期間にわたって真紅の鮮やかな花を咲かせます🌺熱帯原産なので暑さには強い反面、寒さには弱いのです。冬越しできず、一年草として終わるケースも少なくありません。
日本には明治時代に鑑賞用で輸入されました。それ以降、花壇や植え込みの定番となっています🪴小学生の頃に校庭で見たことがある人も多いのではないでしょうか?
サルビアの花からは甘い蜜が採れます🍯さらに葉っぱを擦り合わせるとパイナップルに似た甘い香りがする特徴があります。蜜を吸ったり、葉の香りを嗅いだり、子供の遊び道具にはもってこいの植物なんです。
サルビアの英名はスカーレット・セージ。セージはsageと表記し、賢明な、賢い、分別のあると言った意味で用いられます。そのため「知恵」の花言葉が付けられました。
サルビアは、「良く遊び、良く学べ」と言った子育ての理念を体現した存在なのかもしれませんね📚
#花 #サルビア


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花言葉は「長寿と幸福」
キクは中国原産の多年草。日本には奈良時代に渡来し、現代に至るまで長きにわたって親しまれて来ました。一般的に冬の花のイメージのある菊ですが、分類すると夏菊・夏秋菊・秋菊・寒菊の四つのカテゴリーに分かれています🌼春を除くと、ほぼ一年中お花を見ることができます。菊がいかに身近な存在かわかりますね。
今回ご紹介するのは秋菊。秋菊が咲き始める頃に、空が澄み切った青空になることから、その晴天を"菊晴れ"と呼びます。菊晴れが見えるのは晩秋の短い間のみ。秋の不安定な天候が落ち着き、やっと訪れた穏やかな気候。足元には一面に咲く菊の花が、見上げれば透き通るような青い空が、それぞれ私達を癒してくれます✨
風に乗せて菊のほのかな香りが皆さまの元に届きますように𓂃𓂂ꕤ*.゚
#花 #菊晴れ


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セージはシソ科アキギリ属の多年草
花言葉は「家族愛」
アメジストセージはメキシコ原産の多年草。熱帯を代表する植物の一つです。そのため耐暑性に優れ、日照りにも強い性質を持ちます。花期は9月〜11月にかけて。名前の通り宝石のアメジストのように鮮やかな紫色の花を咲かせます。まるでベルベットのような手触りと長く枝垂れた花穂が特徴的です🪻
セージはハーブの一種🌿お料理はもちろん薬用としても用いられます。主な効能は血流促進、高血圧予防、肩凝り改善、抗炎症効果、鎮痛作用がありとても優秀!お料理では、肉料理のスパイスとして臭みを消し・香り付けに使われています🍗豚肉とは特に相性が良くローストポークやハーブウィンナーによく入ってるので、ご存知の方も多い筈🍽️
セージは小さな花がたくさん寄り集まるように咲きます。その姿が子だくさんの家庭を想起させるので「家庭愛」の花言葉が付けられました。見た目は華やか、香りは優しいアメジストセージのお話でした𓂃⟡.·
#花 #セージ


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シネラリアはキク科の多年草
花言葉は「希望」
シネラリアは北アフリカ原産の植物。キク科のペリカルリス属に分類され、現地には14種が自生します🌿大航海時代にアフリカからヨーロッパに輸入されたシネラリアは、イギリスで交配が進み多様な品種が生み出されます⛵️𓂃𓈒𓏸これが世界中に普及し、園芸で人気を博しています。
花期は11月から翌年の5月まで。開花期間が非常に長いのが特徴です。そして何と言ってもシネラリアの魅力はカラバリの豊富さ🎨青・紫・ピンク・白・黄色・茶色・複合色など様々な色の花が存在します。特にブルーやパープルはキク科では珍しい色なので、昔から贈答品として重用されて来ました🎁
シネラリアはキク科にも関わらず、耐寒性が低く栽培には温室を必要とします。凄くデリケートで手間のかかる植物なんです🪴だから、野外でシネラリアを見かける機会はほとんどありません。
シネラリアの花は数々の条件が揃ってやっと咲きます🌸困難を乗り越える姿から「希望」の花言葉が付けられました。どんなに大変であろうと願いや目標が叶うといいですよね。皆さんにもシネラリアのご加護がありますように𓂃⟡.·
#花 #シネラリア


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オオハンゴンソウはキク科の多年草
花言葉は「死者の魂を呼び戻す」
オオハンゴンソウは北アメリカ原産の多年草。日本には明治時代に鑑賞用として輸入されました🪴非常に強い生命力と繁殖力を誇り、日本の在来植物を駆逐する勢いで増えています。現在では特定外来生物に指定され、栽培・保管・運搬・輸入・販売が全面禁止になっている植物です🚫環境省主導の下で各自治体が駆除に動いてますが、なかなか成果は上がっていません。
オオハンゴンソウの花期は7月から10月にかけて。大きな黄色い花を咲かせます🌼鑑賞目的に輸入されるだけあって、凄く見栄えのする花なんです。一見すると綺麗ですよね✨
日本では厄介者扱いされるオオハンゴンソウ。しかし、原産地である北米では古くから薬草として重用されて来ました🌿主に抗炎症効果や利尿作用、気管支炎や喘息の症状を和らげる効能があります。死にかけた人が生き返った伝説があるほどです。
薬草から厄介者へ…地域が変われば評価も変わる。オオハンゴンソウのお話でした𓂃𓂂ꕤ*.゚
#花 #オオハンゴンソウ


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霜月(旧暦11月)
11月が始まりましたね。月初めの挨拶も兼ねて、旧暦における月の呼称と季節の花を一つセレクトしてご紹介します❁⃘*.゚
旧暦では、和風月名(わふうげつめい)と言われる月の呼び名を使用していました。和風月名は中国から導入された太陰太陽暦をベースとして、季節の行事(二十四節気)と結び付けた日本固有の暦です。
旧暦における11月の呼称は霜月。霜が降りる季節であることから霜降月と呼ばれ、時代とともに音が短縮され「霜月」になりました。本格的に寒さが訪れる前ぶれの1ヶ月❄️それが霜月なんです𓂃𓈒𓏸
今回ご紹介するお花はシマカンギク🌼シマカンギクは近畿地方以西に分布する野菊の一種。花期は10月から12月にかけて。昔から生薬の原料として重用され、抗炎症作用や解熱効果があります。風邪が流行る今の時期にピッタリな薬草です🌿
シマカンギクの花言葉は「高潔」
寒さに耐えて清らかな花を咲かせることに由来します。秋が終わり徐々に冬へと向かう1ヶ月。年末まで忙しない日々が続きますが、どうか無理なさらずに。この時期ならではの美しい紅葉や花々が皆さんの憩いになりますように𓂃𓂂ꕤ*.゚
#和風月名 #旧暦 #11月
#シマカンギク


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ガーベラはキク科ガーベラ属の多年草
花言葉は「希望」
ガーベラは南アフリカ原産の宿根草。温暖な気候を好み育てやすく、広い地域に分布しています。日本には明治時代に渡来しました。花期は4月〜11月にかけて。四季咲きの特性を持ち室内で温度管理すれば、年間通して花を咲かせることが可能です。花色はピンク🩷赤❤️白🤍黄色💛オレンジ🧡などバリエーションに富んでいます。
アフリカからもたらされたガーベラはヨーロッパにおいて品種改良され、現在世界では2000種以上存在します🌍園芸用として世界各地で栽培されるとても人気の高い花です🪴
和名はセンボンヤリ。面白いネーミングですよね。聞いての通り千本の槍に由来します。ガーベラの密集して花が咲く性質から"千本"、そして長い花茎がまるで槍のように見えることからセンボンヤリの和名が付けられました。
ガーベラは一輪でも存在感のある花で、鮮やかな花色が見る人を明るい気持ちにさせてくれます。「希望」の花言葉に相応しい存在ですよね🌸
#花 #ガーベラ


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マリーゴールドはキク科の多年草
花言葉は「変わらぬ愛」
マリーゴールドはメキシコ原産の熱帯植物。園芸用に人気で世界中に広まっています。普及する経由地の違いから、フレンチ・マリーゴールドとアフリカン・マリーゴールドの2タイプに分かれます。両者は草丈や花の形で見分けることが可能です。一般的に私達が目にするのはフレンチ・マリーゴールド。草丈が短くコンパクトなタイプです🌱
花期は5月から11月にかけて。小さなオレンジ色や黄色の花を咲かせます🌼熱帯原産なので、非常に高い耐暑性を誇ります。その反面、寒さには弱いので冬越しできずに一年草として終わるケースも少なくありません。近年は温暖化の影響で暖冬続きなので、マリーゴールドにとっては追い風になってるでしょう。
ここで一つマリーゴールドに関する伝説をご紹介します。舞台はお馴染みのギリシャ神話⚜️
昔あるところに一人の少女がいました。彼女の名前はカルタ。カルタは太陽神アポロンに恋をしてしまいます💛それから彼女は生涯に渡って毎朝、日の出を待ち続けたそうです🌅そんなカルタの献身を認めたアポロンは、死後に彼女の姿を花に変えて側に置きました。これがマリーゴールドです。
このエピソードが由来となり「変わらぬ愛」の花言葉が付けられました。マリーゴールドは太陽の表象。諦めなければ、いつか想いは通じるのかも☀️𓂃⟡.·
#花 #マリーゴールド
#ギリシャ神話


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#猫 #猫のいる生活
#うちの子の可愛い瞬間

🎃 Nyarowin🎃
参加

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ホトトギスはユリ科ホトトギス属の多年草
花言葉は「永遠の若さ」
ホトトギスは日本原産の多年草。北海道から九州まで広い地域に分布しています。日陰で湿った場所に自生しているので、目立たず認知度が低い植物です🌿
花期は8月から10月にかけて。赤紫色で漏斗状の花を咲かせます。花の斑点模様が鳥のホトトギスの胸元にある柄に似ていることから、ホトトギスと名付けられました。かなりインパクトのある見た目ですよね。
ホトトギスは口の中が赤く、まるで血を吐いた飛沫が胸元にあるような鳥です🩸古くから不吉な存在として避けられていたのですが、ある有名な歌人がペンネームとしてホトトギスの名前を採用したことで脚光を浴びます🐧
彼の名前は正岡子規。明治期に活躍した国文学者です。子規とはホトトギスを漢語で表記したもの。正岡子規は21歳にして結核を患い、吐血を繰り返していました。そんな自身の境遇と重ね合わせて"子規"を名乗ったようです。
鳴いて血を吐くホトトギス
花言葉の「永遠の若さ」は、もっと生きたかった…そんな子規の切なる想いが込められているのでしょう。彼はその短い人生を賭して数々の名作を世に残しました📝もしかしたら、後々まで語り継がれる作品が子規に永遠の命を与えたのかもしれませんね𓂃𓂂ꕤ*.゚
#花 #ホトトギス
#正岡子規


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ナデシコはナデシコ科ナデシコ属の多年草
花言葉は「純粋な愛」
ナデシコは世界中に分布する多年草。アジア・ヨーロッパ・アフリカ・アメリカなど各地域に様々なバリエーションが存在します🌏日本にもカワラナデシコという固有種があり、古来から親しまれて来ました。
花期は4月〜11月にかけて。鳥の羽根に似た小さな花を咲かせます。耐暑性と耐寒性に優れ、夏の猛暑にも霜が降りる冬にも難なく耐えることができます。可憐な見た目に反して、適応力が高く強い植物です。だからこそ世界中に広まったのかもしれませんね。
また、ナデシコは秋の七草の一つで奈良時代から和歌の題材になっています🌿花の美しさを女性に喩えて詠んだ歌は数多く、かの有名な"大和撫子"という表現もここから来ているんです📝
ナデシコの名前は、「撫でたくなるほど愛しい子」に由来します。可愛いらしい容貌からそう名付けられた訳です。親から子へ愛情を象徴する存在として「純粋な愛」の花言葉が付けられました🌸
ナデシコは世界各国にあるので、各地域ごとに伝説やエピソードがあります。いずれまた形を変えてご紹介しますね📚
#花 #秋の七草 #ナデシコ


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千日紅はヒユ科センニチコウ属の一年草
花言葉は「変わらぬ愛情」
センニチコウはメキシコやパナマなど熱帯アメリカ原産の一年草。日照りや乾燥、暑さに強い非常にタフな品種です。日本には江戸時代に渡来しました。花期は5月から11月にかけて。目立たないごく微細な花を咲かせます。よく勘違いされますが、画像の紅いぼんぼり型の物は「苞」(ほう)と呼ばれる葉が変形したもので、花ではありません🌿紛らわしいですよね。
センニチコウは開花期間が長く、百日紅(サルスベリ)よりも花持ちが良いため"千日紅"と名付けられました🌸もちろん1000日(約3年間)は流石に誇張です!しかし、これだけ長期間にわたって咲く花は珍しく、決して大それた名前ではないのです。
また、センニチコウはドライフラワーにすると長い期間、色褪せずに鮮やかな色を保つことが可能です。この性質から「変わらぬ愛情」の花言葉が付けられました。ただでさえ、長い花の寿命をドライフラワーという形で延長できる。センニチコウはまさに不朽の象徴とも言える存在ですね✨
#花 #千日紅


ケイ
ススキはイネ科ススキ属の多年草
花言葉は「生命力」
ススキは東アジア原産の多年草。主に日本や中国、韓国に分布しています。先日ご紹介したヤマハギと同様に「秋の七草」の一つです🌿花期は8月から10月にかけて。茎の先端に房状の穂を出して花を咲かせます。我々が知るススキの姿は実はお花なんです🌾意外ですよね!ススキの花穂が動物の尾に似てる事から「尾花」の別称もあります。
また、ススキは建材としても優秀。伝統的な日本家屋における"茅葺き屋根"の材料となってるのはススキです。そのため昔は茅場としてススキを育てる場所が全国にありました。今は用途が減少し、ススキを見かける機会も減りましたが、日本人の暮らしに無くてはならない存在だったのです。
ススキの名前は「すくすく」育つ「木」に由来します。野焼きで一度燃え尽きても🔥根っこさえ残っていれば翌年にまた再生します🌱非常にタフな植物なので「生命力」の花言葉が付けられました。
秋を代表する七草の一つにして、お月見の立役者🎑ススキのお話でした𓂃⟡.·
#花 #秋の七草 #ススキ


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ヤマハギはマメ科ハギ属の落葉樹
花言葉は「柔軟な精神」
ヤマハギは東アジア原産の落葉低木。日本にも古来から存在し、北海道から九州にかけて広く分布しています。花期は7月から10月にかけて。紅紫色の蝶のような花を咲かせます。日当たりの良い草原や山野に自生し、しなやかで長い枝が特徴的です🌿
また、ヤマハギは「秋の七草」の一つ。秋の七草とは萩(はぎ)、尾花(おばな)、葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじはかま)、桔梗(ききょう)の七つの草花です。春の七草が食用なのに対して、秋の七草は観賞用とされています。飾ったり、和歌の題材として親しまれて来ました📝
秋の七草は『万葉集』にも多く登場し、中でも萩(はぎ)を詠んだ歌は142首。花を詠んだ句の中では最多です!てっきり桜が一位かと思ってましたが意外ですよね。それぐらい昔から日本人に馴染み深い花なのです🌸
ヤマハギの枝垂れる枝の曲線から「柔軟な精神」の花言葉が付けられました。一つ一つは小さく目立たないですが、とても綺麗な花です。皆さんも外出した際は探してみてくださいね。
#花 #山萩 #秋の七草


ケイ
バラはバラ科バラ属の落葉樹
花言葉は「美」
バラはヒマラヤから中国西部を原産とする落葉樹。太古から存在し、その美しさ故に様々な改良種が生み出されて来ました。カラバリも赤・白・ピンク・黄色・オレンジなど豊富です。しかし、青いバラだけは唯一ありません。今日は、なぜ青バラが存在しないのか、由来となる伝説をご紹介します💙
今回の舞台もまたギリシャ神話⚜️
昔あるところに美しいニンフがいました。ニンフとは、女性の姿をした自然の精霊です🧚主に山・川・木・洞窟などに宿ります。ニンフは不老長寿ですが、不死ではありません。宿り先となる自然が破壊されると、ニンフも亡くなってしまいます。
絶世の美貌を誇るニンフでしたが、ある日、宿り先となる大樹が落雷によって消失してしまいます⚡️それでニンフも命を落とします。その事を神々は不憫に思い、ニンフの亡骸を花に変えることにしました。愛の女神アフロディーテは美しさをもたらし、風の神ゼピュロスは太陽の陽光を届け、酒神のデュオニソスは甘い蜜と高貴な香りを与えました。こうして誕生したのがバラです🌹✨
最後に花の女神クロリスが死や悲しみを連想させる「青」をバラから取り除きます。青いバラが存在しないのは未来永劫美しいバラが残って欲しいという神々の優しさから来ているんです𓂃⟡.·
普段ロクなことをしないギリシャの神様達。たまには一致団結して良い事もするんですね💭
#花 #バラ #ギリシャ神話


ケイ
金木犀はモクセイ科モクセイ属の常緑樹
花言葉は「気高い人」
キンモクセイは中国原産の常緑高木。中国では桂花の名で呼ばれ、日本には江戸時代に渡来しました。この時に渡来したのは雄株だったため実を付けることができず、現存する日本のキンモクセイは全て挿し木で増えた物です。謂わば、同じ遺伝子を持つクローンなのです。
花期は9月から10月にかけて。オレンジ色の小さな花が寄り集まるようにして咲きます🌼花は濃厚な甘い香りを放ち、春のジンチョウゲ(沈丁花)、夏のクチナシ(梔子)に並んで三大香木として定評があります。
また、花は食用にもなります。花冠を乾燥させて酒に漬け桂花陳酒にしたり、茶葉に混ぜて桂花茶にするのが一般的な使われ方です🫖花には薬用成分も豊富に含まれていて、滋養強壮、食欲増進、不眠改善にも効果が見込まれています。香りに注目されがちですが、実は健康に良い食材なんです🌿
キンモクセイは萎れる前に花を落ちる性質があります。美しいまま花を散らす潔さから「気高い人」の花言葉が付けられました。散った後はまるでオレンジ色の絨毯のように美しく、咲いた花と散った花で2度楽しめます✨
キンモクセイの開花期間は3〜4日程度。非常に短い日数で終わってしまうので見逃してしまう方も少なくありません。そんなキンモクセイの見頃はちょうど今!皆さんも甘い香りを頼りに探してみてくださいね。
#花 #金木犀 #桂花


ケイ
丸葉縷紅はヒルガオ科サツマイモ属の一年草
花言葉は「常に愛らしい」
マルバルコウは熱帯アメリカ原産の蔓植物。日本には江戸時代に観賞用に輸入されました。今では野生化し、大豆やトウモロコシなどの植物の成長を阻害するため駆除対象にもなっています。花期は8月から11月にかけて。紅色の漏斗型の花を咲かせます🌸
紅い花を咲かせ、丸い(ハート型の)葉を持つことから、"丸葉縷紅"と名付けられました。NHKの朝ドラ『らんまん』のモデルになった植物学者・牧野富太郎が付けた名前です。実際に彼の著書である『牧野日本植物図鑑』にはマルバルコウが図説入りで紹介されています📚外来種とは言え、日本人に馴染みの深い植物であることが伺えますね。
マルバルコウは、生い茂った緑の茎葉の中で鮮やかな紅色の花がまるで宝石のように見えることから「常に愛らしい」の花言葉が付けられました🌿
可愛らしいけど、農家さんにとっては厄介者!マルバルコウのお話しでした。
#花 #マルバルコウ
#牧野富太郎


ケイ
玉簾はヒガンバナ科タマスダレ属の多年草
花言葉は「期待」
タマスダレはブラジル原産の球根植物🇧🇷日本には明治初期に輸入されました。それが野生化し、今日では全国に分布しています。花期は7月から10月にかけて。切れ長の真っ白な花を咲かせます。耐暑性・耐寒性ともに優れ、陽当たりさえ良ければ、乾燥地でも湿地でも問題なく育ちます。とても環境への順応性の高い品種なんです🌱
白い小さな花が「玉」に、細長い葉が集まってる様子が「簾」に似ているので"タマスダレ"と名付けられました。なかなか風流な名前ですよね🌸
タマスダレの学名はZephyranthes。これはギリシャ神話に由来します⚜️風を司る神ゼピュロス。彼は、花の種を風に乗せて運び、世界中に花を咲かせています。その中でもタマスダレはゼピュロスのお気に入りの花だったのです。故に風の神の名前にちなんでゼフィランタスと呼ばれています。西洋でゼフィランタスは吉兆の象徴で「期待」の花言葉が付けられました。
一見小さく目立たないお花ですが、不思議と印象に残る存在です。皆さんも一度は見たことがあるんじゃないかな?タマスダレのお話でした𓂃⟡.·
#花 #タマスダレ


ケイ
神無月(旧暦10月)
今日から10月が始まりましたね。月初めの挨拶も兼ねて、旧暦における月の呼称と季節の花を一つセレクトしてご紹介します❁⃘*.゚
旧暦では、和風月名(わふうげつめい)と呼ばれる月の呼び名を使用していました。和風月名は中国から導入された太陰太陽暦をベースとして、季節の行事(二十四節気)と結び付けた日本固有の暦です。旧暦なので現在とは1ヶ月ほどのズレが生じています。
そんな旧暦における10月の呼称は神無月。この期間は全国の神々が出雲の国(島根県)に集まって会議をします。そのため各地の神々が不在になるので、神が居なくなる月…つまり「神無月」と呼ばれるようになりました。逆に全国の神々が一堂に揃う出雲では「神有月」の呼称が使われています。面白いですよね。平たく言えば、神様の出張シーズンな訳です。
今回ご紹介する季節の花は白花曼珠沙華。ヒガンバナとショウキズイセンを交配させて作られました。一見すると、白いヒガンバナに見えますが正確には交配種なんです。主に九州など温暖な地域に自生しています。花言葉は「また会う日を楽しみに」
人間も神様も秋は大忙し!多忙なシーズンを乗り越えた後は、大切な方と再会できるといいですね。神無月と白花曼珠沙華のお花でした𓂃𓂂ꕤ*.゚
#和風月名 #旧暦 #10月
#彼岸花


ケイ
ニラはヒガンバナ科ネギ属の多年草
花言葉は「多幸」
ニラは中国🇨🇳原産の野草。日本には弥生時代に中国から輸入されました。以降1000年以上、長きにわたって日本の食を支えて来た食材です。古語で「美味しい」を意味する「美良(ミラ)」が変化して"ニラ"と呼ばれるようになったそうです。昔から味に定評があったんですね。
花期は8月下旬から10月下旬にかけて。白い小さな花を咲かせます。食用としてニラを育てる際は、花に養分を取られてしまうため蕾の段階で摘み取る必要があります。だから、通常はニラの花を目にすることはないのです❁⃘*.゚
野菜としての収穫時期は4月〜8月にかけて。茎や葉を食用として用います。弾力があり艶やかな緑色をしたものが良品とされ、ツンとする特有の刺激臭は加熱すると和らぎます🥗
ニラに含まれる主な栄養素は、抗酸化作用が強く粘膜の保護に繋がるβカロチン、高血圧の予防効果があるカリウム、カルシウムの維持に不可欠なビタミンK、疲労回復を助けるアリシンのほか葉酸、ビタミンC、ビタミンAなどが豊富に含まれています。疲労回復から風邪や生活習慣病の予防、美容効果まで幅広い効能がある百薬の長とも言える野菜です。
ニラは滋養強壮に優れ、食べると元気になることから「多幸」の花言葉が付けられました。匂いは強烈ですが、その効能は折り紙つき!スーパーフードのニラのお話でした🌿
#花 #ニラ


ケイ
曼珠沙華はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草
花言葉は「また会う日を楽しみに」
馴染みの無い名前に感じる方もいると思いますが、曼珠沙華(マンジュシャゲ)とはヒガンバナの別称です。
今日はそんな曼珠沙華の名前の由来についてご紹介します。曼珠沙華は仏教にまつわる聖なる花。サンスクリット語で「天界に咲く美しい花」を意味します⚜️仏教の法典『法華経』に登場し、おめでたい事が起きる前兆に天から降って来る伝説があります𓂃⟡.·曼珠沙華の名前は仏教の伝来とともに日本に伝わったので、ヒガンバナよりも古い呼び名なのです。ちょうど花が咲く時期がお彼岸と重なるため"彼岸花"と呼ばれることが多くなっていきました。
今ではすっかりヒガンバナの呼び方が定着し、物悲しく暗いイメージのあるお花ですが、元来は幸福の象徴とも言える存在なんです🌺
ヒガンバナは花が咲く頃には葉が枯れ落ち、花が終わるとまた葉が生い茂る性質があります。花と葉が同時に見られない植物なので「また会う日を楽しみに」という再会の願いを込めた花言葉が付けられました。
呼び名一つでイメージも変わる!実はとってもポジティブなお花❁⃘*.゚曼珠沙華のお話でした。
#花 #ヒガンバナ #曼珠沙華


ケイ
トレニアはアゼナ科ツルウリクサ属の多年草
花言葉は「ひらめき」
トレニアは東南アジア原産の多年草。18世紀初頭に東インド会社の商船に同乗していた司祭オーロフ・トレーンにより発見され、園芸用の品種として人気を博し、世界中に広まりました⛵️𓂃𓈒𓏸彼の名前にちなんで"トレニア"と名付けられています。
花期は4月から11月にかけて。非常に長い期間、花を咲かせます。暑さに強い反面、乾燥や寒さには脆いため冬越しできずに一年草として終えるケースも少なくありません。タフさと繊細さの両面を合わせ持つ植物なんです。
トレニアの雌しべの先端は2つに分かれていて、触れると素早く閉じる性質があります。この俊敏な動きから「ひらめき」の花言葉が付けられました✨
トレニアは元々東南アジアが原産の植物ですが、日本も含めて現地では利用の用途が無い雑草として扱われていました🌱それを外国人が見つけたことで評価が逆転し、注目されるようになったのです。今日、街中でたくさんのトレニアを見れるのは、オーロフ・トレーンのおかげと言っても過言ではないでしょう🌸
なかなか自分の国の物の良さって自覚できないところがありますよね。トレニアのお話でした𓂃⟡.·
#花 #トレニア


ケイ
ベゴニアはシュウカイドウ科の多年草
花言葉は「片想い」
ベゴニアは世界中に2000種以上存在する多様な植物。熱帯から亜熱帯の地域に多く分布しています。日本でよく目にするのは、画像のベゴニア・センパフローレンス🌸ブラジルが原産で花壇や植え込みに用いられています🇧🇷
花期は4月から11月にかけて。四季咲きの特性を持っているので、室内で温度管理をすれば年間を通して花を咲かせることが可能です。花色も白、ピンク、赤、オレンジ、黄色とバリエーション豊富で、葉の艶やかな緑にも定評のある植物です🌿
ベゴニアの葉は左右で大きさも形も違うのが特徴です。さらに葉がハート型に見えるため「片想い」の花言葉が付けられました。ちょっと悲しいですよね。流石にベゴニアを贈られたらどんな鈍い相手でも気付いてくれそう💭
切ない恋の花❤️🩹ベゴニアのお話でした𓂃⟡.·
#花 #ベゴニア


ケイ
ハツユキソウはトウダイグサ科の多年草
花言葉は「祝福」
ハツユキソウは北アメリカ原産の多年草。本来なら多年草ですが、寒さに弱く冬越しできないため一年草として扱われています。日本には江戸時代末期に渡来し、園芸用に用いられてきました。
花期は7月から10月にかけて。目立たない小さな白い花を咲かせます。画像ではわかりにくいですが葉の付け根にある丸い突起のような物が花です❁⃘*.゚花が咲く頃になると葉の縁が白く色付きます。この縁取り部分がまるで雪が積もったように見えることから"初雪草"と名付けられました。
欧米ではハツユキソウを結婚式の贈り物にする風習があります🎁そこから「祝福」の花言葉が付けられました。ハツユキソウの花盛りは夏から初秋。まだまだ暑い時期です。雪のように白い葉は涼しげで、暑さを和らげてくれます。この投稿をご覧になった皆さんにもひと時の憩いが訪れますように🌱
夏場に咲く雪の花❄️ハツユキソウのお話でした𓂃⟡.·
#花 #ハツユキソウ #真夏の雪


ケイ
バラはバラ科バラ属の落葉樹
花言葉は「約束を守る」
昔からバラは多種多様なバリエーションが存在し、色ごとに花言葉が設定されています🎨そして、その背景には何らかの由来や関連するエピソードが存在します。今日は趣向を変えて白バラにまつわる話をご紹介しますね📚
今回の舞台はドイツ🇩🇪(1933〜45)
ワイマール共和国が終わりを迎え、ナチスによる独裁政権が台頭して来た時代です。当時、軍拡と対外侵略、ユダヤ人の排斥など過激な政策を次々に打ち出すナチスへの反発はドイツ国内にもありました💥しかしながら、軍事力による抑圧で誰も真っ向から反対する事ができません。
そんな中で立ち上がったのが「白バラ」(die Weiße Rose)と呼ばれるミュンヘン大学のグループです。白バラは非暴力の反ナチス運動で、『白バラ通信』と呼ばれるビラを作成し、配布していました📝最終的には白バラのメンバーはナチスに捕らえられ、処刑されてしまいます。歴史的に見れば、白バラによる活動は当時の世情に何ら影響するものではありませんでした。しかし、厳しい弾圧と監視の下で学生達が必死に世の中を変えようとした姿は現在になって再評価されています。
何色にも染まらない真っ白なバラは強い信念の象徴として扱われて来ました。「約束を守る」の花言葉もそれに由来します。なぜ反ナチスの運動にシンボルとして採用されたのか不明ですが、何か心に決めた事を貫く勇気をくれるのかもしれませんね🌹︎𓂃⟡.·
#花 #バラ #白バラの祈り


ケイ
エゾミソハギはミソハギ科ミソハギ属の多年草
花言葉は「不屈の精神」
エゾミソハギはユーラシアと北アフリカ原産の多年草。北半球の広範な地域に分布し、湿地に自生します。花期は7月から9月にかけて。薄紫色のラベンダーに似た形状の花を咲かせます。日本では蝦夷地(北海道)に多く、昔から禊ぎの儀式に使われる萩のなのでエゾミソハギと名付けられました。
また、エゾミソハギは耐暑性・耐寒性ともに優れ、非常にタフな植物。どんな土地にも高い適応力を誇るため、世界中に広がっています🌏国際自然保護連合(IUCN)によって「世界の侵略的外来種ワースト100」に認定されるほど海外では厄介な存在なのです🌿
まさに生命力の権化とも言えるエゾミソハギ。厳しい環境を物ともせず美しい花を咲かせることから「不屈の精神」の花言葉が付けられました。
不屈とまではいかなくても、その精神の強さをエゾミソハギから分けて貰えると良いですよね𓂃𓂂ꕤ*.゚
#花 #エゾミソハギ


ケイ
ヒルガオはヒルガオ科ヒルガオ属の一年草
花言葉は「絆」
ヒルガオは東アジア原産の一年草。日本や中国、朝鮮に多く分布し、漢方の原料として用いられて来ました。花期は6月から10月にかけて。アサガオに似た白く円形の花を咲かせます❁⃘*.゚
ヒルガオの花は朝から夕方にかけて咲き続けます。これが朝に咲き始めて午後には萎んでしまうアサガオとの対比になり「昼の顔」つまりヒルガオと名付けられたそうです☀️
ヒルガオの歴史は古く、奈良時代から日本に自生していました。主に薬用として用いられ、利尿作用があり、高血圧や糖尿病予防にも効果があります🌿最初は薬草として使われていたヒルガオでしたが、江戸時代になると園芸ブームに乗り、鑑賞を目的に様々な品種が生み出されます。現代に至るまで身近な植物として親しまれて来ました。
花言葉の「絆」は、ヒルガオの蔓が絡まる様子に由来します。人がお互いに関わって繋がるのを象徴するヒルガオ。素敵なお花ですよね✨
#花 #ヒルガオ


ケイ
夏水仙はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草
花言葉は「深い思いやり」
ナツズイセンは中国原産の球根植物。花期は8月から9月にかけて。淡いピンク色のラッパ状の花を咲かせます🌸葉が水仙に似ていて、夏に開花することから"夏水仙"と名付けられました。耐寒性・耐暑性ともに優れた品種なので、植えっぱなしで放置できるのが魅力。近年の猛暑に耐えられる貴重な花の内の一つです🏝️
ナツズイセンには変わった性質があります。それは、春に伸びた葉が夏になると枯れ落ちてしまうこと。花が咲く頃に葉が残らずサッパリとした印象になります。花が終わったら、また葉が出て来るサイクル♻️を繰り返します。葉っぱとお花が同時に見れない植物なんです。珍しいですよね。
ナツズイセンはヒガンバナ科に属する植物。お彼岸にちなんで故人を偲ぶ花言葉が共通して付けられています。ナツズイセンの「深い思いやり」もそこに由来します。
もうすぐお彼岸。まだヒガンバナが咲き始めるには早いかなと思うので、ナツズイセンをご紹介しました。此岸から彼岸までナツズイセンの優しさが届きますように𓂃⟡.·
#花 #ナツズイセン #お彼岸


ケイ
ジニアはキク科ヒャクニチソウ属の一年草
花言葉は「不在の友を思う」
ジニアはメキシコ原産の一年草。18世紀末にヨーロッパに持ち込まれ、園芸用の品種として様々な改良がなされて来ました。日本へは江戸時代末期に輸入され、現在に至るまで長く親しまれています。花期は5月から11月にかけて。花色は、白、赤、オレンジ、黄色、クリーム色、藤色、紫など非常に多いバリエーションを誇ります✨
また、気温が下がってくる秋に花色が鮮やかになる珍しい性質を持っています。寒暖差が発色に影響するのです。ジニアは夏の花ですが、見頃はむしろ秋と言って差し支えないでしょう🌸
ジニアは日本で"浦島草"の別称があります。これは、長く伸びる糸状の花の一部が浦島太郎が釣り糸を垂らしている様子に見えることに由来します。浦島太郎は助けた亀から恩返しを受け、竜宮城で数百年の時を過ごします。再び陸に戻って来た時には多くの友人を失ってしまいました🐢この時の後悔と孤独から「不在の友を思う」の花言葉が付けられました🫧𓂃𓈒𓏸
何かに夢中になってる間に他の大切な物を失うのはあるあるかな…ちょっと切ないジニアのお話でした(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚
#花 #ジニア #浦島太郎伝説


ケイ
瑠璃溝隠はキキョウ科ミゾカクシ属の多年草
花言葉は「慎ましい愛」
ルリミゾカクシはアフリカ南部原産の多年草。主にマラウィ、ナミビア、南アフリカに分布しています。熱帯植物ですが、暑さにも寒さにも弱いので一年草として枯れてしまうこともしばしば。案外デリケートな品種なんです。
花期は4月から7月にかけて。瑠璃色の花が溝を埋め尽くすように咲く様子から"瑠璃溝隠(ルリミゾカクシ)"と名付けられました。ガーデニング用の品種として人気で、花壇やハンギングバスケットによく用いられています🪴隙間なくびっしり咲く様子は、まるで花の絨毯のようで圧巻です𓂃⟡.·
ルリミゾカクシは草丈8cm〜15cmの小さな植物🌿花を咲かせる姿はとても控えめなので「慎ましい愛」の花言葉が付けられました。確かに一つ一つの花は目立たないのですが、たくさんの花が集まれば印象はガラリと変わります。団結は力!その言葉を体現したようなルリミゾカクシの花のお話でした❁⃘*.゚
#花 #ルリミゾカクシ
#花の絨毯


ケイ
ドクダミはドクダミ科ドクダミ属の多年草
花言葉は「自己犠牲」
ドクタミは東アジア原産の多年草。ハート型の葉っぱが特徴的で、湿地や日陰に多く自生します。花期は5月から8月にかけて。白い4枚の花びらに似た萼片を持ち、中央部に密集した細かい花を咲かせます。よく勘違いしますが、私達がドクタミの花だと思ってる白い部分は花ではないのです。
ドクダミと言うと、毒を有してるようなネーミングですが、実は全く毒はありません。逆に毒を矯める(ためる=収める)すなわち毒を止めるところからドクダミと名付けられました🌿
ドクダミは昔からデトックス効果が注目され、漢方や薬膳に用いられてきました。具体的な効能は、含有物質クエルシトリンが利尿作用を持ち、老廃物を体外に排出する働きがあります。手足のむくみ、冷え性、倦怠感などに効果があるそうです。該当する症状にお悩みの方は是非試してみてくださいね🍵
ドクダミは、古くから薬草として用いられ、身を挺して多くの人を助けてきたので「自己犠牲」の花言葉が付けられています。知れば意外な魅力があるドクダミのお話でした𓂃𓂂ꕤ*.゚
#花 #ドクダミ #薬膳


ケイ
糸葉春車菊はキク科コレオプシス属の多年草
花言葉は「楽しむ心」
糸葉春車菊(イトバハルシャギグ)は北アメリカ原産の多年草🇺🇸日本には明治時代にアメリカからの貨物に紛れて渡来しました。以降、持ち前の強い繁殖力を活かし全国に分布しています。花期は6月から9月にかけて。コスモスを小さくしたような黄色い花を咲かせます。
かつて糸葉春車菊は、本国アメリカでも雑草扱いでしたが、20世紀後半に園芸用の品種として人気になり、現在では100種類以上の改良種・派生種が存在します🌱
夏に咲く花なのに"春"の名前が付けられてるのは違和感がありますよね。これには謂れがあるんです。糸のように細い葉を持ち、春車菊(ハルシャギク)に似た花であることから"糸葉春車菊"の名前が付けられました🌼
明るい黄色い花が長く咲き続けるのが花言葉の由来です。皆さんも「楽しむ心」を持って日常を過ごせますように𓂃⟡.·
#花 #糸葉春車菊


ケイ
オニユリはユリ科ユリ属の多年草
花言葉は「威厳」
オニユリは東アジア原産の球根植物。主に日本や中国、朝鮮半島に分布しています。草丈は1m〜2mにまで達する大型のユリ。花期は7月から8月にかけて。オレンジ色で暗褐色の斑点がある花を咲かせます。耐暑性・耐寒性ともに優れる非常タフなお花で、その独特な容貌は海外の園芸家の中でも人気を得ています🌿
オレンジ色の花に黒い斑点がある姿が、まるで赤鬼のように見えることから"鬼百合"と名付けられました。また暑さに強く、強健で生命力に富んだ存在なので、鬼の力を宿した植物とも言われています👹
オニユリは食用としても優秀!鱗茎は「ユリ根」として昔から食べられて来ました。実際にホームセンターでは、オニユリは菜園コーナーに野菜として売られています。良かったら、コメント欄にユリ根を使った料理を載せておくので、興味ある方はご覧ください🍽️
ユリ根はカリウム、食物繊維、葉酸を豊富に含み、高血圧予防や整腸作用にも効果があります。鬼の力が宿るスーパーフード🥔鬼百合のお話しでした𓂃⟡.·
#花 #鬼百合 #ユリ根


ケイ
ブローディアはユリ科トリテレイア属の多年草
花言葉は「受け入れる愛」
ブローディアは北アメリカ原産の球根植物。日本には明治時代にアメリカから渡来しました。以降、初夏を彩る園芸用の品種として人気を博してます。花期は5月から7月にかけて。6枚の花弁から成る星型の花を咲かせます。花色は青・紫・ピンク・赤・黄色などバリエーションに富んでいます🌸
ブローディアは北半球の寒い地域に原生する植物。故に強い耐寒性を誇る反面、暑さには弱いのです。近年の温暖化が進行する日本では適さない植物と言っていいでしょう🏝️初夏に花を咲かせた後、地上部が枯れて休眠する性質を持っています。季節が巡り気象条件が整えば、春に芽吹き放任でも育ちます🌱
ブローディアの星形の花が上向きに咲く姿は相手を肯定するシンボルにもなっています。そのため「受け入れる愛」の花言葉が付けられました。実際に女性が男性から告白された折に返答にブローディアを贈られることもあったそうです💌
男性が貰えたら万々歳なお花❁⃘*.゚
ブローディアのお話しでした☆
#花 #ブローディア


ケイ
ニチニチソウはキョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草
花言葉は「楽しい思い出」
ニチニチソウはマダガスカル原産の多年草🏝️本来は多年草ですが、寒さに弱く北半球では冬越しできないので、一年草として扱われるケースがほとんどです。しかし、近年温暖化の影響で冬越しが容易になり、多年草として見なされるケースが多くなりました☀️𓂃⟡.·
花期は5月から11月にかけて。5つの花弁から成る平咲きの可愛らしい花を咲かせます。花の色は白、ピンク、赤、赤紫など様々。初夏から晩秋にかけて日々絶え間なく花が咲き続けるため、日々草(ニチニチソウ)と名付けられました🌸
「楽しい思い出」は次々に開花する賑やかさにちなんで付けられた花言葉とされています。ニチニチソウの花言葉をお借りして、あなたの思い出のアルバムに「楽しい思い出」を増やしていけますように𓂃𓂂ꕤ*.゚
#花 #ニチニチソウ
#楽しい思い出


ケイ
テッポウユリはユリ科ユリ属の多年草
花言葉は「清純」
テッポウユリは日本原産の球根性植物。日本全土に分布しています。花期は6月から8月にかけて。白くラッパのような形をした花を咲かせます。甘く優しい香りに定評があり、暑さにも強いため、夏を彩る代表的な花の一つになってます。
テッポウユリの名前は、ラッパ銃に似た花の形をしていることに由来します。ラッパ銃とは銃口がラッパのように広がった散弾銃。幕末の日本で小型火器として活躍しました。坂本龍馬が護身用に持っていたことが有名です。皆さんも見たことはある筈。コメント欄に画像を貼っておきますね。
そんなテッポウユリにまつわる伝説を一つご紹介します⚜️キリストが十字架に磔刑になり、命を落とした時のことです。ゲッセマネの園に大量の白いユリが現れたそうです。キリストが死の際に受けた苦しみや痛みは汗となって地面に流れ落ち💦それが白いユリになったと言い伝えられています❁⃘*.゚
以降、キリスト教においてはユリを神聖な存在とみなし、復活祭の時に教会の祭壇にユリを飾る風習ができました。これを"イースター・リリー"(Easter Lilly)と呼びます。ユリはキリストの受難と復活を象徴なので「清純」の花言葉が付けられました。
キリスト教とは切っても切り離せない花ꕤユリのお話しでした𓂃⟡.·
#花 #キリスト教


ケイ
ドラセナはキジカクシ科ドラセナ属の常緑樹
花言葉は「困難を乗り越える力」
ドラセナはアフリカ原産の常緑低木。熱帯の地域に多く分布しています。非常に多くのバリエーションを持ち、アフリカ全土に50種類以上の種が存在します。ドラセナとは種の名前ではなく総称なのです。極めて強靭な生命力を持ち、カナリア諸島において樹齢1000年を超える樹木が存在します。現在、観葉植物として人気が高く、日本でもよく見かけます🪴
ドラセナは数年〜十年に一度しか花を咲かせません。夕方から咲き、翌朝には萎んでしまいます。白い小さな花が寄り集まって咲き、強い香りを放つのが特徴です。実は凄く珍しい花なのです❁⃘*.゚
ドラセナの名前の由来は、ギリシャ語のdrakainaで「雌の竜」を意味します。これは木の幹から出る樹液がまるでドラゴンの血のような赤い色をしてるから付けられた名前です🩸ドラセナの和名は"竜血樹"。こちらの方がピンとくるネーミングかもしれませんね🐉
古来より竜の血は生命力の源で望みを叶える力があるとされています。そこから「困難を乗り越える力」の花言葉が付けられました。今を頑張るあなたにドラセナの加護がありますように𓂃⟡.·
#花 #ドラセナ #幸運の木


ケイ
瑠璃茉莉はイソマツ科ルリマツリ属の多年草
花言葉は「いつも明るい心」
ルリマツリは南南アフリカ原産の常緑低木。日本には明治時代に鑑賞用に輸入されました。花期は5月から10月にかけて。涼しげな青い花を咲かせます。耐寒性があるので、日本のような温暖な地域では少し温湿度を管理すれば年間を通して花を咲かせることが可能です🌸
また、ルリマツリにはプルンバギンという成分が含まれ、抗菌・抗炎症作用があり、アフリカでは頭痛薬や傷薬として使われて来ました💊しかし、この成分は劇薬で、多量摂取すると皮膚刺激や細胞へのダメージを引き起こす毒性を持っています☠️ルリマツリは薬にも毒にもなる存在なんです。
まるで空のような瑠璃色をした茉莉(ジャスミン)に似た花なので"瑠璃茉莉"と名付けられました。長期に渡って咲き続ける花と爽やかな青い花が、見る人の心を明るくすることが花言葉の由来です。「いつも明るい心」ルリマツリのご利益がありますように🍀𓂃𓈒𓏸
#花 #ルリマツリ


ケイ
ゼラニウムはフウロソウ科ペラルゴニウム属の多年草
花言葉は「君ありて幸せ」
ゼラニウムは南アフリカ原産の多年草。多肉質の茎を持ち、乾燥に強い性質を持ちます。花期は無く、適正な温度管理と水やりをすれば、年間を通して花を咲かせることが可能です。平咲きで複数の花が寄り集まるように咲きます。赤・ピンク・オレンジ・紫・白などカラーバリエーションも豊富🎨
ゼラニウムはバラに似た芳香を持ち、イギリスではpoor man's rose(貧者のバラ)の異名で親しまれてきました。多くの地域で栽培され、用途は香水や化粧品、精油に至るまで様々。ゼラニウムの芳しい香りは世界中の人々を魅了しています。
そんなゼラニウムに関する伝説をご紹介します。イスラム教における預言者ムハンマド。ある日、彼は川に洗濯に行きました。洗濯を終えたムハンマドは、近くの枝に洗濯物を干します🧺洗濯物が乾くまで彼は昼寝して待つことにしました💤目を覚ましたムハンマドは木の枝に満開に咲く赤い花に気が付きます。これがゼラニウムです。
日頃の行いが良いムハンマドは草花からも愛される存在でした。そんな彼に会えたのが嬉しくてゼラニウムは花を咲かせたのです🌸このエピソードから「君ありて幸せ」の花言葉が付けられました♡
皆さんも好きな人の前では良いところを見せたいと思った経験はあるかな?そんなゼラニウムのお話しでした𓂃⟡.·
#花 #ゼラニウム


ケイ
夕菅はワスレグサ科ワスレグサ属の多年草
花言葉は「夕暮れの美しさ」
ユウスゲは東アジア原産の多年草。日本では山地に多く分布しています。花期は7月から8月にかけて。黄色いラッパ型の花を咲かせ、甘い香りがあるのが特徴です。主に庭園植物として栽培され、蕾は山菜として食用にも利用されます🌱""
ユウスゲの花は夕方に開花し、翌朝には閉じてしまいます🌆そして葉が菅に似ていることから"夕菅"と名付けられました。日没にひっそりと花を咲かせるユウスゲ。花言葉の「夕暮れの美しさ」は、その刹那の美しさに由来します𓂃⟡.·
このように寿命が一日(24時間)しかない花を"一日花"と呼びます。案外多くの植物が一日花に相当するのですが、ユウスゲのタイムリミットは夕方から翌朝にかけて。非常に短いスパンで萎んでしまいます。およそ1年。それが花を咲かせるのに植物が費やす時間です。この日のために努力を続けても、誰の目にも触れないのは悲しい…そう思いユウスゲを取り上げました🌼
ユウスゲの花が1人でも多くの人に気付いてもらえますように(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚
#花 #ユウスゲ


ケイ
今日も小さな勇者の旅が始まる
#人生 #希望 #勇気
#猫 #猫のいる暮らし


ケイ
紫蘭はラン科ラン属の多年草
花言葉は「苦しむ勇気」
シランは東アジア原産の宿根草。主に日本や中国に多く分布しています。花期は5月から7月にかけて。笹のような長い葉をつけ、紫色の花を咲かせます。紫色のラン科の花であることから"紫蘭"と名付けられました。暑さにも寒さにも非常に強く、野生でもスクスク育つタフな植物です🌱
またシランは仏花として有名。お盆やお彼岸の時期に仏壇に添えられる習慣があります。仏教では、お釈迦様の衣の色は紫色であるとされ、何事にも耐え忍ぶ「忍辱」の精神を象徴する色であると言われています💜
数ある紫色の花の中から仏花としてシランが選ばれたのには理由があります。シランが俯くように咲く姿から困難に耐え、立ち向かうことを連想させる存在だからです。そのため「苦しむ勇気」の花言葉が付けられました。今辛い想いをしてる方にシランのご加護があらんことを𓂃𓂂ꕤ*.゚
困難に立ち向かう勇気の花!シランのお話でした(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゚
#花 #紫蘭 #勇気


ケイ
手水(ちょうず)とは、寺社を参拝した際に手や口を清める水場のことを言います。その水の上に花を浮かべた光景を目にした方はいらっしゃるでしょうか?ちょうど画像のように水鉢をお花でアレンジしたものを花手水(はなちょうず)と呼びます。様々な寺社が花手水を設け、その色とりどりの花々は私達に癒しを与えてくれます𓂃⟡.·
そんな人目を惹きつけてやまない花手水ですが、意外にもルーツは古くありません。2017年に京都の楊谷寺が始めた活動が発端になりました。ちょうどコロナが流行していた時期です。感染拡大防止のため寺社では手水で手を清める事が禁止されていました。その代わりに水場を花で飾り、参拝者をもてなそうとした取り組みなのです⛩️
それがsnsを通して全国に知れ渡り、近年多くの寺社で多種多様な花手水が見れるようになりました。コロナという不幸な出来事が生み出した意外な副産物。皆さんも神社仏閣を訪れた際にはチェックしてみてください。所々で個性光る花手水が見つかる筈。暑い夏、ひと時の涼を得て花手水はいかが🌸🫧?
#花手水 #花


ケイ
黒くも白くもなれないどっち付かずの色が私らしいかと。他人に嫌われたり、恨まれてまで我を通す勇気も無ければ、優しい良い人のフリを続ける忍耐も無いので。
"孤独に歩め。悪を成さず、求めるところは少なく、林の中のゾウのように"

ケイ
吸葛はスイカズラ科スイカズラ属の常緑樹
花言葉は「愛の絆」
スイカズラは東アジア原産の常緑のつる性植物。主に日本や中国に多く分布しています。花期は5月から7月にかけて。甘い香りの白い花を咲かせます。咲き始めは白く、徐々にクリーム色に変化していきます。スイカズラの花には甘い蜜が含まれていて、その蜜を吸うことから"吸い葛"と呼ばれるようになりました。これが名前の由来です🍯
また、スイカズラは古来から生薬の原料としても使われています💊スイカズラの蕾は金銀花(きんぎんか)という漢方薬で利尿作用があり、スイカズラの葉は忍冬藤(にんどうとう)という薬で抗菌・解熱効果を持っています。花からは蜜が取れ、果実は染料になるので、余すところ無く活用できる植物です。昔の人はとても重宝してたそうです。
スイカズラはつる性植物のため、他の植物に絡んで成長します🌿一度絡み付いたら離れない強固な結び付きから「愛の絆」の花言葉が付けられました。2つの花が並んで咲く様子に愛情を感じられますよね💕便利で愛情の深い花🌸スイカズラのお話しでした。
#花 #愛 #スイカズラ

